XMTradingの最大・最小ロット、1pipsの損益計算方法を解説
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XMTradingでは、スタンダード口座、KIWAMI口座、ゼロ口座で1ロットは10万通貨です。ただし、マイクロ口座では1ロットは1,000通貨で、最小0.01ロット(10通貨)から少額で取引が可能です。
この記事では、XMTradingのロットに関する知識を詳しく解説します。
この記事でわかること
- 各口座タイプ別の最大・最小ロット数
- 1pipsの損益計算方法
- 取引銘柄別の1ロット単位
- 必要証拠金の計算方法
XMの取引数量やポジション数について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
>>XMの業界最高水準の取引環境に関する情報は、この記事を参考にしてください。
おすすめ記事→XM取引環境の完全ガイド|快適で安全なFX取引を実現するための全機能解説
この記事の見出し
XMTradingの1ロット(通貨単位)とは?
ロットは、海外FXで使用される用語で、1回の取引における通貨量の単位です。
1ロットが100,000通貨の場合、取引で使う通貨がドルであれば、1ロットのエントリーで100,000ドル分のポジションを保有することを意味します。
XMTradingを含めた海外FX業者では、1ロット=100,000通貨が一般的です。ただし、XMTradingのマイクロ口座のように、少額取引向けの口座タイプでは1ロット=1,000通貨とされている場合もあります。
最大・最小ロットとは?
XMTradingにおける「最大・最小ロット」とは、一つのポジションで保有できる最大および最小のロット数を指します。
XMTradingの最大ロット数は、スタンダード口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座が50ロット、マイクロ口座が100ロットとなっています。つまり、スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座では1回の注文につき最大で500万ドル、マイクロ口座は1ロット=1,000通貨なので最大10万ドルまでのポジションを持てることになります。
XMTradingの最小ロットは、すべての口座タイプで共通して0.01ロットに設定されています。スタンダード口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座は最小1,000ドル、マイクロ口座は最小で10ドル分のポジションから取引を始めることができます。
最大ポジション数とは?
XMTradingのポジション数とは、ひとつのアカウントで同時に保有できる最大のポジション数のことです。
XMTradingでは、ひとつのアカウントにつき最大で200ポジションまで持つことができます。最大ロット数は保有できる取引数量の上限を指していますが、最大ポジション数は保有できるポジションの数そのものを指しています。
XMTradingで取引する際は、最大・最小ロット数と最大ポジション数それぞれを考慮したうえで計画を立てる必要があります。
XMの1ロットはいくら?実際の取引金額
XMの1ロットの金額は口座タイプによって大きく異なります。スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座では1ロット=10万通貨、マイクロ口座では1ロット=1,000通貨と設定されています。
例えば、USD/JPYが150円のときに1ロット取引する場合:
- スタンダード口座:1,500万円分の取引
- マイクロ口座:15万円分の取引
この通貨単位の違いを理解しておかないと、意図しない大きな取引をしてしまう可能性があります。

「最初マイクロ口座で慣れてからスタンダードに移ったけど、1ロットの金額の違いに驚いた。100倍違うから注意が必要です」(30代男性・FX歴2年)
スタンダード口座の1ロット取引金額
XM スタンダード口座では、1ロット=10万通貨として設定されています。これは海外FX業界では標準的な設定です。
主要通貨ペアでの1ロット取引金額(2025年1月レート):
通貨ペア | レート | 1ロットの金額 |
---|---|---|
USD/JPY | 150円 | 1,500万円 |
EUR/JPY | 160円 | 1,600万円 |
GBP/JPY | 185円 | 1,850万円 |
1,000倍のレバレッジを活用すれば、1万5千円程度の証拠金で1,500万円分の取引が可能になります。
マイクロ口座の1ロット取引金額
マイクロ口座は少額取引専用の口座タイプで、1ロット=1,000通貨と設定されています。これにより、初心者でも安心して取引を始められる環境が提供されています。
主要通貨ペアでの1ロット取引金額:
- USD/JPY(150円):15万円分
- EUR/USD(1.05):10万5千円分
- GBP/USD(1.25):12万5千円分
マイクロ口座なら最小0.01ロット(10通貨)から取引可能で、わずか数百円の証拠金でFX取引を体験できます。

「FX初心者にはマイクロ口座がおすすめ。1ロットが1,000通貨だから、損失も利益も小さくて勉強になります」(20代男性・FX歴6ヶ月)
ゼロ口座とKIWAMI極口座の1ロット取引金額
ゼロ口座とkiwami極口座も、スタンダード口座と同様に1ロット=10万通貨となっています。
ただし、ゼロ口座のみレバレッジが最大500倍に制限されているため、同じ1ロット取引でも必要な証拠金が他の口座タイプより多くなります。
ゼロ口座の特徴
ゼロ口座は極狭スプレッドが魅力ですが、1ロットあたり10ドルの取引手数料が発生します。取引頻度が高いトレーダーは手数料も考慮して取引計画を立てましょう。
国内FXとの1ロット金額比較
国内FXと海外FXでは、1ロットあたりの通貨単位が大きく異なります。
FX業者 | 1ロット | USD/JPY(150円)での金額 |
