【XM】MT4/MT5で勝率を上げる!初心者でも使えるテクニカル指標ベスト5
XMメニュー
国内でもMT4やMT5を導入するFX業者が増えています。私が初めてMT4を使ったとき、指標の多さに少し驚きました。独自プラットフォームとは比べものにならず、どれを選べばいいのか迷うのも当然です。
XMTradingもMT4/MT5を採用しており、初心者からプロまで幅広く利用しています。ツールとして優れていますが、指標が多いため、自分に合ったものを選ぶ必要があります。
XMはハイレバレッジやゼロカットなど、少ない資金でも始めやすい特徴があります。ただ、証拠金が小さいほど値動きの影響を受けやすくなるため、エントリーや決済の根拠としてテクニカル指標の理解が欠かせません。判断に理由があるだけで、気持ちの安定にもつながります。
基本的な指標だけでも十分に成果を出せるトレーダーは多く、移動平均線やMACDを中心にトレードしているプロトレーダーも実際に多くいます。
本記事では、私が普段の分析で重視している指標の中から、MT4/MT5で使いやすい5つを選んで紹介します。相場の動きに合わせて使い方がイメージしやすいようにまとめました。初心者でも今日から取り入れやすい内容です。
この記事の見出し
人気テクニカル指標のベスト設定方法
私が最初にMT4/MT5を触ったとき、表示できる指標の数が多すぎて、正直どれをどう設定すればいいのか分からずに苦労しました。とりあえずそのまま使っていたのですが、時間が経つと「期間の数字ひとつで動きの見え方が全然違うな」と気づき、少しずつ自分のトレードスタイルに合わせて調整していきました。
ここでは、私が実際に使っている設定をもとに、初心者でも扱いやすい形にまとめています。MT4/MT5の上部メニューから「挿入」→「インジケーター」で簡単に設定できます。
移動平均線(Moving Average)
「トレンド」→「Moving Average」を選択。
短期は「28」、中期は「52」、長期は「200」を使うことが多いです。
ただ、これはあくまで“基本設定”です。
通貨ペアや時間足によって、相場に意識される移動平均線は異なります。
具体的には、日足で考えると、ドル円は52日移動平均線が意識されやすい傾向ですし、ゴールドは10日移動平均線とローソク足の位置関係を見るのがポイントです。
私自身、チャートに表示して「この期間は意識されていそうだな」と判断すれば、移動平均線を入れ替えます。相場に合わせて、変更する必要があるでしょう。
| Simple | 単純移動平均線 |
| Exponential | 指数平滑移動平均線 |
| Smoothed | 平滑移動平均線 |
| Linear Weighed | 加重移動平均線 |
RSI(Relative Strength Index)
「オシレーター」→「Relative Strength Index」を選択。期間は標準の「14」を使用します。ただし、実際に期間設定14を使うと、ダマシも多い傾向です。私のオリジナル期間設定ですが、「24」もおすすめです。
RSIの数値とグラフの関係を見ることで、押し目買い/戻り安値を形成する可能性を予想できます。上級者向けの分析方法ですが、奥が深いインジケータです。
MACD
「オシレーター」→「MACD」を選択。標準設定は「短期EMA:12、長期EMA:26、シグナル:9」です。
MACDは、トレンドの向きと勢いを同時に分析できます。トレンド系指標でもあり、オシレーター系指標でもあります。
ただ、レンジ相場は苦手なので、そのときはMACDのシグナルが増えて混乱しやすくなります。私も相場に合わない時期は一度オフにします。
ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)
「トレンド」→「Bollinger Bands」を選択。期間「20」、偏差「2」が標準設定です。
逆張り系指標と一般的には考えられていますが、実は、トレンド系指標なのです。開発者のジョン・ボリンジャー氏は「バンドウォーク」が発生するときに効果を発揮すると著書で述べています。
ボリンジャーバンドは形の変化がヒントになります。レンジ相場では、まずバンドがどのような形になっているかを確認しましょう。形を意識すると、トレンドが出る前の準備がしやすくなります。
ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)
「オシレーター」→「Stochastic Oscillator」を選択。標準設定は以下のとおりです。
| %K | 5 |
| %D | 3 |
| スローイング | 3 |
【第1位】移動平均線:初心者が最初に覚えたいインジケータ
初心者におすすめの理由は?
