easyMarkets(イージーマーケッツ)のスワップポイント|一覧・計算式・必要資金の見方
高金利通貨を持っているだけで、毎日スワップが積み上がっていきます。そんな話に惹かれてeasyMarkets(イージーマーケッツ)の銘柄を眺めてみると、思ったよりプラス側が少なくて、手が止まってしまいます。同じ通貨ペアでも買いと売りで符号がひっくり返るので、どこを基準に選べばいいのか分かりにくいんですよね。
先に、判断の軸だけ置いておきますね。
easyMarketsでスワップ狙いの長期保有を組むなら、額面の大きさよりも、固定スプレッドの往復コストを何日分のスワップで回収できるかを基準に銘柄を絞ったほうが早いです。年利に直すと、額面の順位と実際の効率の順位は、けっこう入れ替わってきます。
ただ、easyMarketsのスワップは予告なく改定されますし、高金利通貨ほど為替差損でスワップ収益が吹き飛ぶ場面も出てきます。数字が良いときの一覧だけを見て入ると、含み損に耐えきれず途中で降りることになりかねません。
easyMarketsのスワップポイント一覧の見方から、円換算の計算式、月10万円・月30万円を狙うときに必要な資金、ロスカットまで耐えるための資金の逆算までまとめました。
最近の更新内容
この記事の見出し
- 1 easyMarketsのスワップポイント一覧
- 2 easyMarketsのスワップポイントを円換算で計算する
- 3 easyMarketsでマイナススワップが積み上がる仕組み
- 4 easyMarketsのスワップ利回りランキング
- 5 スワップポイントが付与されるタイミング
- 6 スワップポイントで月10万円・月30万円を得るために必要な資金
- 7 スワップポイント運用がおすすめしないと言われる理由
- 8 easyMarketsのゼロカットで損失が限定される範囲
- 9 スワップ運用に向くeasyMarketsの口座タイプ
- 10 easyMarketsでスワップポイントを確認する手順
- 11 easyMarketsのスワップポイントに関するよくある質問
easyMarketsのスワップポイント一覧
easyMarketsのスワップポイント一覧は、銘柄ごとに買い・売りの2方向に分かれて表示されます。数値がポイント表記だったり、その銘柄の決済通貨建てだったりするので、日本円でいくら入るのか知りたいときは、換算がひと手間かかるんですよね。
もう一つ気を付けたいのが、更新頻度です。スワップは各国の政策金利や市場の資金需給を映して随時見直されるので、easyMarkets側の一覧も固定ではありません。ここから並べる水準はあくまで取得時点のものなので、実際にポジションを持つ前には、口座画面で見直しておきたいところです。
主要通貨、高金利通貨、そしてゴールドや指数といったCFD銘柄では、符号の境目が出てくる場所が、まるで違います。
主要通貨ペアのスワップ水準
主要通貨ペアのスワップ水準は、日本円が絡むかどうかで景色が変わってきます。金利の高い通貨を買って低い通貨を売る組み合わせなら買い側にプラスが乗り、逆方向へ持てば毎日払う側に回ります。構造としてはそれだけなんですが、実際の一覧を見ると迷う場面が出てきますよね。
| 通貨ペア | 買い | 売り |
|---|---|---|
| 米ドル/円 | プラスになりやすい | マイナス |
| ユーロ/円 | プラスになりやすい | マイナス |
| 豪ドル/円 | プラスになりやすい | マイナス |
| ユーロ/米ドル | マイナス | 小幅プラス〜マイナス |
| 英ポンド/米ドル | 小幅マイナス | 小幅マイナス |
上の表で並べたとおり、円絡みのペアは買い側にプラスが乗りやすく、ドルストレートだと両側マイナスの場面が出てきます。2国間の金利差が小さい組み合わせだと、業者側が乗せる調達コスト分が金利差を食い潰してしまうためで、easyMarketsに限らず海外FX全般で見られる形です。
額面だけを並べると、主要通貨ペアはどうしても見劣りしてしまいます。
それでも主要通貨ペアを外せないのは、値動きの幅が新興国通貨より穏やかで、含み損に耐えながら保有を続けやすいからです。スワップ運用は途中で降りた時点で負けが確定しやすいので、1日あたりの受取額が小さくても、持ち続けられる銘柄のほうが結果的に残りやすい気がします。
ちなみに米ドル/円のように取引量が多いペアは、easyMarketsの固定スプレッドも狭めの水準に置かれています。往復コストの回収日数という見方に切り替えてみると、この狭さがじわじわ効いてくるんですよね。
高金利通貨ペアのスワップ水準
高金利通貨ペアのスワップ水準は、主要通貨ペアと比べて桁が一つ違ってくることがあります。メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円あたりは政策金利そのものが高いので、買い側の受取額が大きくなりやすい銘柄になります。
ただ、easyMarketsが日本の国内FX業者と同じ顔ぶれの新興国通貨をそろえているとは限りません。取扱銘柄はプラットフォームや口座タイプで差が出ることもあるので、狙っている通貨ペアがあるなら、口座を作る前に気配値の一覧で有無を確かめておくと、あとが楽ですね。
