ThreeTrader(スリートレーダー)のサーバー時間完全ガイド|GMT設定と日本時間との時差を徹底解説
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ThreeTrader(スリートレーダー)でFX取引を始める際、サーバー時間を正しく理解することは、成功する取引戦略を立てるために欠かせません。サーバー時間を把握できていないと、重要な経済指標の発表タイミングを見逃してしまったり、予想外の時間帯にポジションを持ち続けてしまうといった失敗につながります。
本記事では、ThreeTraderのサーバー時間の基本的な仕組みをはじめ、夏時間と冬時間の切り替わる時期、サーバー時間から日本時間への変換方法、さらにMT4/MT5で日本時間を表示させる具体的な手順まで、海外FX初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます。
この記事の見出し
ThreeTrader(スリートレーダー)のサーバー時間の基本
ThreeTraderのサーバー時間は、キプロス標準時を基準としており、GMT+2(冬時間)またはGMT+3(夏時間)で動いています。GMTというのは「グリニッジ標準時」の略称で、世界中のタイムゾーンを決める基準となる時刻のことです。
GMTとは?
GMT(Greenwich Mean Time)は、イギリスのグリニッジ天文台を基準とした世界標準時です。海外FX業者の多くがこのGMTを基準にサーバー時間を設定しており、GMT+2やGMT+3といった表記は、グリニッジ標準時から何時間進んでいるかを示しています。
ThreeTraderのサーバー時間設定
| 期間 | サーバー時間 | 日本時間との時差 |
|---|---|---|
| 夏時間(サマータイム) | GMT+3 | 日本時間 – 6時間 |
| 冬時間(標準時間) | GMT+2 | 日本時間 – 7時間 |
日本はGMT+9のタイムゾーンにありますので、ThreeTraderのサーバー時間と日本時間の間には常に時差が生じます。この時差をきちんと理解しておくことが、正しい取引タイミングを掴むために必須となります。
なぜサーバー時間の理解が重要なのか
証券取引所における休場(取引時間の限定)は,資産価格の効率性を下げ,取引に歪みを生じさせていることが指摘されてきた。(行動経済学会「効果的な取引時間延長の検証」より引用 2025年10月30日アクセス)

引用元:三輪宏太郎氏・植田一博氏
三輪宏太郎氏は東京海上アセットマネジメント、植田一博氏は東京大学に所属する研究者。金融市場における取引時間と市場効率性の関係について研究を行い、取引時間の理解が投資パフォーマンスに与える影響を分析している。
サーバー時間を正確に理解できれば、経済指標が発表される正確な時刻を把握できるだけでなく、市場のオープンやクローズの時間帯も認識でき、スワップポイントが付与されるタイミングも分かり、取引戦略における時間設定を正確に行えるようになります。
ThreeTraderの夏時間と冬時間の切り替え時期
ThreeTraderでは、アメリカの夏時間(サマータイム)の切り替えに合わせてサーバー時間が変更されます。この切り替えは年に2回行われ、取引時間が1時間前後にずれてしまうため、特に注意が必要です。
夏時間と冬時間の期間
| 期間 | 適用時期 | サーバー時間 |
|---|---|---|
| 夏時間(サマータイム) | 3月の第二日曜日~11月の第一日曜日 | GMT+3 |
| 冬時間(標準時間) | 11月の第一日曜日~翌年3月の第二日曜日 | GMT+2 |
2025年の夏時間・冬時間スケジュール
夏時間開始は2025年3月9日(日)、冬時間開始は2025年11月2日(日)です。切り替わる週末は特に気をつけましょう。時間が切り替わるタイミングでは、取引時間が1時間ずれますので、保有しているポジションの管理や経済指標の確認時刻を間違えないようにしてください。
夏時間・冬時間の切り替え時の注意点
切り替わる時期には、MT4/MT5のサーバー時間が自動的に変更されます。ただし、経済指標の発表時刻やロールオーバーの時間も1時間ずれますので、特に自動売買(EA)を利用している場合は設定の見直しをおすすめします。
ThreeTraderの取引時間(日本時間)
通貨ペア・貴金属の取引時間
| 期間 | 取引時間(日本時間) |
|---|---|