移動平均線(Moving Average)は、テクニカル分析の中でも特に基本となる指標です。一定期間の価格を平均して線で示すだけの仕組みですが、今の相場が上向きなのか下向きなのかが一目で分かります。とてもシンプルで、私の周りのプロトレーダーでも毎日確認している人が多いです。
ゴールデンクロスとデッドクロスの考え方
短期の移動平均線が長期線を下から上へ抜ける動きは「ゴールデンクロス」と呼ばれ、一般的に買いエントリーのシグナルとされます。反対に、短期線が長期線を上から下へ割り込むのが「デッドクロス」で、売りエントリーの目安になります。
この交差ポイントは、エントリーするかどうか判断するときの分かりやすい基準になります。
実際には、移動平均線の傾きやローソク足の位置などを考慮して、最終判断します。
注意したいポイント
移動平均線は“過去の平均値”なので、急に相場が動く局面では反応が遅れ気味になります。また、価格が横ばいのレンジ相場ではクロスが何度も出るため、ダマシが増えやすいのも特徴です。損切りラインを事前に決めておくと、無駄な損失を抑えやすくなります。
SMAかEMAのどちらを活用するかですが、通貨ペア・銘柄・時間足によって、使い分けましょう。使い分ける方法は、実際にチャートに適用してみて、意識されているかどうかを確認します。
【テクニカルアナリストの視点】
| 私が特に注目しているのは、日足チャートの200SMAです。長期の投資家や海外勢も意識するラインで、ニュースでもたびたび取り上げられます。相場の“大きな流れ”をつかむうえで欠かせない移動平均線だと感じており、私が配信しているデイリーテクニカル分析レポートでも、頻出します。 |
【第2位】RSIはいろいろなシグナルが隠れている
RSIの意味を知ろう
RSIは、相場の強弱を数値として表すオシレーター系の指標です。
一定期間の値動きのうち、どれだけ上昇が優勢だったかを比率で示します。
例えば、期間14でRSIが70の場合、直近14本のローソク足のうち、上昇が占める割合が高かったことを意味します。
ただし、RSIが70に達しただけでは売りシグナルとは判断しません。
一般的に注目されるのは、70を上回ったあとに再び70を下回る動きです。
勢いが弱まり、相場が転換する可能性を示すためです。
30のラインも同じ考え方で、30を下抜けてから上回る動きが買いのサインとなります。
この“戻り”の動きを確認できるかどうかが、RSIを使う際の重要なポイントです。
ダイバージェンスの見方
オシレーター系指標で重要なサインの1つが「ダイバージェンス」です。
RSIで起きるダイバージェンスとは、価格は高値を更新しているのに、RSIは高値を更新できていない状態のことです。
見た目では買いが強く見えても、RSIが伸びてこない場合、実は売りの力が少しずつ強くなっていると考えられます。大きな買いが入っても、全体では売りが優勢に変わり始めている可能性があるため、相場の転換に注意が必要です。
トレンドが強ければ張り付く
強いトレンド相場では、RSIが70以上や30以下に張り付いたまま推移することがあります。この場合、逆張りは危険です。トレンド系指標と組み合わせて総合的に判断すると、より精度が高まります。
トレンドが強いかどうかは、移動平均線やADXというテクニカル指標を参考にできます。
【テクニカルアナリストの視点】
| RSIが50ラインを上抜けるか下抜けるかも重要なシグナルとなります。RSIには「フェールポイント」「失敗したスイング」というシグナルがあります。シンプルなテクニカル指標ですが、非常に奥が深いテクニカル指標です。 |
【第3位】MACDはトレンドの強さと転換点を捉える
MACDの基本的な見方
MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、2本のEMA(指数平滑移動平均)の差をもとに、トレンドの方向と強さを判断する指標です。
MACDライン、シグナルライン、ヒストグラムの3つで構成されています。
MACDは一般にはオシレーター系と紹介されますが、トレンドの強弱も同時に示すため、オシレーター系とトレンド系の性質をあわせ持つ珍しい指標でもあります。
シグナルラインとのクロス
- MACDラインがシグナルラインを下から上に抜ける → 買いシグナル