数字の大きさに目が行きがちなんですが、高金利通貨には価格そのものが小さいという事情もあります。1通貨あたり数円、あるいは1円を切る水準の通貨だと、同じ1ロットでも必要証拠金は小さく済む代わりに、まとまったスワップを得るには数十ロット単位の保有が要ります。受取額の大きさは金利の高さだけでなく、保有数量の大きさが効いているという見方をしておくと、あとの必要資金の計算でつまずきにくくなります。
もう一点。高金利通貨は長期でじりじりと値を下げてきた歴史があるので、スワップの累積を為替差損が上回るケースが普通に起きます。金利が高いのは、その国の通貨を持つリスクが高いことの裏返しでもあるわけで、額面の魅力だけで数量を積むのは避けたいところですね。
ゴールド・株価指数・仮想通貨のスワップ水準
ゴールド・株価指数・仮想通貨のスワップ水準は、通貨ペアとは考え方が変わってきます。これらはCFDとして扱われるので、金利差というより「ポジションを翌日へ持ち越すための資金調達コスト」が反映されている、と捉えたほうが実態に近いかなと思います。
ゴールド(XAUUSD)は、買い・売りのどちらもマイナスになることがあります。ドル建て資産を保有し続けるコストが乗るためで、長期でゴールドのロングを持つと、値上がりしても保有コストが利益を削っていく形になります。
株価指数CFDも似た構造で、買い側にマイナスが乗りやすい銘柄です。仮想通貨CFDになると、さらに調達コストが高くなりやすく、両側マイナスが標準だと考えておくくらいでちょうどいいと感じます。
つまり、easyMarketsでスワップの受け取りを狙うなら、対象は基本的に通貨ペアです。CFD銘柄は値幅を取りに行く商品なので、持ち続けるほどコストが積み上がる側だと切り分けておくと、銘柄選びで迷わなくなります。
easyMarketsのスワップポイントを円換算で計算する
easyMarketsのスワップポイントを円換算で計算する前に、そのお金がどこから来ているのかを押さえておくと、数字の意味がすっと入ってきます。スワップの原資は、2つの通貨の金利差です。買った通貨の金利を受け取り、売った通貨の金利を払います。この差し引きが、毎日おこなわれています。
気になるのは「誰が払うのか」という部分だと思うんですけど、easyMarketsが好意で配っているわけではありません。業者側はカバー先の金融機関と資金をやりとりしていて、そこで生じた調達コストに自社のマークアップを乗せた数字をユーザーへ提示しています。だから金利差がプラスでも、受取額は理論値より小さくなるのが通常ですね。
ここを押さえたうえで、計算式と受取額の試算に入ります。
スワップポイントの円換算式
スワップポイントの円換算式は、そう複雑ではありません。1日あたりの受取額は「1ロットあたりのスワップ額 × 保有ロット数」で求め、外貨建てで表示されている場合だけ、その通貨の対円レートを掛けて円に直します。
円建てのペア、米ドル/円や豪ドル/円あたりならスワップも円で計算されるので、換算そのものが要りません。いっぽうユーロ/米ドルのようなドルストレートは、スワップが米ドル建てで発生します。この場合は自分で米ドル/円のレートを掛けて円へ直す必要があって、ここでレートが動くと、受取額の円換算値も一緒に動きます。
ポイント表記になっているときは、1ポイントが何通貨単位に当たるかを先に確認します。MT5の仕様画面ではポイント表記が使われることが多く、口座通貨と表示単位がずれていると、そのまま円だと勘違いして計算がずれてしまいます。ありがちなつまずきですね。
もう一つ、easyMarketsの口座通貨が円以外の場合は、受取額の円換算に口座通貨のレートも絡んできます。円口座で運用するのか、ドル口座で運用するのかによって、手取りの見え方が変わってくるということですね。
1ロット保有時の受取額
1ロット保有時の受取額は、通貨ペアと金利差の大きさで幅が出ます。1ロットは10万通貨が基準なので、金利差が2〜3%程度あるペアなら1日あたり数百円、金利差が小さいペアだと数十円という水準に落ち着くことが多いですね。
この数字を月単位に伸ばしてみると、感覚がつかみやすくなります。1日200円のスワップなら30日でおよそ6,000円、1年で7万円前後になります。1ロットを持ち続けるための資金は、レバレッジの掛け方にもよりますが、証拠金だけなら数万円から十数万円ほどです。ここだけ見ると、利回りは悪くないように見えますよね。
ただ、必要証拠金ぎりぎりで1ロットを持つと、少し逆行しただけでロスカットに触れます。実際に耐えられる資金量まで含めて考えると、体感の利回りはここから一段下がってしまうんですよね。
数量を2ロット、3ロットと増やせば受取額も比例して増えますが、含み損の増え方も同じ比率で膨らんでいきます。スワップは数量に比例して増える一方、耐えられる値幅は数量に反比例して縮むので、ロットを積むほど運用は難しくなっていきますね。
100万円を保有した場合の受取額
証拠金100万円を入れてスワップを狙う場合、受取額はどのレバレッジで運用するかでまるごと変わってきます。同じ100万円でも、実効レバレッジ3倍で持つのか10倍で持つのかによって、保有できるロット数が数倍違ってくるからです。
| 実効レバレッジ | 保有できる規模の目安 | 年間スワップの目安 |
|---|---|---|
| 3倍前後 | 約300万円分 | 数万円台 |
| 5倍前後 | 約500万円分 | 数万〜十数万円 |
| 10倍前後 | 約1,000万円分 | 十数万〜数十万円 |
