XM(XMTrading)のゴールド取引!口座別のスペックや表示されない対処法を解説
XMTrading(エックスエム)でゴールドを取引しようとして、チャートにXAUUSDが見当たらない、口座によってスプレッドが違うらしい、そのあたりで手が止まっている方は多いと思います。
XMのゴールドは「GOLD」という名前で並んでいて、中身は一般的なXAUUSD(金/米ドル)と同じものになります。ただしシンボル表記やスプレッド、レバレッジは口座タイプごとにきちんと変わってきます。
注意したいのは口座タイプによるレバレッジ差で、Zero口座だけは最大レバレッジが500倍です。ほかの口座と同じ感覚でロットを決めると、証拠金が足りなくなります。
XMのゴールドについて、4口座のスペック比較から、1ロットあたりの証拠金や損益、取引時間、銘柄が表示されないときの対処法まで一通りまとめました。
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XMのゴールド(GOLD)はXAUUSDと取引できる金銘柄
XMのゴールドは、金の価格を米ドル建てで売買するための銘柄です。金の現物を受け取るわけではなく、価格の上げ下げだけを取引する形です。買いエントリーからでも売りエントリーからでも入れるので、金が下がっていく局面でも取引の機会はあります。
ゴールドが海外FXで人気を集めている理由は、やっぱり値動きの大きさでしょう。ドル円が一日で数十銭しか動かないような日でも、ゴールドは数ドル動くことがあります。
同じロット数でも損益の振れ幅が通貨ペアとはまったく違います。最初は控えめなロット(取引数量の単位)から始めると、値動きの荒さに振り回されずに済みます。
もう一点、XMのゴールドは口座タイプの選び方で条件がくっきり変わります。スプレッドもレバレッジの上限もスワップの有無も、口座ごとに別ものです。銘柄そのものの性質を理解するのと同じくらい、どの口座で取引するかが結果を分けます。
ゴールド(GOLD)とXAUUSDの関係
ゴールド(GOLD)とXAUUSDは、名前こそ違うものの中身は同じです。XAUは金を表す通貨コードで、USDは米ドルを指します。つまりXAUUSDは「金を米ドルで買う/売る」という意味で、XMはこれをGOLDと表記して一覧に出しているだけです。
迷いが生まれるのは、他社のプラットフォームやチャートサイトがXAUUSDと表示しているからです。XMの気配値(プラットフォーム上の銘柄一覧)でXAUUSDをそのまま検索しても、同じ名前ではヒットしないことがあります。
探しているのはXAUUSDでも、XMの中ではGOLDを開けばいいと読み替えてください。読み替えを知らないまま「XMにはゴールドの銘柄がない」と判断してしまう例もあります。
ちなみに価格の表示単位も、一般的なXAUUSDと同じく1オンス(金の重さの単位)あたりの米ドル価格です。
他社のチャートで見ていた価格とXMのGOLDは、同じ市場を参照しています。これまで分析に使っていたインジケーターや水平線も、そのまま持ち込めます。
XMで取引できる金関連の銘柄
XMで取引できる金関連の銘柄は、GOLD以外にもいくつか用意されています。基本になるのは米ドル建てのGOLDですが、マイクロ口座向けの取引単位が小さい銘柄や、ユーロ建て・円建ての金など、少し系統の違う銘柄も並んでいます。
代表的なところを挙げると、こんな顔ぶれです。
- GOLD
- GOLDmicro
- XAUEUR
- XAUJPY
- XAUCNH
米ドル建て以外を選ぶと、金そのものの値動きに加えて、その通貨と米ドルの為替の動きも損益に乗ってきます。ユーロ建ての金を持つと、金がほとんど動いていなくてもユーロの上下で口座残高が変わります。円建てのXAUJPYなら、そこに乗るのはドル円の動きです。
慣れないうちは値動きの要因が二重になるぶん読みにくくなります。スプレッドもスタンダード口座ならGOLDの4.0pipsに対してXAUEURは6.5pipsと広いので、まずは米ドル建てのGOLDから入るのが素直です。
どの銘柄を選ぶかで深く悩む必要は、実のところあまりありません。取引量が多くて情報も揃っているのがGOLD、少額で感触を試したいならGOLDmicroで、この二択でほぼ足ります。
XMで取引できる金関連の銘柄はざっと4つ!

・GOLD…ドル
・XAUEUR…ユーロ
・XAUJPY…円
・XAUCNH…人民元(中国)
同じ金でも、取引に使う通貨だけで4種類もあるんだね。
(ちなみにGold Fieldsは金そのものじゃなくて金を採掘してる鉱山会社の株)
気配値をちらっと見てみたけど、金関連の銘柄は他の銘柄に比べて動きがめちゃくちゃ激しい!
他の銘柄の倍のスピードで数字が目まぐるしく変わるし、振れ幅も大きい。
上手くやればかなり稼げそうだけど、普段ドル円で取引してる私にはハードル高いかも?
