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ThreeTrader(スリートレーダー)決済方法完全ガイド|MT5・スマホ・一括決済まで徹底解説

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取引方法・注文方法関連: 注文方法 両建てスキャルピング

ThreeTraderで取引を始めたけれど、ポジションの決済方法がよく分からなくて困っていませんか?FX取引では、適切なタイミングでポジションを決済することが、利益を確保したり損失を抑えたりするために非常に重要です。

この記事では、ThreeTrader(スリートレーダー)でのポジション決済方法を、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説します。MT5での決済手順から、スマホアプリでの操作方法、決済指値やストップロスの設定、さらには一括決済まで、画像付きで順を追って説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

また、決済できない時の対処法や、テイクプロフィットとストップロスを効果的に活用する方法についても詳しく紹介します。ThreeTraderでの取引をより安全かつ効率的に行いたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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ThreeTrader(スリートレーダー)の基本的な決済方法とは

ThreeTrader(スリートレーダー)でポジションを決済する方法は、大きく分けて「成行決済」「指値決済」「逆指値決済」の3種類があります。それぞれの特徴を理解して、相場の状況や自分のトレードスタイルに合わせて使い分けることが大切です。

まず「成行決済」は、今の市場価格ですぐにポジションを決済する方法です。今すぐに利益を確定させたい時や、これ以上の損失を避けたい時に使います。

次に「指値決済」は、あらかじめ設定しておいた価格になったら自動的に決済される方法です。主に利益確定のために使われ、目標価格で確実に利益を得たい時に便利です。

そして「逆指値決済」は、指定した価格に達したら自動的に決済される注文方法で、主にロスカットラインを設定して損失を限定するために使用されます。

決済とは何か?

決済とは、保有しているポジションを反対売買によって清算することを指します。買いポジションを持っている場合は売り注文を出し、売りポジションを持っている場合は買い注文を出すことで決済が完了し、その時点での損益が確定します。FX取引では、この決済のタイミングが最終的な利益や損失を大きく左右するため、非常に重要な要素となります。

ThreeTrader(スリートレーダー)のMT5での決済方法

MT5(メタトレーダー5)は、ThreeTraderで利用できる高機能な取引プラットフォームです。MT5での決済方法はいくつかありますが、基本的な手順はとてもシンプルで、初心者の方でもすぐに覚えられます

MT5ターミナルからの成行決済手順

最もよく使われる決済方法は、MT5のターミナルウィンドウから直接決済する方法です。手順は以下の通りです。

まず、MT5画面の下部にある「ターミナル」ウィンドウを確認してください。ここには、今保有しているポジションの一覧が表示されています。次に、決済したいポジションを選んで、ダブルクリックするか、右クリックして「決済」を選択します。すると、オーダーウィンドウが開きますので、「クローズ」ボタンをクリックしてください。これで即座にポジションが決済され、損益が確定します。

もっと簡単な方法として、ターミナルウィンドウの「×」ボタンをクリックするだけでも、すぐに決済できます。相場が急に動いた時など、素早い対応が必要な場面で特に便利です。

MT5チャート上からのワンクリック決済

MT5では、チャート画面から直接決済することもできます。ワンクリック取引を有効にしている場合、チャートの左上にあるパネルから即座に決済できるので非常に便利です。

チャート左上のワンクリックパネルを見ると、今持っているポジションの情報が表示されています。「CLOSE」または「×」ボタンをクリックすれば、すぐに成行決済が実行されます。

この方法は、相場が急に大きく動いている時など、一刻を争う場面で特に有効です。ただし、誤って決済してしまわないよう、慎重に操作することを心がけましょう。

MT5での決済指値とストップロスの設定方法

決済指値(テイクプロフィット)とストップロスを事前に設定しておくことで、自動的に利益確定や損失限定ができます。24時間相場を見続ける必要がなくなるので、とても便利な機能です。

