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ThreeTrader(スリートレーダー)でEAを使いこなす完全ガイド|無料EAの選び方から設定方法まで徹底解説

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ThreeTrader(スリートレーダー)は、業界トップクラスの狭いスプレッドと低コストの取引環境が魅力で、EA(自動売買)を使いたいトレーダーから高く評価されている海外FX業者です。特にスキャルピング系のEAとの相性が非常に良く、取引回数が多くなるほどコスト面でのメリットを実感できます。

この記事では、ThreeTraderでEAを使った自動売買を始めたい方に向けて、無料EAの入手方法から具体的な設定手順、おすすめのEA、運用時の注意点まで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。ThreeTraderの低スプレッド環境を最大限に活かして、効率的な自動売買取引を実現しましょう。

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本コンテンツは「Song LLC」が、金融庁財務局消費者庁国民生活センターから発信される情報と、実際の海外FX取引・調査を基に制作しています。詳細は「コンテンツ制作ポリシー」をご覧ください。

この記事の見出し

ThreeTrader(スリートレーダー)とEA(自動売買)の相性が抜群な理由

ThreeTrader(スリートレーダー)は、2021年にサービスを開始した比較的新しい海外FX業者ですが、EA(自動売買)を活用するトレーダーにとって理想的な取引環境を提供しています。

EAとは?

EA(Expert Advisor/エキスパートアドバイザー)とは、MT4やMT5で動作する自動売買プログラムのことです。事前に設定したルールに基づいて自動的に売買を行うため、感情に左右されずに機械的なトレードができるようになります。

業界最狭水準のスプレッドでコストを大幅削減

ThreeTraderの最大の魅力は、業界最狭水準のスプレッドです。特にRawゼロ口座では、USD/JPY(ドル円)のスプレッドが0.0pips~と、他の海外FX業者と比べても圧倒的に狭くなっています。

海外FX業者USD/JPYEUR/USDGBP/USD
ThreeTrader Rawゼロ口座0.0pips~0.0pips~0.0pips~
XMTrading ゼロ口座0.1pips~0.1pips~0.3pips~
Exness プロ口座0.1pips~0.0pips~0.2pips~
Axiory ナノ口座0.2pips~0.2pips~0.4pips~

EA取引では売買を繰り返すため、スプレッドが狭いほど累積コストを削減できます。特にスキャルピング系のEAでは、このスプレッドの差が収益に大きく影響します。

取引手数料も業界最安レベル

ThreeTraderのRawゼロ口座は、1ロットあたり片道2USD(往復4USD/約400円)取引手数料がかかりますが、これは業界最安レベルです。スプレッドと手数料を合わせた実質コストで比較しても、ThreeTraderは圧倒的に有利な条件となっています。

EAの使用制限なし!スキャルピングも完全自由

ThreeTraderでは、EAの使用に関する制限が一切ありません。また、スキャルピングも完全に認められているため、高頻度取引を行うEAでも安心して運用できます。スキャルピングEAは完全許可、EA稼働数は無制限、取引手法にも制限なし、両建ても同一口座内で可能となっています。

自動売買(EA)は取引プロセスを自動化することにより、感情および心理的な影響を排除し、取引戦略を一貫して遵守、トレーダーが手動で達成することが不可能な速度と頻度で取引を行うことを可能にします。(Dukascopy Bank「FX自動売買(EA)とは?メリット・デメリット、その種類や必要な知識」より引用 2025年11月3日アクセス)

Dukascopy Bank

引用元:Dukascopy Bank

Dukascopy Bank SAは、スイス連邦銀行委員会(FINMA)によって規制されているスイスの銀行です。1998年に設立され、外国為替取引や貴金属取引などの金融サービスを提供しています。ECN方式の透明性の高い取引環境と、独自開発の取引プラットフォームJForexで知られています。

