XMが仮想通貨の最大レバレッジを500倍に大幅アップ!

2023年3月30日から、XMTrading(エックス エム)で、一部の仮想通貨CFDの最大レバレッジが250倍から500倍へと大きく引き上げられました。

今回レバレッジが引き上げられたのは、仮想通貨のビットコイン(BTC/USD)とイーサリアム(ETH/USD)の2つです。これにより、XMでは仮想通貨を業界トップクラスの高いレバレッジで取引できるようになりました。

XMは、仮想通貨の種類が多いだけでなく、スワップフリーで取引できるという大きな利点があります。ここからは、XMの仮想通貨CFDの特徴や良い点・悪い点について説明していきます。

※海外FXは、リスクが高いため、初心者の方は十分に注意して取り組む必要があります。

XMTrading BTCとETHの最大レバレッジが500倍に!

今回XMTrading(エックスエム)は仮想通貨の中でも特に時価総額の高い「ビットコインドル(BTC/USD)」と「イーサリアムドル(ETH/USD)」で最大レバレッジを250倍から500倍へ引き上げました。

BTC・ETHの特徴

仮想通貨名特徴
ビットコイン(BTC)世界で最初に登場した最も有名な仮想通貨です。世界最大の時価総額を持っています。
イーサリアム(ETH)BTCの次に大きな時価総額の仮想通貨です。イーサリアムは支払いよりも、基盤としての使用を考えて作られました。例えば、米ドルと価値が連動しているUSDTは、イーサリアムを使って送金できます。

どちらも取引量が非常に多く、仮想通貨の中では比較的安定して取引できる銘柄です。レバレッジ500倍を使うと、少ない資金から仮想通貨を取引でき、仮想通貨の大きな価格変動から高い利益を目指せます。ただし、リスクも大きくなるので注意が必要です。

なおXMでは、昨年末も株価指数CFDの最大レバレッジの引き上げを行っています。

レバレッジ500倍はドル建てのみ

ビットコインとイーサリアムでレバレッジが引き上げられたのは、ドル建ての「BTC/USD」と「ETH/USD」だけです。ユーロ(EUR)とポンド(GBP)のペアも取引できますが、これらの最大レバレッジは変わらず、今までと同じ最大250倍のままです。

※高いレバレッジでの取引は、大きな利益を得る可能性がある一方で、大きな損失のリスクもあります。初心者の方は特に注意が必要です。

業界トップクラスの最大レバレッジへ

今回のレバレッジ引き上げにより、XMTrading(エックスエム)の仮想通貨の最大レバレッジは、海外FX業者の中でもトップレベルとなりました。

仮想通貨を扱う海外FX業者とレバレッジを比べてみましょう。

海外FX業者・仮想通貨取引所のレバレッジ

ブローカー最大レバレッジ
FXGT1,000倍
XMTrading500倍
Exness400倍
Focus Markets100倍
Titan FX20倍

上の表を見ると、XMの500倍はかなり高いことがわかります

ただし、「FXGT」は変動レバレッジを採用しているため、1,000倍を使えるのは5,000USD相当額までです。さらに、10,000USD相当額の取引をすると800倍に、50,000USD相当額の取引をすると400倍に制限されます。

一方、XMでは40BTCまで500倍のレバレッジが使えるため、XMのレバレッジがいかに柔軟かが分かります。

※高レバレッジでの取引は大きな利益の可能性がある反面、大きな損失のリスクもあります。初心者の方は特に慎重に取り組む必要があります。

仮想通貨の取引単位は銘柄によって異なる

海外FXの通貨ペアでは1ロット=100,000通貨ですが、仮想通貨の「1ロットあたり通貨量(取引単位)」は銘柄ごとに違います。必要証拠金を計算するときに1ロット当たりの通貨量が関係するので、事前にしっかり確認しておくことが大切です

仮想通貨ペアの「1ロットあたり通貨量」は、XMTrading(エックスエム)の公式ホームページで確認できます。

豆知識

MT4/MT5上でも確認できる

1ロット当たりの通貨数は、MetaTrader 4/5(MT4/5)でも確認できます。MT4/5での確認方法は、以下の通りです。

  • MT4/5上部メニューから「表示」をクリック
  • 「気配値表示」をクリック
  • 通貨ペアを右クリックし「仕様」をクリック
  • 取引条件内にある「契約サイズ」で確認