設定方法は次の通りです。まず、ターミナルウィンドウで該当するポジションを右クリックし、「注文変更または取消」を選択します。次に、決済逆指値(S/L)にはストップロス価格(損失を限定する価格)を入力し、決済指値(T/P)にはテイクプロフィット価格(利益を確定する価格)を入力します。最後に「変更」ボタンをクリックすれば設定完了です。指定した価格に到達すると、自動的に決済されます。

ThreeTraderではストップレベルが0に設定されているため、今の価格のすぐ近くにも決済指値やストップロスを設定できます。これにより、細かい値幅でのスキャルピングトレードにも対応できます。

ストップレベルとは

ストップレベルとは、現在価格から指値注文や逆指値注文を設定できる最小の値幅のことです。例えばストップレベルが10pipsの場合、現在価格から10pips以上離れた価格でないと指値や逆指値を設定できません。ThreeTraderではこれが0pipsのため、現在価格のすぐ近くにも設定可能で、より柔軟なトレードが実現できます。

ThreeTrader(スリートレーダー)のスマホでの決済方法

外出先でもスマートフォンから簡単にポジションを決済できるのは、現代のFXトレーダーにとって必須の機能です。ThreeTraderでは、MT5スマホアプリまたはMT4スマホアプリを使って、いつでもどこでも決済できます

MT5スマホアプリでの決済手順

MT5スマホアプリを使った決済は、とても簡単です。まず、アプリの下部にある「トレード」タブをタップすると、保有中のポジション一覧が表示されます。次に、決済したいポジションをタップすると、ポジションの詳細画面が開きます。そこで「ポジション決済」を選択し、決済確認画面に移動します。最後に、ロット数を確認して「決済」ボタンをタップすれば、成行決済が実行されます。

スマホアプリでも分割決済が可能で、ロット数を調整することでポジションの一部だけを決済することができます。

スマホでの決済指値・ストップロス設定

スマホアプリからも、テイクプロフィットとストップロスの設定や変更ができます。

「トレード」タブから該当するポジションを長押しすると、メニューが表示されます。その中から「注文変更」を選択すると、設定画面が開きます。ストップロス(S/L)とテイクプロフィット(T/P)を入力します。価格またはpips単位で設定できます。最後に「変更」をタップすれば、設定完了です。

スマホからでも、外出中や移動中に相場の変動に応じて素早く決済設定を調整できるため、チャンスを逃さずトレードすることができます。

ThreeTrader(スリートレーダー)での一括決済方法

複数のポジションを同時に保有している場合、一括決済機能を使うことで効率的に全てのポジションを決済できます。特に、重要な経済指標発表前や週末のポジション整理などで非常に便利です。

MT5での一括決済手順(PC版)

MT5のPC版では、以下の方法で複数のポジションを一括決済できます。

  1. ワンクリック取引をONにする(チャート左上のワンクリックパネルで設定)
  2. ターミナルウィンドウの「取引」タブを開く(保有中のポジション一覧を表示)
  3. ポジション上で右クリックし、「一括操作」を選択
  4. 「すべてのポジションを決済」を選ぶ(確認画面が表示されます)
  5. 決済を確定する(全てのポジションが一括で決済されます)

一括決済は取り消しができないため、実行前に必ず内容を確認してください。

スマホアプリでの一括決済

残念ながら、MT5・MT4の標準スマホアプリには一括決済機能が搭載されていません。複数のポジションを決済したい場合は、次のいずれかの方法を取る必要があります。

  • 各ポジションを個別に決済する
  • PC版MT5にアクセスして一括決済する(外出先でもリモートデスクトップなどを活用)
  • 事前にストップロスを統一価格に設定しておく(特定の価格に到達すると自動的に全ポジション決済)

外出先で複数ポジションを一度に決済したい場合は、事前の準備が重要です。

複数ポジション管理のコツ

複数のポジションを保有する場合、通貨ペアごとに色分けしたラベルを付けたり、保有理由をメモしておくことで、決済判断がスムーズになります。また、各ポジションに必ずストップロスを設定しておくことで、予期せぬ相場変動時のリスク管理が容易になります。