上で並べた目安のとおり、レバレッジを上げれば受取額は素直に増えていきます。ただし実効レバレッジ10倍というのは、価格が1割動いただけで証拠金が消える水準です。高金利通貨で1割の下落は珍しくないので、この倍率のまま長期保有へ入るのは避けたいところですね。
easyMarketsは最大レバレッジが高めに設定されていますが、使える倍率と使うべき倍率は別物です。スワップ運用で100万円を回すなら、実効3〜5倍あたりが現実的な着地点かなと思います。
この水準だと、年間の受取額は数万円台から十数万円になります。銀行預金と比べれば大きい数字ですが、為替が1割逆行すれば30万円前後の含み損が出る計算なので、受取額だけを見て判断できるものではありませんね。
円換算で押さえる3点
受取額は「1ロットあたりのスワップ額 × ロット数」で出し、外貨建て表示のときだけ対円レートを掛けます。ポイント表記は、単位を必ず確かめておきます。そしてレバレッジを上げれば受取額は増えますが、耐えられる値幅は同じ比率で縮んでいきます。この3点さえ頭に入っていれば、どの銘柄の数字を見ても迷わず円に直せますよ。
easyMarketsでマイナススワップが積み上がる仕組み
easyMarketsでマイナススワップが積み上がる仕組みを知らないまま入ると、プラス銘柄を選んだつもりで毎日払う側に回っていた、ということが起きます。スワップは受け取るもの、という理解だけで始めてしまうと、口座残高がじわじわ減っていく理由が分からないまま、時間が過ぎてしまいます。
マイナス側は例外ではなく、銘柄数でいえば、むしろ多数派になります。
符号がどう決まるのか、どの銘柄がマイナスに寄りやすいのか、そして長期で持ったときにいくら積み上がるのか。順に見ていきます。
買いと売りで符号が変わる理由
買いと売りで符号が変わる理由は、金利差の向きが逆になるからです。ある通貨ペアを買うと、左側の通貨を買って右側の通貨を売った状態になります。売れば、その関係がそのまま裏返ります。だから買いでプラスなら売りはマイナス、という対称の形が生まれるわけです。
ただ、実際の一覧を見ると、プラスとマイナスの絶対値がきれいに一致していません。買いが100円なのに売りはマイナス180円、といった具合に、マイナス側のほうが大きいのが普通です。この差が業者側の取り分で、easyMarketsに限らず、どの業者でも同じ構造になっています。
この取り分があるせいで、金利差が小さいペアでは買いも売りも両方マイナスという状態が起きるんですよね。ユーロ/米ドルや英ポンド/米ドルのように、両国の政策金利が近い組み合わせでよく見られます。
両側マイナスの銘柄は、どちらの方向へ持ってもスワップ面では逆風です。値動きで取りに行く銘柄と割り切って、長期保有の候補からは外すのが無難ですね。
マイナスになりやすい銘柄
マイナスになりやすい銘柄には、はっきりした共通点があります。金利の低い通貨を買う方向、そしてCFD全般です。
- 米ドル/円の売り
- 豪ドル/円の売り
- ゴールドの買いと売り
- 株価指数CFDの買い
- 仮想通貨CFDの買いと売り
上で並べた銘柄は、いずれも保有を続けるほどコストが積み上がる側です。円を買う方向のポジションは、円の金利が相手国より低い限り、マイナスが乗り続けます。円高を狙って米ドル/円をショートするなら、値幅で勝つ設計にしないと、スワップ負担が利益を削っていってしまいます。
CFDについては、ゴールドや仮想通貨は買い・売りの両側でマイナスになることがあるので、長期のポジションを置きっぱなしにする使い方とは噛み合いません。数日単位で決済する商品だと考えておくと、想定外のコストに驚かずに済みますね。
気を付けたいのは、符号が改定で入れ替わる場合です。去年プラスだった銘柄が今年はマイナス、というのは政策金利が動けば普通に起きるので、保有中の銘柄も定期的に見直したいところですね。
長期保有の累積負担
マイナススワップの長期保有による累積負担は、1日単位で見ているとほとんど気になりません。1日100円なら、その日のうちに値動きで簡単に埋まってしまう金額です。問題は、これが休まず毎日続くところにあります。
| 保有期間 | 1日100円の場合 | 1日500円の場合 |
|---|---|---|
| 30日 | 約3,000円 | 約1万5,000円 |
| 90日 | 約9,000円 | 約4万5,000円 |
| 180日 | 約1万8,000円 | 約9万円 |
上の表のとおり、1日500円のマイナスを半年放置すると、それだけで9万円前後が消えます。しかも水曜には3日分がまとめて引かれるので、週単位で見ると想定より減りが早く感じられます。
塩漬けにしたポジションは、含み損だけでなくスワップでも削られていきます。ここが、マイナス銘柄の怖いところです。決済のタイミングを決めずに持ち続けると、損切りラインが自動的に遠ざかっていきます。
easyMarketsのスワップ利回りランキング
easyMarketsのスワップ利回りランキングを作るとき、1日あたりの受取額の大きさで並べても実務ではあまり役に立ちません。受取額が大きい銘柄は、そのぶん保有に必要な資金も大きいからです。
比べるべきは、投じた資金に対して年間で何%返ってくるかという利回りです。この物差しに変えてみると、額面で目立っていた銘柄が中位に落ちて、地味だった主要通貨ペアが浮上してくることがあります。
年利換算の出し方、銘柄別の順位、そしてeasyMarkets特有の固定スプレッドを何日で回収できるかという3つを扱います。