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ThreeTraderで使える無料EAの入手方法

ThreeTraderでEA取引を始めるには、まずEAを入手する必要があります。有料EAもありますが、初心者の方はまず無料EAから始めることをおすすめします。

EA-BANKから100種類以上の無料EAを入手

ThreeTraderでは、EA-BANKと提携しており、EA-BANK経由で口座開設すると100種類以上の優良EAが完全無料で利用できます。提供EA数は100種類以上、利用料金は完全無料、対応プラットフォームはMT4とMT5の両方、サポートも日本語対応となっています。

EA-BANKでは、スキャルピング系、トレンドフォロー系、ナンピン・マーチンゲール系など、様々なタイプのEAが揃っているため、自分のトレードスタイルに合ったEAを選択できます。

MT4/MT5の公式マーケットプレイスを活用

MT4やMT5には、公式のMQL5マーケットが用意されており、ここから数千種類のEAをダウンロードできます。無料のものも多数あり、レビューや評価を参考にしながら選べます。

MQL5マーケットの使い方

MT4/MT5を起動後、画面下部の「マーケット」タブをクリックすると、MQL5マーケットにアクセスできます。検索機能やカテゴリー分類を活用して、目的のEAを探しましょう。購入前にデモ口座でテストできるEAも多いので、積極的に試してみてください。

自作EAを開発する選択肢も

プログラミングの知識がある方は、MQL4/MQL5言語を使って独自のEAを開発することも可能です。自分の取引戦略を完全に反映させたEAを作成できるため、上級者にはおすすめの方法です。

ThreeTraderでのEA設定・導入手順【MT4/MT5別に解説】

EAを入手したら、次はMT4またはMT5へのインストールと設定を行います。ここでは、初心者の方でも迷わずに設定できるよう、ステップバイステップで解説します。

事前準備:ThreeTraderのMT4/MT5をダウンロード

まず、ThreeTraderの公式サイトからMT4またはMT5をダウンロードしてインストールします。ThreeTraderの口座開設を完了させ、マイページにログインし、「ダウンロード」セクションにアクセスします。使用するOS(Windows/Mac/スマホ)に対応したMT4/MT5をダウンロードし、インストーラーを実行してセットアップを完了させたら、口座番号とパスワードを入力してログインしましょう。

MT4へのEA設定方法

MT4にEAをインストールする手順は、まずEAファイルをMT4フォルダに配置することから始まります。MT4を起動し、画面上部メニューから「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。開いたフォルダ内の「MQL4」→「Experts」フォルダを開き、入手したEAファイル(.ex4または.mq4)をこのフォルダにコピー&ペーストします。その後、MT4を再起動することが重要です。

次に、自動売買を有効化します。画面上部メニューから「ツール」→「オプション」をクリックし、「エキスパートアドバイザ」タブを選択します。「自動売買を許可する」「DLLの使用を許可する(信頼できるアプリケーションのみ)」「WebRequestを許可するURLリスト(EAが外部通信する場合)」の項目にチェックを入れ、「OK」をクリックして設定を保存します。

チャートにEAを適用する際は、左側の「ナビゲーター」ウィンドウ内の「エキスパートアドバイザ」を展開し、インストールしたEAを選択して運用したいチャートにドラッグ&ドロップします。パラメータ設定画面が表示されるので、ロット数やリスク設定を行います。「全般」タブで「自動売買を許可する」と「DLLの使用を許可する」にチェックを入れて、「OK」をクリックしてEAを起動します。

EAが正常に動作しているか確認しましょう。チャート右上に笑顔マーク😊が表示されていれば、EAが正常に稼働しています。しかめ面😞の場合は、自動売買が無効になっているか、エラーが発生している可能性があります。笑顔マーク😊はEA稼働中、しかめ面😞はEA停止中またはエラー、×マークは自動売買が無効を意味します。

MT5へのEA設定方法

MT5でのEA設定手順も、基本的にはMT4と同じですが、ファイルの配置先が異なります。MT5を起動し、「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。「MQL5」→「Experts」フォルダを開き、EAファイル(.ex5または.mq5)をコピー&ペーストし、MT5を再起動します。その後の手順(自動売買の有効化、チャートへの適用、動作確認)はMT4と同じです。