ある程度取引慣れしてる上級者向けに感じるね。
XMのゴールドの口座タイプ別スペック早見表
口座タイプが変われば、ゴールドの取引条件も変わります。スタンダード、マイクロ、KIWAMI極、Zeroの4つがあるので、それぞれのゴールドのスペックをざっと一覧にしました。
| 口座タイプ | スプレッド・手数料 | 最大レバレッジ |
|---|---|---|
| XMTradingスタンダード | 最小スプレッド4.0pips/取引手数料なし | 1,000倍 |
| XMTradingマイクロ | 最小スプレッド4.0pips/取引手数料なし | 1,000倍 |
| XMTrading KIWAMI極 | 最小スプレッド2.0pips/取引手数料なし | 1,000倍 |
| XMTrading Zero | 最小スプレッド1.4pips/別途、取引額の0.005%(片道) | 500倍 |
上の表でぜひ意識してほしいのが、右端の列です。Zero口座だけ、最大レバレッジが500倍に設定されています。
XMのレバレッジは1,000倍として語られることが多いので、Zeroも同じだと決めつけたままロットを組むと危険です。必要証拠金が想定の倍になり、発注が通らなくなります。
スワップ(ポジションを翌日に持ち越したときに発生する金利差の調整額)については、KIWAMI極だけがスワップフリーで、ゴールドも対象に含まれます。数日以上またいで持つなら、この一点だけでKIWAMI極が候補に入ります。
そして上で挙げた数値は、この先の各章で扱う「代表値」として見ておいてください。実際の口座選びでは、スプレッドの平均値やZeroの手数料まで含めた実質コストで比べる必要があるので、ここから順番に細かく見ていきます。
XMには4つの口座タイプがあるけど、それぞれメリットが違うから自分に合ったものを選ぶのがおすすめ!
例えばスプレッド(取引する際の手数料)だけで見たら、Zero口座が圧倒的にお得。

スプレッドは狭ければ狭い(数字が小さい)ほど良いから、1.0pipsのZero口座なら手数料をぐっと抑えられるよ!
ただし、Zero口座は見てわかる通り4タイプの中でも1番レバレッジが低め。取引手数料が発生するのも難点だね。
最大1,000倍のレバレッジをかけてがっつり大きい取引したい!って人には向かないかも。




スプレッド重視ならZero口座、レバレッジ重視ならその他の口座を選んでみて!
Zero口座でゴールド取引するときの最大レバレッジは500倍。

XMは「最大1,000倍のレバレッジ!」って謳ってるから勘違いしやすいけど、Zero口座は例外になるから要注意!
例えば1,000万円の取引をしたいって場合、他口座なら最低10,000円入ってれば良いけど、Zero口座では20,000円必要になるってイメージ。
より少額で大きな取引をしたい場合には不利だけど、その分スプレッドが狭いからコストを抑えてコツコツ利益を狙いたい人にはぴったり♪
XMのゴールドのスプレッド
XMのゴールドのスプレッドは、口座タイプによってはっきり差が出ます。そもそもゴールドは通貨ペアよりスプレッドが広めの銘柄なので、短期でエントリーを重ねるほどこの差が効いてきやすいんですよね。
厄介なのは、表示されているスプレッドの数字だけでは総コストが見えてこない口座があることです。Zero口座はスプレッドが極端に狭い代わりに取引手数料が別で乗るため、表示スプレッドと実際のコストが一致しません。
口座別の詳しい数字と、時間帯ごとのスプレッドの広がり方を、順番に整理していきます。
口座タイプ別スプレッドの詳細(最小・平均・実質コスト)
ゴールドの口座タイプ別スプレッドを「実質コスト」で並べ直してみると、KIWAMI極が全体としていちばん軽い水準になります。取引手数料がかからないうえに、最小スプレッドもスタンダードの4.0pipsに対して2.0pipsと、明らかに狭い設定です。
スタンダードとマイクロは、ゴールドの最小スプレッドがどちらも4.0pipsで同じです。この2つはスプレッドの広さで選ぶというより、どれくらい細かい取引単位で売買したいかで選ぶ口座です。
ややこしいのがZeroです。Zero口座は表示スプレッドが4口座でいちばん狭い1.4pipsまで下がりますが、取引額の0.005%(10万ドルあたり片道5ドル)の取引手数料が別途かかります。
ここで効いてくるのが、ゴールドの1ロット=100オンスという単位の大きさです。1オンス4,000ドルなら取引額は40万ドルで、手数料は片道20ドル、往復40ドルになります。1pipsは1ロットあたり1ドルなので、スプレッドに換算すると40pips分の上乗せです。
表示スプレッド1.4pipsに40pipsが乗るため、ゴールドに関してはZeroがいちばん割高になります。表示だけを見て「Zeroがいちばん安い」と判断すると、この差を見落とします。
初心者が見落としがちなのが、「最小値」と「平均値」の差です。公式サイトなどに載っているのは条件のいいときの数値で、実際に自分が取引する時間帯の平均値は、それより広くなります。ゴールドは通貨ペアよりも、この差が開きやすい銘柄でもあります。
最小スプレッドだけを見て口座を決めると、いざ取引を始めてから「こんなに広がるのか」と驚くことになります。
KIWAMI極は取引手数料を別に取らず、コストをスプレッドに一本化しています。表示された数字を読めば総コストがそのまま分かるので、他の口座と比べるときの起点にしやすい口座です。
コスト面の結論だけ言えば、ゴールドを取引するならKIWAMI極です。Zeroの極小スプレッドが生きるのは、1ロットあたりの取引額が小さい通貨ペアのほうになります。
