スリートレーダー(ThreeTrader) 両建て完全ガイド|やり方から証拠金・必勝法・禁止事項まで徹底解説【2025年11月最新】
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スリートレーダー(ThreeTrader)で両建て取引をやってみたいけれど、具体的なルールや注意すべきポイントがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
スリートレーダー(ThreeTrader)では同じ口座内での両建てはもちろん、複数の口座をまたいだ両建てや、他の業者との間での両建ても公式に許可されています。ただし、ゼロカットシステムを悪用した両建てや価格差を利用したアービトラージなどは禁止されているので注意が必要です。
本記事では、スリートレーダー(ThreeTrader)で両建て取引を行う際の基本的なルールから、実際の注文方法、証拠金の計算方法、効果的な両建て活用法、ポジションの解除方法、さらには違反とみなされるリスクや禁止事項まで、海外FXが初めての方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。
両建てを上手に活用してリスクを抑えながら安定的に利益を目指したい方は、ぜひ最後までお読みください。
この記事の見出し
- 1 スリートレーダー(ThreeTrader) 両建ての基本ルール
- 2 スリートレーダー(ThreeTrader) 両建ての証拠金ルール
- 3 スリートレーダー(ThreeTrader) 両建てのやり方・注文方法
- 4 スリートレーダー(ThreeTrader) 両建ての解除方法
- 5 スリートレーダー(ThreeTrader) 両建て必勝法・活用戦略
- 6 スリートレーダー(ThreeTrader) 両建てがばれる理由と注意点
- 7 スリートレーダー(ThreeTrader) 両建てのロスカットリスク
- 8 スリートレーダー(ThreeTrader) 両建ての禁止事項
- 9 スリートレーダー(ThreeTrader)以外で両建てOKな海外FX業者
- 10 まとめ
スリートレーダー(ThreeTrader) 両建ての基本ルール
両建てとは、同じ通貨ペアで「買いポジション(ロング)」と「売りポジション(ショート)」の両方を同時に持つ取引手法のことを指します。
どちらか一方のポジションで損失が出ても、反対側のポジションで利益が出るため、相場が大きく動いても損益がお互いに打ち消し合うという性質があります。
スリートレーダー(ThreeTrader)では、同じ口座内だけでなく、複数の口座をまたいだ両建てや、他の業者の口座を使った両建ても公式に認められているため、リスクをコントロールしながら様々なトレード戦略を柔軟に組み立てることができます。
スリートレーダー(ThreeTrader) 同一口座内での両建てルール
スリートレーダー(ThreeTrader)では、同じ口座内で買いポジションと売りポジションを同時に持つことが公式に認められています。
同じ口座の中で両建てを行うことは、スリートレーダー(ThreeTrader)に限らず、多くの海外FX業者で許可されている一般的な取引方法です。
口座タイプによる制限も特にありませんので、スプレッドが狭い口座タイプを選んで両建てをしても問題ありません。
同一口座での両建ては証拠金が相殺される
スリートレーダー(ThreeTrader)では、同じロット数で買いと売りのポジションを同時に保有すると、必要な証拠金がゼロになる仕組みになっています。これによって、証拠金維持率が下がりにくくなり、ロスカットのリスクを抑えながら取引することができます。
スリートレーダー(ThreeTrader) 複数口座間での両建てルール
スリートレーダー(ThreeTrader)では、複数の口座をまたいだ両建ても可能です。
例えば、口座Aでドル円を1ロット買って、口座Bで同じドル円を1ロット売るといった取引も、規約上まったく問題ありません。
海外FX業者の大半は複数口座をまたいだ両建てを禁止していますが、スリートレーダー(ThreeTrader)は複数口座間の両建てを認めている数少ない業者の一つです。
