公開日:2025.02.10
更新日:2025.02.10
海外FXの高いレバレッジは、取引の自由度を高め、少ない資金で大きな利益を狙えるツールとして人気があります。
一方で、「高いレバレッジは危ない」というイメージや、レバレッジを使いすぎて資金を失ったり、最悪の場合破産してしまったという悪い話を聞いたことがある人も多いでしょう。
でも、レバレッジは正しく使えば様々な取引戦略を可能にし、利益を増やすチャンスを広げられます。
この記事でXMTrading(エックスエム)のレバレッジについて詳しく学び、正しい知識を身につけましょう。
この記事は以下の方におすすめです
- 銘柄ごとのレバレッジを知りたい人
- レバレッジ制限と解除方法を知りたい人
- おすすめのレバレッジを知りたい人
この記事の見出し
XMのレバレッジに関する基本知識
XMTrading(エックスエム)は高いレバレッジで有名で、様々なボーナスも提供しているため、海外FXを始めたばかりの人にも人気があります。
少ない資金で大きな利益を狙える海外FXですが、大きな利益を得るにはレバレッジの便利な点とリスクをしっかり理解しておく必要があります。
XMのレバレッジに関する基本知識
- 少ない資金で大きな金額の取引ができる
- 証拠金に余裕が生まれて柔軟な取引ができる
- 高いレバレッジをかけるとリスクが大きくなる可能性もある
まずは海外FXを始めたばかりの方向けに、レバレッジについての基本的な知識をお伝えします。
少ない資金で大きな金額の取引ができる
レバレッジとは、海外FX業者からお金を借りて、自分の資金以上の取引ができるようにする仕組みです。
この考え方は「てこの原理」から来ていて、小さな力で大きな効果を得ることを表しています。
XMTrading(エックスエム)では、担保となる証拠金を用意することで、預けた資金の最大1,000倍まで取引できます。
この高いレバレッジを使うことで、少ない資金からでも大きな利益を狙えるのが海外FXの魅力です。
ここがポイント
レバレッジが高ければ高いほど、少ない証拠金で大きな金額の注文ができますが、預ける資金を調整しないと相場が不利な方向に動いた場合、資金を失う可能性が高くなります。高いレバレッジを使う時は、資金を分けてトレードするなど、しっかりとした資金管理が必要です。
証拠金に余裕が生まれて柔軟な取引ができる
XMTrading(エックスエム)のレバレッジを使うメリットは、高いレバレッジで少ない資金から大きな利益を狙えることだけではありません。
日本国内のFXはレバレッジが極端に低いため、「ドル円を買ってゴールドを売り、さらに株価指数を売りたい。でも証拠金が足りなくてドル円しか買えなかった。」というようなことがよくあります。
一方、XMのような高いレバレッジを提供する海外FXでは、大きな資金を用意しなくても大きな取引ができるため、取引の自由度が高まり、一度に複数の通貨ペアを取引できます。
高いレバレッジを上手く使えば、長期の取引をしながら短期の取引も行うなど、様々なトレード戦略が可能になります。
大きくレバレッジかけるとリスクが増大する可能性も
レバレッジは便利なツールですが、極端に高いレバレッジを使うと損失も大きくなる可能性があります。
100万円を簡単に稼げる一方で、100万円を一瞬で失うこともあるのが高いレバレッジです。
相場の動きによっては口座の資金以上の損失が出る可能性もあるため、資金を失うリスクも高くなることに注意が必要です。
また、普段より大きな金額の取引は、トレーダーに精神的な不安やストレスをもたらすこともあります。
レバレッジを使いすぎると、高い利益を追い求めるあまり大きなリスクを背負い、資産を失ったり破産したりする可能性が高くなるため、レバレッジの扱いには十分な注意が必要です。
XMでのレバレッジ計算方法
XMの最大レバレッジは1,000倍ですが、実際のトレードでは必要証拠金の計算や実効レバレッジの理解が大切です。
これらを知ることで、お金の管理をしっかりしながら、効率的にトレードできます。
ここでは、以下の2つについて説明します。
- 実効レバレッジの計算方法
- 必要証拠金の計算方法
実効レバレッジの計算方法