証拠金に対する年利換算
証拠金に対する年利換算は、「1日のスワップ額 × 365 ÷ 投じた資金」で出せます。ここで分母に何を置くかが分かれ目なんですよね。
必要証拠金だけを分母にすると、利回りは実際より大きく出てしまいます。レバレッジ100倍で必要証拠金が保有額の1%しかない銘柄だと、年利が100%を超える計算になることもあります。ただ、その資金量では価格が1%動いただけで維持率が崩れてしまうので、現実には成立しません。
だから分母には、そのポジションを維持するために口座へ入れておく総額を置きます。必要証拠金に加えて、含み損に耐えるための余力を足した金額です。この分母で計算した年利のほうが、実際に手にする利回りに近くなります。
この基準で計算すると、多くの銘柄は年利で数%から十数%の帯に収まります。数十%という数字が出てきたら、分母が小さすぎないかを疑ったほうがいいですね。
銘柄別の年利ランキング
銘柄別の年利ランキングを作ると、額面で並べたときとは順位が入れ替わります。同じ資金を投じたときにどれだけ返ってくるかで見るため、保有に必要な資金が小さい銘柄ほど有利になる構造です。
| 銘柄タイプ | 額面での位置 | 年利換算での位置 |
|---|---|---|
| 高金利通貨ペア | 上位 | 中位〜上位 |
| 米ドル/円などの円絡み | 中位 | 上位に来ることがある |
| ドルストレート | 下位 | 下位 |
| ゴールド・指数・仮想通貨 | マイナス | 対象外 |
高金利通貨ペアは額面では上位を占めますが、年利で見ると米ドル/円のような主要ペアに並ばれる、あるいは抜かれることがあります。高金利通貨は必要証拠金こそ小さいものの、値動きの荒さに耐えるための余力を厚めに置く必要があるため、分母が膨らむからです。
逆に主要通貨ペアは、1ロットあたりの受取額こそ地味ですが、値動きが穏やかなぶん余力を薄くできます。同じ100万円で運用したときの手取りで比べてみると、この差が効いてくるんですよね。
もう一点。年利ランキングは金利政策が動くたびに組み替わります。ある国が利下げに転じれば、その通貨を買う方向の利回りは即座に下がるので、半年前のランキングをそのまま使うと実態とずれた銘柄選びになってしまいます。
順位を確認するときは、現時点の一覧から自分で年利を計算し直すのが確実です。手間はかかるんですけど、この作業をやった人とやらない人で、1年後の成績はけっこう変わってくると感じます。
固定スプレッドを回収するスワップ日数
easyMarketsは固定スプレッドを採用しているため、エントリーした時点で往復コストが確定します。ここから導けるのがスワップ回収日数、つまり「支払ったスプレッドを何日分のスワップで取り返せるか」という数字です。
計算式そのものは、そう難しくありません。往復コストをスプレッド幅と数量から円で出し、それを1日あたりのスワップ額で割るだけです。米ドル/円で1ロット、スプレッドが1.0〜2.0pips程度なら往復コストは1,000〜2,000円前後で、1日のスワップが150〜200円なら、回収に10日前後かかる計算になります。ここで出た日数が、その銘柄を持ち続ける最低ラインになるわけです。回収前に決済してしまえば、スワップを受け取っていても差し引きはマイナスです。逆に回収日数を過ぎたあとは、毎日の受取額がそのまま積み上がっていきます。だから短期で持ち替える予定があるなら回収日数の短い銘柄を選ぶ必要がありますし、半年単位で置くつもりなら、多少長くても許容できます。この線引きを先に決めておくと、含み損が出たときに慌てて決済して往復コストだけ払う、という一番もったいない終わり方を避けられますね。
回収日数が2週間を超える銘柄は、短期で持ち替えるとスワップが手元に残りません。逆にいえば、回収日数の短い銘柄ほど、途中で決済しても損を出しにくい設計になります。
| 条件 | 往復コストの目安 | 回収日数の目安 |
|---|---|---|
| スプレッド狭め・スワップ大きめ | 1,000円前後 | 1週間前後 |
| スプレッド広め・スワップ大きめ | 2,000〜3,000円 | 2〜3週間 |
| スプレッド広め・スワップ小さめ | 3,000円以上 | 1か月以上 |
上で整理したとおり、高金利通貨は1日のスワップが大きい代わりにスプレッドも広めなので、回収日数で見ると主要通貨ペアと大差がつかないことがあります。額面のスワップだけで銘柄を決めると、この往復コストの重さが見落とされます。
easyMarketsは取引手数料を別建てで取らず、コストをスプレッドに集約する方式です。だから回収日数の計算は、スプレッド幅さえ押さえれば往復コストが確定します。変動スプレッドの業者だと入るタイミングでコストがぶれますが、固定なら事前に電卓を叩けます。長期保有の設計を立てるうえで、ここはやりやすい部分ですね。
回収日数は口座タイプでも変わるので、まずはデモ口座で気配値のスプレッドを見ながら、狙っている銘柄の日数を出してみるところから始めると失敗が減ります。公式サイトの取引条件ページと、実際の口座で表示される数字は突き合わせておくと安心です。
スワップポイントが付与されるタイミング
スワップポイントが付与されるタイミングは、ロールオーバーと呼ばれる日付の切り替え処理で決まります。ポジションをこの時刻またいで持っているかどうかだけが判定基準で、保有時間の長さは関係ありません。
