XMの両建ては禁止?両建てのやり方や禁止ルールについて徹底解説!
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XMでは同じ口座内での両建てが認められています。両建てというのは、同じ通貨ペアで「買い」と「売り」の取引を同時に持つことです。
例えば、ドル円の買いと売りを同時に持つことで、一時的な損失が大きくなるのを防いだり、つなぎ売買をしたりして、リスクを減らす方法として使えます。
年末年始に利益が出ている状態で両建てをすると、利益を確定せずに翌年まで持ち越せるというメリットもあります。
ここでは、XMで認められている両建ての良い点と悪い点、使い方などを詳しく説明します。
>>XMの口座開設から実際の取引まで、取引方法に関する情報は、この記事を参考にしてください。
おすすめ記事→【2025年9月最新】XMの取引方法完全ガイド|初心者でも分かるやり方からスマホ活用術まで
この記事の見出し
XMの両建て取引と禁止されている行為
XMを含む多くの海外FX会社では、両建て取引に対して禁止している行為があります。これは、海外FXならではのボーナスやゼロカットシステムを悪用されないようにするためです。
ここでは、XMで禁止されていない両建てと、利益が取り消されたり口座が凍結されたりする可能性がある両建てについて説明します。
XMは同じ口座内での両建て取引だけが可能
XMでは、同じ口座の中でのみ両建てができます。両建てとは、同じ通貨ペアで「買いの取引」と「売りの取引」を同時に持つことです。
反対の取引を同時に持つことで、利益と損失が相殺され、損失が限られます。そのため、リスクを減らす方法としても使えます。
また、損失が出ている状態でも、相場が動く方向に新しい取引を持つことで、損失以上の利益を得て損失を解消することもできます。
ただし、両建ては取引コストが2倍になるなどのデメリットもあるので、慎重に使う必要があります。
XMでは複数の口座を使った両建ては禁止
XMでは、基本的に同じ口座以外での両建てが認められていません。そのため、規約を知らずに複数の口座や別の会社との間で両建てをすると、口座が使えなくなったり、得た利益が取り消されたりするペナルティを受ける可能性があるので気をつけましょう。
海外FXをよく知らない初心者の方は、気づかないうちに禁止されている取引をしてしまうかもしれません。突然取引ができなくなったり、利益が取り消されたり、口座が使えなくなったりするトラブルを避けるためにも、この記事を参考にして規約に反する行為をしないように注意しましょう。
他の海外FX会社を使った両建てもペナルティの対象
XMでの両建てについて、XMの口座と他の海外FX会社の口座を使った両建ても禁止されています。
この禁止事項は、国内外を問わず全ての他の会社との両建て取引が対象となります。同じ通貨ペアで他の会社との不自然な両建てなどが見つかった場合、XMによって規約違反と判断される可能性があります。
もし両建てでペナルティの対象になってしまうと、突然口座が使えなくなることがあります。他の会社も同時に使って取引をしている方は、持っている取引が意図せず両建てにならないように注意が必要です。
複数の人が協力した両建てはアービトラージと判断される
XMでは、複数人が協力して両建てを行うことも禁止されています。
例えば、Aさんが個人の口座で「買い」を持ち、Bさんが別の口座で「売り」を同時に持つと、複数の口座をまたがる両建て行為とみなされます。これはボーナス制度や損失保護システムを悪用した取引と判断され、同じ通貨ペアで同じ量の反対取引が見つかった場合、利益が没収されたり口座が凍結されたりする可能性があります。
同じ通貨のリスク回避目的の両建てもペナルティ対象に
XMでは、特定の通貨のリスクを減らす目的での両建ても禁止されています。具体的には、ユーロドルの「売り」を持ちながらユーロ円の「買い」を同時に保有するようなケースが該当します。
このような取引は「ユーロの価格が急落した時のリスク回避」と判断され、規約違反になる可能性があるため注意が必要です。
XM両建て取引の証拠金の仕組み
