【2025年11月最新】ThreeTrader年間取引報告書の取得方法完全ガイド|PC・スマホ対応の確定申告マニュアル
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海外FX業者のThreeTrader(スリートレーダー)で取引して利益が出た場合、年間取引報告書は確定申告に必ず必要な重要書類になります。海外FXは国内FXとは税金の扱いが違うため、正しく損益を計算するには年間取引報告書をきちんと準備することが大切です。
この記事では、ThreeTraderで年間取引報告書をMT4・MT5から取得する手順を、パソコンとスマホそれぞれで分かりやすく説明します。確定申告での使い方や気をつけるポイントも詳しく解説していますので、初めての方も安心して準備できます。
この記事の見出し
ThreeTraderの年間取引報告書とは?
ThreeTraderの年間取引報告書とは、1年間(1月1日から12月31日まで)のすべての取引記録と損益をまとめた書類のことで、確定申告をする際に必要となる大事な資料です。この報告書には、取引ごとの詳しい記録、スワップポイント、取引手数料などが記載されており、海外FXで得た所得を正確に申告するための基礎データとなります。
年間取引報告書の役割
年間取引報告書は税務署に提出する義務はありませんが、税務調査が入ったときに取引が本当だったことを証明する大切な資料になります。また、自分のトレード成績を見直して、来年の取引戦略を考える時にも役立ちます。
雑所得とは、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得および一時所得のいずれにも当たらない所得をいい、例えば、公的年金等、非営業用貸金の利子、副業に係る所得(原稿料やシェアリングエコノミーに係る所得など)が該当します。(国税庁「No.1500 雑所得」より引用 2025年11月3日アクセス)

引用元:国税庁
国税庁は日本の税務行政を担う財務省の外局で、税金の徴収、税務調査、納税者へのサービス提供を行っています。確定申告や税制に関する公式情報を提供し、適正な課税の実現と納税者の利便性向上に取り組んでいます。
年間取引報告書に記載される主な項目
ThreeTraderの年間取引報告書には、確定申告に必要なすべての取引データが自動で集計されています。
- 取引日時と通貨ペア:すべての取引の詳しい記録
- 売買損益:決済が完了したポジションの利益や損失
- スワップポイント:ポジションを保有していた期間中に発生した金利の差額
- 取引手数料:ThreeTraderの口座の種類に応じた手数料
- 総損益(Closed Trade P/L):1年間の最終的な損益の金額
ThreeTraderの年間取引報告書が必要になる場面
海外FXで得た利益は雑所得として確定申告をしなければなりません。ThreeTraderの年間取引報告書は、確定申告を行う時や税務調査を受けた時の証明書類として大切な役割があります。
確定申告が必要なケース
会社員など給与所得がある方の場合、ThreeTraderでの年間利益が20万円を超えたら確定申告が必須になります。専業トレーダーや個人事業主の方は、48万円(基礎控除額)を超える利益がある場合に申告が必要です。また、会社員であっても複数の海外FX業者を使っている場合は、すべての業者での利益を合計した金額で判断する点に注意してください。他の雑所得(副業の収入など)と損益を合算することもできるので、全体的な所得の管理が求められます。
税務調査時の証明書類として
年間取引報告書は税務署への提出義務はありませんが、税務調査が入った時の重要な証拠書類になります。特に大きな利益や損失を申告した場合、実際に取引をしていたことを証明するために必要になることがあります。申告期限の翌日から7年間の保管義務があるので、必ず保存しておきましょう。
PCでThreeTraderの年間取引報告書をダウンロードする方法(MT4)
ThreeTraderのMT4を使ったパソコン環境での年間取引報告書のダウンロード方法を、実際の画面と一緒にステップごとに詳しく説明します。初めての方でも迷わず操作できるように、詳細な手順をご紹介します。
STEP1:MT4にログインしてターミナルを表示
まず、ThreeTraderのMT4を起動して、取引口座にログインします。ログインできたら、画面上のメニューバーから「表示」→「ターミナル」をクリックすると、画面の下にターミナルウィンドウが表示されます。ターミナルが表示されない場合は、キーボードの「Ctrl + T」を押すことでも開けます。
STEP2:口座履歴タブで期間を設定
ターミナルウィンドウの中にある「口座履歴」タブをクリックします。次に、口座履歴のエリアで右クリックして、メニューから「期間のカスタム設定」を選びます。確定申告の対象となる期間(1月1日から12月31日まで)を正確に指定してください。例えば、2024年分の確定申告なら「2024/01/01」から「2024/12/31」までを設定します。
STEP3:年間取引報告書を保存
期間を設定したら、もう一度口座履歴のエリアで右クリックして、「レポートの保存」を選びます。ファイル名は最初は「Statement.htm」となっていますが、「ThreeTrader_2024年_年間取引報告書.htm」のように分かりやすい名前に変更することをおすすめします。保存したHTMLファイルをブラウザで開くと、年間取引報告書の内容を確認できます。「Closed Trade P/L」の欄に書かれている金額が年間損益になります。
複数口座を保有している場合の注意点
ThreeTraderで複数の取引口座を持っている場合は、口座ごとに年間取引報告書をダウンロードして、損益を合算する必要があります。確定申告では全口座の合計損益を申告します。
PCでThreeTraderの年間取引報告書をダウンロードする方法(MT5)
MT5を使っている方向けに、年間取引報告書のダウンロード手順を説明します。MT5はMT4と操作画面が少し違うので、それぞれの手順を確認してください。
STEP1:MT5でツールボックスを開く