---|---|---|
国内FX | 1万通貨 | 150万円 |
XMスタンダード | 10万通貨 | 1,500万円 |
XMマイクロ | 1,000通貨 | 15万円 |
国内FXからXMに移行する際は、1ロットの金額差を必ず確認してください。間違えると想定の10倍の取引をしてしまう恐れがあります。
XMの1ロット金額を理解したら、実際の取引環境を体験してみましょう。口座開設ボーナスを活用すれば、リスクなしでロット取引を練習できます。
XMの取引単位について詳しく解説
XMの取引単位システムは、初心者から上級者まで幅広いトレーダーのニーズに対応するよう設計されています。ロットという概念を理解することで、より効率的な資金管理が可能になります。
XMの取引単位の特徴
XMの取引単位には以下の特徴があります:
- 口座タイプ別の柔軟な設定:マイクロ口座は1,000通貨、その他は10万通貨
- 0.01ロットからの細かい調整:最小単位での精密な取引が可能
- 最大50〜100ロットまでの大口取引:プロトレーダーにも対応
この柔軟な取引単位設定により、自分の経験値と資金に合わせた最適なトレード環境を選択できます。

「0.01ロットから始められるのが良い。少しずつロット数を増やしていけるから、リスク管理しながら成長できます」(40代男性・FX歴3年)
取引単位が異なる理由
XMが口座タイプ別に取引単位を変えている理由は、トレーダーの多様な取引スタイルと資金力に対応するためです。
特に重要なのは以下の要素:
- リスク許容度:初心者は小さな単位で経験を積む
- 資金規模:少額資金でも本格的なFX体験を提供
- 取引戦略:スキャルピングなら細かい調整、長期投資なら大きな単位
適切な取引単位選択は成功するFX取引の第一歩といえます。
少額取引を可能にする仕組み
XMの少額取引システムは、マイクロ口座と最小0.01ロット設定の組み合わせで実現されています。
具体的な最小取引金額:
- マイクロ口座:10通貨(約1,500円分)
- スタンダード口座:1,000通貨(約15万円分)
これにより学生やFX初心者でもお小遣い程度の資金でリアル取引を体験できます。デモトレードでは味わえない緊張感の中で、実際の相場感覚を養えるのが大きなメリットです。
ハイレバレッジとの関係性
XMのレバレッジ最大1,000倍は、取引単位システムと相まって少ない証拠金で大きな取引を可能にします。
例:USD/JPY 150円で1ロット取引の必要証拠金
- スタンダード口座(1,000倍):15,000円
- マイクロ口座(1,000倍):150円
ハイレバレッジと柔軟な取引単位により、資金効率を最大化した取引戦略を構築できます。
XMTradingの最大・最小ロット数【口座タイプ別】
XMTradingでは、口座タイプごとに1ロットあたりの通貨単位や最大・最小ロット数が異なります。
XMTradingの口座タイプ別の最大・最小ロット数は、以下の通りです。
口座タイプ | 1ロット(通貨単位) | 最大ロット数 | 最小ロット数 |
---|---|---|---|
マイクロ口座 | 1,000通貨 | 100ロット | 0.01ロット |
スタンダード口座 | 100,000通貨 | 50ロット | 0.01ロット |
ゼロ口座 | 100,000通貨 | 50ロット | 0.01ロット |
KIWAMI極口座 | 100,000通貨 | 50ロット | 0.01ロット |
また、ポジション制限はアカウントあたり最大200ポジションまでです。
マイクロ口座の最大・最小ロット数
XMTradingのマイクロ口座は、1ロットが1,000通貨、最大ロット数が100ロットに設定されています。
1ロット(通貨単位) | 最大ロット数 | 最小ロット数 |
---|---|---|
1,000通貨 | 100ロット | 0.01ロット |
他の口座タイプがすべて1ロット=100,000通貨・最大50ロットなのに対し、1ロットの数量が小さいマイクロ口座は最大ロットが100ロットまでとなっています。
マイクロ口座では、1ロット1,000通貨で最小0.01ロットからの取引が可能なので、最低10通貨(1,000通貨×0.01ロット)でエントリーできます。
マイクロ口座でドル円(1ドル=157円)をレバレッジ1,000倍で取引する場合、0.01ロットのポジションなら1.57円の証拠金で取引可能です。
最小ロット数取引の必要証拠金計算(マイクロ口座)
取引金額:157円×10通貨=1,570円
必要証拠金:1,570円÷1,000倍=1.57円
XMTradingのマイクロ口座の最大ロット数は100ロットなので、最大100,000通貨(1,000通貨×100ロット)で取引ができます。ドル円なら、15,000円の証拠金で取引可能です。
最大ロット数取引の必要証拠金計算(マイクロ口座)
取引金額:157円×100,000通貨=1,570万円
必要証拠金:1,570万円÷1,000倍=15,700円
XMTradingのマイクロ口座は他の口座タイプよりも小さい規模で取引ができるため、海外FX初心者や少額で始めたい方におすすめな口座タイプです。
スタンダード口座の最大・最小ロット数
1ロット(通貨単位) | 最大ロット数 | 最小ロット数 |
---|---|---|
100,000通貨 | 50ロット | 0.01ロット |
スタンダード口座の1ロットは100,000通貨で、最小0.01ロットからの取引が可能です。つまり、ドル円を取引する場合、最低1,000通貨(100,000通貨×0.01ロット)からポジションを保有できます。
0.01ロットのポジションなら、157円の証拠金で取引可能です。
最小ロット数取引の必要証拠金計算
取引金額: 157円 × 1,000通貨 = 157,000円
必要証拠金: 157,000円 ÷ 1,000倍 = 157円
最大ロット数は50ロットなので、最大5,000,000通貨(100,000通貨×50ロット)で取引できます。スタンダード口座で最大ロットの取引をする場合、ドル円なら785,000円の証拠金で取引可能です。
