ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイント計算方法を徹底解説!MT4/MT5での確認から円換算まで初心者にもわかりやすく説明
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ThreeTrader(スリートレーダー)で取引を始めたけれど、スワップポイントの計算方法がよくわからないとお悩みではありませんか?MT4やMT5に表示される数値を日本円に換算する方法は、FX初心者の方が最初につまずきやすいポイントの一つです。
この記事では、ThreeTraderでのスワップポイント計算について、MT4/MT5での確認手順から日本円への換算方法まで、図解を使いながらわかりやすく説明していきます。通貨ペアごとに異なる計算式や、実際の数値を使った計算例もご紹介しますので、この記事を読めばThreeTraderのスワップポイント計算が完全にマスターできます。
この記事でわかること
ThreeTraderのスワップポイントをMT4/MT5で確認する具体的な手順
通貨ペアごとの正確な計算方法と円への換算手順
スワップポイント付与のタイミングと3倍デーのルール
計算時の注意点とよくある間違いの回避方法
この記事の見出し
ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイントとは?基本から理解しよう
スワップポイントとは、FX取引で2つの通貨間に生じる金利差を調整するための金額のことです。金利が高い通貨を買って、金利が低い通貨を売るとプラスのスワップポイントを受け取ることができ、反対の場合はマイナスのスワップポイントを支払うことになります。
本研究では、アンケート調査を用いて FX個人投資家の投資パフォーマンスの決定要因を分析し、①行動バイアスと②投資戦略・取引行動のどちらがパフォーマンスに強く影響しているのかを検証する。(神戸大学「FX 証拠金取引で成功するためのカギ:投資戦略と行動バイアスの役割」より引用 2025年10月31日アクセス)

引用元:岩壷健太郎教授
神戸大学経済経営研究所教授。専門は国際金融、国際経済学。FX市場における個人投資家の行動分析や金融リテラシーに関する研究で知られ、実証データに基づく投資戦略の重要性を提唱している。
ThreeTraderでは、ニューヨーク市場が閉まる時点(MT4/MT5時間で24時)にポジションを持っているとスワップポイントが発生します。スワップポイントの計算方法をきちんと理解しておけば、長期間ポジションを保有する際のコストや利益を正確に見積もることができるようになります。
スワップポイントが発生する仕組み
スワップポイントは、各国の政策金利の差によって決まります。たとえば、米ドルの金利が5.0%で日本円の金利が-0.1%の場合、その金利差である約5.1%がThreeTraderでのスワップポイントの基準となります。
金利差とスワップポイントの関係
金融広報中央委員会「知るぽると」によると、金利スワップでは「同じ通貨で異なるタイプの金利を交換」する仕組みが基本となっています。FX取引のスワップポイントも同じように、2つの通貨間の金利を毎日調整する仕組みとして機能しています。
ThreeTraderスワップポイントの確認方法|MT4/MT5での操作手順
ThreeTraderのスワップポイントは、MT4またはMT5の取引プラットフォームから簡単に確認できます。リアルタイムのスワップポイント数値を知ることで、正確な計算ができるようになります。
MT4でスワップポイントを確認する手順
MT4でスワップポイントを確認するには、次の手順で操作します。まず気配値表示ウィンドウを開きます。表示されていない場合は「表示」メニューから「気配値表示」をクリックしてください。次に、確認したい通貨ペアを右クリックして、メニューから「仕様」を選びます。すると画面の下の方に「買スワップ」と「売スワップ」が表示されます。
ここで表示される数値は、1ロット(10万通貨)を1日保有した場合のスワップポイントです。ただし、この時点では「ポイント」という単位で表示されているので、まだ日本円ではありません。
MT5でスワップポイントを確認する手順
MT5での確認方法も基本的には同じです。画面上部のメニューから「表示」→「銘柄」をクリックして、検索ボックスに通貨ペア名を入力します。表示された通貨ペアを選ぶと、銘柄情報ウィンドウにスワップポイントが表示されます。
MT5では、契約サイズや小数桁などの詳細情報も一緒に確認できるため、計算に必要な情報を一度に集めることができます。
スワップポイント計算に必要な3つの基本情報
ThreeTraderのスワップポイントを日本円に換算するには、3つの重要な情報が必要です。まずスワップ値です。これはMT4/MT5に表示されるスワップポイントの数値のことです。次に契約サイズで、1ロットあたりの通貨数量を示します。通常は100,000です。そして小数桁は通貨ペアの価格表示桁数を表し、3桁または5桁となります。
