【2025年8月最新】easyMarkets(イージーマーケッツ)のスワップポイント完全ガイド|全銘柄一覧と運用のコツ
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easyMarkets(イージーマーケッツ)でFX取引を始める際、多くのトレーダーが見落としがちなのがスワップポイントの重要性です。
特にeasyMarketsは、他の海外FX業者とは異なる独特なスワップポイント設定を行っており、理解せずに取引すると予想外のコストが発生する可能性があります。
この記事では、easyMarketsのスワップポイントについて、全銘柄の詳細データから運用戦略までを海外FX初心者にもわかりやすく徹底解説します。
この記事でわかること
・easyMarketsの全銘柄スワップポイント一覧
・スワップポイントの計算方法と付与タイミング
・他社との比較とeasyMarketsの特徴
・スワップ運用時の注意点と対策
個人 FX 取引では、金利が低い通貨を売り、金利が高い通貨を買う場合、一般に「スワップ・ポイント」と呼ばれる当該通貨ペア間の金利差相当の利益が生じる。(日本銀行「2022 年を中心とした最近の個人 FX 取引」より引用 2025年7月25日アクセス)
この記事の見出し
- 1 easyMarkets(イージーマーケッツ)のスワップポイントとは?基本概念を理解しよう
- 2 【全銘柄完全網羅】easyMarketsのスワップポイント一覧表
- 3 スワップポイントの計算方法を完全マスター
- 4 他社との徹底比較:easyMarketsのスワップポイントは有利?
- 5 easyMarketsでスワップ運用は可能?メリット・デメリット解説
- 6 スワップ運用で注意すべき5つのリスクと対策
- 7 easyMarketsの独自機能とスワップポイントの関係
- 8 実際のトレーダーはどう評価?easyMarketsスワップの口コミ分析
- 9 スワップフリー業者との使い分け戦略
- 10 2025年最新:easyMarketsスワップポイント改善の動向
- 11 まとめ:easyMarketsスワップポイント完全攻略法
easyMarkets(イージーマーケッツ)のスワップポイントとは?基本概念を理解しよう
スワップポイントとは、2つの通貨間の金利差によって発生する金利調整分のことです。
easyMarketsでは、このスワップポイントが%表示で設定されており、他の海外FX業者とは表示方法が異なる点が特徴的です。
スワップポイントの仕組み
FX取引では、異なる2つの通貨を売買するため、それぞれの通貨の金利差が生じます。
高金利通貨を買って低金利通貨を売る場合:プラススワップ(利益)が発生
低金利通貨を買って高金利通貨を売る場合:マイナススワップ(コスト)が発生
本研究では、アンケート調査を用いて FX 個人投資家の投資パフォーマンスの決定要因を分析し、①行動バイアスと②投資戦略・取引行動のどちらがパフォーマンスに強く影響しているのかを検証する。(神戸大学「FX 証拠金取引で成功するためのカギ:投資戦略と行動バイアスの役割」より引用 2025年7月25日アクセス)

引用元:神戸大学 岩壷健太郎教授
神戸大学大学院経済学研究科教授。専門は国際金融、外国為替、金融政策。FX個人投資家の行動分析に関する研究で数々の論文を発表し、実務界からも高い評価を受けている。
easyMarketsのスワップポイント表示の特徴
easyMarketsでは、スワップポイントを年率%で表示しています。例えば、USD/JPYの買いスワップが0.004%と表示されている場合、これは年率0.004%を意味します。
この表示方法により、他社のポイント表示と比べて直感的にコストや利益を把握しやすいというメリットがあります。
【全銘柄完全網羅】easyMarketsのスワップポイント一覧表
easyMarketsで取引可能な全銘柄のスワップポイントを詳しく見ていきましょう。重要なのは、easyMarketsではほとんどの銘柄でマイナススワップが発生することです。
主要通貨ペアのスワップポイント