コストで選ぶのか取引単位で選ぶのかを取り違えると、あとから別の口座を開き直す手間が出てきます。ゴールドは通貨ペアよりコストの絶対額が大きく、口座選びの差は取引回数を重ねるほど結果に響きます。
実質コストの見方
スプレッドだけを見比べるのではなく、往復分の取引手数料をスプレッドに換算して足してから比べると判断しやすくなります。Zero口座は手数料をプラスした状態が本当のコストで、KIWAMI極は表示スプレッドがそのまま総コストです。手数料は取引額に対してかかるので、1ロットの取引額が大きいゴールドほど重くなります。
スプレッドが広がりやすい時間帯
ゴールドのスプレッドが広がりやすいのは、日本時間の早朝です。市場参加者が少なくなる時間帯にあたります。
ニューヨーク市場が閉まってから東京市場が本格的に動き出すまでのあいだは、ゴールドの流動性(取引の成立しやすさ)が落ちます。スプレッドが平常時の数倍まで開くこともあります。
米国の重要指標が発表されるタイミングも似たような状況になります。雇用統計や消費者物価指数の発表前後はゴールドが大きく動きやすく、その荒さに合わせてスプレッドも一気に開きます。
広がっている最中に成行でエントリーすると、想定より不利な価格をつかむことになりがちです。成行はそのときの価格ですぐ約定させる注文なので、スプレッドが広い瞬間はその広さをそのまま負担します。
急変時には、注文を出した価格と実際の約定価格がずれる(スリッページする)ことも起こります。スプレッドの広さとセットで表れる現象です。
対策自体は明快です。早朝と指標発表の前後は取引しない、それだけでも余計なコストを減らせます。どうしてもその時間を狙いたいなら、成行ではなく指値(価格を指定して待つ注文)で発注しておくことで、想定外の価格で約定するリスクを抑えられます。
反対にスプレッドが落ち着きやすいのは、ロンドン時間からニューヨーク時間にかけて、日本時間だと夕方から深夜のゾーンです。
XMのゴールドのレバレッジと必要証拠金の決まり方
XMのゴールドのレバレッジと必要証拠金は、3つの要素で決まります。どの口座タイプを使っているか、口座にどれくらい資金が入っているか、そして何ロットで発注するか、この3つが噛み合って実際に必要な証拠金の額が決まります。
気を付けておきたいのが、真ん中の「口座にいくら入っているか」の部分です。XMは有効証拠金が増えてくると最大レバレッジを段階的に引き下げます。資金を増やしたつもりが、同じロットを持つのに必要な証拠金は増えていた、となりかねません。
口座タイプの違い、有効証拠金による段階制限、計算方法の順に見ていきましょう。
口座タイプで変わる最大レバレッジ(Zero500倍)
ゴールドの最大レバレッジは、使っている口座タイプによって変わります。スタンダード、マイクロ、KIWAMI極の3つは最大1,000倍まで使えるのに対して、Zero口座だけは最大500倍です。
レバレッジの差は、そのまま必要証拠金の違いとして効いてきます。同じ数量のゴールドを持とうとした場合、Zero口座では他の口座の2倍の証拠金を用意しないといけません。
極小スプレッドに惹かれてZeroを選んだあとで、発注時に証拠金不足に気づくパターンもあります。Zero口座を使うのであれば、資金計画そのものをレバレッジ500倍前提に組み直しておく必要があります。
一方で、少ない資金でロットを確保したいなら、Zero以外の3口座のほうが向いています。ゴールドは価格そのものが高い銘柄なので、レバレッジの上限が半分になるインパクトは、通貨ペア以上に大きな負担になります。口座を選ぶ前に確認しておきたい点です。
有効証拠金の増加で下がる最大レバレッジ
有効証拠金が増えてくると、XMでは最大レバレッジが段階的に下がります。有効証拠金というのは、口座残高にボーナスと保有ポジションの含み損益を反映させた、その時点で実際に使える資金のことです。
引き下げのラインは有効証拠金が4万ドル・8万ドル・20万ドルで、超えるたびに上限が500倍・200倍・100倍と一段ずつ下がっていきます。判定は保有している全口座の合算で行われます。
段階制限で困るのは、自分では何も操作していないのに条件だけ変わってしまう点です。取引がうまくいって残高が増えた、あるいは追加で入金した。ただそれだけで、次に持つポジションの必要証拠金は前より増えます。
含み益が乗っている状態も、有効証拠金を押し上げます。ポジションを持ったまま相場が伸びていくと、そのあいだに段階制限のラインを越えてしまっていて、追加のポジションを持とうとしたときに証拠金が足りなくなることも起こりえます。
資金が増えたときほど、適用されているレバレッジ倍率をチェックする。この習慣があるだけで、想定外の証拠金不足は避けやすくなります。
Zero口座は最大500倍スタートなので、4万ドルのラインでは倍率が変わりません。ただし8万ドルを超えれば200倍、20万ドル以上なら100倍と、そこから先は同じように下がっていきます。
レバレッジで変わる必要証拠金の計算方法
ゴールドの必要証拠金は、次の式で計算できます。
必要証拠金=ゴールドの価格 × 取引数量 ÷ レバレッジ
ここでいう取引数量は、ロット数に1ロットあたりのオンス数を掛けたものです。ゴールドは1ロット=100オンスなので、0.1ロットなら10オンス、0.01ロットなら1オンスです。
実際に数字を当てはめてみます。ゴールドの価格が1オンスあたり4,000ドル、0.1ロット(10オンス)を最大1,000倍のレバレッジで持つとすると、4,000ドル × 10オンス = 40,000ドルが取引額です。
これを1,000で割ると40ドル、日本円にして数千円くらいが必要証拠金です。同じ条件をZero口座の500倍で計算すると、40,000ドル ÷ 500 = 80ドルになり、ちょうど倍です。レバレッジが半分になると、必要証拠金は倍になります。