- 上から下に抜ける → 売りシグナル
移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスに仕組みは似ていますが、MACDのほうがやや早くシグナルが出る傾向があります。
ヒストグラムの活用法
ヒストグラムは、MACDラインとシグナルラインの「差」を棒グラフで表したものです。
本質的には 2本のEMAの間隔の広さ(=勢い)を視覚化したもの と考えると分かりやすいです。
- 0ラインより上で伸びている → 上昇トレンドが強い
- 0ラインより下で伸びている → 下降トレンドが強い
- 縮小してきた → トレンドの勢いが弱まりつつある
EMA同士の距離が広がれば勢いが強く、狭まれば勢いが落ちているという関係になります。
注意点
MACDは移動平均線をベースにしているため、レンジ相場ではダマシが増える特徴があります。最も威力を発揮するのは、明確なトレンドが出ている相場です。
まずは少額の取引で試しながら、どの相場環境で機能するかを見極めていくと、より効果的に使えるようになります。
【テクニカルアナリストの視点】
| MACDの計算式に注目すると、MACDは「移動平均線同士の位置関係」を数値化した指標とも言えます。 そのため、移動平均線と組み合わせるよりも、ボリンジャーバンドや一目均衡表など、別の視点で作られた指標と組み合わせるほうが相性が良いと感じています。複数の角度から相場を見ることで、より精度の高い分析が可能になります。 |
【第4位】ボリンジャーバンドは形に注目しよう
ボリンジャーバンドは、移動平均線の上下に「価格が動きやすい範囲」を示す指標です。
ただ、最も役立つポイントは バンドの幅が狭くなったり広がったりする変化 を読むことです。
スクイーズ=相場のエネルギーを貯める期間
バンドがギュッと縮む「スクイーズ」は、相場が静かで、方向が出ていない状態です。
レンジ相場と呼ばれる、値幅の小さいときに起こります。こうした場面では多くの人が材料待ちで、相場が迷っている状態です。
非常に狭いレンジ相場で、米国の重要指標や経済イベントなどの前に発生しやすい傾向があります。
スクイーズの直後に大きく動くことがありますが、最初の動きはダマシになりやすいです。
動いたように見えても、すぐに反転し、反対の方向に大きくトレンドが発生するケースも実際には多く発生します。
本物の動きは「エクスパンション」から
スクイーズのあと、バンドが一気に広がる「エクスパンション」に入ると、強いトレンドが出る兆しです。そのまま価格がバンドに沿って進む「バンドウォーク」を確認できれば、トレンドに乗るという順張りトレードを実現できます。
バンドウォークが出る価格帯は、すでに高値圏や安値圏であることが多く、実際にエントリーするのは心理的抵抗が生じます。
- レンジ相場 → 上バンド付近で売り、下バンド付近で買い(逆張り向き)
- トレンド相場 → バンドウォークが出たら、流れに沿って順張りが有効
初心者の方はまず、「今はレンジか、トレンドか」の判断を意識しましょう。
【テクニカルアナリストの視点】
| 私は、バンドの縮小そのものよりも、縮小の前後で相場が何を待っているのかを重視しています。 材料が控えていないか長期の移動平均線はどちらを向いているか相場がどちらへ動きたがっているか こうした“背景”がそろったとき、スクイーズ後の動きが本物になることが多いです。 バンドウォークは強いトレンドの証拠ですが、実際にはエントリータイミングが難しいため、初心者の方はまずスクイーズ→エクスパンションの動きを過去のチャートで確認してみましょう。 |
【第5位】ストキャスティクス は短い反転をつかむのに便利
ストキャスティクスは、RSIと同じ「買われすぎ・売られすぎ」を判断する指標ですが、動きが速く、短期の値動きをとらえるのが得意です。
短い時間軸で売買するデイトレやスキャルピングでは、特に使いやすい指標です。
仕組みはシンプルで、%K(速い線)が%D(遅い線)を下から上に抜ければ買い、上から下に抜ければ売りのサインになります。
しかも、このクロスが20以下で起きれば強い買い、80以上なら強い売りとして意識されます。
ただ、反応が早い分、シグナルが出すぎる点には注意が必要です。
