XMが仮想通貨のスプレッドを小さくしました!他社と比べてどうなの?おすすめポイントを解説

XMTrading(エックスエム)が、ビットコインと米ドルの取引(BTCUSD)で、スプレッドを小さくしたと発表しました。

スタンダード口座とKIWAMI極口座で、ビットコイン取引にかかる費用が安くなりました。これで、仮想通貨取引を考えているXMユーザーの選択肢が増えたといえます。

これまでXMの仮想通貨取引は、スプレッドが広くて他の会社と比べてあえて選ぶ必要はないと思う人が多かったかもしれません。

この記事では、今回のスプレッド縮小を受けて他社と比べてみて、仮想通貨取引でXMを選ぶ価値があるのか、また、どんな取引スタイルの人にXMでの仮想通貨取引が合っているのかを説明します。

XM Tradingが仮想通貨のスプレッドを小さくしたと発表

XMTrading(エックスエム)が、ビットコインと米ドルの取引(BTCUSD)で、仮想通貨CFDのスプレッドを小さくすると知らせがありました。

スプレッドが小さくなる対象は、スタンダード口座とKIWAMI極口座です。変更前と変更後のスプレッドは以下の通りです。

XMのBTCUSD・スタンダード口座とKIWAMI極口座スプレッド変更

口座タイプ変更前変更後
スタンダード口座約95ドル約82ドル
KIWAMI極口座約75ドル約61ドル

どちらの口座タイプでも、1ロットあたりのスプレッドが13〜14ドル(約2,000円)小さくなり、XMでのビットコイン取引の条件が大きく良くなりました

スタンダード口座だけでなくKIWAMI極口座でもスプレッドが小さくなることで、これまで主に通貨の取引だけでXMを使っていた多くの人にとって、XMでの仮想通貨取引が新しい選択肢になるかもしれません

縮小されたXMの仮想通貨スプレッドを他社と比べてみよう

XMTrading(エックスエム)のBTCUSDスプレッドが小さくなったので、実際にXMが仮想通貨取引の選択肢になるか、他社と比べてみましょう。

海外FX業者スタンダード口座低スプレッド口座
XMTrading82.0061
FXGT93.264.1
Exness30.821.5
Titan FX74.474.4
XS.com5246.0

※BTCUSDの平均スプレッド(ドル)の少数第3位を四捨五入した値を表記

XMのBTCUSDのスプレッドは、スタンダード口座で82ドル、KIWAMI極口座で61ドルと、他社と比べるとやや広めの設定になっています。

他の主要業者と比べると、XS.com(エックスエス)のPRO口座では46ドル、Exness(エクスネス)もスタンダード口座で30ドル、プロ口座で21ドルとXMのスプレッドはこれらに比べてかなり広い水準です。

そのため、単純にスプレッドを重視する方には、XMよりもExnessやXSがおすすめです。

XMの仮想通貨取引がおすすめな人

他社と比べると、XMTrading(エックスエム)の仮想通貨スプレッドは広く、わざわざXMを使って仮想通貨取引をする意味がないと感じる人もいるかもしれません

XMの仮想通貨スプレッドは他社と比べて広めですが、人によってはXMでの取引が合っている場合もあるので、ここではXMでの仮想通貨取引がおすすめな人について紹介します。

  • 安全性を重視する人:XMは最大レバレッジが2倍と低めで、リスク管理がしやすいです。
  • 長期保有を考えている人:XMはスワップフリーなので、長期保有でも追加費用がかかりません。
  • シンプルな取引を好む人:XMは取引手数料がなく、スプレッドのみのコストで取引できるので、費用計算が簡単です。
  • 損失を限定したい人:XMはゼロカットシステムを採用しているので、口座残高以上の損失が出ることはありません。
  • 為替と仮想通貨の両方を取引したい人:XMは為替と仮想通貨の両方を同じ口座で取引できるので便利です。

これらの特徴を重視する人にとっては、XMでの仮想通貨取引が適している可能性があります。自分の取引スタイルや優先事項に合っているかよく考えて選びましょう。

ボーナスを使って取引をしたい人

まず、仮想通貨取引でボーナスを利用したい方にはXMTrading(エックスエム)がおすすめです。XMは15,000円の口座開設ボーナスや、100%入金ボーナスのような、自己資金を限りなく抑えて取引できるボーナスを豊富に提供しています

ボーナスの種類ボーナス額受け取り条件
口座開設ボーナス通常時13,000円相当新規口座開設時
入金ボーナス(100%)入金額の100%、最大500ドル初回入金時に適用
入金ボーナス(20%)入金額の20%、最大4,500ドル2回目以降の入金に適用
ロイヤリティプログラム1ロットの取引ごとに最大$6.6相当のボーナスを付与スタンダード / マイクロ口座での取引

XMの仮想通貨取引は、上記のボーナスを活用しながら取引を進められるため、初期資金が少ない方や、自己資金を使った取引が怖い初心者の方におすすめです。

ただし、スタンダード口座では入金ボーナスを含む全てのボーナスが適用されるのに対し、KIWAMI極口座では口座開設ボーナスのみが対象で、入金ボーナスやロイヤリティプログラムの適用はありません。ボーナスで取引したい方は、KIWAMI極口座ではなくスタンダード口座を利用しましょう