注意しておきたいのが、計算に使う価格が「そのときのゴールドの価格」である点です。金の価格が上昇していく局面が続くと、同じロット数でも必要証拠金は少しずつ増えていきます。数か月前に計算した数字のままロットを決めると、証拠金が足りなくなります。
XMのゴールドの1ロットあたりの損益とスワップ
1ロットあたりの損益とスワップは、セットで見ておくと判断しやすくなります。取引で取る値幅の損益と、ポジションを持ち続けることで発生するコスト、この両方が口座残高を動かすからです。
ゴールドは通貨ペアと単位の考え方が違うので、ドル円の感覚のまま計算すると数字がずれてしまいます。1ロットが何オンスなのか、1pips動くといくら変わるのか、先に揃えておきます。
そのうえで、日をまたいで保有したときにかかってくるスワップの重さをチェックしていきます。
ゴールドの1ロットは100オンス(最小0.01ロット)
XMのゴールドは、1ロット=100オンスで設定されています。通貨ペアの1ロット=10万通貨とは別物の単位なので、頭の切り替えが要ります。
最小の取引数量は0.01ロットで、オンスに直すと1オンスです。ゴールドの価格が1オンス4,000ドルなら、取引額は4,000ドル分になります。少額から試したい方には、0.01ロットが入り口になりやすいでしょう。
マイクロ口座を使う場合は、GOLDmicroという銘柄が別で用意されていて、こちらは取引単位がさらに小さくなっています。数千円レベルの資金でとりあえずゴールドの値動きを体験したい段階なら、マイクロ口座のGOLDmicroが向いています。
ただしマイクロ口座の最小注文数は、MT4が0.01ロット、MT5は0.1ロットです。口座開設時の初期設定はMT5なので、いちばん小さい単位から試したいならMT4を選んでください。
最大の取引数量にも上限があり、1回の注文で出せるのは50ロットまでです。同時に保有できるポジションにも枠があるため、大きめのロットで取引する予定があるなら、事前に取引条件を確認しておくとよいです。
単位を勘違いすると、狙っていた規模の100倍ものポジションを持ってしまうこともありえます。ロット数を入力したあとに発注画面の必要証拠金をひと目確認するだけでも、この取り違えは防げます。
値幅(pips)の変動で決まる損益額の計算方法
ゴールドの損益額は、値幅(pips)に「1pipsあたりの金額」を掛けて出していきます。ゴールドの価格が0.01ドル動くのを1pipsと数えるので、1ドル動けば100pipsです。
1ロット(100オンス)を保有している場合、価格が1ドル動くと損益は100ドルです。1pipsあたりに直すと1ドルで、0.1ロットなら1pipsあたり0.1ドル、0.01ロットなら0.01ドル、ときれいに比例していきます。
一日で数ドル動く銘柄なので、1ロットを持っていれば平常な一日でも数百ドル単位で損益が動きます。相場が荒れた日には十数ドル動くこともあり、その場合の振れ幅は1,000ドルを超えます。
ドル円で1ロットを持っている感覚のままゴールドで1ロットを持つと、損益の振れ方が別物に感じられるはずです。
そのため、最初に決めるべきなのは、エントリー方向やタイミングよりロット数です。1回の取引でどれくらいの損失まで許容するかを先に決めて、そこから逆算してロットを出す。
ゴールドは値幅の大きい銘柄で、その大きさは損失側にも同じように効きます。意識しておくと、ロットの決め方が変わります。
保有期間で変わるスワップコスト
ゴールドのスワップは、ポジションを日をまたいで持つと毎日発生します。買いポジション側は支払いになることが多く、売りポジション側は受け取りになる場面もあります。水曜日は3日分がまとめて計上されるため、負担も受け取りも通常の3倍です。
数日で決済する前提なら、スワップの影響はそれほど大きくありません。ただ、買いポジションを数週間から数か月にわたって持ち続けると、値幅で取った利益の一部がじわじわ削られていきます。1日あたりの金額が小さく見えても、保有日数を掛け算するとそれなりの規模になってくるので。
ゴールドの買いを長期で抱えていて、思ったほど利益が伸びていないときは、スワップの累計を一度確認してみてください。
とはいえ、これは「ゴールドの長期保有はやめたほうがいい」という話ではありません。取りうる選択肢は3つあります。ひとつめは、売り方向でのエントリーをメインにすることです。ゴールドの下落局面を狙うなら、スワップは負担ではなく受け取り側に回ることもあります。
ふたつめは、KIWAMI極口座を使う方法です。KIWAMI極はスワップフリーなので、どれだけ日をまたいでもスワップコストが積み上がりません。ゴールドを中長期で持つスタンスなら、この一点だけでKIWAMI極を選ぶ理由になります。
みっつめは、ポジションの保有期間そのものを設計に入れてしまうことです。狙う値幅とスワップの累計を先にざっくり見比べておきます。値幅のほうが大きければ保有を続け、そうでなければ決済する。判断を先に済ませておけば、決済のタイミングで迷いません。
スワップ負担を抑える判断軸
数日で決済するなら口座タイプはコスト重視で選び、数週間以上またぐならKIWAMI極のスワップフリーを優先します。売り方向で入る場合はスワップが受け取りに回ることもあるので、エントリー方向とセットで口座を決めると無駄が出にくいです。
XMのゴールドの取引時間
ゴールドは、平日であればほぼ一日中取引できます。ただ細かく見ると、開始と終了の時刻は夏時間と冬時間で1時間ずつずれますし、1日1回は取引が止まる時間帯もあります。