ThreeTraderのMT5にログインしたら、画面上のメニューから「表示」→「ツールボックス」をクリックします。画面の下にツールボックスウィンドウが表示されたら、「口座履歴」タブを選びます。
STEP2:取得期間を指定
ツールボックスの中で右クリックして、「期間指定」を選びます。カレンダーが表示されるので、確定申告対象年の1月1日から12月31日までを正確に設定してください。
STEP3:レポートを出力
もう一度ツールボックスの中で右クリックして、「レポート」にカーソルを合わせて、「HTML(Internet Explorer)」または「Open XML」を選びます。HTML形式はブラウザで確認でき、Excel形式は詳しい分析ができます。ファイル名は「ReportHistory-口座番号.html」となるので、必要に応じて「ThreeTrader_MT5_2024年.html」などに変更して保存します。報告書の「結果」欄に表示される「総損益」が年間の確定損益になります。
スマホでThreeTraderの年間取引報告書を確認する方法
外出先や移動中でも年間取引報告書を確認したい方のために、スマホアプリ(MT4/MT5)での取得方法を説明します。パソコンがなくても確定申告の準備ができます。
スマホMT4アプリでの手順
ThreeTraderのMT4アプリを起動して、取引口座にログインします。画面下の「履歴」タブをタップすると、取引履歴が表示されます。右上のカレンダーアイコンをタップして、「カスタム期間」を選び、確定申告対象年の1月1日から12月31日までを設定します。設定後、履歴画面に表示される各取引の損益を確認できます。スマホアプリでは直接HTMLファイルとしてダウンロードすることはできませんが、画面をスクリーンショットして保存したり、表示されたデータを手動で記録することができます。正式な年間取引報告書が必要な場合は、パソコン版MT4/MT5でのダウンロードをおすすめします。
スマホMT5アプリでの手順
MT5アプリの場合も基本的な流れは同じです。アプリを起動後、「履歴」→「期間選択」から対象期間を設定します。MT5では「総損益」が画面下に表示されるため、年間の確定損益を一目で確認できます。
スマホで確認する際の注意点
スマホアプリでは画面サイズの制約があるため、すべての取引データを一度に表示できない場合があります。確定申告用の正式な報告書としてはパソコン版でダウンロードしたHTML形式を使用することを強くおすすめします。
ThreeTraderの年間取引報告書を確定申告で活用する方法
年間取引報告書を取得したら、次は確定申告での正しい活用方法を理解しましょう。海外FXの税金処理は国内FXとは違うので、注意が必要です。
確定申告に必要な書類一覧
ThreeTraderの確定申告には、年間取引報告書以外にもいくつかの書類が必要です。マイナンバーカード(または通知カード+身分証明書)、源泉徴収票(会社員の場合)、年間取引報告書(ThreeTraderから取得)、経費の領収書(FX関連の書籍、通信費など)、各種控除証明書(医療費控除、ふるさと納税など)を準備してください。詳しい確定申告の手順については、ThreeTrader確定申告ガイドをご覧ください。
年間取引報告書から申告する金額の確認方法
年間取引報告書の「Closed Trade P/L」(MT4の場合)または「総損益」(MT5の場合)が、確定申告で申告する基準となる金額です。ただし、この金額から必要経費を引いた金額が実際の雑所得になります。例えば、年間損益が+50万円で、FX関連の経費が10万円あった場合、申告する雑所得は40万円となります。
海外FXの税率と計算方法
ThreeTraderを含む海外FXの利益は総合課税の雑所得として扱われ、給与所得などと合わせて税率が決まります。所得税は5%から45%の累進課税、住民税は一律10%となり、最大で55%の税率がかかる可能性があります。一方、国内FXは申告分離課税で一律20.315%のため、所得が少ない場合は海外FXの方が税率が低く、所得が多い場合は国内FXの方が有利になります。
ThreeTraderの年間取引報告書に関するよくある質問
年間取引報告書は税務署に提出する必要がありますか?
年間取引報告書は確定申告書への添付義務はありません。ただし、税務調査が入った時に取引が正当だったことを証明するため、申告期限の翌日から7年間は保管しておく必要があります。
複数の海外FX業者を利用している場合はどうすればいいですか?
ThreeTrader以外にXMTradingやExnessなどの海外FX業者も使っている場合、すべての業者の損益を合算して申告します。各業者から年間取引報告書を取得して、合計した金額を雑所得として申告してください。
年間取引報告書の保存期間はどれくらいですか?
税法上、確定申告期限の翌日から7年間の保管義務があります。電子データとして保存する場合は、バックアップを取っておくことをおすすめします。
スマホだけで確定申告は完結できますか?
スマホアプリでも取引履歴の確認はできますが、正式な年間取引報告書のダウンロードにはパソコン版MT4/MT5が必要です。確定申告書の作成自体は、国税庁の確定申告書等作成コーナーをスマホから利用することで可能です。
年間取引報告書に記載される手数料やスワップは自動計算されていますか?
はい、ThreeTraderの年間取引報告書には取引手数料とスワップポイントが自動的に反映されています。「Closed Trade P/L」または「総損益」には、これらの費用がすでに差し引かれた(またはスワップが加算された)金額が表示されます。
まとめ:ThreeTraderの年間取引報告書は確定申告の必須書類
ThreeTrader(スリートレーダー)の年間取引報告書は、海外FXの確定申告で欠かせない重要書類です。MT4やMT5から簡単に取得でき、パソコンだけでなくスマホでも履歴の確認ができます。年間利益が20万円を超える会社員や、48万円を超える専業トレーダーの方は、必ず期限内に確定申告を行い、年間取引報告書を7年間保管しましょう。正しい税金の処理を行うことで、無申告加算税や延滞税などのペナルティを避けて、安心してThreeTraderでの取引を続けることができます。分からないことがある場合は、税理士や税務署に相談することをおすすめします。