| 夏時間 | 月曜~木曜:6:01~翌5:59 金曜:6:01~翌5:55 |
| 冬時間 | 月曜~木曜:7:01~翌6:59 金曜:7:01~翌6:55 |
ThreeTraderの詳しい取引時間については、ThreeTraderの取引時間・営業時間完全ガイドをご覧ください。
ThreeTraderのサーバー時間を日本時間に変換する方法
MT4/MT5の画面に表示される時刻はThreeTraderのサーバー時間であり、日本時間ではありません。正確な取引を行うためには、サーバー時間から日本時間へ変換する計算方法を理解しておく必要があります。
日本時間への変換計算式
日本時間を計算するには、以下の式を使います。夏時間(GMT+3)の場合は、MT4/MT5に表示されている時間に6時間を足します。MT4/MT5の表示時間 + 6時間 = 日本時間となります。一方、冬時間(GMT+2)の場合は、MT4/MT5に表示されている時間に7時間を足します。MT4/MT5の表示時間 + 7時間 = 日本時間となります。
具体的な変換例
夏時間の場合(GMT+3)
| MT4/MT5表示時間 | 日本時間 |
|---|---|
| 00:00 | 06:00 |
| 09:00 | 15:00 |
| 15:00 | 21:00 |
| 21:00 | 翌日03:00 |
冬時間の場合(GMT+2)
| MT4/MT5表示時間 | 日本時間 |
|---|---|
| 00:00 | 07:00 |
| 09:00 | 16:00 |
| 15:00 | 22:00 |
| 21:00 | 翌日04:00 |
毎回計算するのは手間がかかるという方のために、次のセクションではMT4/MT5に日本時間を自動で表示させる方法をご紹介します。
MT4/MT5で日本時間を表示する方法
MT4/MT5には時間表示を変更する標準機能がありませんが、日本時間表示インジケーターを入れることで、チャート上に日本時間を表示できるようになります。
日本時間表示インジケーターの導入手順
まず、インジケーターファイルをダウンロードします。無料の日本時間表示インジケーター(「JPN_Time_SubZero」など)を入手しましょう。次に、MT4/MT5のデータフォルダを開きます。MT4/MT5を起動して「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックしてください。続いて、インジケーターをコピーします。「MQL4」(または「MQL5」)→「Indicators」フォルダにダウンロードしたファイルをコピーします。その後、MT4/MT5を再起動してください。一度終了してから再度起動します。最後に、インジケーターをチャートに適用します。「挿入」→「インジケータ」→「カスタム」から該当のインジケーターを選択し、チャートに適用すれば完了です。
おすすめの日本時間表示インジケーター
JPN_Time_SubZeroはシンプルで使いやすい日本時間表示インジケーターです。FXnavJapanTimeは時計表示機能が付いていて見やすく、LocalTimeは複数のタイムゾーンを同時に表示できます。これらのインジケーターを使えば、時差の計算が不要になり、取引の効率が大幅にアップします。
スマートフォン版MT4/MT5での日本時間表示
残念ながら、スマートフォン版のMT4/MT5アプリでは日本時間を表示するインジケーターを導入することができません。スマホで取引する際は、表示されている時間に対して手動で時差を計算する必要があります。夏時間は+6時間、冬時間は+7時間を足して日本時間を求めましょう。
ThreeTraderのサーバー時間で知っておくべき重要ポイント
スワップポイントの付与時間
ThreeTraderでは、MT4サーバー時間の00:00(日本時間で夏時間6:00、冬時間7:00)にスワップポイントが付与されます。この時間をまたいでポジションを保有していると、スワップポイントが発生します。
水曜日から木曜日への日付変更時には、土日分を含めた3日分のスワップポイントがまとめて付与されるため、スワップ狙いの取引を行う場合は特に覚えておきましょう。
経済指標発表時刻の確認方法
米国の雇用統計やFOMC政策金利発表などの重要な経済指標は、現地時間で発表されます。ThreeTraderで取引する際は、発表時刻を日本時間に変換して確認することが大切です。