時刻を押さえていないと、注文を出そうとして「市場閉鎖」と表示されて戸惑いかねません。ゴールドの銘柄自体は表示されているのに発注だけができないときは、まず時間帯を疑ってみてください。
基本の取引時間から、夏時間と冬時間の切り替え、年末年始の休場までを順に押さえていきます。
ゴールドの基本的な取引時間(平日ほぼ24時間)
ゴールドの基本的な取引時間は、月曜の早朝から土曜の早朝までで、平日はほぼ24時間動いています。通貨ペアと同じように、世界のどこかの市場が開いているあいだは取引できる、と考えると分かりやすいはずです。
ただ、ゴールドには通貨ペアにはない小休止があります。1日1回、日本時間の早朝に約64分の取引休止時間が入っていて、ニューヨーク市場が閉まってから次の取引日が始まるまでのあいだ、この時間帯だけはゴールドの注文が通りません。
土日は完全に休場です。金曜の取引終了から月曜の取引開始までは、新規の発注も保有ポジションの決済もできなくなります。
ゴールドを取引しやすいのは、日本時間の夕方から深夜です。ロンドン市場とニューヨーク市場が重なり、流動性が高くなるゾーンにあたります。早朝は取引自体はできても、スプレッドが大きく開く点に注意してください。
取引できる時間と、実際に取引したほうがいい時間は別物です。先に押さえておくと、時間の使い分けで迷いません。
夏時間・冬時間で変わる開始・終了時刻
ゴールドの開始・終了時刻は、夏時間と冬時間でそれぞれ1時間ずつずれます。欧州のサマータイムに合わせてXMのサーバー時間も切り替わるためで、日本時間で見ると次のとおりです。
| 期間 | 月〜金の取引時間 | 1日の取引休止 |
|---|---|---|
| 夏時間 | 7:02〜翌5:58 | 5:58〜7:02(約64分) |
| 冬時間 | 8:02〜翌6:58 | 6:58〜8:02(約64分) |
上の表のとおり、夏時間・冬時間のどちらでも、1日1回およそ64分の取引休止が入ります。この時間帯は新規の発注も決済もできないので、早朝にポジションを動かす予定があるなら、休止に入る前に片づけておくと安心です。
夏時間と冬時間の切り替え日は毎年変わります。3月の最終日曜と10月の最終日曜あたりで切り替わりますが、具体的な日付は年ごとに前後するので、切り替えの時期が近づいてきたら最新の告知を確認しておくと確実です。
切り替え直後の数日は、いつもの感覚で「もう開いているだろう」とチャートを見に行き、まだ閉まっていて戸惑いがちです。
年末年始・クリスマスの休場
ゴールドの取引は、年末年始とクリスマスのタイミングで休場になります。12月25日のクリスマスと元旦は市場そのものが閉まるため、XM側でもゴールドの取引ができません。
面倒なのは、休場が当日だけで完結しないことです。クリスマスイブや大晦日は、通常より早く取引が終わるケースがあります。完全に閉まる日と短縮営業の日が混ざるので、年末は日ごとに扱いが違うものだと考えておいたほうがいいです。
さらにこの時期は、市場参加者が一気に減ります。取引自体はできる時間帯でも流動性が落ちていて、スプレッドが普段よりかなり広がることがあります。値動きも取引量が細る中で急に飛ぶことがあり、いつもの感覚では読みにくい相場です。
休場のスケジュールは毎年変わります。年末が近づいてくると公式からお知らせが出るので、ポジションを持ち越すつもりがあるなら、その年のスケジュールを一度は確認しておきましょう。
XMでゴールド(XAUUSD)が表示されないときの対処
XMでゴールド(XAUUSD)が表示されないときは、たいていの場合、探している名前が実際のシンボルと違っているのが原因です。口座側の問題を疑う前に、まずシンボル表記から確認していくと早く片づきます。
代表的なのは、XAUUSDで検索しているケースです。XMの気配値にXAUUSDという表記の銘柄はなく、ゴールドはGOLDの名前で並んでいます。他社のチャートやSNSで見たXAUUSDをそのまま検索してもヒットしないのは、そのためです。
もうひとつが、口座タイプによってシンボル表記の末尾が変わる点です。同じゴールドでも、口座ごとに最後の記号が違います。
正しいシンボルの確認方法から、MT4・MT5(MetaTraderという取引プラットフォーム)とXMTradingアプリそれぞれでの検索手順まで順に説明します。
口座タイプ別の正しいシンボルを確認する
口座タイプ別の正しいシンボルは、次のように分かれています。
| 口座タイプ | ゴールドのシンボル | 補足 |
|---|---|---|
| XMTradingスタンダード | GOLD | 1ロット=100オンス |
| XMTradingマイクロ | GOLDmicro | 取引単位が小さい |
| XMTrading KIWAMI極 | GOLD# | 末尾に「#」が付く |
| XMTrading Zero | GOLD. | 末尾に「.」が付く |
上の表で特に意識してほしいのが、KIWAMI極とZeroです。この2つは末尾に記号が付くので、GOLDだけで検索していると自分の口座のゴールドにたどり着けないことがあります。
KIWAMI極の口座を開いてGOLDを探しているのに見つからないときは、GOLD#を探すのが正解です。
そしてXAUUSDで探していた人は、すべてGOLD系のシンボルに読み替えて見直してみてください。名前が違うだけで中身は同じ金/米ドルです。
裏を返すと、自分がどの口座タイプで取引しているのか把握していないと、正しいシンボルにたどり着けません。XMTradingポータル(旧・会員ページ)で口座タイプを確認してから、対応するシンボルを探す、この順番で進めるとスムーズです。