実効レバレッジは、持っているポジションの総額を口座の資金で割って計算します。
これは、ポジションの総額に対するレバレッジのことです。
この倍率が低いと証拠金維持率が高くなり、ロスカットされにくくなります。
逆に、実効レバレッジが高いと、損失が出たときにロスカットされやすくなります。
実効レバレッジは次の式で計算できます。
実効レバレッジの計算式
実効レバレッジ = (通貨レート × 通貨数量)÷ 証拠金
例えば、1ドルが100円のときに1ロット(10万通貨)の取引をする場合、証拠金残高が1千万円、100万円、1万円のそれぞれで実効レバレッジがどう変わるか見てみましょう。
- 例①:10,000,000円 ÷ 1,000,000円 = 10倍
- 例②:10,000,000円 ÷ 100,000円 = 100倍
- 例③:10,000,000円 ÷ 10,000円 = 1,000倍
このように、口座残高によって実効レバレッジが大きく変わります。
実効レバレッジが高いほどロスカットのリスクも高くなります。
レバレッジ取引に慣れていない人は、実効レバレッジを25倍以内に抑えるよう心がけましょう。
必要証拠金の計算方法
XMでは、証拠金という一定のお金を預けることで、その金額に対してレバレッジをかけた取引ができます。
取引のレバレッジに応じて必要な証拠金を計算する式は次のとおりです。
必要証拠金の計算式
必要証拠金 = 取引数量 × 現在価格 ÷ レバレッジ
例えば、最大レバレッジ1,000倍のXM口座で、ドル円が150円のときに1ロット(10万通貨)のロングポジションを取る場合、必要な証拠金は次のように計算します。
100,000(取引量)× 150(現在価格)÷ 1,000(レバレッジ)= 15,000円(必要証拠金)
XMには「証拠金計算機」があり、レバレッジや取引数量を入力するだけで簡単に必要証拠金を計算できます。
ぜひ使ってみてください。
以下の表は2023年10月時点のレートで必要証拠金を計算したものです。
取引の目安にしてください。
レバレッジ | USDJPY | EURUSD | GBPUSD |
---|---|---|---|
1,000倍 | 15,000円 | 15,700円 | 18,200円 |
888倍 | 16,891円 | 17,709円 | 20,541円 |
500倍 | 30,000円 | 31,400円 | 36,400円 |
400倍 | 37,500円 | 39,250円 | 45,500円 |
300倍 | 50,000円 | 52,333円 | 60,667円 |
200倍 | 75,000円 | 78,500円 | 91,000円 |
100倍 | 150,000円 | 157,000円 | 182,000円 |
※「USDJPY=150円」「EURUSD=157円」「GBPUSD=182円」として計算
ここのポイント
XMでは、わずか15,000円で1ロットの取引ができます。一方、国内FXの25倍レバレッジで同じ量の取引をしようとすると、60万円もの証拠金が必要になります。これを見ると、海外FXのレバレッジがいかにすごいかがわかります。レバレッジ取引をするときは、自分のリスクに合わせて適切なレバレッジと証拠金を選び、慎重に取引するよう気をつけましょう。
XMの最大レバレッジ一覧
XMでは、以下のような銘柄グループごとにレバレッジが設定されています。
- メジャー通貨ペアのレバレッジ
- マイナー・エキゾチック通貨ペアのレバレッジ
- 貴金属のレバレッジ
- 株式CFDのレバレッジ
- 株価指数(現物)CFD商品のレバレッジ
- エネルギーCFD商品のレバレッジ
- 仮想通貨CFDのレバレッジ
それぞれの銘柄グループについて、詳しく見ていきましょう。
メジャー通貨ペアのレバレッジ
メジャー通貨ペアとは、世界中で取引量が多く、流動性の高い通貨ペアのことを指します。
XMでは以下の通貨ペアがメジャー通貨ペアとして扱われています。
- USDJPY(米ドル/日本円)
- EURUSD(ユーロ/米ドル)
- GBPUSD(英ポンド/米ドル)
- USDCHF(米ドル/スイスフラン)