最大ロット数取引の必要証拠金計算
取引金額: 157円 × 500万通貨 = 7億8,500万円
必要証拠金: 7億8,500万円 ÷ 1,000倍 = 785,000円
XMTradingのスタンダード口座は、標準的な口座タイプで初めてXMTradingを使う方にもおすすめです。海外FX初心者にも使いやすいスペックが揃っているので、まずはスタンダード口座から利用し始めてはいかがでしょうか。
ゼロ口座の最大・最小ロット数
1ロット(通貨単位) | 最大ロット数 | 最小ロット数 |
---|---|---|
100,000通貨 | 50ロット | 0.01ロット |
XMTradingのゼロ口座は、1ロット=100,000通貨で最小0.01ロットからの取引が可能です。つまり、最小1,000通貨(100,000通貨×0.01ロット)で取引ができます。ドル円(1ドル=157円)の場合、0.01ロットのポジションを持つために必要な証拠金は300円です。
最小ロット数取引の必要証拠金計算
取引金額: 157円 × 1,000通貨 = 157,000円
必要証拠金: 157,000円 ÷ 500倍 = 314円
また、最大ロット数は50ロットなので、最大5,000,000通貨(100,000通貨×50ロット)のポジション保有が可能です。その時の必要証拠金は以下の通りです。
最大ロット数取引の必要証拠金計算
取引金額: 157円 × 5,000,000通貨 = 7億8,500万円
必要証拠金: 7億8,500万円 ÷ 500倍 = 1,570,000円
なお、XMTradingのレバレッジはゼロ口座以外が1,000倍で、ゼロ口座のみ500倍と低めの設定になっています。そのため、ゼロ口座のみ同じロット数の取引でも他口座タイプより必要証拠金が多くなってしまう点にはご注意ください。
また、ゼロ口座は最低0.0pipsのゼロスプレッドで取引できる口座タイプですが、スプレッドとは別に1ロットあたり10ドルの取引手数料が必要な点も覚えておきましょう。
KIWAMI極口座の最大・最小ロット数
1ロット(通貨単位) | 最大ロット数 | 最小ロット数 |
---|---|---|
100,000通貨 | 50ロット | 0.01ロット |
KIWAMI極口座は、1ロット=100,000通貨で、最小0.01ロット・最大50ロットの取引が可能です。最低1,000通貨(100,000通貨×0.01ロット)のエントリーができ、ドル円(1ドル=157円)の場合の必要証拠金は157円です。
最小ロット数取引の必要証拠金計算
取引金額: 157円 × 1,000通貨 = 157,000円
必要証拠金: 157,000円 ÷ 1,000倍 = 157円
最大ロット数での取引では、5,000,000通貨のポジションを持てるため、ドル円なら750,000円の証拠金で取引できます。
最大ロット数取引の必要証拠金計算
取引金額: 157円 × 5,000,000通貨 = 7億8,500万円
必要証拠金: 7億8,500万円 ÷ 1,000倍 = 785,000円
XMTradingのKIWAMI極口座は、低スプレッドの口座タイプでありながら取引手数料無料という、珍しい特徴を持ちます。XMTradingの中で最も取引コストが低い優秀な口座タイプなので、「コストを抑えて利益を増やしたい」という方は、ぜひ一度KIWAMI極口座を利用してみてください。
XM通貨単位の仕組みを理解しよう
XMでは取引する銘柄によって通貨単位が大きく異なります。通貨ペア、貴金属、CFD商品それぞれに独自の単位設定があり、正しく理解することで適切なリスク管理が可能になります。
FX通貨ペアの通貨単位
通貨ペアの取引では、ベース通貨(基軸通貨)の単位でロット数が決まります。
主要通貨ペアの通貨単位:
通貨ペア | ベース通貨 | 1ロット(スタンダード) |
---|---|---|
USD/JPY | 米ドル | 100,000ドル |
EUR/USD | ユーロ | 100,000ユーロ |
GBP/JPY | 英ポンド | 100,000ポンド |
どの通貨が基軸になっているかを理解すれば、1pipsあたりの損益計算も正確に行えるようになります。

「最初はベース通貨の概念がわからなくて苦労した。でも理解すると損益計算がすごく楽になります」(30代女性・FX歴1年)/p>
CFD銘柄の通貨単位
CFD取引では、各銘柄ごとに独自の通貨単位が設定されています。
主要CFD銘柄の単位:
- 株価指数:日経225は1ロット=25,000円分、ダウは1ロット=32,000ドル分
- エネルギー:原油は1ロット=100バレル
- 商品:コーヒーは1ロット=37,500ポンド
CFD取引では銘柄ごとの契約サイズを必ず確認してから注文することが重要です。
貴金属の通貨単位(オンス表記)
XMの貴金属取引ではオンス(oz)単位が使用されます。1オンス=約31.1グラムです。
貴金属の取引単位:
- ゴールド(GOLD):1ロット=100オンス
- シルバー(SILVER):1ロット=5,000オンス
- プラチナ(PLATINUM):1ロット=100オンス
ゴールド価格が2,000ドル/オンスの場合、1ロット取引は20万ドル分(約3,000万円分)の取引になります。
貴金属取引の注意点
貴金属は価格変動が大きく、1ロットあたりの金額も高額になります。初心者は0.01ロット程度の小さなポジションから始めることをおすすめします。
仮想通貨の通貨単位
仮想通貨取引では、各通貨ごとに異なる単位設定があります。
主要仮想通貨の取引単位:
仮想通貨 | 1ロット | 価格例 | 1ロットの価値 |
---|---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 1 BTC | 600万円 | 600万円 |
イーサリアム(ETH) | 1 ETH | 30万円 | 30万円 |
リップル(XRP) | 1,000 XRP | 100円 | 10万円 |