複数の口座を持っている人は、今ログインしている口座と探しているシンボルが噛み合っているかも一度見ておきましょう。スタンダード口座にログインした状態でGOLD#を探しても、当然ながら出てきません。
MT4・MT5でシンボルを検索する
操作の起点になるのは、気配値表示の検索窓です。気配値の一覧を表示して、検索欄に自分の口座タイプに対応したシンボルを入力すると、該当する銘柄だけが絞り込まれます。
つまずきやすいのが、検索結果に似た名前の銘柄が紛れ込む点です。「GOLD」で検索すると、金そのものの銘柄だけでなく、金鉱山関連の株式など、名前にGOLDを含む別の銘柄も一緒に出てきます。
名前だけを頼りに選ぶと、金の価格ではなく株価を取引してしまいかねません。
見分け方は2つあります。まず価格の桁を見てみます。ゴールドは1オンスあたり数千ドル台の価格で表示されるので、数十ドル台の銘柄が出てきたら、それは金そのものではありません。
もうひとつは、銘柄が属しているカテゴリの確認です。ゴールドは貴金属や商品のカテゴリに入り、株式のカテゴリには入りません。
候補が絞れてきたら、チャートを開いて価格の動きを見てください。他社のチャートで見ていたXAUUSDと同じ価格帯で動いているなら、それが探していたゴールドです。
XMTradingアプリでシンボルを検索する
XMTradingアプリでゴールドのシンボルを探す場合は、商品や貴金属のカテゴリを開くと見つかります。銘柄がカテゴリごとに整理されているためで、MT4・MT5とは操作の流れが少し違います。
検索窓から直接探すこともできますが、カテゴリから辿るほうが確実です。MT系で起こりがちな「名前が似ている別銘柄が大量に混ざる」場面が少なく、初心者には扱いやすいはずです。
ログインしている口座タイプに応じて、表示されるシンボルも自動で切り替わります。KIWAMI極でログインしていればGOLD#が、Zeroなら「GOLD.」が並びます。
チャート閲覧だけならMT系、注文と口座管理までまとめて済ませたいならXMTradingアプリ、といった使い分けもできます。両方に同じ口座でログインできるので、片方で表示できなかったら、もう片方を開いてみるのが早いです。
XMでゴールドの取引ができない原因
XMでゴールドの取引ができない原因は、大きく分けて5つです。チャートは表示されているのに、注文だけが通らない場合が、ここに当たります。
そもそもゴールドがチャートに出てこない場合は、シンボル表記まわりの話であることが多いので、ひとつ前の章の対処を先に試してみてください。以下の5つを上から順に確認していくと、どこかで該当するはずです。
取引時間外・市場の休場中
ゴールドの取引ができない理由でまず疑いたいのが、単純な取引時間外です。ゴールドには1日1回の取引休止時間があり、この時間帯だけは注文が受け付けられません。日本時間の早朝にあたるところなので、朝や深夜に取引しようとすると引っかかります。
土日も同じです。金曜の取引終了から月曜の開始までは、新規の発注もポジションの決済もできません。
年末年始やクリスマスの休場も扱いは同じです。日程は年によって前後するので、注文が通らないときは休場スケジュールを一度確認してみてください。
時間帯が原因であれば、基本的には待てば解決します。プラットフォームの再起動や再ログインで直る類の問題ではありません。
証拠金不足
証拠金不足も、ゴールドの発注が通らない典型的な理由です。ゴールドは価格が高い銘柄なので、通貨ペアと同じロット数を入れると、必要証拠金が想定より大きくなってしまいます。
特にZero口座は最大レバレッジが500倍なので、他の口座の2倍の証拠金が必要です。別の口座タイプで取引を始めた直後から急に発注が通らなくなった場合は、この点が原因かもしれません。
また、有効証拠金が増えた結果、段階制限がかかって適用レバレッジが下がっていることもあります。残高は増えているのに証拠金が足りなくなる、一見おかしな状況です。段階制限を知っていれば説明がつきます。
対処としては2パターンで、ロット数を下げるか、口座に追加で入金するかです。まずはロットを落として発注が通るか試してみるのが、手軽で状況も把握しやすいです。
システムメンテナンス中
サーバーの保守作業が入っている時間帯も、ゴールドの取引はできません。XMTrading側でメンテナンスが行われている間は、プラットフォームへの接続や注文の受付が制限されることがあります。
メンテナンスの予定は、公式サイトやXMTradingポータルのお知らせに出ます。突然つながらなくなったときの確認先として覚えておくと対処しやすくなります。
取引時間内なのに全銘柄が動いていないようであれば、メンテナンスの可能性が高いと考えてよさそうです。
ゴールド取引の一時停止
ゴールドの取引が一時的に停止されることもあります。これは通常の取引時間外とは別で、本来なら動いている時間帯に、突発的にゴールドの発注だけが止まる状況を指します。
きっかけになるのが、相場の急変です。重要な指標の発表や、戦争・紛争といった世界情勢の急変などでゴールドが激しく動いたとき、価格の配信が不安定になると、XM側で取引を一時的に停止する判断をすることがあります。
ゴールドだけが止まっていて、通貨ペアは普通に動いているなら、一時停止を疑ってみてください。
最大ロット・保有上限の超過
最大ロットや保有上限を超えていると、ゴールドの発注は受け付けられません。1回の注文で出せるのは50ロットまで、同時に保有できるのは200ポジション・合計10,000ロットまでです。マイクロ口座だけは1回100ロット・合計20,000ロットと枠が広く取られています。
小さめのロットなら発注が通り、大きなロットだけが通らない場合は、この上限にかかっている可能性が高いです。分割して複数回に分けて発注することで回避できる場面もあります。