ThreeTrader(スリートレーダー)で決済できない時の原因と対処法

ポジションを決済しようとしても「決済できない」「注文が通らない」という状況に遭遇することがあります。以下のような原因が考えられますので、落ち着いて確認しましょう。

主な原因と対処法

1. 取引時間外・市場が休場

週末や祝日、市場の休場時間帯は取引ができません。ThreeTraderの取引時間を確認し、市場が開いている時間帯に決済しましょう。

2. インターネット接続の問題

通信が不安定だと注文が正常に送信されません。Wi-Fi環境を確認し、必要に応じて再接続してください。

3. プラットフォームのログイン状態

MT5・MT4からログアウトしている、または接続が切れている場合は決済できません。画面右下の接続状況を確認し、必要に応じて再ログインしてください。

4. 口座の凍結や休眠

長期間取引していない場合、休眠口座扱いとなり取引が制限されることがあります。サポートに連絡して口座状態を確認しましょう。

5. ロット数の入力ミス

決済しようとしているロット数が保有ロット数を超えている場合、エラーになります。保有ポジションの正確なロット数を確認してから決済してください。

これらの対処法を試しても解決しない場合は、ThreeTraderのカスタマーサポートに問い合わせることをおすすめします。日本語サポートも利用可能で、メールやライブチャットで迅速に対応してもらえます。

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決済指値とテイクプロフィットを使った利益確保戦略

決済指値(テイクプロフィット)は、利益を確実に確保するための重要なツールです。相場が予想通りに動いた時、自動的に利益確定できるため、感情に左右されずに冷静な判断が可能になります。

効果的なテイクプロフィットの設定方法

テイクプロフィットを設定する際は、以下のポイントを考慮しましょう。

  • リスクリワード比率を意識する(ストップロスの2〜3倍の利益幅を目標に設定)
  • サポート・レジスタンスラインを参考にする(重要な価格帯の手前で設定すると到達しやすい)
  • トレードスタイルに合わせる(スキャルピングなら小さめ、スイングトレードなら大きめに設定)

ThreeTraderは業界最狭水準のスプレッドを提供しているため、小さな値幅でも利益を確保しやすく、短期トレードに最適です。

ストップロスを活用したリスク管理術

ストップロス(損切り)は、損失を限定するための必須設定です。どんなに分析が完璧でも、相場は予想外の動きをすることがあります。全てのポジションに必ずストップロスを設定することで、大きな損失を防ぐことができます。

適切なストップロス設定のコツ

ストップロスを設定する際は、「資金の2%ルール」を守ることが重要です。1回のトレードで失っても良い金額は、総資金の2%以内に抑えましょう。また、直近の安値・高値や移動平均線などのテクニカル指標を基準に設定することも効果的です。さらに、値動きが激しい通貨ペアでは広めに、安定した通貨ペアでは狭めに設定するなど、ボラティリティを考慮することも大切です。

ThreeTraderではゼロカットシステムが採用されているため、万が一急激な相場変動で口座残高がマイナスになっても、追加証拠金(追証)を請求されることはありません。これにより、借金のリスクなく安心してトレードできます。

部分決済(分割決済)の活用方法

部分決済とは、保有ポジションの一部だけを決済し、残りを保有し続ける手法です。この方法を使うことで、利益を段階的に確保しながら、さらなる利益機会も逃さないバランスの取れたトレードが可能になります。

部分決済の具体的な戦略

例えば、1.0ロットのポジションを保有している場合を考えてみましょう。

最初の目標価格で0.5ロットを決済することで、一部の利益を確保します。次に、残り0.5ロットはさらに有利な価格を狙い、トレンドが継続すればより大きな利益を得ることができます。そして、残ポジションのストップロスを建値(エントリー価格)に移動させることで、損失リスクをゼロにします

この手法により、心理的な安心感を得ながら、大きなトレンドに乗るチャンスを維持できます。

初心者が陥りがちな決済の失敗

FX初心者によくある失敗として、「利益が出ているのに欲張って決済せず、結局損失に転じる」「少しの含み損で慌てて決済し、その後予想通りに動く」というケースがあります。事前にテイクプロフィットとストップロスを設定しておくことで、感情的な判断を排除し、計画通りのトレードが実現できます。