両建て時の必要証拠金が0円になる理由
XMの両建て取引における最大の特徴は、同一ロット数での両建て時に必要証拠金が0円になることです。
通常のFX取引では、ポジションを保有するために証拠金が必要になりますが、XMでは同じ通貨ペアで同じロット数の買いポジションと売りポジションを同時に保有すると、お互いの証拠金が相殺されて実質的に証拠金が不要になります。
証拠金0円の対象銘柄
・FX通貨ペア(全銘柄)
・ゴールド(GOLD)
・シルバー(SILVER)
※その他の銘柄は必要証拠金が50%になります
この仕組みにより、証拠金維持率が低下している状況でも、追加の資金投入なしに新たなポジションを建てることが可能になります。

「両建てで証拠金が0になるのは本当に助かります。ロスカット寸前でも証拠金維持率を回復できるので、冷静にトレード戦略を練り直せます」(30代男性・FX歴3年)
証拠金維持率の計算方法と注意点
両建て取引における証拠金維持率の計算は、通常の取引とは異なる特性があります。
通常時の証拠金維持率は「(有効証拠金 ÷ 必要証拠金)× 100」で算出されますが、同一ロット数の両建て状態では必要証拠金が0円となるため、証拠金維持率の概念が変わります。
有効証拠金と余剰証拠金の関係
両建て状態では、有効証拠金がそのまま余剰証拠金として扱われます。これにより、口座残高がそのまま新たな取引に利用可能な資金となり、資金効率が大幅に向上します。
ただし、片方のポジションのみを決済した瞬間に、残ったポジションの証拠金が必要になるため、証拠金維持率が急激に低下するリスクがあります。
証拠金不足時の対処法
両建て解除時に証拠金不足が発生した場合の対処法:
- 同時決済の実行:MT4/MT5の両建て解除機能を使用
- 追加入金:証拠金維持率を改善してから解除
- 部分決済:ロット数を調整して段階的に解除
XMで両建て取引を始めるなら証拠金の仕組みを理解することが重要です。口座開設ボーナス13,000円を活用してリスクなく両建て手法を試してみましょう。
XMの両建てのやり方・取引方法
MT4での両建て注文の具体的手順
MT4を使った両建て注文は、非常にシンプルな手順で実行できます。
基本的な両建て手順:
- 最初のポジションをエントリー(買いまたは売り)
- 同じ通貨ペアで反対方向のポジションをエントリー
- 同一ロット数にすることで証拠金0円の状態を実現
MT4では特別な設定は不要で、通常の注文と同じ方法で反対ポジションを建てるだけで自動的に両建て状態になります。

「MT4の両建ては本当に簡単です。既存ポジションがあっても気にせず反対注文を入れるだけ。慣れれば30秒で完了します」(40代男性・FX歴5年)
MT5での両建て設定方法
MT5での両建て設定は、MT4と基本的に同じですが、より直感的なインターフェースが特徴です。
MT5両建て設定のポイント:
- ワンクリック取引の有効活用
- ポジション管理画面での一元管理
- リスク管理機能の活用
ワンクリック取引での両建て手順
MT5のワンクリック取引機能を使用すると、さらに迅速な両建てが可能です。
- チャート上にワンクリック取引パネルを表示
- ロット数を設定
- BUY/SELLボタンで瞬時にエントリー
指値・逆指値を使った両建て注文
指値注文や逆指値注文を活用することで、より戦略的な両建てが可能になります。
例えば、現在のレートから上下に指値・逆指値を設置し、どちらかがヒットした時点で反対ポジションを建てる手法は、相場の方向性が不明な時の有効な戦略です。

「指標発表前に上下に指値を置いて、どっちかに動いたら両建てにする手法をよく使います。予想が外れても損失を限定できるので安心です」(20代男性・FX歴2年)
XM両建て取引の解除方法
部分決済による両建て解除
両建てポジションの部分決済は、リスク管理の観点から非常に重要な技術です。
部分決済のメリット:
- 段階的な利益確定が可能
- リスク分散効果
- 相場の様子見ができる
ただし、部分決済により証拠金が必要になる点に注意が必要です。決済後の証拠金維持率を事前に計算してから実行しましょう。
同時決済での両建て解除