XMのゴールド取引で気をつけたいリスク
XMのゴールド取引で意識しておきたいリスクは、突き詰めるとすべて値動きの大きさに由来しています。ゴールドは通貨ペアより一日の変動幅が大きい銘柄です。
高いレバレッジの環境と値動きの大きい銘柄、この組み合わせは資金の増減を加速させます。想定どおりに動けば短期間で利益が伸びやすい一方、逆に動けば口座残高は短時間で減ります。
ここでは急変動、ロスカット、週末の窓、この3つを順番に見ていきます。
高ボラティリティによる急変動
ゴールドのボラティリティ(値動きの荒さ)の高さは、通貨ペアに慣れている人ほど戸惑いやすい部分です。平常時で数ドル、相場が荒れた日には十数ドル動くこともあります。
この値幅を1ロット(100オンス)で受けると、損益は1,000ドルを超えます。ポジションを持ったまま少し目を離しているあいだに、気づけば想定していなかった金額まで動いています。
急変動のタイミングでは、前に触れたスリッページも大きくなります。市場が一方向に走り出しているときほど、注文した価格から離れて約定します。
対策は、ロット数を控えめにすることと、損切り注文を必ず置いておくことの2つです。ゴールドで取れる値幅の大きさは、そのまま損失側の大きさでもあります。
急変動によるロスカット
急変動が起きると、ロスカットのリスクが一気に高まります。ロスカットとは、証拠金維持率が一定水準を下回ったときに保有ポジションが自動的に決済される仕組みで、XMの水準は20%です。その手前の50%では、マージンコール(証拠金不足の警告)が出ます。
証拠金維持率は、有効証拠金を必要証拠金で割った割合です。含み損が膨らむと有効証拠金が減るので、割合はどんどん下がっていきます。ゴールドのように一気に数ドル動く銘柄では、低下のスピードも速くなります。
特に危ないのは、必要証拠金ギリギリまでポジションを持っている状態です。維持率に余裕がないと、ちょっとした逆行でロスカット水準に触れてしまいます。
ゴールドを扱うなら、必要証拠金の数倍程度の余裕資金を口座に残しておくのが現実的です。高いレバレッジのまま上限近くまでロットを取ると、値動きに耐えられません。
レバレッジの高さは、大きなポジションを持つための機能というより、少ない証拠金で同じポジションを持てる機能です。踏まえたうえでロット数を決めてください。
週末の持ち越しで価格が飛ぶ窓(ギャップ)
週末をまたいでゴールドのポジションを持ち越すと、月曜の朝に価格が飛ぶことがあります。この飛びを窓、あるいはギャップと呼びます。
土日は市場自体は閉まっていますが、世界の出来事は止まりません。週末に大きなニュースが出れば、月曜の取引開始時点の価格は金曜の終値から離れた位置になります。ゴールドは世界情勢のニュースに敏感な銘柄なので、窓が開きやすい部類に入ります。
窓が開くと、損切り注文が想定していた価格では執行されません。損切りを置いた価格を飛び越えて相場が始まった場合、実際の決済はその先の価格で行われます。守りを置いていたつもりが、機能しないまま終わってしまいます。
避ける方法は、金曜のうちにポジションを閉じてしまうことです。どうしても持ち越すなら、窓の分まで耐えられるところまでロットを落としておきましょう。この判断を金曜の取引終了前に済ませておけば、月曜の朝に慌てずに済みます。
取引を始める前の前提(規制と保護制度)
XMTradingを運営するTradexfin Limitedは、セーシェルFSA(登録番号SD010)のライセンスで営業しています。日本の金融庁には登録がなく、無登録で金融商品取引業を行う者として警告リスト(令和2年8月21日付)に掲載されています。
信託保全や金融ADRといった国内の投資者保護制度は対象外で、トラブルが起きても国内の枠組みでは救済を求められません。最大1,000倍のレバレッジも、国内FXの上限である25倍を大きく超える水準です。ゼロカットがあるため追証は発生しませんが、元本が保証されるわけではありません。
XMでゴールド取引を始める手順
XMでゴールド取引を始める手順は、口座開設・入金・注文の3ステップです。ゴールド専用の特別な申請や手続きは必要ありません。
ひとつ知っておいたほうがいいのは、XMでは口座開設の最初の画面で口座タイプを選ぶ流れになっていない点です。アカウントを登録するとスタンダード口座が自動で用意されるので、まずはその口座でゴールドを取引できます。
ほかの口座タイプを使いたい場合は、開設後に追加口座として作ります。ひとつずつ説明します。
口座を開設する(登録・本人確認)
ゴールド取引の口座開設は、アカウント登録からスタートします。メールアドレスと基本情報を入力して登録すると、スタンダード口座が自動で作られます。
初期設定は、プラットフォームが取引ツールのMetaTrader 5(MT5)、レバレッジが1,000倍、口座通貨が日本円です。
この時点で、ゴールドを取引する最低限の条件は整っています。スタンダードのままGOLDを取引できるので、最初から口座タイプの選択で悩んで止まる必要はありません。
次に本人確認、いわゆるKYC(本人確認手続き)です。XMTradingポータルから身分証明書と住所確認書類をアップロードして、審査が通れば口座が有効化されます。よく使われるのは次の書類です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
提出する画像は、四隅まで写っていて文字がはっきり読める状態にしておくと差し戻しが減ります。写りが甘いと再提出になって、そのぶん取引開始が遅れてしまうので注意してください。