切り替えの1分前に入って1分後に決済すれば、1日分がまるごと付きます。逆に朝から夕方まで10時間持っていても、切り替えをまたいでいなければ0ですよ。
基準時刻の考え方と、水曜の3倍付与や祝日の扱いを押さえておきます。
付与時刻とロールオーバーの基準
付与時刻とロールオーバーの基準は、easyMarketsのサーバー時間で日付が変わる瞬間です。日本時間に直すと、夏時間の期間は朝6時前後、冬時間の期間は朝7時前後が切り替えの目安になります。
この1時間のずれは、欧州や米国のサマータイム切り替えに合わせて年2回発生します。切り替え直後の週は、いつもと同じ時刻に決済したつもりでスワップが付いていなかった、あるいは想定外に付いていた、ということが起きやすい時期です。
実際は、付与額が口座に反映されるまで処理の都合で少し時間がかかることもあります。切り替え直後に残高を見て「入っていない」と焦る場面はあるんですが、数十分から数時間ほど待てば取引履歴に載ってくるのが通常。
デイトレードで毎日決済まで終わらせるスタイルなら、スワップは基本的に発生しません。持ち越すかどうかを決める際に、その日のスワップが受け取り側か支払い側かを見てから判断する、という使い方もできます。
水曜の3倍付与と祝日の扱い
水曜の3倍付与は、土日の2日分を営業日にまとめて処理する仕組みです。為替の決済は約定から2営業日後におこなわれるため、水曜をまたぐポジションには土日を含む3日分が計上されます。
受け取り側なら水曜またぎはおいしい話ですが、支払い側なら負担も3倍。マイナス銘柄を持っているときは、水曜の切り替え前に一度決済して木曜に入り直す、という判断も出てきます。
祝日の扱いは銘柄で差が出ます。株価指数やゴールドは金曜に3日分がまとめて付く設計になっていることがあるので、通貨ペアと同じ感覚でいると計算が合いません。年末年始や各国の連休前は、4日分がまとめて動くこともあります。
スワップポイントで月10万円・月30万円を得るために必要な資金
スワップポイントで月10万円・月30万円を得るために必要な資金は、保有数量から逆算するだけでは足りません。必要証拠金だけを計算すると、実際に運用を続けられる金額の何分の一かしか出てこないからです。
月10万円は1日あたり約3,300円、月30万円なら1日あたり1万円という受取額になります。この金額を毎日生み出すには、それなりの数量を持ち続ける必要があります。
まず数量ベースの試算を出し、そのあとで下落に耐えるための資金を上乗せします。2段構えで見ていきます。
月10万円に必要な保有数量と資金
スワップで月10万円を目指す場合、必要な保有数量は銘柄の1日あたりスワップ額から逆算します。1日3,300円を作るには、1ロットで150円の銘柄なら20〜25ロット、1ロットで300円の銘柄なら10〜12ロット前後が目安です。
| 1ロットの日額 | 必要なロット数 | 保有額の目安 |
|---|---|---|
| 150円前後 | 20〜25ロット | 3,000万円前後 |
| 300円前後 | 10〜12ロット | 1,500万円前後 |
| 500円前後 | 6〜7ロット | 900万円前後 |
上の表で出した保有額は、あくまで建玉の総額です。easyMarketsのレバレッジを使えば、必要証拠金そのものはこの数分の一、あるいは数十分の一で済みます。
多くの試算は、ここで止まってしまうんですよね。
必要証拠金が100万円だから100万円あれば月10万円、という計算にしてしまうと、実効レバレッジが15倍や20倍になっている状態です。その水準では、価格が5%動いただけで維持率が崩れます。高金利通貨で5%の下落は数週間で起きうる幅なので、口座が持ちません。
現実的な設計にするなら、実効レバレッジを3〜5倍に抑えることになります。保有額1,500万円のポジションを実効3倍で持つなら、口座には500万円前後を入れておく計算。月10万円という数字の裏側には、それくらいの資金規模があると考えておいたほうが安全です。
月30万円に必要な保有数量と資金
スワップで月30万円を目指す場合、必要な保有数量は月10万円のちょうど3倍です。1日1万円を作るには、1ロット300円の銘柄なら30〜35ロット、保有額でいえば4,500万円前後の建玉になります。
実効レバレッジ3〜5倍で組むなら、口座に入れておく資金は1,000万円台後半から2,000万円規模。月30万円のスワップ収入は、数千万円の運用資金があってはじめて成立する話だと分かると、目標設定の現実味が見えてきます。
数量が増えると、別の問題も出てきます。1銘柄に30ロットを集中させると、その通貨が下げたときに逃げ場がありません。分散して複数銘柄で組むと、今度は管理する数字が増えて、金利改定のたびに全部を見直すことになります。
加えて、この規模になると1回の金利改定のインパクトも大きくなります。1ロットあたり50円下がっただけで、35ロットなら月5万円以上の減収です。規模が大きいほど、業者側の改定に振り回される度合いも増していきます。
ロスカットに耐える耐久証拠金の逆算
スワップ運用でロスカットに耐えるための資金を、ここでは耐久証拠金と呼んで逆算します。必要証拠金が「ポジションを持つために要る金額」だとすれば、耐久証拠金は「そのポジションを持ち続けるために要る金額」です。