MT4/MT5に搭載された両建て解除機能を使用することで、スプレッドコストを抑えた効率的な決済が可能です。
同時決済のメリット
・片方のポジションのスプレッド負担が0円
・スワップポイントが合算される
・操作ミスによるリスクが軽減
決済順序による損益への影響
両建て解除時の決済順序は、最終的な損益に大きな影響を与えます。
推奨される決済手順:
- 含み益ポジションを先に決済
- 含み損ポジションを後に決済
- または同時決済で一括処理
解除タイミングの見極め方
効果的な両建て解除タイミング:

XMで両建てを行うメリット
XMで両建てをする主なメリットは、特定の通貨を両建てした時に必要証拠金が0円になることです。
両建てをすると損失を抑えつつ利益を最大化できるうえ、長期と短期の取引を同時に進められる点もメリットです。損失が大きくなった場合、ナンピン手法で損失を平均化できるほか、両建てでXMポイントを2倍貯められるという特典もあります。
両建て取引では必要証拠金が「0円」に
XMでは、海外FXの通貨ペア・金・銀において、同じ口座内で同じ量の両建てをすると、必要証拠金が完全に相殺されて0円になります。
他の海外FX会社では両建てに両方の証拠金が必要な場合もありますが、XMでは口座残高が少なくても両建てが可能です。相場が急激に動いて予期せぬ損失が出た時も、両建てすることで損失を最小限に抑えられるのが特徴です。
損失を抱えずに冷静に相場を見渡せる
XMの同じ口座内で両建てをすると、利益が出ている取引を決済せずに、落ち着いて相場を分析できます。現在の利益をいつ確定させるか迷っている時など、反対の取引を入れることで損失を避けつつ証拠金を守れます。
また、持っている取引が狙いと逆に動いても、両建てしているので利益が出るため、反転しそうなタイミングを見計らって利益を確定するなど、多様な戦略を取れるようになります。
長期・短期取引を同時に行える
海外FXの相場には、価格変動が少ないレンジ帯と、一方向に価格が動くトレンド帯の2種類があります。両建てを使うと、相場の状況に応じて長期の取引を持ちながら短期の取引もできるなど、取引時間の異なる手法を組み合わせられます。
ここのポイント
両建てナンピン手法で損益を平均化できる
XMの同じ口座内で両建てをすると、損失が出た時にナンピン手法を使って損益を平均化できます。ナンピンとは、予想と反対に相場が動いた時に、平均の売買コストが有利になるように追加で取引することです。
これにより、ポジションの平均取得単価が有利になり、損失が利益に変わるまでの値幅が小さくなります。そのため、レートが利益方向に動けば素早く損失を解消できます。
ただし、相場が損失方向に動くと損失が大きくなる可能性もあるので、相場の状況をよく見極めてから行うようにしましょう。
XMポイント(XMP)を往復分獲得できる
XMでは同じ口座内で両建てをすることで、取引ボーナスや現金に交換できるXMP(XMポイント)を貯められます。XMのスタンダード口座とマイクロ口座を使うと、両建て取引で往復分のXMポイントを獲得できます。
ただし、XMポイントを得ることだけを目的とした悪質な両建て取引は規約違反になるので注意が必要です。
XMの両建て取引で起こるデメリット
XMで行う両建て取引には、取引する通貨ペアによって、いくつかの不利な点があります。これには、スプレッドによる取引コストの増加、マイナススワップポイントによる証拠金の減少、そして市場の急激な変動による強制的なロスカットなどが含まれます。
取引回数が増えるほど取引コストの負担が大きくなる
XMに限らず、同じ口座内での両建ては、スプレッドによる取引コストが増加するという問題があります。両建ては、取引を始める時にスプレッドが直接的な取引コストとして発生します。例えば、スプレッドが1pipsのドル円1ロットを両建てすると、その瞬間に1,000円のコストが生じます。そのため、両建てコストを許容できる範囲内に抑えるか、利益確定のタイミングを調整してコストを相殺する必要があります。
ここのポイント