仮想通貨は価格変動が激しいため、通貨単位と現在価格を必ず確認してから取引しましょう。

「仮想通貨CFDは便利だけど、価格の動きが激しいから小さなロット数で様子見しています」(25代男性・FX歴1年)
XMTradingのロット計算方法
ここでは、XMTradingのロットに関する計算方法を解説していきます。
XMTradingのロットに関する計算方法は以下の通りです。
- 1pipsの損益計算方法: 1pipsの損益を計算する際は、通貨ペアや取引数量が重要です。例えば、ドル円で1ロット取引の場合、1pipsの価格は1,000円です[3]。
- 1ロットの必要証拠金の計算方法: 必要証拠金は、取引金額をレバレッジで割ることで計算できます。例えば、レバレッジが1,000倍の場合、1ロットのドル円取引で必要な証拠金は157円です[1]。
- XM公式の証拠金計算ツールが便利: XM公式の証拠金計算ツールを使用すると、口座タイプやロット数、レバレッジを入力するだけで必要証拠金を自動で計算できます。これにより、リスク管理がしやすくなります[4]。
1pipsの損益計算方法
1pipsの値動きによる損益の計算方法を解説していきます。
まず、pip(ピップ)というのは値動きの最小単位で、海外FX通貨ペアの右側に表示されている通貨(決済通貨)により最低の単位が異なることを押さえておきましょう。(pipsはpipの複数形)
1pipsの価格はいくら?
- 円建て通貨ペアの場合: 0.01円
- 非円建て通貨ペアの場合: 0.0001決済通貨
次に、それぞれの1pipsの価格を以下の計算式により算出します。
1pipsの損益計算式
1pipsの価格=取引数量×通貨ペアの最小単位
例えば、ドル円とユーロドルの場合では、以下のように1pipsの価格は異なります。
ドル円を1ロット取引をした場合の1pipsの価格は以下の通りです。
ドル円の1pipsの価格
1,000円 = 100,000通貨 × 0.01円
ユーロドルを1ロット取引をした場合の1pipsの価格は以下の通りです。
ユーロドルの1pipsの価格
10ドル = 100,000通貨 × 0.0001ドル
ユーロドルの1pipsの価格を日本円に換算(1ドル=157円の場合)した場合は以下の通りです。
1,570円 = 10ドル × 157円
1pipsの価格が分かれば、1pipsの価格がそのまま1pipsの変動で生じる損益額となります。
なお、1pipsの損益を計算する際は、以下の点に注意が必要です。
1pipsの損益計算の注意点
- 通貨ペアの最小単位: 円建てか非円建てにより最小単位が異なる。
- 取引数量: 通常は100,000通貨ですが、マイクロ口座の場合1,000通貨です。
必要証拠金の計算方法
1ロットのポジション保有に必要な証拠金は、以下の計算式により算出できます。
1ロットの必要証拠金の計算式
1ロットの必要証拠金 = 1ロットの取引数量 × 為替レート ÷ レバレッジ
具体例でいくらになるか確認していきましょう。
XMTradingのスタンダード口座でUSDJPYを1ロット取引する場合、必要証拠金は以下のようになります。
USDJPYを1ロット取引する場合の必要証拠金
- 為替レート: 1ドル157円
- 1ロットの取引数量: 100,000通貨
- レバレッジ: 1,000倍
1ロットの必要証拠金 = 100,000通貨 × 157円 ÷ 1,000倍 = 15,700円
また、同様にXMTradingのスタンダード口座で、EURUSDを取引する場合いくらになるかは以下の通りです。
EURUSDを1ロット取引する場合の必要証拠金
- 為替レート: 1.05ドル
- 1ロットの取引数量: 100,000通貨
- レバレッジ: 1,000倍
1ロットの必要証拠金 = 100,000通貨 × 1.05ドル ÷ 1,000倍 = 105ドル(16,485円)
XMロット別証拠金一覧【完全版】
XMで取引する際の必要証拠金は、取引量、レバレッジ、現在レートの3つの要素で決まります。ここでは実際の計算例を交えながら、ロット別の証拠金を詳しく解説します。
主要通貨ペア別証拠金一覧
以下は主要通貨ペアの1ロット取引に必要な証拠金(最大レバレッジ1,000倍適用時)です。
通貨ペア | 現在レート | スタンダード口座 | マイクロ口座 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 150.00 | 15,000円 | 150円 |
EUR/JPY | 160.00 | 16,000円 | 160円 |
GBP/JPY | 185.00 | 18,500円 | 185円 |
AUD/JPY | 95.00 | 9,500円 | 95円 |
証拠金計算式:現在レート × 通貨単位 ÷ レバレッジを覚えておけば、いつでも自分で計算できます。
ロット数別必要証拠金表
USD/JPY 150円を例に、ロット数別の必要証拠金を一覧にしました。
ロット数 | スタンダード口座 | マイクロ口座 |
---|---|---|
0.01 | 150円 | 1.5円 |
0.1 | 1,500円 | 15円 |
1.0 | 15,000円 | 150円 |
10.0 | 150,000円 | 1,500円 |
この表を参考にすれば、自分の資金に対して適切なロット数を選択できます。証拠金維持率は最低でも200%以上を保つことをおすすめします。

「証拠金維持率を300%以上に保つようにしています。余裕を持った取引が長期的には利益につながる」(35代男性・FX歴5年)
0.01ロット〜1ロットの証拠金
初心者におすすめの取引サイズである0.01ロット〜1ロットの詳細な証拠金情報をお伝えします。
スタンダード口座での証拠金(USD/JPY 150円):
- 0.01ロット:150円(1,000通貨)
- 0.05ロット:750円(5,000通貨)
- 0.1ロット:1,500円(10,000通貨)
- 0.5ロット:7,500円(50,000通貨)
- 1.0ロット:15,000円(100,000通貨)