- USDCAD(米ドル/カナダドル)
- AUDUSD(豪ドル/米ドル)
- NZDUSD(ニュージーランドドル/米ドル)
これらのメジャー通貨ペアでは、最大1,000倍という非常に高いレバレッジで取引することが可能です。
ただし、この高レバレッジには注意点があります。
証拠金残高の増加に応じて、レバレッジが段階的に制限されます。
これは、取引額が大きくなるほどリスクも高まるため、それを抑制する目的があります。
また、口座タイプによってもレバレッジの上限が異なります。
ゼロ口座では最大500倍までしか設定できません。
そのため、高いレバレッジを求める場合は、スタンダード口座やKIWAMI極口座を選択するのがよいでしょう。
メジャー通貨ペアのレバレッジ制限は以下のようになっています。
証拠金残高 | スタンダード / マイクロ / KIWAMI極 | ゼロ |
---|---|---|
5 ~ 40,000 USD | 1,000倍 | 500倍 |
40,001 ~ 80,000 USD | 500倍 | 500倍 |
80,001 ~ 200,000 USD | 200倍 | 200倍 |
200,001 USD ~ | 100倍 | 100倍 |
この表から分かるように、証拠金残高が増えるにつれてレバレッジの上限が下がっていきます。
これは、取引額が大きくなるほどリスクも高まるため、それを抑制する目的があります。
高レバレッジでの取引は、大きな利益を得られる可能性がある一方で、大きな損失のリスクも伴います。
自身の取引経験や資金力に合わせて、適切なレバレッジを選択することが重要です。
マイナー・エキゾチック通貨ペアのレバレッジ
マイナー・エキゾチック通貨ペアは、メジャー通貨ペアほど取引量は多くありませんが、多様な通貨ペアを含んでいます。
XMでは以下のような通貨ペアがこのカテゴリーに含まれます。
- AUDCAD(豪ドル/カナダドル)
- AUDCHF(豪ドル/スイスフラン)
- AUDJPY(豪ドル/日本円)
- EURAUD(ユーロ/豪ドル)
- EURCHF(ユーロ/スイスフラン)
- EURGBP(ユーロ/英ポンド)
- EURJPY(ユーロ/日本円)
- GBPJPY(英ポンド/日本円)
- USDTRY(米ドル/トルコリラ)
- USDZAR(米ドル/南アフリカランド)
これらの通貨ペアでは、銘柄ごとに異なるレバレッジ規制が適用されます。
主なレバレッジ設定は以下の通りです。
最大レバレッジ400倍の通貨ペア
AUDCAD、AUDJPY、AUDNZD、CADJPY、EURAUD、EURCAD、EURGBP、EURHUF、EURJPY、EURNOK、EURNZD、EURPLN、EURSEK、EURSGD、EURZAR、GBPAUD、GBPCAD、GBPJPY、GBPNOK、GBPNZD、GBPSEK、GBPSGD、NZDCAD、NZDJPY、NZDSGD、SGDJPY、USDHUF、USDMXN、USDNOK、USDPLN、USDSEK、USDSGD、USDZAR
最大レバレッジ100倍の通貨ペア
EURTRY、USDTRY
最大レバレッジ50倍の通貨ペア
EURDKK、EURHKD、EURRUB、GBPDKK、USDCNH、USDDKK、USDHKD、USDRUB
これらのマイナー・エキゾチック通貨ペアの最大レバレッジは、口座タイプに関係なく適用されます。
ただし、一部の銘柄には証拠金の残高によるレバレッジ制限もあるので注意が必要です。
特に、以下の通貨ペアでは証拠金残高に応じたレバレッジ制限があります。
AUDCHF、CADCHF、CHFJPY、CHFSGD、EURCHF、GBPCHF、NZDCHF、USDCHF
これらの通貨ペアのレバレッジ制限は以下の通りです。
有効証拠金 | レバレッジ |
---|---|
5 ~ 80,000 USD | 400倍 |
80,001 ~ 200,000 USD | 200倍 |
200,001 USD ~ | 100倍 |
マイナー・エキゾチック通貨ペアは、メジャー通貨ペアに比べて流動性が低く、スプレッドが広がりやすい傾向があります。