VPSの利用も検討しよう

EAは24時間稼働させ続けることで本来の力を発揮しますが、自宅のPCを常時起動させるのは電気代や故障リスクの面で現実的ではありません。VPS(仮想専用サーバー)を利用すれば、低コストで24時間365日EAを稼働させることができます。ThreeTraderではVPSサービスも提供しているので、本格的にEA運用をする方は導入を検討しましょう。

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ThreeTraderでおすすめのEA【タイプ別に紹介】

ThreeTraderの低スプレッド環境を最大限に活かすには、適切なタイプのEAを選ぶことが重要です。ここでは、代表的なEAのタイプとそれぞれの特徴を解説します。

スキャルピング系EA:ThreeTraderと最高の相性

スキャルピング系EAは、数秒~数分の短時間で小さな利益を積み重ねるタイプのEAです。ThreeTraderの超低スプレッド環境では、スキャルピングEAが最も効率的に利益を上げることができます。取引頻度は非常に高く1日に数十回~数百回、保有時間は数秒~数分、1回あたりの利益は小さく数pips程度、向いている口座はRawゼロ口座となっています。

トレンドフォロー系EA:安定した利益を狙う

トレンドフォロー系EAは、相場のトレンドに沿ってポジションを保有するタイプです。勝率は低めですが、1回の利益が大きいのが特徴です。取引頻度は中程度で1日に数回程度、保有時間は数時間~数日、1回あたりの利益は大きく数十pips以上、向いている口座はPureスプレッド口座またはRawゼロ口座です。

ナンピン・マーチンゲール系EA:ハイリスク・ハイリターン

ナンピン・マーチンゲール系EAは、含み損が出たら倍々でポジションを増やす戦略を取ります。うまくいけば大きな利益を得られますが、資金管理が非常に重要です。取引頻度は変動的で、保有時間は数時間~数日、リスクは高く急激なドローダウンの可能性があり、向いている口座はPureスプレッド口座です。

グリッド系EA:レンジ相場で威力を発揮

グリッド系EAは、一定間隔で複数のポジションを自動的に建てるタイプです。レンジ相場で効果を発揮しますが、強いトレンドには弱い傾向があります。取引頻度は高く、保有時間は数時間~数日、向いている相場はレンジ相場、向いている口座はRawゼロ口座となっています。

ThreeTraderでEAを運用する際の注意点

EA運用は便利ですが、いくつかの重要な注意点があります。これらを理解せずに運用を始めると、思わぬ損失を被る可能性があります。

バックテストとフォワードテストは必須

EAを実際の資金で運用する前に、バックテストとフォワードテストで検証することが重要です。バックテストは過去のデータでEAの性能を検証し、フォワードテストはデモ口座でリアルタイムの相場で検証します。いきなり実資金での運用は避け、まずはデモ口座で数週間~数ヶ月テストしてから本番運用に移行しましょう。

資金管理とリスク設定を徹底する

EA運用で最も重要なのが資金管理です。1回の取引リスクは口座資金の2~5%以内に抑え、レバレッジは適切に設定することが重要です。過度なハイレバレッジは避けましょう。最大ドローダウンを事前に把握しておき、複数のEAを稼働させる場合は相関性に注意してください。

定期的なモニタリングとメンテナンスを行う

EAは「完全放置」ではなく、定期的な確認とメンテナンスが必要です。毎日の損益確認週次でのパフォーマンス分析相場環境の変化に応じたパラメータ調整経済指標発表時の一時停止(ボラティリティが高い時)を行いましょう。

特に重要な経済指標(雇用統計、金利発表など)の前後は、EAを一時停止することも検討しましょう。急激な価格変動でスプレッドが拡大し、思わぬ損失を被る可能性があります。

EAの過信は禁物!市場環境の変化に注意

どんなに優秀なEAでも、すべての相場環境で利益を出し続けることは不可能です。カーブフィッティング(過去のデータに過度に最適化されたEA)に注意し、勝率100%のEAは存在しないことを理解しましょう。相場環境の変化(トレンド→レンジなど)に対応できるか確認し、複数のEAをポートフォリオとして運用してリスクを分散させることが重要です。

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ThreeTraderのEA運用に関するよくある質問

ThreeTraderではどのプラットフォームでEAが使えますか?