資金10万円なら0.5ロット程度が安全な取引量の目安です。証拠金維持率を適切に保ちながら、着実に経験を積みましょう。
大口取引(10ロット以上)の証拠金
上級者向けの大口取引では、より高い証拠金とリスク管理能力が必要になります。
大口取引の証拠金例(USD/JPY 150円):
ロット数 | 必要証拠金 | 推奨口座残高 |
---|---|---|
10ロット | 150,000円 | 50万円以上 |
25ロット | 375,000円 | 125万円以上 |
50ロット | 750,000円 | 250万円以上 |
大口取引では、レバレッジ制限や証拠金維持率の管理がより重要になります。相場の急変動に備えて、十分な余剰証拠金を確保してください。
レバレッジ制限の注意
有効証拠金が40,000ドルを超えると最大レバレッジが500倍に制限されます。大口取引を検討している方は、この制限も考慮して資金計画を立ててください。
証拠金計算を理解したら、実際にXMの公式計算ツールで確認してみましょう。口座開設後すぐに利用できる便利なツールです。
XMTrading公式の証拠金計算ツールを使った確認方法
計算したり計算式を覚えるのが面倒な場合は、XMTrading公式の証拠金計算ツールの利用がおすすめです。
XMTrading公式の証拠金計算ツールの利用方法は以下の通りです。
XMTradingの証拠金計算ツールの使い方
- XMTrading公式サイトの上部メニューから「FXを学ぶ」を選択し「FX計算ツール」をクリック
- 証拠金計算ツールの「詳細を読む」をクリック
- 口座の基本通貨・通貨ペア・口座タイプを選択
- ロット数量を入力しレバレッジを選択
- 全ての選択および入力を行い「計算する」をクリックすれば、必要証拠金が算出されます。
また、XMTradingの公式サイトでは1pipsの損益計算ツールや、予約注文実行時の損益計算ツールなども公開されています。
誰でも簡単に計算ができますので、計算が面倒だという方はぜひツールを使ってみてくださいね。
XMTradingの1ロットの通貨単位【銘柄別】
XMTradingにおける1ロットの通貨単位は、金融商品ごとに異なる場合があるため、以下の一覧表で確認してください。
XMTradingで取引可能な商品カテゴリは以下の通りです。
XMで取引可能な商品カテゴリ一覧
- FX通貨ペア
- 貴金属(ゴールド・シルバー)
- 商品CFD
- 仮想通貨CFD
- エネルギーCFD
- 株式
これらの商品カテゴリごとに、1ロットの通貨単位や取引条件が異なることがありますので、具体的な商品ごとに確認することが重要です。
FX通貨ペア
XMTradingのFX通貨ペアの1ロットは全て100,000通貨です。
以下は、海外FXの銘柄別に1ロットの通貨単位を示した表です。
銘柄名 | 1ロットの通貨単位 |
---|---|
AUDCAD | 100,000 AUD |
AUDCHF | 100,000 AUD |
AUDJPY | 100,000 AUD |
AUDNZD | 100,000 AUD |
AUDUSD | 100,000 AUD |
CADCHF | 100,000 CAD |
CADJPY | 100,000 CAD |
CHFJPY | 100,000 CHF |
CHFSGD | 100,000 CHF |
EURAUD | 100,000 EUR |
EURCAD | 100,000 EUR |
EURCHF | 100,000 EUR |
EURDKK | 100,000 EUR |
EURGBP | 100,000 EUR |
EURHKD | 100,000 EUR |
EURHUF | 100,000 EUR |
EURJPY | 100,000 EUR |
EURNOK | 100,000 EUR |
EURNZD | 100,000 EUR |
EURPLN | 100,000 EUR |
EURSEK | 100,000 EUR |
EURSGD | 100,000 EUR |
EURTRY | 100,000 EUR |
EURUSD | 100,000 EUR |
EURZAR | 100,000 EUR |
GBPAUD | 100,000 GBP |
GBPCAD | 100,000 GBP |
GBPCHF | 100,000 GBP |
GBPDKK | 100,000 GBP |
GBPJPY | 100,000 GBP |
GBPNOK | 100,000 GBP |
GBPNZD | 100,000 GBP |
GBPSEK | 100,000 GBP |
GBPSGD | 100,000 GBP |
GBPUSD | 100,000 GBP |
NZDCAD | 100,000 NZD |
NZDCHF | 100,000 NZD |
NZDJPY | 100,000 NZD |
NZDSGD | 100,000 NZD |
NZDUSD | 100,000 NZD |
SGDJPY | 100,000 SGD |
USDCAD | 100,000 USD |
USDCHF | 100,000 USD |
USDCNH | 100,000 USD |
USDDKK | 100,000 USD |
USDHKD | 100,000 USD |
USDHUF | 100,000 USD |
USDJPY | 100,000 USD |
USDMXN | 100,000 USD |
USDNOK | 100,000 USD |
USDPLN | 100,000 USD |
USDSEK | 100,000 USD |
USDSGD | 100,000 USD |
USDTRY | 100,000 USD |
USDZAR | 100,000 USD |
これは、XMで提供されている海外FXの銘柄別1ロットの通貨単位の情報です。
通常、FX通貨ペアの左に表示される通貨が基軸通貨で、1ロットの通貨単位です。右に表示される通貨が決済通貨で、損益計算などの際に用いられます。
例えば、USDJPYの場合、米ドル(USD)が基軸通貨で日本円(JPY)が決済通貨です。