※初めて使う方は、操作に慣れるまで時間がかかることがあります。焦らずに一つずつ確認しながら進めましょう。

また、必要証拠金の計算式を知っておくと、どれくらいの通貨を持てるか計算しやすくなります。XMTrading(エックスエム)の仮想通貨の証拠金は、以下の計算式で求められます。

必要証拠金計算式
ロット数 ×1ロットあたり通貨量 × 価格 ÷ 最大レバレッジ

具体的な証拠金計算例は以下の通りです。

ビットコインの証拠金計算例

  • 取引する仮想通貨ペア:BTCUSD
  • ロット数:10
  • 1ロットあたり通貨量:1
  • 価格:26,000ドル
  • 最大レバレッジ:500倍

上の例を先ほどの式に当てはめると、
10×1×26,000ドル÷500倍=520
となり、必要証拠金が520ドル(約70,200円)であることがわかります。

※この計算例は一例です。実際の取引では、市場の状況や個人の資金状況に応じて慎重に判断する必要があります。

XMの仮想通貨で抑えておきたいポイント

XMTrading(エックス エム)の仮想通貨は、海外FXの通貨ペアやその他の銘柄の取引とは違います。取引する際には、以下の3点を覚えておきましょう

XM 仮想通貨取引のポイント

  • 銘柄によって最大レバレッジが異なる
  • 取引量によって最大レバレッジが変動する
  • ゼロ口座では取引することができない

※これらのポイントを理解せずに取引を始めると、予期せぬ損失を被る可能性があります。特に初心者の方は、十分に注意して取り組んでください。

仮想通貨のレバレッジは変動する

XMTrading(エックスエム)の仮想通貨は、銘柄によって最大レバレッジが変わります。また、同じ通貨ペアでも取引するロット数によってレバレッジの制限が変わるので事前に確認しておくことが大切です

XM 仮想通貨ペアのレバレッジ制限

通貨ペアロット数レバレッジ
(ビットコイン)
BTC/USD
0 ~ 39.99
40 ~ 199.99
120 ~ 199.99
200 ~
500倍
250倍
50倍
1倍
イーサリアム
(ETH/USD)
0 ~ 589.99
590 ~ 1769.99
1770 ~ 2949.99
2950 ~
500倍
250倍
50倍
1倍
ライトコイン
(LTC/USD)(※1)
0 ~ 359.99
360 ~ 719.99
720 ~
250倍
50倍
1倍
ビットコインキャッシュ
(BCH/USD)(※1)
0 ~ 229.99
230 ~ 459.99
460 ~
250倍
50倍
1倍
リップル
(XRP/USD)(※2)
0 ~ 799.99
800 ~ 1599.99
1600 ~
250倍
50倍
1倍
ビットコイン
(BTC/EU)(BTCGBP)
0 ~ 14.99
15 ~ 29.99
30 ~
250倍
50倍
1倍
イーサリアム
(ETH/EUR)(ETH/GBP)
0 ~ 199.99
200 ~ 399.99
400 ~
250倍
50倍
1倍
その他22通貨ペア通貨ペアにより、
数量が異なります。
50倍
1倍

※1 1ロットあたりの通貨量は10枚となります。
※2 1ロットあたりの通貨量は1,000XRPとなります。

今回レバレッジが500倍となったのはBTCUSDとETHUSDですが、XRPなど比較的メジャーな仮想通貨ペアも最大250倍とかなり高めのレバレッジに設定されています

マイナーな仮想通貨ペアに関しては、50倍の最大レバレッジとなっています。マイナーな通貨ペアになるほど取引量が少なくなり、突発的な値動きが発生しやすくなるというのが、レバレッジが低く設定されている理由です。

※高レバレッジでの取引は大きな利益を得られる可能性がある一方で、大きな損失のリスクもあります。初心者の方は特に慎重に取り組む必要があります。

最大レバレッジの切り替えタイミングにご注意

XMTrading(エックスエム)では、海外FXの通貨ペアやその他CFDは有効証拠金残高に応じて最大レバレッジの制限が行われますが、仮想通貨ペアは取引量による最大レバレッジ制限がかかります