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
EUR/USD | -0.0066% | 0.000002% |
USD/JPY | 0.004% | -0.0108% |
GBP/USD | -0.0044% | -0.0023% |
AUD/USD | -0.005% | -0.0018% |
EUR/JPY | 0.0008% | -0.0076% |
GBP/JPY | 0.0029% | -0.0098% |
AUD/JPY | 0.0024% | -0.0092% |
プラススワップの銘柄に注目
上記の表でわかるように、プラススワップを獲得できる銘柄は非常に限られています。USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYなど、円が絡む通貨ペアの買いポジションでのみプラススワップが期待できます。
高金利通貨ペアのスワップポイント
一般的にスワップ運用で人気の高金利通貨についても確認してみましょう。
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
USD/ZAR | -0.0157% | -0.007% |
EUR/ZAR | -0.0109% | -0.0041% |
USD/MXN | -0.0218% | -0.0009% |
EUR/MXN | -0.03525% | -0.00441% |
注意:高金利通貨ペアでもマイナススワップ
驚くべきことに、通常であればプラススワップが期待できる高金利通貨(南アフリカランドやメキシコペソ)との通貨ペアでも、easyMarketsでは両建てともにマイナススワップとなっています。
株価指数・商品のスワップポイント
銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
DOW/USD | -0.0157% | -0.0007% |
NDQ/USD | -0.0096% | -0.0068% |
NKI/USD | -0.0083% | -0.0081% |
SPC/USD | -0.0182% | 0.0043% |
DJC/USD | -0.0204% | 0.0065% |
仮想通貨のスワップポイント
easyMarketsでは20種類の仮想通貨を取り扱っており、全ての仮想通貨で同一のスワップポイントが設定されています。
仮想通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
全仮想通貨ペア | -0.0341% | -0.0132% |
対象仮想通貨:BTC/USD、ETH/USD、XRP/USD、LTC/USD、BCH/USD、XLM/USD、ADA/USD、SOL/USD、UNI/USD、DOT/USD、LNK/USD、ZEC/USD、OMG/USD、MTC/USD、DSH/USD、DOG/USD、XMR/USD、CHZ/USD、AVA/USD など
スワップポイントの計算方法を完全マスター
easyMarketsでは独自の%表示を採用しているため、正確な計算方法を理解することが重要です。
基本的な計算式
スワップ金利の算出方法(1日当たり)
100,000 × 最小ポイント数 × 金利率 × 換算レート × 通貨量(ロット)
具体的な計算例
USD/JPY 1ロット(10万通貨)保有の場合
・スワップポイント:0.004%
・ドル円レート:130円
・計算:100,000 × 0.001 × 0.004 × 130 × 1 = 52円
結果:1日あたり52円のプラススワップ
スワップポイント付与のタイミング
easyMarketsでは、以下のタイミングでスワップポイントが付与されます。
平日:日本時間午前6時(冬時間は午前7時)
3倍スワップ:木曜日午前6時(冬時間は午前7時)
3倍スワップの日は、土日分を含めた3日分のスワップポイントが一度に付与されるため、マイナススワップの銘柄では大きなコストとなるので注意が必要です。
他社との徹底比較:easyMarketsのスワップポイントは有利?
