XMの注文方法を完全攻略!MT4・MT5・スマホ別で取引の基本から応用まで徹底解説
XMで取引を始めたばかりの方にとって、注文方法を正しく理解することは、安定した取引を行う上で最も重要なポイントです。この記事では、XMのMT4・MT5・スマホアプリでの注文方法を初心者の方にもわかりやすく、成り行き・指値・逆指値・ワンクリック注文まで、すべての注文方法を丁寧に解説いたします。また、注文できない場合の対処法についても詳しくご紹介しますので、XMでの取引をスムーズに進めることができるようになります。
この記事の見出し
XMの注文方法の基本知識
XMで利用できる注文方法は成り行き注文、指値注文、逆指値注文の3つが基本となります。これらの注文方法を理解することで、様々な相場状況に対応した効果的な取引が可能になります。
外国為替市場では、電子取引(e-FX)が発展・拡大し、外国為替取引におけるコストの低下や選択肢の拡大といったメリットをもたらしている。プライマリー・ベニューの取引方式は、CLOB(指値注文板:Central Limit Order Book)が採用されている。参加者は、自身の売買注文を置くことができるほか、他の参加者が置いた注文を取ることが可能である。取引所取引と同様に、ネームや取引金額の大きさに関わらず、価格や時間が優先されるかたちで約定されるという、明快なルールに基づく取引方法となっている。(日本銀行「外国為替電子取引(e-FX)を巡る動向」より引用 2025年6月27日アクセス)

引用元:日本銀行金融市場局
日本の中央銀行として、金融政策の企画・立案・実行を行い、金融市場の動向を調査・分析している。外国為替市場の構造や電子取引システムに関する専門的な研究を行っている。
成り行き注文とは
成り行き注文は、現在表示されている価格で即座に注文を実行する方法です。確実に注文を約定させたい場合に使用し、すぐに取引を開始したい時に最適な注文方法といえます。
指値注文と逆指値注文の違い
指値注文は現在価格より有利な価格で注文を予約する方法で、逆指値注文は現在価格より不利な価格で注文を予約する方法です。これらの注文方法を使い分けることで、効率的なリスク管理と利益確定が可能になります。
XMなら初心者でも使いやすい取引プラットフォームで、すぐに注文方法をマスターできます。まずは口座開設して実際の注文画面を確認してみましょう。
XMのMT4での注文方法
MT4はXMで最も多くのトレーダーが利用している取引プラットフォームです。直感的な操作性と豊富な機能により、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
MT4で成り行き注文を行う手順
MT4での成り行き注文は以下の手順で行います。
- 注文したい通貨ペアのチャートを選択
- ツールバーの「新規注文」をクリック
- 注文画面で通貨ペアと数量を確認
- 「成行売り」または「成行買い」をクリック
MT4での指値・逆指値注文の設定方法
予約注文では、注文画面で「注文種別」を以下から選択します。
- Buy Limit:現在価格より安く買う指値注文
- Sell Limit:現在価格より高く売る指値注文
- Buy Stop:現在価格より高く買う逆指値注文
- Sell Stop:現在価格より安く売る逆指値注文
MT4注文時の重要ポイント
MT4の詳しい使い方や機能について詳細を知りたい方は、基本的な操作方法から応用機能まで、詳しく解説した専用ページをご覧ください。
XMのMT5での注文方法と新機能
MT5はMT4の後継バージョンとして開発され、より高度な注文機能と優れた動作性能を提供しています。XMではMT5でさらに多彩な注文方法が利用可能です。
MT5独自のストップリミット注文
MT5では、MT4にはない「ストップリミット注文」が利用できます。この注文方法は、逆指値価格に到達した後に指値注文として執行される複合的な注文方法で、より精密な価格コントロールが可能です。
FX投資家の属性と収益性の関係に関する研究では、経験を積むことで自らの投資家としての素養を認知するという経験効果が存在することが指摘されている。現在までの取引のうち収益があがった取引の割合を投資家の素養と同定し、経験を通じて自らの素養を認知し、素養の高い投資家が市場に残って高い収益率を上げる傾向があると論じられている。(中央大学「日本のFX投資家の属性と収益性との関係を分析」より引用 2025年6月27日アクセス)

引用元:吉見太洋
中央大学経済学部准教授(国際経済学科)。外国為替証拠金取引投資の収益性について、口座レベルデータを用いた実証研究を行う。日本金融学会で研究成果を発表している。
MT5での注文方法の詳細手順
MT5では注文画面でより詳細な設定が可能です。
- チャート上で右クリックし「トレード」→「新規注文」を選択
- 銘柄、注文タイプ、数量を設定
- 必要に応じて有効期限、コメントを入力
- 注文を実行
MT5の豊富な注文機能を活用して、より戦略的な取引を行いませんか。XMなら無料でMT5をダウンロードして、すぐに高機能な取引環境をご利用いただけます。
MT4とMT5の違いについて詳しく知りたい方は、両プラットフォームの機能比較や選び方について詳しく解説した記事をご確認ください。
XMスマホアプリでの注文方法
XMのスマートフォンアプリを使用することで、いつでもどこでも簡単に注文を出すことが可能になります。外出先でも相場の急変に対応できるため、多くのトレーダーが活用しています。
XM公式アプリでの注文手順
XM公式アプリでは以下の手順で注文を行います。
- アプリを起動し「気配値」をタップ
- 注文したい銘柄をタップ
- 「+」マークをタップして注文画面を開く
- 注文タイプ、数量を設定
- 「売り」または「買い」ボタンをタップ
MT4・MT5スマホアプリでの注文方法
MT4・MT5のスマホアプリでも、PCと同様の高機能な注文が可能です。特に気配値画面からの素早い注文操作により、急激な相場変動にも迅速に対応できます。
XMのワンクリック注文設定と活用法
ワンクリック注文は、スキャルピングなど短期間での売買を頻繁に行うトレーダーにとって非常に有効な機能です。注文の確認画面を省略して瞬時に取引を実行できます。
テクニカル分析のツールという意味では、TradingViewは明らかにグローバルスタンダードだと思うんですよ。私は標準的なツールというものを今まで使ってきましたけれど、TradingViewは圧倒的に使いやすいです。グローバルスタンダードのツールでこれだけ日本化されているツールがあるので、ぜひ使ってほしいと思いますね。(山中康司氏「TradingView Japan独占インタビュー」より引用 2025年6月27日アクセス)