スプレッドの幅が広い通貨ペアでは、両建てから利益が出るまでの時間が長くなる傾向があります。スプレッドがたった数pipsとはいえ、損失につながる可能性がある状況で、すべての両建て取引のコストをうまく相殺するのは難しいでしょう。その結果、両建てを増やすほど取引コストに対する負担が増加する傾向にあります。
長期間の両建てはスワップの積み重ねで証拠金が減る
XMで長期間の両建てを行うと、スワップポイントが証拠金を減らし、ロスカットのリスクが高まる可能性があります。XMでは、すべての取引ペアでマイナススワップがプラススワップを上回るため、両建て取引をするとスワップポイントは必ずマイナスになります。
そのため、両建てで長期的に取引を持ち続けると、マイナススワップで証拠金が減り、最終的にはロスカットにつながる可能性が高くなります。特に、マイナー通貨やエキゾチック通貨の取引では、マイナススワップが高く設定されていることが多いので十分な注意が必要です。
スプレッドが広がり強制ロスカットになることも
XMでの両建て時は、市場の影響でスプレッドが広がった場合や、マイナススワップで証拠金が足りなくなった場合などで強制ロスカットになる可能性があります。特に早朝はスプレッドが大きく広がるため、あらかじめ余裕を持った証拠金で両建てを行う必要があります。両建てとはいえ、証拠金維持率が極端に低い状態での両建ては危険だということを覚えておきましょう。
同じタイミングで決済しないと損失が大きくなる場合も
XMの同じ口座内での両建て取引では、同じタイミングで両方の決済をすることが大切です。レートは常に変動しているため、成行決済などを使うと片方を決済した瞬間にレートが変わり、損失が大きくなる可能性があります。
両建てポジションを解除する場合は一括決済機能を使うなどして、同時に決済することを心がけましょう。
XMの両建て取引方法
両建て取引では、できるだけ同じレートで約定させることが重要です。XMの同じ口座内での両建て取引では、ポジションの一括決済ができます。XMのアプリでも「一括決済」機能を使って、選んだ銘柄の全ポジションを決済できます。
両建て取引のやり方と注文方法
XMの同じ口座内での両建て取引は、PCでもスマホでも、「成行買い」か「成行売り」のどちらかで取引を始め、反対のポジションを取ることで成立します。
手順は以下のとおりです。
- 両建てしたい通貨ペアのチャート画面を開く
- 発注ボタンから「成行買い」「成行売り」どちらかで取引を始める
- 反対のポジションを取る
まず、PCやスマホアプリで取引したい銘柄をタップし、チャート画面を開きます。
次に発注ボタンから「成行買い」か「成行売り」のどちらかで取引を始めます。
例えば、ドル円を買いポジションで10ロット(100万通貨)両建てしたい場合は、「成行買い」で10ロットを取引します。
そのまま反対売買をする形で、「成行売り」で10ロットを取引すれば、両建ては完了です。
ただし、両建ては取引コストが増えたり、長期間行うとスワップポイントで証拠金が減る可能性があるので注意が必要です。
両建て取引の解除方法
XMの両建て取引では、MT4 / MT5やXM独自のアプリでも一括決済ができます。また、XM専用のPC版MT4 / MT5には、独自の「両建て解除」機能があるので、これを使うのが最も確実に両建てを解除できます。
PC版の両建て解除方法は以下の手順で行えます。
1. 両建て取引中ポジションの注文を変更する
XM専用のPC版MT4/MT5ターミナルで、両建て取引中の通貨ペアを右クリックし「注文変更または取消」を選びます。
2. 「両建て解除」を選択する
「注文種別」をクリックして「両建て解除:通貨ペアを指定」を選びます。
3. 「複数決済」を選択する
「複数決済」と表示された黄色いボタンが出てくるので、決済する通貨ペアが正しければ、クリックして両建て解除が完了です。
注意:両建ての解除時は、レートの変動によって予期せぬ損失が出る可能性があります。市場の状況を十分に確認してから解除するようにしましょう。
XM両建て取引でのロスカットリスク
両建て中のロスカット発生条件
「両建てでロスカットは発生しない」と考える人が多いですが、実際には複数の要因でロスカットが発生する可能性があります。