そのため、これらの通貨ペアで取引を行う際は、市場の動向や経済指標の発表などに特に注意を払う必要があります。
貴金属のレバレッジ
XMでは、以下の貴金属CFD商品が取引可能です。
- GOLD(金)
- XAUEUR(金/ユーロ)
- SILVER(銀)
- PALL(パラジウム)
- PLAT(プラチナ)
これらの貴金属CFD商品では、銘柄によって異なるレバレッジが適用されます。
- ゴールド(GOLD):最大1,000倍
- シルバー(SILVER):最大400倍
- パラジウム(PALL)とプラチナ(PLAT):固定で22.2倍
ただし、貴金属CFDでも口座タイプによってレバレッジが異なるので注意が必要です。
「マイクロ」「スタンダード」「KIWAMI極」口座における貴金属CFDのレバレッジは以下の通りです。
有効証拠金 | GOLD | XAUEUR | SILVER | PALL / PLAT |
---|---|---|---|---|
5 ~ 40,000 USD | 1,000倍 | 1,000倍 | 400倍 | 22.2倍 |
40,001 ~ 80,000 USD | 500倍 | 500倍 | 400倍 | |
80,001 ~ 200,000 USD | 200倍 | 200倍 | 200倍 | |
200,001 USD ~ | 100倍 | 100倍 | 100倍 |
一方、「ゼロ」口座における貴金属CFDのレバレッジは以下の通りです。
有効証拠金 | GOLD | SILVER | XAUEUR | PALL / PLAT |
---|---|---|---|---|
5 ~ 80,000 USD | 500倍 | 500倍 | 500倍 | 22.2倍 |
80,001 ~ 200,000 USD | 200倍 | 200倍 | 200倍 | |
200,001 USD ~ | 100倍 | 100倍 | 100倍 |
貴金属CFDは、通貨ペアとは異なる値動きをすることがあるため、分散投資の観点から人気があります。
特に金(GOLD)は、経済的不確実性が高まる時期に「安全資産」として注目されることが多いです。
ただし、高レバレッジでの取引は大きなリスクを伴うため、十分な知識と経験を積んでから行うことが重要です。
特に、ゴールドの最大1,000倍というレバレッジは非常に高く、わずかな価格変動でも大きな損益が発生する可能性があります。
株式CFDのレバレッジ
XMでは、世界的に有名な企業の株式CFDを取引できます。
以下は取り扱っている主な銘柄です。
- Alibaba
- Amazon
- Apple
- General Electric
- Microsoft
- BMW
- Nestle
- Taiwan Semiconductor
株式CFDでは、口座タイプや有効証拠金による制限はありません。
代わりに、株式の発行国によって固定のレバレッジが設定されています。
株式CFDのレバレッジは以下の通りです。
株式発行国 | レバレッジ |
---|---|
欧州 | 最大10倍 |
米国 | 最大20倍 |
英国 | 最大20倍 |
ギリシャ | 5倍 |
ブラジル | 最大10倍 |
株式CFDのレバレッジは、通貨ペアや貴金属に比べると低めに設定されています。
これは、個別株の価格変動が大きく、リスクが高いためです。
株価指数CFD商品のレバレッジ
XMでは、世界中の主要な株価指数のCFDを取引できます。
これらは現物CFDと先物CFDの2種類があります。
現物CFD銘柄一覧
- GER40Cash(ドイツDAX)
- JP225Cash(日経225)
- UK100Cash(FTSE100)
- US100Cash(ナスダック100)
- US30Cash(ダウ工業株30種平均)
- US500Cash(S&P500)
- SA40Cash(南アフリカTop40)
- CA60Cash(カナダS&P/TSX60)
- ChinaHCash(中国H株指数)
- US2000Cash(ラッセル2000)
- AUS200Cash(オーストラリアS&P/ASX200)
- EU50Cash(ユーロストックス50)