考え方は単純で、何%の下落まで耐えたいかを先に決めます。保有額1,500万円のポジションで20%の下落まで耐えるなら、含み損の想定は300万円。ここに必要証拠金とロスカット水準の余裕を足した金額が、口座に置くべき資金になります。
高金利通貨で長期保有を組むなら、耐えたい下落幅は20〜30%を見ておくのが現実的です。過去に新興国通貨が数年かけて半値近くまで下げた例があるので、10%程度の想定では途中でロスカットに触れます。
| 耐えたい下落幅 | 保有額1,500万円での含み損 | 口座資金の目安 |
|---|---|---|
| 10% | 150万円 | 250万円前後 |
| 20% | 300万円 | 400万円前後 |
| 30% | 450万円 | 550万円前後 |
上で並べたとおり、必要証拠金だけで見ていた金額とは桁が変わります。月10万円のスワップに必要な資金は、証拠金ベースの試算の3〜5倍を見ておくくらいでちょうどいい、というのが耐久証拠金の考え方です。
この逆算をしておくと、運用中の判断も楽になります。含み損が想定の範囲内ならスワップを受け取りながら待てばいいですし、想定を超えたなら設計が甘かったということなので、数量を落として組み直します。判断の基準が先にあるだけで、値動きに揺さぶられる回数がだいぶ減りますね。
必要資金を出す順番
目標月額から1日あたりの受取額を出し、1ロットの日額で割って必要ロット数を求めます。そこから保有額を計算し、耐えたい下落幅を掛けて含み損の想定額を出します。最後に必要証拠金を足せば、口座へ入れておく金額が出ます。この順番で組めば、証拠金だけを見て資金を過小に見積もる失敗を避けられますよ。
スワップポイント運用がおすすめしないと言われる理由
スワップポイント運用がおすすめしないと言われる理由は、放置で増える資産に見えて、実際には管理項目が多いからです。毎日受取額が積み上がる感覚は心地よいのですが、その裏で為替と金利の両方のリスクを抱え続けることになります。
否定的な評価の中身を、為替差損、改定リスク、カントリーリスク、資金効率という4つの角度から見ていきます。
為替差損がスワップ収益を上回る
スワップ運用でいちばん多い失敗は、為替差損が受取額を上回るケースです。年間のスワップ利回りが5〜10%だとしても、対象通貨が年間で10〜20%下げれば差し引きはマイナスになります。
高金利通貨は、金利が高い分だけ通貨としての信認が低いという側面があります。長い目で見れば、金利差の分だけ通貨価値が下がっていく方向に力が働きます。だからスワップで得た分を、為替が回収していく展開が起きやすいわけです。
1年で見ればプラスの年もありますが、5年、10年の単位で均すと、受取額と差損がほぼ相殺されるという結果になることも珍しくありません。
ここを踏まえると、スワップ運用は「置いておけば増えるもの」ではなく、為替の方向にも読みが要る取引だと分かります。放置できる運用を探している人には向いていません。否定的な評価の中心は、ここにあります。
付与水準が予告なく引き下げられる
スワップの付与水準は、easyMarkets側の判断で随時見直されます。改定に事前の告知があるとは限らず、気付いたときには受取額が半分になっていた、ということが起こりえます。
改定の背景には、各国の政策金利の変更、市場の資金需給の変化、業者側の調達コストの変動があります。中央銀行が利下げを決めれば、その通貨を買う方向のスワップは当然下がります。ここは、業者を責めても仕方がない部分ですね。
厄介なのは、金利が変わっていないのに水準だけが下がる場合です。業者側のマークアップは開示されないので、ユーザー側からは理由が分かりません。だから「この銘柄は年利8%だから3年持つ」といった長期の計画は、そもそも立てにくい構造になっています。
実務としては、月に一度は保有銘柄のスワップ額を確認して、想定より下がっていたら組み替えるかどうかを判断します。入れっぱなしにできない分、手間はかかりますね。
新興国通貨のカントリーリスクが残る
高金利通貨を扱う以上、新興国のカントリーリスクからは逃げられません。政策金利が高い国は、インフレの抑え込みや資本流出の防止のために金利を上げているケースが多く、経済そのものが不安定な状態にあります。
政策金利が下がれば受取額は減り、通貨も同時に売られやすくなります。スワップの減少と為替差損が同じタイミングで来るので、片方だけを想定していると対応が遅れてしまいます。
政変や外貨規制、格付けの引き下げといった出来事も、価格を一気に動かします。テクニカルでは読めない要因で数%が飛ぶことがあるので、損切りラインを置いていても滑るときは滑ります。
高金利通貨の長期保有は、その国の経済に長期で資金を置く判断と同じだと考えておくと、数量の決め方が慎重になります。
スワップだけの生活は資金効率が合わない
スワップだけで生活する、という目標が無理だと言われるのは、必要な資金量に対して利回りが見合わないからです。月30万円の生活費をスワップで賄うには、さきほど試算したとおり2,000万円規模の資金が要ります。
同じ2,000万円を他の運用に置いた場合と比べると、話が見えてきます。年利4〜5%の運用でも年間80万〜100万円、月あたり7万〜8万円。スワップ運用の年利が10%前後だとしても、為替差損のリスクを抱えたうえでの数字なので、リスク調整後で見ると差は縮まります。