ThreeTraderでは、MT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)の両方でEAが使用できます。どちらのプラットフォームも口座開設時に選択可能で、EA-BANKなどから提供される無料EAもMT4/MT5の両対応のものが多数あります。

ThreeTraderでEAは何個まで同時に稼働できますか?

ThreeTraderでは、EAの稼働数に制限はありません。ただし、同時に多数のEAを稼働させるとPCやVPSのスペックが不足する可能性があるため、自分の環境に合わせて適切な数に調整しましょう。一般的には、1つの口座で3~5個程度のEAを稼働させるのが管理しやすくおすすめです。

EAが動かない場合の対処法は?

EAが動かない場合、自動売買が有効になっているか(ツール→オプション→エキスパートアドバイザ)、チャート右上の顔マークが笑顔😊になっているか取引時間内か(週末や市場休場日は取引できません)、口座に十分な証拠金があるかEAのパラメータ設定が正しいかを確認してください。それでも解決しない場合は、MT4/MT5を再起動するか、EAを一度削除して再度インストールしてみましょう。

スマホでもEAは使えますか?

残念ながら、スマホ版のMT4/MT5ではEAを稼働させることはできません。EAを使用するには、Windows版またはMac版のMT4/MT5が必要です。ただし、VPSを利用すれば、スマホからログインしてEAの稼働状況を確認したり、簡単な操作を行うことは可能です。

ThreeTraderでEA運用するならどの口座タイプがおすすめですか?

EAのタイプによって最適な口座が異なります。スキャルピング系EAにはRawゼロ口座(スプレッド最狭)、トレンドフォロー系EAにはRawゼロ口座またはPureスプレッド口座、ナンピン・マーチン系EAにはPureスプレッド口座(手数料無料)が向いています。一般的には、取引頻度が高いEAほどRawゼロ口座が有利で、取引頻度が低い場合はPureスプレッド口座でも十分です。詳しくは、ThreeTraderの口座タイプについて解説したページをご覧ください。

まとめ:ThreeTraderの低スプレッド環境でEA運用を始めよう

ThreeTrader(スリートレーダー)は、業界トップクラスの狭いスプレッドと低コストの取引環境により、EA(自動売買)を活用するトレーダーにとって理想的な海外FX業者です。

本記事では、ThreeTraderでのEA運用について、ThreeTraderとEAの相性が抜群な理由(超低スプレッド、取引制限なし)、無料EAの入手方法(EA-BANK、MQL5マーケット)、MT4/MT5へのEA設定・導入手順(ステップバイステップ解説)、おすすめのEAタイプ(スキャルピング、トレンドフォローなど)、運用時の注意点(バックテスト、資金管理、定期モニタリング)といったポイントを解説しました。

EA運用を成功させるには、適切なEA選び、徹底した検証、慎重な資金管理が不可欠です。まずはデモ口座やEA-BANKの無料EAで練習を積み、自信がついたら少額から本番運用を始めましょう。

ThreeTraderの低コスト環境を最大限に活用して、効率的なEA運用による安定した収益を目指してください。

記事を書いた人

稼ぐ!海外FX 編集長の高橋亮介です。
国内FX 20年以上、海外FX 15年以上の取引経験を持ち、ブローカーの信頼性や資金管理の重要性を学んできました。
「正しい海外FX情報を、誰もが安心して意思決定できる形で」を理念に、初心者が安心して始められる情報から、経験者がさらに成果を伸ばす戦略まで、実践的で役立つ知識をお届けします。

高橋 亮介のプロフィール