- FRA40Cash(フランスCAC40)
- IT40Cash(イタリアFTSE MIB)
- NETH25Cash(オランダAEX)
- SPAIN35Cash(スペインIBEX35)
- SWI20Cash(スイスSMI)
- HK50Cash(香港ハンセン指数)
先物CFD銘柄一覧
- GER40(ドイツDAX先物)
- JP225(日経225先物)
- UK100(FTSE100先物)
- US100(ナスダック100先物)
- US30(ダウ工業株30種平均先物)
- US500(S&P500先物)
- EU50(ユーロストックス50先物)
- FRA40(フランスCAC40先物)
- SWI20(スイスSMI先物)
- USDX(米ドル指数先物)
- VIX(ボラティリティ指数先物)
株価指数CFDでは、口座タイプや有効証拠金によるレバレッジ制限はありません。
同一銘柄では、現物と先物で共通のレバレッジが適用されます。
現物株価指数CFDのレバレッジ
最大レバレッジ500倍
GER40Cash、JP225Cash、UK100Cash、US100Cash、US30Cash、US500Cash
最大レバレッジ400倍
SA40Cash
最大レバレッジ250倍
CA60Cash、ChinaHCash、US2000Cash
最大レバレッジ100倍
AUS200Cash、EU50Cash、FRA40Cash、IT40Cash、NETH25Cash、SPAIN35Cash、SWI20Cash
最大レバレッジ66.7倍
HK50Cash
先物株価指数CFDのレバレッジ
最大レバレッジ500倍
GER40、JP225、UK100、US100、US30、US500
最大レバレッジ100倍
EU50、FRA40、SWI20、USDX、VIX
株価指数CFDは、個別株よりも分散投資効果があり、一国の経済全体の動きを反映します。
そのため、マクロ経済の見通しに基づいて取引を行う投資家に人気があります。
エネルギーCFD商品のレバレッジ
XMでは、主要なエネルギー商品のCFDを取引できます。
これらも現物CFDと先物CFDの2種類があります。
現物CFD銘柄一覧
- BRENTCash(ブレント原油)
- NGASCash(天然ガス)
- OILCash(WTI原油)
先物CFD銘柄一覧
- BRENT(ブレント原油先物)
- OIL(WTI原油先物)
- OILMn(WTI原油先物 – 翌月限)
- GSOIL(軽油先物)
- NGAS(天然ガス先物)
エネルギーCFDでは、固定制のレバレッジが適用されます。
現物取引では先物より高いレバレッジで取引が可能です。
エネルギー現物CFDのレバレッジ
最大レバレッジ200倍
BRENTCash、NGASCash、OILCash
エネルギー先物CFDのレバレッジ
最大レバレッジ66.7倍
BRENT、OIL、OILMn
最大レバレッジ33.3倍
GSOIL、NGAS
エネルギーCFDは、世界経済の動向や地政学的リスクに敏感に反応する傾向があります。
特に原油価格は、多くの産業に影響を与えるため、重要な指標として注目されています。
仮想通貨CFDのレバレッジ
XMでは、多数の仮想通貨CFDを取引できます。
主な銘柄は以下の通りです。
- BTCUSD(ビットコイン/米ドル)
- ETHUSD(イーサリアム/米ドル)
- XRPUSD(リップル/米ドル)
- LTCUSD(ライトコイン/米ドル)
- ADAUSD(カルダノ/米ドル)
- DOGEUSD(ドージコイン/米ドル)
- SOLUSD(ソラナ/米ドル)
仮想通貨CFDのレバレッジは、銘柄ごとに異なります。
主なレバレッジ設定は以下の通りです。
最大レバレッジ500倍
BTCUSD、ETHUSD、BTGUSD、ETHBTC
最大レバレッジ250倍
BCHUSD、BTCEUR、BTCGBP、ETHUSD、ETHEUR、ETHGBP、LTCUSD、XRPUSD
最大レバレッジ50倍
AAVEUSD、ADAUSD、ALGOUSD、AVAXUSD、AXSUSD、BATUSD、COMPUSD、ENJUSD、FETUSD、GRTUSD、LINKUSD、MATICUSD、SNXUSD、SOLUSD、STORJUSD、SUSHIUSD、UMAUSD、UNIUSD、XLMUSD、ZRXUSD、その他多数