easyMarketsのスワップポイントを他社と比較して、その特徴を明らかにしましょう。
主要海外FX業者とのスワップ比較
業者名 | USD/JPY買い | USD/JPY売り | EUR/USD買い | EUR/USD売り |
---|---|---|---|---|
easyMarkets | +0.004% | -0.0108% | -0.0066% | +0.000002% |
XMTrading | +5.4ポイント | -13.2ポイント | -9.49ポイント | -1.31ポイント |
TitanFX | +3.2ポイント | -8.7ポイント | -6.8ポイント | -2.1ポイント |
Exness | スワップフリー | スワップフリー | スワップフリー | スワップフリー |
easyMarketsの特徴
メリット:%表示で分かりやすい、固定スプレッドとの組み合わせで計算しやすい
デメリット:他社と比べてマイナススワップが多い、スワップ運用には不向き
スワップフリー業者との比較
長期保有を考えている場合は、スワップフリーの業者も検討しましょう
ExnessやXMTrading のKIWAMI極口座などでは、主要通貨ペアでスワップフリー取引が可能です。
easyMarketsでスワップ運用は可能?メリット・デメリット解説
結論から言うと、easyMarketsはスワップ運用には向いていません。その理由を詳しく解説します。
easyMarketsのスワップ運用デメリット
1. プラススワップ銘柄の極端な少なさ
- 主要通貨ペアの約90%でマイナススワップ
- 高金利通貨ペアでも両建てマイナス
- 仮想通貨は全てマイナス
2. マイナススワップの大きさ
- 他社と比較してマイナススワップが大きめ
- 長期保有でのコスト負担が重い
3. 3倍スワップの影響
- 木曜日に3日分のマイナススワップが発生
- 週をまたぐ保有でコストが急増
それでもeasyMarketsを使う場合の戦略
もしeasyMarketsでスワップを考慮した取引を行う場合は、以下のような戦略が考えられます:
1. 短期取引メイン
2. プラススワップ銘柄のみ長期保有
- USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYの買いポジション
- ただし為替変動リスクに注意
3. 他社との使い分け
- easyMarketsは短期取引用
- スワップ運用は他社を活用
スワップ運用で注意すべき5つのリスクと対策
FX取引におけるスワップ運用には、いくつかの重要なリスクが存在します。特にeasyMarketsでは、これらのリスクがより顕著に現れるため、しっかりとした対策が必要です。
1. 為替変動リスク
スワップポイントで得られる利益よりも、為替変動による損失の方が大きくなるリスクがあります。
対策:
2. スワップポイント変動リスク
スワップポイントは日々変動しており、予想していた利益が得られない可能性があります。
対策:
- 定期的なスワップポイントのチェック
- 金利政策の動向を注視
- 複数の通貨ペアへの分散
3. 流動性リスク
市場の混乱時には、希望する価格で決済できない可能性があります。
対策:
- 主要通貨ペアでの取引
- 適切なポジションサイズの管理
- 緊急時の決済計画策定
4. カントリーリスク
高金利通貨の発行国における政治・経済情勢の悪化リスクです。
対策:
- 複数国への分散投資
- 政治・経済ニュースの定期的なチェック
- 過度な集中投資の回避
5. 金利政策変更リスク
各国の中央銀行による金利政策の変更により、スワップポイントが急変するリスクです。
対策:
- 中央銀行の発表スケジュールの把握
- 金利動向の予想と準備
- 柔軟な戦略変更の準備
easyMarketsの独自機能とスワップポイントの関係
easyMarketsには他社にはない独自機能があり、これらがスワップポイントの管理にも役立つ場合があります。
dealCancellation機能
取引開始から1時間、3時間、6時間以内であれば、損失が出た取引をキャンセルできる機能です。
スワップとの関係:
- 予想外のマイナススワップが発生した場合のリスク軽減
- 短期間でのポジション調整が可能
- ただし、利用には別途手数料が必要
フリーズレート機能
価格を数秒間固定して、注文のタイミングを調整できる機能です。
スワップとの関係:
- スワップ付与直前の価格調整に活用
- より有利な価格でのポジション調整
- 3倍スワップ日の戦略的なポジション管理
固定スプレッド
easyMarketsの最大の特徴である固定スプレッドは、スワップ運用でも重要です。
メリット:
- 取引コストの予測が容易