ゴールドの値動きに慣れていないタイミングなら、口座を開いたあとにデモ口座で操作を試しておくのもいい選択肢です。実際のお金を動かす前に、発注画面の操作だけ先に確認しておけます。
取引口座に入金する
口座が有効化されたら、次は取引口座への入金です。XMTradingは取引口座に直接入金するスタイルで、ウォレットに一度入れてから振り替える、といったワンクッションは不要です。
入金方法によって、反映までのスピードが変わります。クレジットカードや電子ウォレット(オンライン上で資金をやり取りするサービス)は反映が早く、入金してすぐに取引に入れます。
銀行送金はこれより時間がかかります。仮想通貨での入金は、ネットワークの混み具合によって数分〜1時間程度の幅を見ておくとよいです。
複数口座を持っている場合は、入金先の口座を間違えないように気をつけてください。KIWAMI極で取引するつもりが、うっかりスタンダード口座に入金してしまうのは、ありがちなミスです。
いくら入れるかについては、ゴールドは値動きが大きいので、必要証拠金ギリギリだとまず持ちこたえられません。最初は少額でも問題ありませんが、必要証拠金に対してある程度余裕のある額を入れておくほうが、実際には動きやすくなります。
ゴールドを新規注文する
入金が反映されたら、いよいよゴールドを新規注文していきます。プラットフォームでゴールドのチャートを開き、注文画面からロット数と売買方向を指定する流れです。
その前提として、気配値にゴールドが表示されている必要があります。口座タイプごとにシンボル表記が違うので、見当たらないときは前の章で書いた対処法を一度確認してください。
注文画面で決める項目は、ロット数、注文の種類、そして売買の方向です。注文の種類は、前に触れた成行と指値の2つが基本です。上がると見るなら買いエントリー、下がると見るなら売りエントリー、いわゆるロングとショートですね。
最初の1回だけは、0.01ロットのような最小数量で試してみてください。発注画面に表示される必要証拠金の額を見て、自分が想定したポジションサイズになっているか確認できますし、ここで単位をつかんでおくと、あとからロットを上げるときに迷いにくくなります。
ゴールドの取引条件は口座タイプによって変わります。どの口座でスタートするか悩んだら、XMTradingの公式ページで口座タイプごとの条件をあらためてチェックできます。
追加口座の開設と目的別の口座タイプ
スタンダード以外の口座で取引したい場合は、XMTradingポータルやアプリから追加口座を開設します。本人確認が済んでいれば書類の再提出は不要で、数分で開設できます。目的別の目安は、少額から試したい人がマイクロ、コストを抑えたい人がKIWAMI極、極小スプレッドのために取引手数料を払える人がZeroです。具体的な数値は上の早見表を見比べてみてください。
XMのゴールド取引によくある質問
ここからは、XMのゴールドについて質問の多い項目をまとめます。本文で扱いきれなかった細かい条件を中心に取り上げました。
Q. XMのGOLDとは?
XMのGOLDは、一般的にXAUUSDと表記される金/米ドルのことです。名前こそ違いますが中身は同じで、金の価格を米ドル建てで取引します。1ロットは100オンスです。
Q. ゴールドは1万円でも取引できる?
マイクロ口座なら、1万円程度の資金でもゴールドの取引自体は可能です。ただし最小注文数はMT4が0.01ロット、MT5が0.1ロットなので、小さく始めたいならMT4を選んでください。ゴールドは値動きが大きいため、証拠金維持率にも注意が必要です。
Q. ゴールドとゴールドマイクロは何が違う?
違うのは取引単位です。GOLDは1ロット100オンスですが、GOLDmicroは1ロットあたりの数量がぐっと小さく設定されています。値動きに対する損益の振れ幅を抑えたい人向けの銘柄です。
Q. 両建てはできる?
同じ口座の中でゴールドを両建てすることは可能です。ただし複数の口座を使ってゼロカットを狙うような両建ては規約違反で、利益の没収や出金拒否につながるリスクがあります。
ゼロカットは口座残高を超えた損失が帳消しになる仕組みで、これを意図的に利用する取引は認められていません。避けておいてください。
Q. XMのゴールドはデモ口座でも取引できる?
デモ口座でもゴールドを取引できます。実際の資金を使わずに値動きの速さや発注の操作感を確かめられるので、本番前に一度触れておくと操作に慣れます。
Q. ゴールド取引でもゼロカットは適用される?
ゴールドの取引にもゼロカットは適用されます。相場が急変して口座残高を超える損失が出ても、マイナス分はリセットされて、追証を請求されることはありません。失うのは口座に入れている資金までです。
Q. スワップフリーで取引できる口座は?
KIWAMI極口座がスワップフリーです。ゴールドを日をまたいで持ち続けてもスワップポイントが積み上がらないので、中長期でポジションを持つ方針の人に向いています。
Q. XMのゴールド取引で発生する手数料は口座タイプでどう変わる?
スタンダード、マイクロ、KIWAMI極は取引手数料がかからず、コストはスプレッドに含まれています。Zeroだけは別途、取引額の0.005%(10万ドルあたり片道5ドル)がかかります。
ゴールドは1ロットの取引額が大きいので、往復分を足すとスプレッドの差を上回ります。ゴールドに関しては、Zeroよりスプレッドの狭いKIWAMI極のほうが安く収まります。
Q. ゴールドの取引が突然停止したときは何を確認すべき?
まず本当に取引時間内かどうか、次にメンテナンスの告知が出ていないか、そして相場が急変していないかの順に見ていきます。ゴールドだけ止まっていて通貨ペアは動いているようなら、相場急変による一時停止か、最大ロットや保有上限の超過を疑ってみてください。