一部の仮想通貨ペアでは、「段階式証拠金率」としてダイナミックレバレッジが採用されています。
これは、取引量に応じてレバレッジが制限される仕組みです。
例えば、BTCUSDの場合
- 0~40ロット:500倍
- 40~120ロット:250倍
- 120~200ロット:50倍
- 200ロット以上:1倍
仮想通貨は価格変動が大きいため、高レバレッジでの取引は非常にリスクが高くなります。
十分な知識と経験を積んでから取引を行うことが重要です。
XMのレバレッジ制限・規制
XMのレバレッジ制限と規制について、海外FXの初心者にも分かりやすく解説します。
XMのレバレッジ規制の概要
XMでは、有効証拠金や口座タイプごとにレバレッジ規制が設けられています。
これは、相場の急変動などから利用者の資金を守るための措置です。
主な規制には以下のようなものがあります。
- 有効証拠金によるレバレッジ規制
- 口座タイプによるレバレッジ制限
- 仮想通貨CFDのロット数によるレバレッジ制限
取引を始める前に、これらの規制を確認しておくことが大切です。
また、XMでは1つのアカウントの証拠金残高の合計でレバレッジが変わるので、取引前にアカウント内の証拠金額をチェックする習慣をつけましょう。
有効証拠金によるレバレッジ規制
XMでは、リアル口座の有効証拠金に応じてレバレッジ制限が段階的に設定されています。
有効証拠金とは、ボーナスと損益を合わせた証拠金残高のことです。
有効証拠金残高 | スタンダード / マイクロ / KIWAMI極 | ゼロ |
---|---|---|
0 ~ 40,000 USD | 1,000倍 | 500倍 |
40,001 ~ 80,000 USD | 500倍 | |
80,001 ~ 200,000万 USD | 200倍 | |
200,001 USD以上 | 100倍 |
有効証拠金が増えるとレバレッジ制限が厳しくなるので注意が必要です。
例えば、4万USDを超えると最大レバレッジが500倍に、8万USDを超えると200倍に制限されます。
証拠金維持率の低下に注意
レバレッジ制限が変わると、証拠金維持率も急に下がる可能性があります。
例えば、レバレッジが1,000倍から500倍に減ると、証拠金維持率はおよそ半分になってしまいます。
突然の証拠金維持率の低下は取引のリスクを高める可能性があるので、事前にリスク管理をしっかりしておくことが大切です。
レバレッジ制限の適用方法
XMでは、レバレッジ制限はアカウント単位で適用されます。
つまり、個別の取引口座の証拠金額ではなく、同じアカウント内の全口座の合計残高(有効証拠金)に対して制限が適用されます。
有効証拠金の計算式
「口座残高」 + 「ボーナス」 + 「未実現損益」= 「有効証拠金」
取引中でも、利益が増えたり追加で入金したりすると、有効証拠金によるレバレッジ制限が適用される場合があります。
経済指標や時間帯によるレバレッジ規制
XMでは、夜間や週末、経済指標発表の前後など、相場の動きが少ない時間帯でも、基本的にレバレッジや証拠金率は変わりません。
これにより、いつでも同じ条件で取引を続けることができます。
ただし、相場の状況や世界情勢によってはレバレッジが制限される可能性もあるので注意が必要です。
XMからのメールやSNSの情報をこまめにチェックし、制限のお知らせがあった場合は慌てずに対応しましょう。
口座タイプによるレバレッジ制限
XMでは、開設する口座タイプによってレバレッジの制限内容が異なります。
口座タイプ | 最大レバレッジ |
---|---|
スタンダード口座 | 1,000倍 |
マイクロ口座 | |
KIWAMI極口座 | |
ゼロ口座 | 500倍 |
1つのアカウントで最大口座まで開設できるので、取引スタイルに合わせて複数の口座を使い分けるのも良いでしょう。
仮想通貨CFDのレバレッジ制限
XMでは、最大レバレッジが250倍以上の仮想通貨ペアに限り、ロット数に応じてレバレッジが変動する仕組み(ダイナミックレバレッジ)が採用されています。