これらの情報は、すべてMT4/MT5の仕様画面で確認できます。小数桁が3桁の場合は0.001、5桁の場合は0.00001という係数を使って計算します。
小数桁による係数の違い
USDJPY(米ドル円)などの対円通貨ペアは通常小数桁3桁で、係数は0.001です。一方、EURUSD(ユーロ米ドル)などのメジャー通貨ペアは小数桁5桁で、係数は0.00001になります。この違いを理解することが正確な計算の第一歩です。
ThreeTraderのスワップポイント計算方法|通貨ペア別の詳細解説
ThreeTraderのスワップポイント計算方法は、取引する銘柄のタイプによって3つのパターンに分かれます。それぞれの計算式を正しく理解することが、正確なスワップ計算のポイントです。
FX・貴金属・エネルギーのスワップ計算方法
最も一般的なFX通貨ペアと貴金属、エネルギーCFDのスワップポイントは、次の計算式で求めます。
基本計算式:
スワップポイント = 契約サイズ × ロット数 × 小数桁 × スワップ値
この計算で得られた結果の通貨単位は、通貨ペアの右側の通貨になります。たとえば、USDJPYなら日本円、EURUSDなら米ドルです。
決済通貨が円の場合の計算例
USDJPY(米ドル円)を1ロット買いで保有する場合の計算を見てみましょう。買いスワップが12.0、契約サイズが100,000、小数桁が3桁(0.001)とします。
計算:
12.0 × 100,000 × 0.001 = 1,200円
このように、決済通貨(右側の通貨)が日本円の場合は、追加で換算する必要なく円建ての金額が求められます。
決済通貨が円以外の場合の計算例
EURUSD(ユーロ米ドル)を1ロット売りで保有する場合を考えます。売りスワップが1.8、契約サイズが100,000、小数桁が5桁(0.00001)、USDJPY(米ドル円)レートが150円とします。
ステップ1:米ドル建てで計算
1.8 × 100,000 × 0.00001 = 1.8 USD
ステップ2:日本円に換算
1.8 USD × 150円 = 270円
決済通貨が円以外の場合は、その通貨と円のレートをかけて最終的な円建て金額を計算します。
株価指数CFDのスワップ計算方法
US30(ダウ平均)やJPN225(日経225)などの株価指数CFDのスワップポイント計算には、証拠金通貨という考え方が加わります。
計算式:
スワップポイント = 契約サイズ × ロット数 × 小数桁 × スワップ値
※計算結果の通貨単位は「証拠金通貨」
株価指数CFDの計算例
US30を1ロット買いで保有する場合を例にします。買いスワップが-6.5、契約サイズが1、小数桁が0桁(1)、証拠金通貨がUSD、USDJPYが150円とします。
ステップ1:米ドル建てで計算
(-6.5)× 1 × 1 = -6.5 USD
ステップ2:日本円に換算
-6.5 × 150円 = -975円
株価指数の場合、マイナススワップになることが多いため、長期保有する際のコストには注意が必要です。
仮想通貨CFDのスワップ計算方法
ビットコインなどの仮想通貨CFDのスワップポイントは、年率パーセント表示になっていて、計算方法が大きく異なります。
計算式:
スワップポイント = (取引価格 × 契約サイズ × ロット数)×(スワップ% ÷ 100 ÷ 360)
この計算式では、金利日割計算の年間日数を360日として計算します。
仮想通貨CFDの計算例
BTCUSDを1ロット売りで保有する場合を見てみましょう。売りスワップが-1%、取引価格が28,000 USD、契約サイズが1、USDJPYが150円とします。
ステップ1:米ドル建てで計算
28,000 × 1 × 1 × (-1 ÷ 100 ÷ 360)= -0.78 USD
ステップ2:日本円に換算
-0.78 × 150円 = -117円
仮想通貨のスワップポイントは、取引価格の変動によって毎日変化するため、定期的に確認することが大切です。
ThreeTraderのスワップポイント付与時間とルール
スワップポイントの計算方法を理解したら、次に重要なのが付与されるタイミングです。ThreeTraderには独自の付与ルールがあり、これを知らないと予想外のスワップが発生することがあります。
スワップポイントが付与される時間
ThreeTraderのスワップポイントは、ニューヨーク市場が閉まる時点(MT4/MT5時間で24時)にポジションを保有していると付与されます。日本時間では冬時間(11月~3月)が午前7時、夏時間(3月~11月)が午前6時となります。
この時間をまたいでポジションを保有すると、1日分のスワップポイントが発生します。
水曜日はスワップポイント3倍デー
ThreeTraderでは、水曜日から木曜日への持ち越し(日本時間の木曜日早朝)に、土日分を含めた3日分のスワップポイントが付与されます。
ただし、仮想通貨CFD、エネルギーCFD、株価指数CFD、株式CFDは例外で、これらの銘柄は金曜日から土曜日への持ち越し(日本時間の土曜日早朝)に3日分のスワップポイントが付与されます。