主なロスカット発生要因:
XMのロスカット水準は証拠金維持率20%ですが、両建て状態でもこの条件を下回ると強制決済の対象となります。
スプレッド拡大によるロスカット対策
市場の流動性が低下する時間帯や重要な経済指標発表時には、スプレッドが大幅に拡大することがあります。
経済指標発表時のリスク管理
高リスク時間帯:
- 米雇用統計発表時
- FOMC政策金利発表時
- 各国GDP発表時
- 中央銀行総裁発言時
これらの時間帯では、通常の5-10倍のスプレッドに拡大することもあります。
週末・年末年始のスプレッド対策
市場がクローズする週末や祝日前後は、特にスプレッドリスクが高まります。
スプレッド拡大対策
・証拠金維持率を150%以上に維持
・重要指標前は両建て解除を検討
・週末ポジション持越しは避ける
・ストップロス設定の見直し

「雇用統計の時にスプレッドが20pipsまで広がって、両建てなのにロスカットされました。それ以降は重要指標前には必ず証拠金を多めに確保するようにしています」(30代男性・FX歴4年)
ロスカットリスクを最小限に抑えた両建て取引を学ぶには、実際の取引環境で体験するのが一番です。XMの口座開設ボーナスを活用して、安全な両建て手法をマスターしましょう。
XM両建て取引の必勝法・攻略手法
トレンド転換を狙った両建て手法
トレンド転換を狙った両建て手法は、方向性が不明確な相場で威力を発揮します。
基本戦略:
- トレンドの勢いが弱まったポイントで両建てエントリー
- 明確な転換サインを待つ
- 利益が出た方向のポジションを伸ばす
- 損失ポジションを適切なタイミングで損切り
この手法では、テクニカル指標の活用が重要です。特にRSIやMACDのダイバージェンスを確認できた場合、トレンド転換の可能性が高まります。
指標発表前後の両建て戦略
経済指標発表を利用した両建て戦略は、上級者に人気の手法です。
実行手順:
- 指標発表30分前に両建てポジションを設置
- 発表直後の値動きを確認
- 勝率の高い方向にポジションを集約
- 利益確定または損切りを実行

「雇用統計の時は必ず両建てします。どっちに動くか分からないけど、大きく動くのは確実だから。片方で大きな利益が取れることが多いです」(40代男性・FX歴6年)
ブレイクアウト狙いの両建て
ブレイクアウト狙いの両建ては、レンジ相場からの脱出を狙う手法です。
重要なポイント:
レンジ相場での両建て活用法
レンジ相場では、値動きの予測が不要な両建て手法が有効です。
レンジ両建ての特徴:
- 上下の値幅を利益に変換
- 方向性を予測する必要がない
- 安定した利益獲得が可能
ナンピン両建て手法の実践方法
ナンピンと両建てを組み合わせた手法は、リスク管理を重視したい上級者向けの戦略です。
ナンピン両建ての注意点
・資金管理が最重要
・ロット数の段階的調整
・明確な損切りルールの設定
・相場環境の適切な判断

「ナンピン両建ては諸刃の剣です。うまくいけば大きな利益になりますが、資金管理を間違えると一瞬で口座が飛びます。必ず少額から始めることをお勧めします」(50代男性・FX歴10年)
XMでの両建て取引を行う際のリスクヘッジ方法
XMの同じ口座内での両建て取引では、相場が急に変わった時のリスクヘッジや税金対策として活用できます。買いと売りの両方で利益を出せるつなぎ売買や、利益を翌年に持ち越すことで税金対策を取ることができます。また、EA(自動売買システム)を使ってリスクヘッジを行うこともできます。
リスクヘッジのためのつなぎ売買
XMの同じ口座内での両建て取引では、長期と短期の取引を組み合わせる場合、長期的には買い取引、短期的には売り取引という「つなぎ売買」が最適です。
価格が上下に変動する相場では、長期的に価格が上がる場合でも、短期的には段階的に下がることがあります。
逆に下がる相場では長期的に価格が下落し、戻り売りのタイミングが発生するため、つなぎ売買がうまくいけば、買いポジションと売りポジションの両方で利益を狙うこともできます。
ただし、つなぎ売買にはスキルと経験が必要で、リスクも伴うため、十分な練習と慎重な判断が必要です。