- 長期保有時のコスト計算が簡単
- 市場の混乱時でもスプレッドが拡大しない
独自機能の活用方法
これらの独自機能を活用することで、スワップポイントのデメリットをある程度カバーできる可能性があります。特に、dealCancellation機能は、予想外のスワップコストが発生した際の保険として活用できるでしょう。
実際のトレーダーはどう評価?easyMarketsスワップの口コミ分析
実際にeasyMarketsを利用しているトレーダーのスワップポイントに関する評価を分析してみましょう。
ネガティブな口コミ
「基本的にマイナススワップが多い」
多くのトレーダーが、easyMarketsではマイナススワップの銘柄が多すぎることを指摘しています。
「長期保有には向かない」
スワップコストの累積により、長期戦略が困難になるという声が目立ちます。
「3倍スワップ日の負担が大きい」
木曜日の3倍スワップにより、予想以上のコストが発生したという報告があります。
ポジティブな口コミ
「%表示で分かりやすい」
他社のポイント表示と比べて、直感的に理解しやすいという評価があります。
「固定スプレッドとの組み合わせで計算しやすい」
トータルコストの計算が容易になるという意見が見られます。
「短期取引なら問題ない」
デイトレードやスキャルピングメインのトレーダーからは、特に問題ないという声があります。
口コミから見える対策
実際のトレーダーの経験から、以下の対策が有効であることが分かります。
- 短期取引への特化
- 他社との使い分け
- プラススワップ銘柄の厳選
- 定期的なコスト見直し
スワップフリー業者との使い分け戦略
easyMarketsのスワップポイントの特徴を理解した上で、他社との効果的な使い分け戦略を考えてみましょう。
推奨される使い分けパターン
easyMarketsを使う場面:
- 短期取引(デイトレード・スキャルピング)
- 固定スプレッドを活用した取引
- 独自機能(dealCancellation等)が必要な取引
- 少数のプラススワップ銘柄での短期保有
他社を使う場面:
- 長期保有メインの取引
- スワップ運用
- 高金利通貨でのキャリートレード
- 多数のポジションを同時保有
具体的な使い分け例
パターン1:短期×長期の使い分け
- easyMarkets:短期取引専用
- Exness:長期保有専用(スワップフリー)
パターン2:通貨ペア別の使い分け
- easyMarkets:USD/JPY、EUR/JPY等のプラススワップ銘柄
- XMTrading:その他の通貨ペア
パターン3:機能別の使い分け
- easyMarkets:リスク管理重視の取引
- TitanFX:低コスト重視の取引
2025年最新:easyMarketsスワップポイント改善の動向
easyMarketsでは、トレーダーからの要望を受け、スワップポイントの改善に向けた取り組みが行われています。
最近の変更点
2024年後半の変更:
- 一部主要通貨ペアでスワップポイントの調整
- VIP口座でのスワップ優遇の拡大
- 計算方法の透明性向上
2025年予定の改善:
- より多くの銘柄でのプラススワップ提供検討
- スワップフリー銘柄の拡大可能性
- ユーザーフィードバックに基づく調整
今後の展望
easyMarketsは競合他社との差別化を図るため、スワップポイントの改善に積極的に取り組んでいます。
特に、固定スプレッドとの組み合わせによるトータルコストの最適化に注力しており、今後の改善が期待されます。
まとめ:easyMarketsスワップポイント完全攻略法
この記事で解説した内容を踏まえ、easyMarketsのスワップポイントを効果的に活用する方法をまとめます。
easyMarketsスワップポイントの特徴(再確認)
メリット:
- %表示で理解しやすい
- 固定スプレッドとの組み合わせで計算が容易
- 独自機能でリスク管理が可能
デメリット:
- プラススワップ銘柄が極端に少ない
- 他社と比べてマイナススワップが大きい
- スワップ運用には不向き
推奨される活用戦略
- 短期取引メインでの利用
- プラススワップ銘柄の厳選
- 他社との効果的な使い分け
- 独自機能を活用したリスク管理
- 定期的なスワップポイント見直し
最終的な判断基準
easyMarketsが適している人:
- 短期取引がメイン
- 固定スプレッドを重視
- 独自機能に魅力を感じる
- リスク管理を重視する
他社検討が推奨される人:
- 長期保有がメイン
- スワップ運用を考えている
- 高金利通貨での取引が多い
- 低コストを最重視する
easyMarketsのスワップポイントは独特な特徴があるため、あなたの取引スタイルと照らし合わせて判断することが重要です。