加えて、スワップ収入は毎月一定ではありません。改定で減ることもあれば、水曜の3倍付与や祝日の関係で月ごとに凸凹が出ます。生活費という毎月固定の支出に、変動する収入を充てる設計そのものに無理があるんですよね。
それでも試すなら、生活費の全額ではなく一部を賄う位置づけにするのが現実的かなと。月3万円を目標にして数百万円規模で組むなら、下落に耐える余力も確保しやすく、想定が外れても生活に響きません。
資産の一部を働かせる手段としてなら、スワップは十分に使えます。生活の柱にしようとした瞬間に無理が出てしまいます。この切り分けだけは、持っておきたいところですね。
easyMarketsのゼロカットで損失が限定される範囲
easyMarketsのゼロカットは、口座残高を超える損失が出たときに、マイナス分を業者側が処理する仕組みです。国内FXのような追証がないため、入れた資金以上の請求を受けることは原則ありません。
長期保有では、値飛びで一気に証拠金が吹き飛ぶ場面が起こりえます。そのときに借金を負わずに済むかどうかは、運用の設計に直結する部分です。
適用条件と、その手前で働くロスカットの水準を見ておきます。
追証なしのゼロカットの適用条件
ゼロカットの適用条件は、口座残高がマイナスになった状態で、業者側が定める処理タイミングを迎えることです。マイナス残高は自動または申請によってゼロへ戻され、ユーザーが不足分を追加入金する義務は生じません。
ただし、無条件で適用されるわけではありません。規約で禁止された取引手法に該当する場合、複数口座を使った両建てで意図的にマイナスを作った場合など、適用の対象外となるケースが定められているのが通常です。
もう一つ、ゼロカットが働くのは「口座残高がマイナスになったとき」であって、含み損を肩代わりしてくれる制度ではありません。入れた資金は全額失われた状態が出発点なので、守られるのは追加の負債だけ。
スワップ運用の文脈でいうと、ゼロカットは最後の防波堤であって、日々の設計を助けてくれるものではありません。ここを当てにしてレバレッジを上げると、資金がゼロになる確率だけが上がります。
ロスカット水準と長期保有の関係
ロスカットは、証拠金維持率が一定の水準を割ったときにポジションが強制決済される仕組みで、ゼロカットより手前で働きます。長期保有では、この水準までどれだけ距離を取れるかが生き残りを決めます。
維持率は「有効証拠金 ÷ 必要証拠金」で計算されるので、含み損が増えるほど下がっていきます。スワップを受け取り続けていても、含み損の増え方のほうが速ければ維持率は下がる一方です。
だから長期で組むなら、必要証拠金に対する余力を厚くして、維持率が数百%から始まる状態にしておきたいところ。さきほど計算した耐久証拠金は、この距離を作るための逆算でもあります。
スワップ運用に向くeasyMarketsの口座タイプ
easyMarketsの口座タイプは複数あり、どれを選ぶかでスプレッドやレバレッジの条件が変わります。スワップの数値そのものは共通でも、往復コストが違えば実質利回りが変わるので、口座選びは利回りの一部だと考えたほうがいいです。
長期保有では取引回数が少ない代わりに、1回あたりのコストが効いてきます。
MT5口座、スタンダード口座、上位口座の順に条件を並べます。
MT5口座の条件
MT5(MetaTrader 5)口座は、easyMarketsの独自プラットフォームとは別系統の口座です。MT5口座は独自プラットフォームより狭いスプレッドが設定されていることがあり、同じ銘柄でも回収日数が短くなる場合があります。
スワップの確認しやすさもMT5の利点です。気配値から銘柄の仕様を開けば、買い・売りのスワップが数値で並びます。ユーザーが自分で計算するとき、この画面があるかないかで手間がだいぶ変わるんですよね。
いっぽう、easyMarketsの特徴的な機能であるdealCancellation(取引キャンセル)は、短時間の損失を取り消すための保険的な機能で、長期保有とは噛み合いません。数日以上ポジションを持つスワップ運用では出番がない機能だと割り切っておくと、口座選びで迷わなくなります。
プラットフォームによってレバレッジの上限が異なることもあるので、口座を作る前に条件表を突き合わせておくと後が楽です。
スタンダード口座の条件
スタンダード口座は、easyMarketsの入り口になる口座タイプです。最低入金額のハードルが低く設定されているため、少額から試す段階ではここから入ることになります。
固定スプレッドが適用される点は、スワップ運用と相性がいい部分です。指標発表時や早朝の薄い時間帯でもスプレッドが広がりにくいので、エントリーのタイミングでコストが跳ねる心配が少なくて済みます。
ただし固定である代わりに、水準そのものは変動スプレッドの平常時より広めです。回収日数の計算では、この広さが直接効いてきますから、狙う銘柄のスプレッドを確認してから数量を決める流れになります。
少額から始めるなら、まずスタンダード口座で1ロット未満のポジションを持ち、スワップが実際にいつ、いくら入るかを目で確かめるのが確実です。
プレミアム口座とVIP口座の条件
上位の口座タイプは、一定額以上の入金を条件に、スプレッドの優遇や専任サポートといった特典が付く設計になっています。長期でまとまった数量を持つ運用なら、コスト面の優遇が回収日数の短縮に直結します。
ただ、入金要件を満たすためだけに資金を集中させるのは避けたいところ。口座条件は資金規模が先にあってから選ぶもので、条件に合わせて資金を無理に動かす順番になると、耐久証拠金の設計が崩れます。