税金対策としてのリスクヘッジ
XMの同じ口座内での両建て取引では、年末から年始にかけてポジションを持ち越すと、税金を翌年に繰り延べできます。日本の法律では海外FXの課税対象はポジションを決済したタイミングなので、決済を翌年にずらすことで課税時期を調整できます。
この方法を使えば、一時的に利益を翌年に持ち越すことで税金対策が可能になり、1つのリスク管理手段として有効です。
リスクヘッジのためのEA(自動売買)の利用
XMの同じ口座内で両建てをしたまま、損失を平均化する方法やつなぎ売買を行う自動システム(EA)を活用すれば、損失を抑えつつ利益を伸ばせます。
ただし、相場が急変動した際の過剰な取引やレバレッジ変更による強制決済が発生するリスクがあるため、十分な注意が必要です。自動売買を使う場合は、常に相場の動向を監視するようにしましょう。
XM両建て禁止行為がばれるリスクと対策
複数口座間の両建てがばれる仕組み
XMでは高度な監視システムにより、禁止されている複数口座間の両建て行為を確実に検知しています。
監視対象となる行為:
- 同一ユーザーの複数口座での反対ポジション保有
- 同一時刻での相反するエントリー
- 同一ロット数での対称的な取引
- 利益パターンが不自然な取引履歴
「バレないから大丈夫」という考えは非常に危険です。XMのシステムは日々進化しており、過去に遡って取引履歴をチェックすることも可能です。
他業者との両建て監視システム
海外FX業者間では、共通のプラットフォームと情報共有システムにより、業者を跨いだ両建て行為も監視されています。
IPアドレスによる監視
同一IPアドレスからの複数業者での取引は、システムにより自動的にフラグが立てられます。
- 同一デバイスからの複数業者ログイン
- 同一時間帯での相反するエントリー
- 取引パターンの類似性
取引パターンによる検知システム
AIを活用したパターン分析システムにより、以下の行為が検知されます。
- 不自然な利益率の継続
- リスクなし取引の反復
- アービトラージパターンの検出
ばれないための注意点
禁止行為を行わないための基本的な注意点:
安全な取引のための鉄則
・同一口座内のみで両建てを行う
・他社口座との同時使用を避ける
・自動売買EAの設定を慎重に行う
・取引履歴を定期的に確認する

「友人と一緒に両建てをやって口座凍結されました。XMは本当に厳しくチェックしているので、絶対にルールを守った方がいいです」(20代男性・FX歴1年)
XMで安全に両建て取引を行うためには、正しいルールの理解が不可欠です。まずは口座開設ボーナスを使って、同一口座内での両建て手法をマスターしましょう。
XMでの両建て取引のトラブルと対処法
XMの同じ口座内での両建て取引では、口座が凍結されるなど、気づかないうちに禁止行為に該当してペナルティが発生する場合があります。ここでは、そのようなトラブルが起きた時のペナルティの種類と解除方法を説明します。
禁止行為によるペナルティ
XMの同じ口座内での両建て取引で、以下の行為は明確に禁止されています。
- 複数のXM口座を使った両建て
- 他の海外FX会社との両建て
- 複数人での協調的な両建て
- 特定通貨のリスク回避目的の両建て
これらの行為を行った場合、意図的かどうかに関わらずペナルティ対象となります。XM側は利用者の状況を判断できないため、「取引停止」→「口座凍結」→「出金拒否」→「利益取消」という段階的な処置が取られます。
たとえ間違った操作であっても、規約違反と判断された措置が覆る可能性は低いですが、XMのサポートへ異議申し立てを行い、口座の復旧を目指すことが重要です。
ペナルティの解除方法
XMの同じ口座内での両建て取引で口座凍結や利益取消のペナルティを受けた場合は、XMサポートデスクに連絡してください。
- メールサポート時間:平日24時間/土日16:00~24:00(日本語対応)
- 連絡先:support@xmtrading.com(※全角@を半角@に変更)
口座凍結・休眠口座の詳細な対処法は、公式ガイドを必ず確認しましょう。
XMの両建て取引で利益を出すための注意点