貴金属(ゴールド・シルバー)
XMTradingの貴金属の1ロットは銘柄により異なります。
各銘柄の1ロット通貨単位は以下の通りです。
銘柄名 | 1ロット通貨単位 |
---|---|
GOLD(金) | 100オンス |
SILVER(銀) | 5,000オンス |
XAUEUR(ゴールド/ユーロ) | 100オンス |
PALL(パラジウム) | 10オンス |
PLAT(プラチナ) | 10オンス |
1オンスは約31.1035グラムに相当し、オンスは「トロイオンス」の略称です。
上記のように銘柄により1ロットの通貨単位は異なります。
商品CFD
XMTradingの商品CFDの1ロットは銘柄により異なります。
各銘柄の1ロット通貨単位は以下の通りです。
銘柄名 | 1ロット通貨単位 |
---|---|
COCOA | 1 Metric Ton |
COFFE | 10,000 LBS |
CORN | 400 Bushels |
COTTO | 10,000 LBS |
HGCOP | 2,000 LBS |
SBEAN | 400 Bushels |
SUGAR | 10,000 LBS |
WHEAT | 400 Bushels |
これらの商品CFDは、各銘柄ごとに異なる単位で取引されます。
仮想通貨CFD
XMTradingの仮想通貨CFD(仮想通貨FX・ビットコインFX)の1ロットは銘柄により異なります。
以下は、XMTradingで取引可能な仮想通貨CFDの1ロット通貨単位の一覧です。
銘柄名 | 1ロット通貨単位 |
---|---|
1INCHUSD | 10,000 1INCH |
AAVEUSD | 10 AAVE |
ADAUSD | 1,000 ADA |
ALGOUSD | 1,000 ALGO |
APEUSD | 1,000 APE |
APTUSD | 100 APT |
ARBUSD | 1,000 ARB |
ATOMUSD | 100 ATOM |
AVAXUSD | 10 AVAX |
AXSUSD | 100 AXS |
BATUSD | 1,000 BAT |
BCHUSD | 10 BCH |
BTCEUR | 1 BTC |
BTCGBP | 1 BTC |
BTCUSD | 1 BTC |
BTGUSD | 1,000 BTG |
CHZUSD | 10,000 CHZ |
COMPUSD | 10 COMP |
CRVUSD | 1,000 CRV |
DASHUSD | 100 DASH |
DOGEUSD | 10,000 DOGE |
DOTUSD | 100 DOT |
EGLDUSD | 100 EGLD |
ENJUSD | 1,000 ENJ |
EOSUSD | 1,000 EOS |
ETCUSD | 100 ETC |
ETHBTC | 100,000 ETH |
ETHEUR | 1 ETH |
ETHGBP | 1 ETH |
ETHUSD | 1 ETH |
FETUSD | 1,000 FET |
FILUSD | 1,000 FIL |
FLOWUSD | 1,000 FLOW |
GRTUSD | 1,000 GRT |
ICPUSD | 1,000 ICP |
IMXUSD | 1,000 IMX |
LDOUSD | 1,000 LDO |
LINKUSD | 100 LINK |
LRCUSD | 10,000 LRC |
LTCUSD | 10 LTC |
MANAUSD | 10,000 MANA |
MATICUSD | 1,000 MATIC |
NEARUSD | 1,000 NEAR |
OPUSD | 1,000 OP |
SANDUSD | 1,000 SAND |
SHIBUSD | 100,000 SHIB |
SNXUSD | 1,000 SNX |
SOLUSD | 10 SOL |
STORJUSD | 1,000 STORJ |
STXUSD | 1,000 STX |
SUSHIUSD | 1,000 SUSHI |
UMAUSD | 1,000 UMA |
UNIUSD | 100 UNI |
XLMUSD | 1,000 XLM |
XRPUSD | 1,000 XRP |
XTZUSD | 1,000 XTZ |
ZECUSD | 100 ZEC |
ZRXUSD | 1,000 ZRX |
仮想通貨CFDは銘柄により1ロットの価値が大きく異なるため注意が必要です。
エネルギーCFD
XMTradingのエネルギーCFDの1ロットは銘柄により異なります。
各銘柄の1ロット通貨単位は以下の通りです。
銘柄名 | 1ロット通貨単位 |
---|---|
BRENTCash | 100 Barrels |
NGASCash | 1,000 MMBtu |
OILCash | 100 Barrels |
BRENT | 100 Barrels |
GSOIL | 4 Tonnes |
NGAS | 1,000 MMBtu |
OIL | 100 Barrels |
OILMn | 10 Barrels |
これらのエネルギーCFDは、各銘柄ごとに異なる単位で取引されます。
株式
XMTradingの株式CFDの1ロットは銘柄により異なります。
XMTrading 株式CFDの代表銘柄に適用される1ロット通貨単位は以下の通りです。
株式CFDの1ロット通貨単位
銘柄名 | 1ロット通貨単位 |
---|---|
Alibaba | 10 |
Amazon | 10 |
Apple | 10 |
AMEX | 10 |
Adobe | 10 |
Dell | 10 |
10 | |
Tesla | 10 |
10 | |
Microsoft | 10 |
NVDA | 10 |
Nestle | 10 |
Lloyds | 100 |
Berkshire Hathaway | 10 |
JPMorgan | 10 |
Johnson & Johnson | 10 |
BMW | 10 |
Daimler | 10 |
Siemens | 10 |