スリートレーダー(ThreeTrader)では1つのアカウントにつき最大5つまで追加の口座を作成できるため、複数の口座を活用したリスク分散戦略も実現しやすくなっています。
複数口座間の両建てはゼロカット対象外
注意点として、複数口座をまたいで両建てを行った場合、マイナス残高が発生してもゼロカットが適用されません。
経済指標の発表時など値動きが激しいタイミングで、複数の口座を使った両建てEAを稼働させると、片方の口座だけマイナスが大きく膨らんでしまう危険性があります。
万が一マイナスが生じた場合でも、故意ではない場合はゼロカットが行われることもあるようですが、意図的にゼロカットを狙ったと判断されると補填が認められない恐れもあります。
スリートレーダー(ThreeTrader) 他社口座間での両建てルール
スリートレーダー(ThreeTrader)は他社の口座を併用した両建ても認めています。
別の業者で口座を開設して、スリートレーダー(ThreeTrader)では買いポジション、他社の口座では売りポジションを持つといった使い方も可能です。
ただし、スリートレーダー(ThreeTrader)以外の海外FX業者は、規約で他社をまたいだ両建てを禁止しているケースが多い点には注意が必要です。
スリートレーダー(ThreeTrader)側が許可していても、もう一方の業者でNGとなる場合があり、違反すると強制的にポジションを決済されたり、口座凍結されるリスクがあるため、事前に各社の規定をしっかり確認してください。
スリートレーダー(ThreeTrader) 両建ての証拠金ルール
スリートレーダー(ThreeTrader)では、同じ口座内で同じロット数の両建てを行うと、必要な証拠金が相殺されてゼロになります。
これは、買いと売りのポジションがお互いに打ち消し合うため、実質的にポジションを持っていない状態とみなされるためです。
海外FX業者によっては片方の分の証拠金が必要になる場合もありますが、スリートレーダー(ThreeTrader)では両建て時の証拠金負担がゼロになるため、資金効率が良く、追加で注文を検討する際にも余裕が生まれやすいです。
ただし、ロット数が異なる場合は、その差額分の証拠金が通常どおり必要になりますので注意しましょう。
証拠金維持率への影響
同じ口座内での両建ては証拠金がゼロになるため、証拠金維持率が下がりにくく、ロスカットのリスクを大幅に抑えられます。これによって、両建てポジションを保有しながら、同じ口座内で別の通貨ペアの取引を並行して行うことも可能です。
スリートレーダー(ThreeTrader) 両建てのやり方・注文方法
スリートレーダー(ThreeTrader)での両建ての具体的なやり方を、MT4/MT5を使った手順で解説します。
手順1:通貨ペアを選択して「新規注文」をクリック
MT4/MT5の画面左側の気配値から、取引したい通貨ペアを選んで右クリック→「新規注文」を選択します。
手順2:新規注文で買いポジションを保有
新規注文画面が表示されたら、「成行買い」または「成行売り」のどちらかを選んでポジションを持ちます。買いと売りのどちらを先に注文しても問題ありません。
手順3:新規注文で反対ポジションを保有
手順2で注文した通貨ペアと反対のポジションで注文します。取引数量も手順2と同じロット数に合わせましょう。
手順4:両建てが完了
買いと売りの両方のポジションを保有していれば、両建ては完了です。
同じロット数であれば必要な証拠金がゼロになるため、証拠金維持率への影響を最小限に抑えながら両建てポジションを維持できます。
スリートレーダー(ThreeTrader) 両建ての解除方法
スリートレーダー(ThreeTrader)で両建てを解除する方法には、ポジションを一つずつ個別に決済する方法と、まとめて一括決済する方法の2つのパターンがあります。
個別で決済する方法
- 決済したいポジションの右側にある「×」ボタンをクリックすると、そのポジションがすぐに決済されます
- 同じ手順でもう一方のポジションも決済します
個別決済は、片方のポジションだけを残したい場合に便利です。
一括決済する方法
決済したいポジションを選んで、右クリック→「一括操作」→「全てのポジションを決済」を選択すると、保有中のすべてのポジションが決済されます。