3倍デーの活用と注意点
プラススワップを狙う場合、水曜日の持ち越しは3倍の利益を得られるチャンスです。しかし、マイナススワップの場合は3倍のコストがかかるため、スイングトレードを行う際は曜日を意識した戦略が重要になります。
スワップポイントのみの出金は不可
ThreeTraderでは、受け取ったスワップポイントだけを出金することはできません。スワップポイントを出金するには、ポジションを決済する必要があります。
ポジション保有中のスワップポイントは含み益として扱われ、決済した時に初めて確定利益となります。
口座タイプによるスワップポイントの違い
2024年9月2日以降、ThreeTraderではすべての口座タイプで同じスワップポイントが適用されています。以前はRawゼロ口座とPureスプレッド口座でスワップポイントが異なっていましたが、現在は統一されています。
これにより、口座タイプを選ぶ際にスワップポイントを気にする必要がなくなったため、スプレッドや取引手数料など他の条件で口座を選べるようになりました。
スワップポイント計算時の注意点とよくある間違い
ThreeTraderのスワップポイント計算では、いくつかの落とし穴があります。よくある間違いを事前に知っておくことで、正確な計算ができるようになります。
売買両方がマイナススワップになる通貨ペアがある
GBPUSD(ポンド米ドル)やCHFJPY(スイスフラン円)などの一部の通貨ペアでは、買いも売りもマイナススワップになることがあります。
これらの通貨ペアを長期保有すると、毎日コストが発生してしまうため、スワップポイントが有利な通貨ペアを選ぶか、短期取引に切り替えるなどの対策が必要です。
為替レートの変動による計算結果の変化
決済通貨が円以外の場合、最終的な円建て金額は為替レートに左右されます。たとえば、USDJPYが150円から155円に変動すれば、同じスワップポイントでも円換算額は約3.3%増加します。
特にボラティリティの高い時期は、定期的に再計算することをおすすめします。
小数桁の間違いは計算結果を大きく狂わせる
3桁と5桁の小数桁を間違えると、計算結果が100倍も変わってしまいます。必ずMT4/MT5の仕様画面で小数桁を確認してから計算しましょう。
計算ミスを防ぐチェックリスト
MT4/MT5で最新のスワップ値を確認したか、契約サイズは100,000で合っているか、小数桁(3桁か5桁)を正しく確認したか、決済通貨が円以外の場合は正しいレートで換算したか、仮想通貨の場合は年率パーセント表示を日割りに換算したか、これらの項目を必ずチェックしてください。
スワップポイントと税金の関係
ThreeTraderで得たスワップポイントは、ポジションを決済した時点で課税対象になります。保有中のスワップポイントは含み益として扱われるため、決済するまでは税金はかかりません。
海外FX業者であるThreeTraderの利益は、総合課税の対象となり、雑所得として申告する必要があります。他の所得と合算して税率が決まるため、所得が多い方は税負担が大きくなる可能性があります。
他の海外FX業者とのスワップポイント比較
ThreeTraderのスワップポイントは、他の海外FX業者と比較してどうなのでしょうか。XMTrading、TitanFX、Axioryなどの主要海外FX業者と比べると、ThreeTraderは低スプレッドに特化した業者であるため、スワップポイントは平均的な水準となっています。
スワップポイント狙いの長期投資を主目的とする場合は、ExnessやBigBossなど、高スワップを提供する業者も検討するとよいでしょう。
一方、ThreeTraderはスキャルピングやデイトレード向けの業者として、スプレッドの狭さと約定力の高さに強みがあります。
まとめ:ThreeTraderのスワップ計算をマスターして賢く取引しよう
ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイント計算方法について、MT4/MT5での確認手順から円への換算方法まで詳しく解説しました。
スワップポイントはMT4/MT5の仕様画面から確認でき、計算には契約サイズ・小数桁・スワップ値の3つの情報が必要です。FX・株価指数・仮想通貨で計算方法が異なることを理解し、水曜日(一部銘柄は金曜日)の3倍のスワップポイント付与にも注意しましょう。決済通貨が円以外の場合は為替レートでの換算が必要になります。
スワップポイントの計算方法を正しく理解することで、長期保有時のコストや利益を正確に予測し、より効果的な取引戦略を立てることができます。
ThreeTraderは低スプレッドと高い約定力を誇る業者として、短期トレードから中長期投資まで幅広く対応しています。スワップポイント計算をマスターして、賢い海外FX取引を実現しましょう。
ThreeTraderでの口座開設や取引方法について詳しく知りたい方は、ThreeTrader完全ガイドをご覧ください。