XMでは同じ口座内での両建ては基本的に可能ですが、規約違反となる行為は絶対に避けてください。
多くの海外FX会社が両建てを禁止する理由は、ボーナス制度を両建てと組み合わせると確実な利益を得られてしまうためです。XMは高額ボーナスが特徴ですが、悪用すると永久凍結リスクがあります。
禁止行為を回避し、ルールを守った賢い両建て取引で利益を追求することが重要です。
まとめ:XM両建て取引を成功させるポイント
両建て取引の基本ルールの確認
XMでの両建て取引を成功させるために、基本ルールの厳守が最も重要です。
遵守すべき基本ルール:
- 同一口座内での両建てのみ許可
- 複数口座間の両建ては厳禁
- 他業者との両建ては厳禁
- 同一銘柄での両建てが基本
これらのルールを守ることで、口座凍結や出金拒否などの重いペナルティを回避できます。
リスク管理の重要性
両建て取引では、適切なリスク管理が利益確保の鍵となります。
重要なリスク管理項目:
- 証拠金維持率の常時監視
- スプレッド拡大への備え
- スワップコストの計算
- 解除タイミングの慎重な判断
初心者が避けるべき両建て手法
FX初心者が避けるべき両建て手法:
初心者NGの両建て手法
・複雑なナンピン両建て
・高レバレッジでの両建て
・経済指標を狙った両建て
・複数通貨ペアでの同時両建て
まずはシンプルな同一通貨ペアでの両建てから始めて、徐々に経験を積んでいくことが重要です。

「両建ては簡単そうに見えて実は奥が深いです。最初は少額で練習して、リスク管理を身につけてから本格的に取り組むことをお勧めします」(40代男性・FX歴7年)
XMの両建て取引は、正しい知識と適切なリスク管理を行えば、非常に有効な取引手法となります。禁止事項を守り、段階的にスキルを向上させることで、安定した利益獲得を目指しましょう。

「XMの両建ては証拠金0円になるのが最大のメリット。ロスカットギリギリの時でも体勢を立て直せるので、もう手放せません」(30代男性・FX歴4年)
XMの両建て取引をマスターして、より安全で効率的なトレードを始めませんか?今なら口座開設ボーナス13,000円で、リスクなく両建て手法を実践できます。
初心者のよくある質問
両建てとは何ですか?
- 両建てとは、同じ通貨ペアで「買い」と「売り」のポジションを同時に持つ取引方法です。例えばドル円の買いポジションと売りポジションを同時に持つことで、相場の急な変動によるリスクを抑えることができます。XMでは同じ口座内での両建てが認められていますが、正しく理解して使わないとコストがかさむこともあります。
XMではどのような両建てが許可されていますか?
- XMでは「同じ口座内」での両建てのみが許可されています。つまり、一つの口座で同じ通貨ペアの買いと売りのポジションを同時に持つことができます。これにより、同一ロット数であれば必要証拠金が0円になるというメリットがあります。ただし、異なる口座間や他社との両建ては禁止されているので注意が必要です。
XMで禁止されている両建ては何ですか?
- XMでは複数の口座を使った両建て、他の海外FX会社の口座を使った両建て、複数人が協力した両建て、そしてリスク回避目的の特定通貨の両建て(例:ユーロドル売り+ユーロ円買い)が禁止されています。これらは規約違反とみなされ、利益の没収や口座凍結などのペナルティを受ける可能性があります。
両建て時の必要証拠金はどうなりますか?
- XMでは、同じ通貨ペア、同じロット数での両建て時に必要証拠金が0円になります。この特徴は海外FXの通貨ペア、ゴールド、シルバーの取引に適用されます。そのため、証拠金維持率が低下している状況でも、追加資金なしに新たなポジションを持つことが可能です。ただし、他の銘柄では必要証拠金が50%になる点に注意が必要です。
両建てのメリットは何ですか?
- 両建ての主なメリットは、必要証拠金が0円になること、損失を抑えつつ相場を冷静に分析できること、長期と短期の取引を同時に行えること、ナンピン手法で損失を平均化できること、そしてXMポイント(XMP)を往復分獲得できることです。特に相場の方向性が不明確な時に有効な戦略となります。