引用元:山中康司
元アメリカ銀行為替トレーダー、TradingView Japan ディレクター。相場歴40年の現役トレーダーとして、FX関連の著書を多数執筆。テレビ出演や講演活動も行っている。
ワンクリック注文の設定方法
ワンクリック注文を有効にするには以下の手順を行います。
- MT4/MT5で「ツール」→「オプション」を選択
- 「取引」タブで「ワンクリック取引」にチェック
- 利用規約に同意
- チャート左上にワンクリック注文パネルが表示
ワンクリック注文の注意事項
ワンクリック注文は非常に便利な機能ですが、誤操作による注文を防ぐため、慣れるまでは小さなロット数で練習することをお勧めします。
スキャルピングについてより詳しく学びたい方は、XMでのスキャルピング取引の詳細解説をご覧ください。
XMの注文種別を使い分ける戦略
効果的な取引を行うためには、相場状況に応じて最適な注文方法を選択することが重要です。それぞれの注文方法には特徴があり、使い分けることで取引効率を大幅に向上させることができます。
成り行き注文が最適な場面
以下の状況では成り行き注文が最も適しています。
指値注文を活用すべきタイミング
指値注文は以下の場面で威力を発揮します。
- レンジ相場でのサポート・レジスタンスでの反発を狙う時
- 押し目買い・戻り売りのエントリーポイントを狙う時
- 利益確定の価格を事前に設定したい時
逆指値注文の効果的な使い方
逆指値注文は主にリスク管理で活用されます。
- 損切りラインの設定
- ブレイクアウト狙いのエントリー
- トレンドフォローでの追加ポジション取得
様々な注文方法を実際に試してみることで、あなたのトレードスタイルに最適な方法が見つかります。XMのデモ口座なら、リスクなしで注文方法の練習ができます。
XMで注文できない時の原因と対処法
XMで注文が通らない場合、いくつかの一般的な原因が考えられます。これらの原因を理解し、適切な対処法を知っておくことで、スムーズな取引を継続できます。
証拠金不足による注文拒否
必要証拠金が不足している場合、新規注文は実行されません。
- 口座残高を確認し、必要に応じて追加入金を行う
- 取引ロット数を減らして必要証拠金を下げる
- 既存ポジションの一部決済により証拠金を確保する
取引時間外のエラー
XMでは市場が閉まっている時間帯は注文ができません。
- 土日:為替市場が休場
- 年末年始・大型連休:取引時間が変更される場合
- メンテナンス時間:通常は数分程度
ロット数制限による注文エラー
各口座タイプには最小・最大ロット数の制限があります。
口座タイプ | 最小ロット | 最大ロット |
---|---|---|
スタンダード | 0.01 | 50 |
マイクロ | 0.01(MT4) 0.1(MT5) | 100 |
ゼロ | 0.01 | 50 |
注文エラー時の確認ポイント
注文ができない場合は、まずMT4/MT5のターミナル画面でエラーメッセージを確認しましょう。具体的なエラー内容が表示されるため、原因の特定が容易になります。
スリッページによる注文処理の問題
スリッページが大きい場合、注文が約定しない可能性があります。
XMの口座タイプについて詳しく知りたい方は、XMの口座タイプ比較詳細ページをご覧ください。
XMの注文方法に関するよくある質問
Q: XMでOCO注文は可能ですか?
A: XMでは標準的なOCO注文機能は提供されていませんが、指値注文と逆指値注文を組み合わせることで、類似の効果を得ることができます。ポジション保有後に決済指値(T/P)と決済逆指値(S/L)を同時に設定することで、自動的な利確・損切りが可能です。
Q: 週末をまたいで指値注文を維持できますか?
A: はい、指値・逆指値注文は週末をまたいで維持されます。ただし、週明けのギャップ開始により、設定価格と大きく乖離した価格で約定する可能性があることにご注意ください。
Q: スマホとPCで同時に取引しても問題ありませんか?
A: 同一口座で複数のデバイスから同時接続することは可能ですが、注文の重複や管理の混乱を避けるため、メインとなる取引デバイスを決めることをお勧めします。
まとめ:XMの注文方法をマスターして効率的な取引を
XMでは多様な注文方法により、あらゆる相場状況に対応した取引戦略の実行が可能です。成り行き注文、指値注文、逆指値注文、ワンクリック注文といった基本的な注文方法をしっかりとマスターし、自分のトレードスタイルに最適な方法を見つけることが重要です。
また、MT4、MT5、スマホアプリそれぞれの特徴を理解し、場面に応じて使い分けることで取引効率を大幅に向上させることができます。注文できない場合の原因と対処法も把握しておくことで、トラブル時にも冷静に対応できるでしょう。
継続的な練習と経験を積むことで、より洗練された注文技術を身につけることができます。XMの豊富な取引機能を活用して、あなたの投資目標の達成を目指しましょう。
XMの注文方法をマスターする最も効果的な方法は、実際に取引プラットフォームを操作することです。まずは無料のデモ口座で練習を始めるか、本格的な取引をお考えの方はリアル口座を開設して、豊富な注文機能をご体験ください。