XMで使える証明書と出し方を分かりやすく説明|住所確認書類/身分証明書

XMでは、本人確認が必要な手続きをする時に、身分証明書や住所証明書を出す必要があります。日本語の書類も受け付けてくれますが、手続きによって必要な書類が違います。

例えば、XMで実際にお金を使って取引するための口座(リアル口座)を有効にする時は、普通は身分証明書と住所証明書が1つずつ必要です。でも、運転免許証を持っている人は、免許証ともう1つの身分証明書を出せば大丈夫です。

ただし、正しい書類を用意しても、住所証明書の形式によっては認められないこともあります。そのため、どんな手続きにはどんな書類が必要か、どうやって出せばいいかを知っておくことが大切です。実際、XMで口座を作ったけど取引できなかった人の多くは、この書類の手続きがうまくいかなかったからだそうです。

そんなことにならないように、この記事では以下のことを詳しく説明します。

  • XMが認める身分証明書や住所証明書の種類
  • 証明書の出し方
  • どんな手続きにどんな書類が必要か

大切なのは、XMがどんな書類を認めているか、どうやって出せばいいかを知ることです。そうすれば、XMでの書類の手続きがスムーズに進み、ストレスなく使えるようになります。

注意:自分の思い込みで書類を出して、認められなかったからといってXMの対応が悪いとか、お金を引き出せないと文句を言う人が増えています。そうならないように、正しい知識を持つことが大切です。

この記事は次のような人におすすめです。

  • XMで使える証明書の種類を知りたい人
  • 証明書をどうやって撮ればいいか知りたい人
  • XMでどんな時に証明書が必要か知りたい人

XMで使える証明書の種類

XMでは、あなたが本当にあなたであることを証明する「身分証明書」と、あなたが住んでいる場所を証明する「住所証明書」として、いくつかの書類を受け付けています。

身分証明書(あなたが本当にあなたであることを証明する書類)

XMでは、手続きをする時に次の書類を身分証明書として使えます。これらの書類を「カメラで撮った写真」か「スキャンしたデータ」にして用意してください。

注意:書類の四隅全てが写っていないと、受け付けてもらえません。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート

身分証明書の詳しい説明

  1. 運転免許証

・有効期限が切れていないもの ・登録情報と名前・生年月日が同じもの ・12桁の運転免許証番号が見えるもの ・裏面は必要ありません(名前を変更して、裏面に変更事項が書いてある場合は必要)

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
運転免許証
スマートフォンのカメラなどで撮る場合、横幅500ピクセル以上の画質で撮ってください。
  1. マイナンバーカード

・有効期限が切れていないもの ・写真付きのもの(写真のないタイプは使えません) ・登録情報と名前・生年月日が同じもの ・左下の16桁の製造番号が見えるもの ・裏面は必要ありません

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
マイナンバーカード
スマートフォンのカメラなどで撮る場合、横幅500ピクセル以上の画質で撮ってください。
  1. パスポート

・有効期限が切れていないもの ・登録情報と名前・生年月日が同じもの ・パスポート下部の2行の旅券情報が見えるもの

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
パスポート(旅券) または パスポート(旅券)
スマートフォンのカメラなどで撮る場合、横幅500ピクセル以上の画質で撮ってください。

これらの身分証明書は、XMでの手続きに必要不可欠です。正しく準備することで、スムーズに手続きを進めることができます。

XMで使えない身分証明書
XMでは、次のような書類は身分証明書として使えません。

  • 住民基本台帳カード
  • 学生証
  • 社員証
  • 在留カード・特別永住者証明書

注意:住民基本台帳カードや学生証、社員証、在留カードなどは、身分証明書として認められません。

住所証明書として使える書類
XMで住所を証明する時は、次の書類を「カメラ撮影」か「スキャンしたデータ」で準備してください。

  • 健康保険証
  • 住民票
  • 電気・ガス・水道の請求書/領収書
  • 携帯電話の請求書
  • クレジットカード明細書
  • 住民税の納税通知書
  • 在留カード
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 国際運転免許証

これらの住所証明書は、書類の四隅全てが写っている状態で提出する必要があります。
書類の端が切れていると受け付けられないので、撮影時は全体が収まるように注意してください。

住所証明書の詳しい説明

  1. 健康保険証

・発行から3ヶ月以内のもの ・表面に住所が書いてあるもの ・名前と住所が登録情報と一致していること ・裏面は不要

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
健康保険証
スマートフォンで撮る場合、横幅500ピクセル以上の画質で撮ってください。