注意点として、両建てポジション以外にも保有しているポジションがある場合、それらもすべて決済されてしまいます。
両建てポジション以外も保有している場合は、1つの注文ずつ個別に決済する方法を選びましょう。
スリートレーダー(ThreeTrader) 両建て必勝法・活用戦略
続いては、スリートレーダー(ThreeTrader)で使える両建ての具体的な必勝法と活用戦略を紹介します。
FX証拠金取引において、利益を出せるかどうかは勝率とリスクリワード比の組み合わせによります。勝率が高いとリスクリワード比が低くても利益を出せますが、勝率が低いならばリスクリワード比が高くないと利益を出せません。投資家が収益を確保するためにはリスク管理が欠かせません。(神戸大学「FX証拠金取引の投資パフォーマンスの決定要因 ‐機械学習を用いた分析‐」より引用 2025年11月1日アクセス)

引用元:岩壷健太郎氏
神戸大学大学院経済学研究科教授として、FX証拠金取引における個人投資家の行動特性や投資パフォーマンスの決定要因について詳細な研究を行い、機械学習を用いた分析手法で投資家の収益性に影響を与える要因を解明。金融先物取引業協会をはじめとする業界団体と連携し、個人投資家の保護と健全な市場育成に貢献している。
レンジ相場で利益を狙うスイングトレード
レンジ相場では価格が一定の範囲内を上下するため、両建てが効果的に機能します。
中長期のスイングトレードでも、大幅な値動きが起きそうな場面で逆方向のポジションを追加すればリスクを分散できます。
例:ドル円を長期保有中→短期的な下落が予想される→短期の売りポジションを入れて損失を抑える
このような両建ては「つなぎ売り」とも呼ばれ、レンジ相場だけでなく指標発表前後の変動にも対応しやすい特徴があります。
ロスカット防止策として両建てを活用
証拠金維持率が危険な水準に達してから逆のポジションを追加するのも一つの方法です。
例えば、ドル円の買いポジションが含み損でロスカット寸前なら、同じロット数の売りポジションを保有すれば損失の拡大を抑えられます。
損益が打ち消されるため強制ロスカットを回避しやすくなりますが、反転時の利益も削られてしまう点には注意が必要です。
節税対策として両建てを使う
利益が出た年に両建てを活用すると、課税額を抑えやすくなります。
具体的には、含み損のポジションだけを決済して利益を圧縮し、納税額を軽減するイメージです。
翌年にプラスのポジションを決済すれば課税を先延ばしできるため、資金に余裕が生まれます。
海外FXは損失繰越ができない仕組みでマイナスを翌年に持ち越すのが難しいため、両建てを活用した節税対策は有効な戦略の一つです。
短期と長期で目線を変えて取引する
スリートレーダー(ThreeTrader) 両建てがばれる理由と注意点
異業者間の両建てがばれる理由について解説します。
流動性を供給するシステム(リクイディティプロバイダー)を通して取引情報が共有されることから、異業者間の両建てが発覚します。
複数のFX会社で禁止されている両建てを行うと、双方から口座凍結や強制退会などの処分を受ける可能性があります。
スリートレーダー(ThreeTrader)は他社をまたいだ両建てを認めていますが、相手の業者が禁止している場合は規約違反となるため、必ず事前に確認しましょう。
スリートレーダー(ThreeTrader) 両建てのロスカットリスク
「両建てしていれば安全」と考えがちですが、実際にはスプレッドの急拡大による強制ロスカットのリスクがあります。
重要指標の発表や早朝の時間帯は急激にスプレッドが広がる可能性があり、保有しているポジションが多いと資金不足でロスカットになるケースもあります。
取引する通貨ペアのスプレッド幅を理解して、両建てポジションを保有しすぎないことが重要です。
また、長期間保有することでマイナススワップが蓄積される点にも注意が必要です。
同じ業者内で両建てをすると、スワップポイントの合計は基本的にマイナスになります。
もし合計がプラスになると、両建てで毎日スワップ分が簡単に儲かってしまうためです。
スワップの差分が毎日引かれて損失が広がるため、長期的に両建てする場合は注意してください。