そのため、仮想通貨を取引する際は、最大レバレッジが切り替わるロット数に注意しなければなりません

例えば、BTCUSDなら39.99ロットでの取引なら最大レバレッジは500倍ですが、40.01ロットで取引する場合、最大レバレッジは250倍になります。つまり、ポジションを持つための必要証拠金が大幅に変わることがあるため、十分な注意が必要です

XMで仮想通貨の取引可能な口座タイプ

XMTrading(エックスエム)で仮想通貨を取引できる口座タイプは、以下の通りです。

仮想通貨の取引が可能な口座タイプ

  • スタンダード口座
  • マイクロ口座
  • KIWAMI極口座

「ゼロ口座」では仮想通貨を取引できませんので、ご注意ください。XMでは、1つのアカウントで最大8つの口座を保有できるため、ゼロ口座で口座開設した場合でも他の口座タイプを追加開設すれば、仮想通貨取引が可能になります。

XMではその他CFD銘柄もハイレバレッジを提供

XMTrading(エックス エム)では、その他CFD銘柄のレバレッジも充実しています

XMのCFD銘柄最大レバレッジ

銘柄名最大レバレッジレバレッジ制限
貴金属1,000倍有効証拠金残高による
レバレッジ制限なし
株価指数500倍
エネルギー66.7倍

貴金属の中でも人気の高いゴールドは、最大1,000倍のレバレッジで取引できます

※高レバレッジでの取引は大きな利益を得られる可能性がある一方で、大きな損失のリスクもあります。初心者の方は特に慎重に取り組む必要があります。

XMで仮想通貨取引をするメリット・デメリット

XMTrading(エックスエム)で仮想通貨を取引するメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

XMで仮想通貨を取引するメリット

XMTrading(エックスエム)仮想通貨CFD取引のメリットは以下の通りです。

  • ハイレバレッジで柔軟な取引ができる
  • 24時間365日の取引が可能
  • ストップレベルが「0」
  • スワップフリーで長期保有が可能

それぞれの内容を詳しく解説していきます。

※仮想通貨取引は価格変動が大きいため、初心者の方は特に慎重に取り組む必要があります。

レバレッジが高いため柔軟な取引ができる

高レバレッジ取引では、リスクが高くなるというイメージが先行しがちですが、取引量を抑えればむしろ柔軟な取引が可能になります

例えば、レバレッジ500倍でBTC/USDを1ロット保有するために必要な証拠金は約7,000円です(2023年4月4日のレート)。一方、100倍のレバレッジを利用する場合、約35,000円が必要になります。つまり、同じポジションを持つ場合でも、より少ない金額で保有でき、他の銘柄も取引できる余裕が生まれるのです。

また、レバレッジが高いとロスカットされにくくなります。XMTrading(エックスエム)ではロスカット水準が20%に設定されているため、証拠金維持率が20%を下回ると強制決済されてしまいます。

レバレッジ500倍で先ほどと同じポジションを持つ場合、1,404円(7,020円×20%)を下回るとロスカットが発動します。証拠金が5万円であれば、-48,596円の含み損まではロスカットされません。一方でレバレッジ100倍であれば、7,000円(35,000円×20%)を下回るとロスカットされるので、耐えられる含み損は-43,000円と約5,000円の差が生まれます。

つまり、高レバレッジであれば仮想通貨のちょっとした値動きでロスカットされる確率を大幅に下げることができます。このように高レバレッジはリスクを高めるだけでなく、値動き変動による突発的なロスカットの可能性を軽減するというメリットもあるのです。

※高レバレッジ取引は大きな利益を得られる可能性がある一方で、大きな損失のリスクもあります。初心者の方は特に慎重に取り組む必要があります。

24時間365日の取引が可能

XMTrading(エックスエム)の仮想通貨なら、ほぼ24時間365日取引が可能です。ただし、土曜日の午後の30分間(夏時間16:05~16:35、冬時間17:05~17:35)はメンテナンスのため取引できません。