次の健康保険証は使えません

  • 裏面に住所が書いてあるもの
  • 有効期限の記載がないもの
  1. 住民票

・発行から3ヶ月以内のもの ・必要な情報がすべて書いてあるもの ・名前と住所が登録情報と一致していること

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
住民票
スマートフォンで撮る場合、横幅800ピクセル以上の画質で撮ってください。 (住所と発行日が別ページの場合は、両方のページが必要)
  1. 電気・ガス・水道の請求書

・発行から3ヶ月以内のもの ・必要な情報が1ページにまとまっているもの ・発行元が明確なもの ・名前と住所が登録情報と一致していること

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
公共料金請求書
スマートフォンで撮る場合、横幅500ピクセル以上の画質で撮ってください。
  1. 携帯電話の請求書

・発行から3ヶ月以内のもの ・必要な情報が1ページにまとまっているもの ・発行元が明確なもの ・名前と住所が登録情報と一致していること

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
電話料金請求書
スマートフォンで撮る場合、横幅800ピクセル以上の画質で撮ってください。

書類を撮影する時は、必ず全体がはっきり写るようにしてください。一部が切れていると認められません。

5. クレジットカード/銀行明細書

・発行から3ヶ月以内のもの ・必要な情報が1ページにまとまっているもの ・発行元が明確なもの ・名前と住所が登録情報と一致していること

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
クレジットカード明細書
スマートフォンで撮る場合、横幅800ピクセル以上の画質で撮ってください。

6. 住民税の納税通知書

・発行から3ヶ月以内のもの ・必要な情報が1ページにまとまっているもの ・名前と住所が登録情報と一致していること

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
住民税通知書
スマートフォンで撮る場合、横幅800ピクセル以上の画質で撮ってください。

未払いのお知らせや催促状は、支払い済みでも使えません。

7. 在留カード

・発行から3ヶ月以内のもの ・必要な情報がすべて書いてあるもの ・名前と住所が登録情報と一致していること ・裏面は不要

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
在留カード
スマートフォンで撮る場合、横幅500ピクセル以上の画質で撮ってください。

8. 運転免許証(住所証明用)

・有効期限が切れていないもの ・名前と住所が登録情報と一致していること ・身分証明書と同時に使えない

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
運転免許証
スマートフォンで撮る場合、横幅500ピクセル以上の画質で撮ってください。 (住所変更がある場合は裏面も必要)

免許証を住所証明に使う時は、身分証明書にマイナンバーカードかパスポートが必要です

9. マイナンバーカード(住所証明用)

・有効期限が切れていないもの ・写真付きのもの ・名前/生年月日/住所が一致していること ・身分証明書と同時に使えない

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
マイナンバーカード
スマートフォンで撮る場合、横幅500ピクセル以上の画質で撮ってください。

マイナンバー通知カードは使えません

10. 国際運転免許証

・発行から3ヶ月以内のもの ・必要な情報がすべて書いてあるもの ・名前と住所が登録情報と一致していること

<カメラで撮影したデータ/スキャンデータ>
国際運転免許証
スマートフォンで撮る場合、横幅500ピクセル以上の画質で撮ってください。

国際免許証を使う時は、身分証明書にマイナンバーカードかパスポートが必要です

証明書の出し方

XMでは、証明書をデジタルデータ(画像やPDF)で提出します。FAXや郵送では受け付けていません。

データの作り方

  • スマートフォンで書類を撮影する
  • スキャナーでデータ化する
  1. スマートフォンで撮影する場合
・書類全体がはっきり写るように撮る ・対応形式:GIF/JPG/PNG ・ファイルサイズ:5MB以内

光が反射しやすい書類は、明るい部屋でフラッシュをOFFにして撮影しましょう

  1. スキャナーを使う場合
・書類全体をきれいにスキャンする ・対応形式:PDF/GIF/JPG/PNG ・ファイルサイズ:5MB以内 (モノクロコピーは使えません)

共通の注意点

  • 文字や写真がはっきり見える状態で
  • 書類の端が切れていないか確認
  • 最大5MBまでしか送れない

証明書データの見本(例)

正しい証明書の例

XMが受け付ける正しい証明書は以下の特徴があります。

  • 書類の四隅を含めた全体が写っている
  • 文字と写真がはっきり見える

間違った証明書の例(使えないもの)