ThreeTrader(スリートレーダー)での決済タイミングの見極め方

適切な決済タイミングを見極めることは、FXで継続的に利益を上げるための最重要スキルです。以下のポイントを参考に、最適な決済タイミングを判断しましょう。

テクニカル分析による決済タイミング

1. サポート・レジスタンスラインへの到達

価格が重要なサポートラインレジスタンスラインに近づいた時は、反発する可能性が高いため、決済のタイミングとして適しています。

2. トレンド転換のシグナル

移動平均線のクロスや、RSIなどのオシレーター系指標が逆方向を示し始めたら、トレンド転換の可能性があります。

3. チャートパターンの完成

ダブルトップやヘッドアンドショルダーなどの反転パターンが完成した時点で、決済を検討しましょう。

ファンダメンタルズによる決済判断

重要な経済指標発表や中央銀行の政策変更は、相場に大きな影響を与えます。指標発表前に一旦ポジションを決済してリスクを回避するのも有効な戦略です。

特に、米国雇用統計やFOMC政策金利発表などのビッグイベント前後は、ボラティリティが急上昇するため注意が必要です。

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ThreeTrader(スリートレーダー)の決済に関する手数料とコスト

決済時にかかるコストを正確に把握しておくことは、トレード戦略を立てる上で非常に重要です。ThreeTraderでは、口座タイプによって手数料体系が異なります

口座タイプ別の手数料

Pureスプレッド口座の場合、取引手数料は往復4ドル/ロットで、スプレッドは業界最狭水準(ドル円0.0pips〜)です。スキャルピングや高頻度取引に最適な口座タイプとなっています。

Rawゼロ口座取引手数料は往復4ドル/ロット、スプレッドは極めて狭く(ドル円0.0pips〜)、Pureスプレッド口座とほぼ同条件で利用できます。

決済時の注意点として、取引手数料は新規注文と決済注文の両方で発生します。そのため、往復コストを事前に計算し、利益がコストを上回る値幅で決済することが重要です。

まとめ:ThreeTrader(スリートレーダー)で適切な決済を行うために

この記事では、ThreeTrader(スリートレーダー)における決済方法を、初心者の方にも分かりやすく網羅的に解説してきました。MT5での決済手順、スマホアプリでの操作方法、一括決済、決済できない時の対処法、そして効果的な決済戦略まで、実践的な内容をお伝えしました。

適切な決済は、FXトレードで成功するための最も重要な要素です。以下のポイントを常に意識してトレードしましょう。

  • 全てのポジションに必ずストップロスを設定する(損失を限定し、資金を守る)
  • テイクプロフィットを事前に設定する(感情に左右されずに利益を確保)
  • 部分決済を活用する(段階的に利益を確定しながらチャンスを逃さない)
  • 決済タイミングをテクニカル・ファンダメンタルズの両面から判断(多角的な分析で精度を高める)
  • 取引コストを考慮する(往復手数料とスプレッドを含めた実質利益を計算)

ThreeTraderは、業界最狭水準のスプレッド、ゼロカットシステム、ストップレベル0という優れた取引環境を提供しています。これらの条件を最大限に活用し、この記事で解説した決済テクニックを実践することで、より安全で効率的なトレードが実現できるでしょう。

決済は単なる「ポジションを閉じる作業」ではなく、利益を確定させ、損失を管理する重要な判断です。適切な決済方法をマスターし、ThreeTraderでの取引を成功に導いてください。

記事を書いた人

稼ぐ!海外FX 編集長の高橋亮介です。
国内FX 20年以上、海外FX 15年以上の取引経験を持ち、ブローカーの信頼性や資金管理の重要性を学んできました。
「正しい海外FX情報を、誰もが安心して意思決定できる形で」を理念に、初心者が安心して始められる情報から、経験者がさらに成果を伸ばす戦略まで、実践的で役立つ知識をお届けします。

高橋 亮介のプロフィール