通常24時間365日取引できる仮想通貨にも関わらず、海外FXの通貨ペアのように平日しか取引できないブローカーも多くあります。

XMは休日も仮想通貨取引できるので、土日に仮想通貨の大きな変動があった場合にも迅速に対応可能です。また、平日に取引時間を確保できない場合でも、XMなら土日にリアルトレードを満喫いただけます。

※24時間取引可能ですが、市場の状況によっては取引が困難な時間帯もあります。また、長時間の取引は疲労につながる可能性があるため、適度な休憩を取ることが大切です。

ストップレベルが「0」

XMTrading(エックスエム)の仮想通貨はストップレベルが「0」なので、短期トレードも制限なく取引いただけます

ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文を予約するときに、現在の価格から最低限離さなければならない値幅のことです。ストップレベルが設定されている場合、その範囲内で予約注文を出すことはできません。

つまり、ストップレベルの設定値が大きければ大きいほど、細かいトレードがしにくくなります。XMの仮想通貨は短期トレードでも決済指値、決済逆指値注文を好きな価格に設定し、リスクを限定しながら取引いただけます。

※ストップレベルが「0」であることで細かい取引が可能になりますが、短期的な取引は高リスクな場合があります。初心者の方は特に慎重に取り組む必要があります。

スワップフリーで長期保有が可能

XMTrading(エックスエム)の仮想通貨はスワップフリーで取引いただけます。スワップとは日をまたいでポジションを保有する際に発生する金利差調整分です。スワップポイントがプラスの場合は利益、マイナスの場合は損失になります。

仮想通貨では、スワップポイントがマイナスに設定されている場合が一般的です。よって、通常仮想通貨を長期保有する場合、日々のスワップポイントが大きなコストになります。

しかし、XMの仮想通貨ならスワップフリーなので、マイナススワップによるコストを気にすることなくポジションの長期保有が可能です

※スワップフリーで長期保有が可能ですが、仮想通貨の価格変動リスクは常に存在します。長期保有する場合も、市場の動向を注視し、適切なリスク管理を行うことが重要です。

XMで仮想通貨を取引するデメリット

XMTrading(エックスエム)仮想通貨取引のデメリットは以下の通りです。

  • リスクが高くなりやすい
  • 取引条件が銘柄によって異なる

※仮想通貨取引は価格変動が大きく、高レバレッジと組み合わせると特にリスクが高くなります。初心者の方は十分な注意が必要です。

リスク過剰になる場合もある

仮想通貨は海外FXに比べて値動きが大きくなることがあるため、暴落のリスクも想定しておく必要があります。

仮想通貨取引を行う際に、海外FXと同じ感覚でレバレッジを利用していると、気づかぬうちにリスクが高くなりすぎてしまいます

したがって、仮想通貨取引の際には、リスクが高くなりすぎないように、取引量に十分注意する必要があるでしょう

取引条件が銘柄により異なる

XMTrading(エックスエム)仮想通貨の仕様は通貨ペアごとに異なります。最大レバレッジはもちろん、「1ロットあたり通貨量」も異なるため、取引前に確認する必要があるでしょう

また、最大ロット数も仮想通貨ペアごとに異なるため、資金量の多い方は十分に注意してください。

※取引条件の違いを理解せずに取引を始めると、予期せぬリスクを負う可能性があります。初心者の方は特に、各通貨ペアの条件を慎重に確認してから取引を行うことが重要です。

XMの仮想通貨取引がより魅力的に

XMTrading (エックスエム)は、仮想通貨の人気通貨ペア「BTCUSD」「ETHUSD」の最大レバレッジを500倍へと引き上げました

XMの仮想通貨取引は最大レバレッジ以外にも、スワップフリーやストップレベルゼロなど優れた取引条件を提供しています

ただし、XMの仮想通貨の取引は海外FXの通貨ペアの取引とは異なり、取引量に応じたレバレッジ制限が適用されるなどは確認しておきましょう。

XMは2023年2月にF1チーム「スクーデリア・アルファタウリ」と契約するなど盤石な資金体制で安全性の高いブローカーです。これを機にXMの取引を開始してみてはいかがでしょうか。

※仮想通貨取引は高リスクな取引です。初心者の方は十分な学習と慎重な取り組みが必要です。