まずはデモ口座か少額のスタンダード口座で、スワップの付き方と自分の運用ペースを確かめてから、資金規模に合わせて上位口座を検討するのが安全な進め方です。口座タイプごとの条件は改定されることがあるので、申し込みの直前にeasyMarketsの公式サイトで最新の要件を見ておくと確実ですね。
easyMarketsでスワップポイントを確認する手順
easyMarketsでスワップポイントを確認する手順は、大きく2系統あります。取引プラットフォーム上で見る方法と、公式サイトの取引条件ページで見る方法です。
この2つは、更新のタイミングが必ずしも一致しません。
実際に持つ前はプラットフォーム側の数値を優先しつつ、公式ページで銘柄全体の並びを把握します。この使い分けが、実務的なやり方です。
MT5の画面で確認する手順
MT5でスワップを確認するには、気配値表示のウィンドウから対象銘柄を右クリックし、仕様(Specification)を開きます。表示された一覧の中に、買いスワップと売りスワップの欄が並んでいます。
ここで見ておきたいのは、数値そのものだけではありません。スワップの計算方式がポイント建てなのか通貨建てなのか、3倍付与の曜日はどこか。同じ画面に出るので、まとめて控えておくと計算がずれません。
スマホアプリのMT5でも同じ情報を見られますが、階層が深いぶん見つけにくかったりします。銘柄の詳細画面から仕様を開く流れになるので、最初はパソコンで場所を覚えてからスマホで探すと迷いません。
実際に付与された額は、ターミナルの取引履歴に「スワップ」の列として記録されます。仕様画面の数値と履歴の数値を突き合わせておくと、自分の計算が合っているかを検証できます。
公式サイトの取引条件で確認する手順
公式サイトの取引条件ページでは、銘柄ごとのスプレッドやスワップが一覧で並びます。プラットフォームを開かずに全銘柄を見渡せるので、銘柄選びの段階ではこちらが便利です。
ページを見るときは、表示単位と適用口座タイプを必ず確かめます。口座タイプごとに条件が分かれている場合、自分の口座と違う欄を見て計算していた、ということが起きるので。
公式ページの数値は更新のタイミングが遅れることもあるため、最終的な判断はプラットフォーム側の数値でおこなうのが確実です。
easyMarketsのスワップポイントに関するよくある質問
easyMarketsのスワップポイントについて、口座を作る前や運用を始めた直後に出てきやすい疑問をまとめました。細かい条件は改定されることがあるので、最終的な確認は公式サイトとサポートで取るのが確実です。
Q. easyMarketsのスワップだけを出金できますか?
受け取ったスワップは口座残高に加算されるので、ポジションを保有したままでも、余力の範囲内なら出金の対象になります。ただし出金すると有効証拠金が減って維持率が下がるので、長期保有の途中は残しておくほうが安全ですね。
Q. スワップポイントに税金はかかる?
スワップも為替差益と同じく課税の対象で、海外FXの場合は総合課税の雑所得として扱われるのが通常です。年間の利益が一定額を超えると確定申告が要ります。金額や区分は状況で変わるので、国税庁の情報か税理士で確認するのが確実ですね。
Q. easyMarketsにスワップフリー口座はある?
スワップフリー(イスラム口座)の提供状況は、業者や地域で分かれます。日本居住者向けに用意されているとは限らないので、必要ならサポートへ直接聞くのが早いです。
Q. 何歳から使える?
海外FXの口座開設は18歳以上を条件としている業者が多く、easyMarketsも成人年齢が基準です。本人確認書類の提出が必須なので、名義を借りての開設はできません。
Q. 両建てでスワップを狙えますか?
同一銘柄の買いと売りを同時に持っても、マイナス側の支払いがプラス側の受け取りを上回るのが通常なので、差益は出ません。加えて複数口座をまたいだ両建ては規約で禁止されていることが多く、ゼロカットの対象外になる場合もあります。
Q. スワップポイントが反映されないときの確認先は?
まずロールオーバーの時刻をまたいで保有していたかを確認します。次に取引履歴のスワップ列を見て、口座残高ではなく履歴側に記録されていないかをチェック。それでも見当たらなければ、銘柄の仕様画面で符号と付与曜日を確かめ、サポートへ問い合わせる流れになります。
Q. 日本語サポートの対応時間は?
日本語サポートには対応時間の枠があり、市場が動いている平日を中心に受け付ける形が一般的です。急ぎの用件は早めの時間帯に連絡しておくと、その日のうちに回答をもらいやすくなります。
Q. 金融庁から警告を受けているeasyMarketsで長期保有しても大丈夫ですか?
日本の金融庁に登録のない海外業者は警告の対象となり、easyMarketsもその一つです。取引そのものが違法になるわけではありませんが、国内の投資者保護制度は使えません。長期で大きな資金を置くほどこのリスクは重くなるので、資金は分散して、余裕資金の範囲で扱うのが現実的です。
Q. スワップポイントは毎日変わりますか?
毎日変わるとは限りませんが、いつでも変わりうるものだと考えておくのが安全です。政策金利の変更時はもちろん、市場の資金需給によっても見直されます。長期で持つなら、月に一度は保有銘柄の水準を確認する習慣を持っておくと安心ですね。