スリートレーダー(ThreeTrader) 両建ての禁止事項
スリートレーダー(ThreeTrader)では、定められたルールを逸脱するとペナルティを課される可能性があります。
以下では、代表的な禁止対象の取引を解説します。
ゼロカット制度を悪用した両建て
相場が激しく動く瞬間を狙ってマイナスを意図的に拡大させ、ゼロカットを誘発する両建ては認められていません。
たまたま短期間に似た取引をするだけであれば見逃される可能性はありますが、常習的に行うとゼロカット制度の乱用と見なされるでしょう。
スリートレーダー(ThreeTrader)から警告メッセージが届いた際は、迅速に取引方針を修正することが大切です。
アービトラージ
スリートレーダー(ThreeTrader)は柔軟な取引環境で知られていますが、裁定取引として知られるアービトラージは許可されていません。
アービトラージとは、業者間の価格差を利用してリスクなく利益を積み上げる方法のことです。
例えば、ドル円がスリートレーダー(ThreeTrader)側で1ドル=100円、A社で1ドル=100.1円になっている状況では、前者で買って後者で売るだけで0.1円の差益が生まれます。
以下のようにいくつかのパターンがありますが、いずれも価格差を狙う行為なので禁止とされます。
- 3通貨アービトラージ:3つの通貨ペアで価格差を得る手法
- レイテンシーアービトラージ:サーバー遅延を突いて約定価格差を狙う手法
- スワップアービトラージ:スワップポイントの違いを狙う手法
- ボーナスアービトラージ:付与されたボーナス資金を用いて価格差を得る手法
その他の禁止行為
スリートレーダー(ThreeTrader)が定めるその他の禁止行為は以下の通りです。
マネーロンダリング
金融犯罪として世界的に取り締まりの対象になっているため、スリートレーダー(ThreeTrader)でも厳禁です。万が一疑わしい入出金ルートが見つかった場合、即座にアカウント停止措置を受ける可能性があります。
アカウントの貸し借り
アカウント所有者本人以外の操作は規約違反に該当します。口座開設時に代理登録を請け負うケースもあるかもしれませんが、推奨される行為ではありません。
他人名義のアカウント利用
自分が直接申し込む代わりに友人や知人の名前でトレードを行うのも禁止です。有利な条件を狙う目的だとしても違反は違反です。
スリートレーダー(ThreeTrader)以外で両建てOKな海外FX業者
スリートレーダー(ThreeTrader)以外にも、両建てを許可している海外FX業者は複数存在します。
以下に、主要業者の両建てルールを比較表としてまとめました。
| 海外FX業者 | 同一口座内 | 複数口座間 | 他社口座間 |
|---|---|---|---|
| ThreeTrader | ○ | ○ (※ゼロカット対象外) | ○ (※ゼロカット対象外) |
| Exness | ○ | ○ | ○ |
| Axiory | ○ | × | × |
| TitanFX | ○ | × | × |
| XMTrading | ○ | × | × |
| FXGT | ○ | × | × |
Exnessは、スリートレーダー(ThreeTrader)と同様に、複数口座をまたいだ両建てや他社をまたいだ両建てを認めている数少ない業者の一つです。
無制限レバレッジや業界最狭水準のスプレッドを提供しており、両建て戦略を活用したい上級トレーダーに人気があります。
まとめ
スリートレーダー(ThreeTrader)の両建て取引について、基本的なルールから実際のやり方、証拠金の扱い、効果的な必勝法、禁止事項まで徹底的に解説しました。
スリートレーダー(ThreeTrader)は同じ口座内・複数口座をまたいだ・他社をまたいだ両建てを認めている数少ない海外FX業者であり、両建て戦略を活用したいトレーダーにとって非常に魅力的な選択肢です。
ただし、ゼロカット制度を悪用した両建てやアービトラージなどは禁止されているため、ルールを守って取引することが重要です。
両建ては適切に活用すれば、リスクを抑えながら安定した収益を目指せる強力な手法です。
この記事を参考に、スリートレーダー(ThreeTrader)での両建て取引をぜひ実践してみてください。