株式CFDの1ロット通貨単位は、ほとんどの銘柄で10株になります。
XMロット取引の実践例と注意点
XMでのロット取引を成功させるためには、理論的な知識だけでなく、実践的な経験と注意点の理解が不可欠です。ここでは実際のトレーダーの体験談を交えながら、実践的なロット管理法を解説します。
初心者におすすめのロット数
FX初心者は必ず小さなロット数から始めましょう。以下が推奨するロット数の目安です。
- 資金10万円以下:0.01〜0.05ロット
- 資金10〜50万円:0.05〜0.2ロット
- 資金50〜100万円:0.1〜0.5ロット
1回の取引で失う資金は口座残高の2%以内に抑えるのが鉄則です。

「最初は欲張って0.5ロットで始めたけど、すぐに資金を溶かした。今は0.01ロットから地道にやり直しています」(20代男性・FX歴8ヶ月)
初心者向けの安全な取引例:
- マイクロ口座で0.1ロットから開始
- 損切りは必ず20-30pipsに設定
- 利益確定も同程度でリスクリワード比1:1
- 慣れてきたら徐々にロット数を増加
ロット計算でよくある失敗例
多くのトレーダーが経験するロット計算の失敗パターンを把握しておけば、同じ間違いを避けられます。
代表的な失敗例:
- 口座タイプの混同:マイクロとスタンダードを間違える
- 証拠金不足:レバレッジ制限を考慮しない
- 通貨単位の誤認:CFDで通常のFXと同じ感覚で取引
- 感情的な判断:負けを取り返そうとロット数を上げる

「負けが続いた時に倍プッシュでロット数を上げたら、一気に口座が飛んだ。感情的になった時は一旦取引を止めるのが大事」(30代男性・FX歴2年)
マイクロ口座とスタンダード口座の間違い
最も多い失敗が口座タイプによる取引量の誤認です。特に注意すべき点:
- マイクロ口座で慣れてスタンダード口座に移行する際
- 複数口座を使い分けている場合
- 他社からXMに移行した場合
実際の失敗例:
マイクロ口座で1ロット(1,000通貨)で取引していたトレーダーが、スタンダード口座で同じ感覚で1ロット注文→実際は10万通貨(100倍)の取引になってしまった
失敗を防ぐチェックポイント
注文前に必ず以下を確認:①使用している口座タイプ ②1ロットあたりの通貨単位 ③必要証拠金 ④最大損失額の4点をチェックしましょう。
証拠金不足によるロスカット事例
ロスカットは証拠金維持率が20%を下回ると執行されます。ロット数に対して証拠金が不足している状況でよく発生します。
典型的なロスカット事例:
- 資金10万円でUSD/JPY 1ロット保有
- 必要証拠金15,000円、有効証拠金85,000円
- 17pips逆行でロスカット執行
証拠金維持率300%以上を維持すれば、多少の逆行でもロスカットを回避できます。

「ロスカットされてから証拠金維持率の重要性を実感。今は500%以上を心がけています」(40代男性・FX歴3年)
XMロット管理のコツと資金管理術
成功するFXトレーダーになるためには、適切なロット管理と資金管理が最も重要です。技術分析や市場知識も大切ですが、資金を守り続けられなければ長期的な成功は望めません。
適切なロット数の決め方
適切なロット数は以下の要素を総合的に考慮して決定します。
- 総資金額:リスクにさらせる金額の上限
- リスク許容度:1回の取引で失える金額
- 取引戦略:損切り幅と利益目標
- 経験レベル:FX取引の熟練度
「2%ルール」:1回の取引損失を口座残高の2%以内に抑えることが基本です。
具体的な計算例(資金50万円、損切り30pips):
許容損失:50万円 × 2% = 1万円
適切なロット数:1万円 ÷ 30pips = 約0.3ロット

「2%ルールを守るようになってから成績が安定した。大きく勝つより、負けを小さくすることが重要だと実感」(35代男性・FX歴4年)
リスク管理を考慮したロット計算
リスク管理重視のロット計算方法を身に付けることで、長期的に安定した取引が可能になります。
推奨するリスク管理指標:
指標 | 推奨値 | 説明 |
---|---|---|
1回の損失 | 資金の2%以内 | 連続負けでも資金が持続 |
証拠金維持率 | 300%以上 | ロスカット回避の余裕 |
最大同時ポジション | 3〜5個以内 | リスク分散とコントロール |
資金管理の黄金ルール
①損切りラインを事前に決める ②感情的な判断は避ける ③利益が出ても調子に乗らない ④連敗時はロット数を下げる ⑤定期的に取引成績を見直す
段階的ロット増加法も効果的な資金管理手法です:
- 第1段階(1〜3ヶ月):最小ロットで基本を習得
- 第2段階(3〜6ヶ月):勝率向上後に少しずつ増加
- 第3段階(6ヶ月〜):安定した成績を確認してから本格増加
証拠金維持率とロット数の関係
証拠金維持率を常に意識したロット選択が、ロスカット回避の鍵となります。
証拠金維持率別の安全性:
- 500%以上:非常に安全、大きな含み損にも耐えられる
- 300-500%:安全、通常の変動では問題なし
- 200-300%:やや注意、急激な変動に要警戒
- 100-200%:危険、追加入金を検討
- 100%以下:非常に危険、ロスカット間近
経済指標発表時などの高ボラティリティ相場では、特に高い証拠金維持率を保つことが重要です。

「雇用統計の時に証拠金維持率200%で取引してたら、一瞬で150pips動いてロスカット寸前まで行った。今は最低300%は維持しています」(28代男性・FX歴1年)
実践的な証拠金管理例:
資金100万円、USD/JPY 0.5ロット保有時
– 必要証拠金:7,500円
– 有効証拠金:925,000円(含み損75,000円)
– 証拠金維持率:1,233%(安全圏)
適切なロット管理を身に付けたら、XMの豊富な取引ツールを活用して実践してみましょう。リスク管理機能も充実しているので安心して取引できます。
よくある質問
最後にXMTradingのロットに関する質問に回答していきます。
XMTradingのロットに関するよくある質問
- XMTradingの1Lotはいくらですか?