例えば、米国雇用統計は通常「米国東部時間の8:30」に発表されますが、これは夏時間では日本時間21:30、冬時間では日本時間22:30になります。サマータイムの切り替え時期は特に間違えやすいため、事前にしっかり確認しておきましょう。
週末の取引終了時間に注意
ThreeTraderの取引は、金曜日のサーバー時間23:55(夏時間は日本時間翌朝5:55、冬時間は翌朝6:55)に終了します。この時間までにポジションを決済しないと週末をまたぐことになり、月曜日の窓開けリスクにさらされてしまいます。
他の海外FX業者とThreeTraderのサーバー時間比較
海外FX業者によって採用しているサーバー時間は異なります。複数の業者を利用している場合は、それぞれのサーバー時間を把握しておくことが大切です。
| FX業者 | 冬時間 | 夏時間 |
|---|---|---|
| ThreeTrader | GMT+2 | GMT+3 |
| XMTrading | GMT+2 | GMT+3 |
| Axiory | GMT+2 | GMT+3 |
| Exness | GMT+2 | GMT+3 |
| BigBoss | GMT+2 | GMT+3 |
| TitanFX | GMT+2 | GMT+3 |
主要な海外FX業者の多くは同じGMT+2/+3のサーバー時間を採用していますが、一部の業者では異なる設定を使っている場合もありますので、取引を始める前に必ず確認しましょう。複数の業者を使い分ける際は、それぞれのサーバー時間の違いに気をつける必要があります。
XMTradingのサーバー時間について詳しくは、XMTradingのサーバー時間をご覧ください。
ThreeTraderのサーバー時間に関するトラブルシューティング
MT4/MT5の時間表示がおかしい場合
MT4/MT5の時間表示が明らかにおかしい場合は、以下の点をチェックしてください。まず、サーバーへの接続状態を確認しましょう。画面右下の接続状況を確認してください。次に、パソコンの時刻設定を確認します。パソコン自体の時刻設定が正しいか確認してください。それでも解決しない場合は、MT4/MT5を再起動してみましょう。また、最新版にアップデートされているかも確認することが大切です。
夏時間・冬時間の切り替えが反映されない場合
夏時間・冬時間の切り替え時期にサーバー時間が自動的に変更されない場合は、まずMT4/MT5を再起動してみてください。それでも解決しない場合は、ThreeTraderの公式サイトで切り替え日を確認するか、カスタマーサポートに問い合わせすることをおすすめします。切り替え時期は取引に大きな影響を与えるため、早めに対処することが重要です。
ThreeTraderのサポート対応については、ThreeTraderの評判・口コミで詳しく解説しています。
自動売買(EA)の時間設定エラー
自動売買(EA)を使っている場合、夏時間・冬時間の切り替え時にEAの時間設定がずれることがあります。取引時間を指定しているEAでは時間設定を1時間調整する必要がある場合があり、経済指標フィルター機能があるEAでは指標発表時刻の設定を更新する必要があります。また、日本時間を基準に動くEAでは、サーバー時間の変更に対応しているか確認が必要です。
まとめ:ThreeTraderのサーバー時間を正しく理解して効率的な取引を
ThreeTrader(スリートレーダー)のサーバー時間は、GMT+2(冬時間)とGMT+3(夏時間)で運用されており、日本時間とは6~7時間の時差があります。
この記事で解説した重要なポイントをまとめると、夏時間は3月第二日曜日から11月第一日曜日まで、冬時間は11月第一日曜日から翌3月第二日曜日までという期間設定になっています。日本時間への変換は、夏時間は表示時間+6時間、冬時間は表示時間+7時間で計算できます。MT4/MT5には日本時間表示インジケーターを入れると便利で、スワップポイントはサーバー時間00:00に付与されます。また、経済指標の発表時刻は夏時間・冬時間で1時間ずれる点にも注意が必要です。
サーバー時間を正確に理解することは、取引の成功に直結します。特に夏時間・冬時間の切り替え時期は要注意で、取引時間や経済指標の発表時刻が1時間ずれることを忘れないようにしましょう。
ThreeTraderでの取引をこれから始める方は、ThreeTraderの口座開設方法をご覧ください。また、ThreeTraderの取引環境全般については、ThreeTrader完全ガイドで詳しく解説しています。