強いトレンド中は、80以上や20以下に張り付いたまま動かないことがあり、そこで逆張りすると負けやすくなります。
方向性は移動平均線やMACDで確認してからストキャスティクスを見ると、無駄なエントリーを減らせます。
【テクニカルアナリストの視点】
| 私は実際のトレードでは、「どこでクロスしたか」を一番重視します。20以下でのゴールデンクロスは反発しやすく信頼できますが、50付近でのクロスはダマシが多いのであまり気にしません。 また、80以上や20以下に短時間で何度も到達する場面がありますが、これは反転のサインではなく、トレンドがかなり強いと判断する材料になります。この “張り付きの強さ” をどう読むかで、ストキャスティクスの有効性は大きく変わります。 |
初心者におすすめのテクニカル指標の組み合わせ
テクニカル指標は、1つだけでも使えますが、組み合わせると判断がしやすくなり、エントリーの精度も上がります。
まずはデモ口座で動きを確かめてから、実際の取引では0.01ロットなど小さなロットで練習していくのが安全です。
パターン1:移動平均線 × RSI
一番シンプルで、初心者がまず身につけたい組み合わせです。移動平均線でトレンドの方向を確認し、RSIでタイミングを計るという流れです。
例えば、
- 28期間MAが52期間MAより上 → 「上昇トレンド」
- その状態で、RSIが30付近から上向きに動き始める → 「買いチャンス」
というように、「方向」と「タイミング」を分けて判断できるため、ムダなエントリーを減らせます。
パターン2:ボリンジャーバンド × MACD
トレンド相場を狙いたい人に向いている組み合わせです。
ボリンジャーバンドで バンド幅が広がる(エクスパンション) のを確認
そのタイミングで、MACDが ゴールデンクロス を形成
→ 強いトレンドの初動を狙いやすくなります。
「トレンドが出る前ぶれ」+「勢いの確認」のセットなので、判断がしやすいのが特徴です。
テクニカルアナリストが伝えたい!初心者が気をつけたい3つのポイント
初心者の相談を受けていて、共通して意識してほしいのは次の3点です。
シグナルを“絶対”だと思わない
どのテクニカル指標も完璧ではありません。ダマシも多く発生します。
シグナルが出ても、そのときの相場環境やファンダメンタルによっては全く機能しないことが普通にあります。
私自身も、昔は「ゴールデンクロスが出たから買い」と決めつけて失敗していました。
今は、クロスした理由や相場の流れを見て「今回はスルーしたほうがよさそうだな」と判断するケースが多いです。
シグナルはあくまで手がかりであって、正解そのものではありません。
テクニカル分析、ファンダメンタル分析、マルチタイムフレーム分析と、いろいろな分析を組みわせる必要があります。
必ず上位足で方向を確認する
1分足や5分足は動きが細かく、だまされやすいです。初心者ほど、この小さな動きを追いかけてしまい、余計に負けやすくなります。
スキャルピングであっても、必ず、1時間足や4時間足の方向を確認してください。大きい流れをつかんでから小さい時間足でタイミングを探すと、驚くほど冷静に判断できます。
これは“マルチタイムフレーム分析”という基本的な考え方です。
最初のうちこそ、特に意識してほしいポイントです。
指標を増やしすぎない
慣れないうちに多くの指標を入れると、判断がブレます。実際のトレードでは 3~4つあれば十分 です。
役割はシンプルに
- トレンドを見る
- タイミングを見る
- ボラティリティを見る
という程度にしておくと、迷わず判断できます。
私も色々試した時期がありますが、結局はシンプルな組み合わせが一番効果があると感じます。複雑すぎると、かえって、瞬時の判断がしにくく、混乱してしまいます。
まとめ
テクニカル指標は種類が多いので、最初はどれを使えばいいか迷うと思います。
ただ、全部を一度に覚える必要はありません。私自身も、最初は移動平均線のみでチャート分析していました。その後、少しずつボリンジャーバンドやMACDの動きが少しずつ読めるようになっていきます。
MT4/MT5は設定を変えるのも簡単なので、気になった指標があればデモ口座で試してみると感覚がつかみやすいです。
基本が身につくと、相場が荒れても落ち着いて判断できるようになり、トレードが少し楽しくなってきます。