安全性の高い業者で仮想通貨取引をしたい人

信頼性や安全性を重視する方にとっても、XMTrading(エックスエム)はおすすめの業者です。XMは日本人シェアNo.1の人気業者であり、多くのユーザーから高い評価を得ています。

また、ユーザーからの評価だけでなく、以下の観点からも、非常に安全性の高い業者といえます

  • 2009年からの長い運営実績を持つ
  • 日本向けに2種類の金融ライセンスを取得している
  • 顧客資産を運営資金と分別して管理している
  • 取引方式としてNDD方式を採用し、取引の透明性が高い
  • ゼロカットシステムを採用し、口座残高がマイナスとなった場合でも借金のリスクが無い
  • 平日24時間対応のメールサポートやライブチャットなど、日本語サポートが充実

XMではゼロカットシステムを採用しているため、急な相場変動で口座残高がマイナスになった場合でも追証(借金)が発生しないため、安心して取引を続けることができます

加えて、日本語サポートが充実しており、平日は24時間メール対応、ライブチャットでも迅速にサポートが受けられるため、初めての仮想通貨取引でも安心です。

安全性やサポート面で信頼できる業者を選びたい方には、XMでの仮想通貨取引が適しているといえるでしょう。

ゼロカット

ゼロカットとは、レバレッジ取引で取引者の口座残高がマイナスになってしまった場合に、マイナス分を会社が補填するしくみです。このしくみにより国内の海外FX業者のような追加証拠金が発生せず、取引者は証拠金以上の損失を被ることがありません。したがって利用者は想定以上の損失を被る事がなく、安心して取引できます

XMを普段から使っており、使い慣れている人

XMTrading(エックスエム)をすでに普段から使っており、取引プラットフォームや操作方法に慣れている方にも、XMでの仮想通貨取引がおすすめです。

XMの取引環境にすでに慣れている場合や、普段からメインでXMを利用している場合、海外FXの口座と同じ口座で仮想通貨のポジション管理ができるため、資金の移動も必要なく、簡単に取引が開始できます

また、普段から使い慣れたプラットフォーム(MT4 / MT5など)の設定をそのまま使い続けることができるため、取引効率が上がるだけでなく、新規の口座開設や入出金手続きの手間も省けます。

このように、海外FX取引と仮想通貨取引を、使い慣れたXMで一括管理できるため、「とにかく使い慣れたXMを利用したい」という方は、XMで仮想通貨取引をしてみると良いでしょう

XMの仮想通貨取引のデメリット・注意事項

XMTrading(エックスエム)の仮想通貨取引には、スプレッドの広さ以外にも注意すべきいくつかのポイントがあります。特に、口座の種類や取引条件に関する制約があるため、XMで仮想通貨取引を始める前に把握しておきましょう

ゼロ口座で仮想通貨取引ができない

XMTrading(エックスエム)で仮想通貨取引をするには、スタンダード口座、マイクロ口座、またはKIWAMI極口座のいずれかが必要です。

そのため、ゼロ口座を主に利用しているユーザーが仮想通貨取引をする場合は、新たにゼロ口座以外の別の口座を用意する必要があるため、注意しましょう。

保有するロット数が増えるとレバレッジが減少

XMでは、仮想通貨取引に「段階式証拠金率(ダイナミックレバレッジ)」が適用されており、保有するロット数が増えると、レバレッジが自動的に制限されます。例えば、BTCUSD(ビットコイン米ドル)の場合、以下のような段階的な制限が設けられています。

ロット数証拠金率最大レバレッジ
0 〜 14ロット0.20%500倍
14 〜 43ロット0.40%250倍
43 〜 70ロット2.00%50倍
70ロット以上100%1倍

BTCUSDの場合、取引ロット数が増えると、最大レバレッジが500倍から250倍、50倍、そして最終的に1倍へと引き下げられます。

このレバレッジ制限は、他の仮想通貨銘柄にも適用されており、取引時には銘柄ごとに異なるレバレッジ制限に注意しなくてはなりません

保有ロットが大きいとレバレッジが下がるため、それだけ必要な資金も多くなります。レバレッジを活用した高ロットでの取引をしたい場合には、必要証拠金が増えてしまう点に注意しましょう

XMポイントが付与されない

XMTrading(エックスエム)で取引を行うと貯まるXMP(XMポイント)は、仮想通貨取引で付与されません

取引でXMPを貯めたい場合は、仮想通貨以外の通貨ペアや貴金属、株価指数、エネルギー、コモディティCFDなど、ポイント対象となる銘柄を選ぶと良いでしょう

スプレッド縮小でXMの仮想通貨取引が選択肢に!

XMTrading(エックスエム)のBTCUSDスプレッドが縮小され、以前より仮想通貨取引の条件が良くなりましたが、依然として他の業者に比べると、広めのスプレッドであることは変わりません

そのため、スプレッドやレバレッジを重視する方や、スワップなどのコスト面での優位性を求める方には、他業者をメインで利用するのがおすすめです。

ただし、XMを普段から使っている方や、余ったボーナスを仮想通貨取引に活用したい方、安全性を重視したい方には、今回のスプレッド縮小によってXMでの仮想通貨取引も選択肢に入るでしょう。

他に魅力的な業者がある中で、あえてXMをメインに仮想通貨取引をする必要はあまりないかもしれませんが、状況や利用目的に応じてXMを活用するのもおすすめです。