例えば、BTCUSDの場合
ロット数 | 最大レバレッジ |
---|---|
0~40ロット | 500倍 |
40~120ロット | 250倍 |
120~200ロット | 50倍 |
200ロット以上 | 1倍 |
仮想通貨CFDのレバレッジ規制は解除できないので注意が必要です。
銘柄ごとの合計取引ロット数を減らしたり、似た値動きをする仮想通貨に分散したりするなどの工夫をすると良いでしょう。
レバレッジ制限の解除方法
レバレッジ規制の解除を希望する場合は、まず有効証拠金額を400万円以下に減らし、その後XMのサポートデスクにメールで解除の要望を伝える必要があります。
ただし、ゼロ口座では最大レバレッジが500倍に固定されており、1,000倍に変更することはできません。
1,000倍のレバレッジを使いたい場合は、スタンダード、マイクロ、またはKIWAMI極口座の利用を検討しましょう。
XMでのレバレッジ変更方法
海外FXのXMTrading(エックスエム)では、マイページから簡単にレバレッジを変更できます。
以下の手順で変更できるので、ぜひ試してみてください。
レバレッジ変更の3ステップ
- マイページにログイン
- 「マイアカウントの概要」からレバレッジを確認
- 倍率を設定してリクエストを送信
STEP1: マイページにログイン
まずはXMのマイページにログインしましょう。
ログインしたら、「マイアカウントの概要」からレバレッジを変更したいアカウントを選びます。
STEP2: 「マイアカウントの概要」からレバレッジを確認
次に、レバレッジ項目の右側にあるペンシルタイプのアイコンをクリックします。
ここで現在のレバレッジ倍率も確認できます。
STEP3: 倍率を設定してリクエストを送信
最後に、変更したい倍率を選んで「リクエスト送信」をクリックします。
変更は即時反映されるので、「マイアカウントの概要」で確認しましょう。
XMでのおすすめレバレッジ設定
レバレッジは高ければいいというわけではありません。
長く利益を出し続けるには、リスク管理が大切です。
ここでは、安全とリスクのバランスが取れたレバレッジ設定を紹介します。
トレーダーのレベル | おすすめレバレッジ |
---|---|
初心者 | 100倍~200倍 |
中級者 | 300倍~500倍 |
仮想通貨 | 100倍 |
初心者トレーダーのおすすめレバレッジ
初心者には100倍~200倍がおすすめです。
多くの利益を出し続けているトレーダーも、実際には100倍~200倍程度のレバレッジを使っています。
初心者は知らず知らずのうちにハイレバレッジになってしまうリスクがあるので、あらかじめ低めに設定しておくのがいいでしょう。
大きな利益を出すことだけが正しいわけではありません。
過度なリスクを取ると、後々癖になってしまう可能性があります。
まずは控えめなレバレッジで取引することを心がけましょう。
中級者トレーダーのおすすめレバレッジ
経験があり、実効レバレッジの知識がある中級者には300倍~500倍がおすすめです。
1,000倍のレバレッジを実際に使うことはほとんどなく、500倍でも全額使えば危険です。
中級者でも熱くなってしまう瞬間はあります。
そういった時の損失を抑えるためにも、口座のレバレッジは控えめに設定しておくことをおすすめします。
仮想通貨トレーダーのおすすめレバレッジ
仮想通貨トレーダーには100倍のレバレッジがおすすめです。
積極的なトレーダーでも、実際に使う実効レバレッジは25倍~50倍程度です。
仮想通貨取引では、100倍でも十分にハイレバレッジと言えます。
レバレッジはリスクに応じて選ぼう
XMTradingでは、レバレッジを1,000倍にして大きな利益を狙うことも、100倍のように控えめに設定することもできます。
しかし、過度なリスクを取り続けると、資金を守り続けることは難しくなります。
海外FXで長く利益を出し続けるには、利益とリスクのバランスを自分の能力に合わせ、少しずつ利益を積み上げるのが近道です。
この記事で紹介した内容を実践して、より多くの利益を残せるトレーダーを目指しましょう。