- XMTradingの1万円チャレンジにおすすめロット数の目安は?
- XMTradingのゴールド(金)の必要証拠金はいくら?
- XMTradingでロット数を変更する方法は?
- XMTradingでは最大ポジションの制限はありますか?
-
XMTradingの1Lotはいくらですか?
-
XMTradingの1ロットは、スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座が100,000通貨で、マイクロ口座が1,000通貨です。銘柄ごとの1ロットは「XMTradingの1ロットの通貨単位」を参照してください。
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XMTradingの1万円チャレンジにおすすめロット数の目安は?
-
XMTradingの1万円チャレンジの適切なロット数は、損失許容額や利用するレバレッジによっても異なります。できるだけリスクを抑えた1万円チャレンジを行いたい場合は、ロットを抑えつつも利益が狙える0.1ロットからスタートすると良いでしょう。
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XMTradingのゴールド(金)の必要証拠金はいくら?
-
XMTradingでゴールドを1ロット取引するための必要証拠金を、以下の条件で計算してみましょう。
- ゴールドの現在価格: 2744ドル
- ゴールドの1ロット: 100オンス
- ドル円: 157円
- XMTradingの取引レバレッジ: 1,000倍
上記を踏まえ、ゴールドの1ロットあたり必要証拠金を計算すると「274ドル(約43,000円)=2,744ドル×100オンス÷1,000倍」です。よって、XMTradingでゴールドを1ロット取引するための必要証拠金は約43,000円となります。
-
XMTradingでロット数を変更する方法は?
-
XMTradingでロット数を変更するには以下の手順で行います。
XMのロット数変更手順
- MT4/5の上部メニュー「ツール」から「新規注文」をクリック
- オーダー画面の数量欄に取引したいロット数を入力
また、ロット数のデフォルト値を変更したい場合は、以下の手順で行います。
XMのデフォルトロット数変更手順
- MT4/5の上部メニューのツールから「オプション」をクリック
- 「取引」タブを選択
- 数量欄にあるデフォルトの選択
-
XMTradingでは最大ポジションの制限はありますか?
-
XMTradingの最大ポジション数は、アカウント全体で最大200ポジションまでです。
ただし、口座タイプにより取引ごとの最大ロットが異なるので、最大取引量は以下のように異なります。
口座タイプ 最大ロット数 最大取引数量 スタンダード口座 50ロット 10,000ロット(10億通貨) KIWAMI極口座 50ロット 10,000ロット(10億通貨) ゼロ口座 50ロット 10,000ロット(10億通貨) マイクロ口座 100ロット 20,000ロット(2000万通貨)
-
XMTradingの最低ロットは?
-
XMTradingの最低ロットは、すべての口座タイプで共通して0.01ロットとなっています。
スタンダード口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座は1ロット=10万通貨なので、最小で1,000通貨からの取引が可能です。マイクロ口座は1ロット=1,000通貨なので、最小10通貨から取引を始められます。
まとめ
当記事では、XMTradingの口座タイプ別のロット単位、最大ロット・最小ロットや1ロットの損益計算方法などを、具体例を用いて解説しました。
口座タイプごとのロット単位や取引できる最大・最小ロット数は、損益計算や取引金額を把握する際に必要となる知識です。
XMTradingで海外FXを始める前に、当記事のロットに関する内容を参考にしていただければ幸いです。
初心者のよくある質問
XMTradingのスタンダード口座での最大ロットはどれくらいですか?
- スタンダード口座の最大ロットは50ロットです。1ロットは10万通貨単位なので、最大で500万通貨まで一度に注文できます。
マイクロ口座の最大ロットはいくつですか?
- マイクロ口座の最大ロットは100ロットです。1ロットは1,000通貨単位なので、最大で10万通貨まで一度に注文できます。
最小ロットはどれくらいから利用できますか?
- すべての口座タイプで最小ロットは0.01ロットです。マイクロ口座の場合、最低10通貨から注文が可能です。
KIWAMI極口座やゼロ口座の最大ロットは?
- KIWAMI極口座とゼロ口座も最大ロットは50ロットです。それぞれ1ロット10万通貨単位で、最大500万通貨の注文ができます。
1ロットは何通貨ですか?
- スタンダード・KIWAMI極・ゼロ口座では1ロット=10万通貨、マイクロ口座は1ロット=1,000通貨です。