次のような証明書は使えません。

  • 書類の四隅が全て写っていない
  • 内容がぼやけている
  • 光が反射している
  • 証明書が小さくて見えない
  • 影が入って見えにくい

絶対にやってはいけないこと:証明書を偽造すること

書類に問題があったら

証明書に問題があると、XMから登録したメールアドレスに通知が来ます。理由も一緒に書いてあります。

書類をやり直すのは面倒で時間もかかります。最初から正しい例を参考に、問題のない書類を提出しましょう。

XMで証明書が必要な手続き

XMでは、いくつかの手続きで身分証明書や住所証明書が必要になります。主な例は次の通りです。

リアル口座を使えるようにする手続き

XMで実際にお金を使って取引する口座(リアル口座)を開設したら、使えるようにするために証明書が必要です。必要な証明書は2つです。

  1. 身分証明書 1つ
  2. 住所証明書 1つ

住所証明書がない場合は、身分証明書を2つ出すことでも大丈夫です。

証明書の組み合わせ例

身分証明書 1つ
(運転免許証やパスポートなど)
住所証明書 1つ
(保険証や住民票、公共料金の領収書など)

または

身分証明書 1つ
(運転免許証やマイナンバーカードなど)
身分証明書 もう1つ
(パスポートなど)

注意点

  • 身分証明書は有効期限が切れていないもの
  • 住所証明書は3ヶ月以内に発行されたもの

住所変更の手続き

XMで登録した住所が変わったら、新しい住所の証明が必要です。次のどちらかの方法で証明できます

  1. 新しい住所が書かれた住所証明書 1つ
  2. 新しい住所が書かれた身分証明書 1つ + 別の身分証明書 1つ

住所変更に必要な証明書

住所証明書 1つ
(保険証や住民票、公共料金の領収書など)

または

身分証明書 1つ
(新しい住所が書かれた運転免許証)
身分証明書 もう1つ
(マイナンバーカードやパスポートなど)

注意点

  • 身分証明書は有効期限が切れていないもの
  • 住所証明書は3ヶ月以内に発行されたもの
  • 必ず新しい住所が書かれているものを使ってください

名前変更の手続き(結婚などで名前が変わった場合)

XMで登録した名前が変わったら、新しい名前を証明する必要があります。身分証明書を2つ提出してください。名前が変わった場合は、戸籍謄本(抄本)も身分証明書の1つとして使えます。

名前変更に必要な証明書

身分証明書 1つ
(運転免許証や戸籍謄本など)
身分証明書 もう1つ
(マイナンバーカードやパスポートなど)

注意点

  • 身分証明書は有効期限が切れていないもの
  • 新しい名前と古い名前の両方が確認できるものが必要です

その他の場合

XMは、上記以外の場合でも追加の書類を求めることがあります。例えば

  • 利用者の背景や取引内容、入出金額によって
  • クレジットカードでの入金額が多い場合や入金回数が5回を超える場合

このような時は、クレジットカードの明細や画像を追加で提出するよう求められることがあります。

XMの証明書に関するよくある質問(FAQ)

XMで証明書をFAXで送れますか?

いいえ、FAXでの提出はできません。会員ページからアップロードするか、メールに添付してXMのサポートデスクに送ってください。

XMに証明書を郵便で送れますか?

いいえ、郵送での提出もできません。会員ページからアップロードするか、メールに添付してXMのサポートデスクに送ってください。

白黒の証明書は使えますか?

住所証明書は白黒でも大丈夫ですが、身分証明書はカラーのみです。スキャナーがなければ、スマートフォンで撮った写真でもOKです。

口座を作った後、証明書はどうやって出せばいいですか?

XMの会員ページから提出できます。書類が承認されるまでは、お金の入出金や取引はできません。

マイナンバー通知カードは住所証明書として使えますか?

いいえ、使えません。新しく発行されたものでも受け付けられません。住民票や公共料金の請求書など、別の証明書を用意してください。

運転経歴証明書は身分証明書として使えますか?

いいえ、顔写真付きでも使えません。XMで使える身分証明書は、パスポート・運転免許証・マイナンバーカードの3つだけです。しかも、有効期限内のものしか使えません。

口座を作る時に、追加の書類が必要になることはありますか?

基本的には名前や住所を変更する時以外は必要ありません。ただし、登録情報や取引状況、お金の出し入れの履歴によっては、追加の書類を求められることがあります。