easyMarkets(イージーマーケッツ)スプレッド完全ガイド|固定・変動スプレッドの特徴と他社比較【2025年8月最新】
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多くのFXトレーダーから注目を集めているeasyMarkets(イージーマーケッツ)。その最大の特徴が固定スプレッド制です。
でも「固定スプレッドって本当にお得なの?」「他の海外FX業者と比べてどうなの?」「VIP口座なら本当にスプレッドが狭いの?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
この記事では、easyMarketsの全通貨ペア・全口座タイプのスプレッド情報を詳しく解説し、他社との比較まで徹底的に行います。読み終わる頃には、easyMarketsのスプレッドの特徴を完全に理解し、自分の取引スタイルに合うかどうかを判断できるようになります。
easyMarketsの基本情報
この記事の見出し
easyMarkets(イージーマーケッツ)のスプレッドの特徴
easyMarketsのスプレッドは、他の海外FX業者とは大きく異なる特徴を持っています。まずは基本的な仕組みを理解しましょう。
固定スプレッド制で透明性が高い
easyMarketsの最大の特徴は固定スプレッド制を採用していることです。一般的な海外FX業者の変動スプレッドとは対照的で、以下のようなメリットがあります。
- 24時間いつでも同じスプレッドで取引可能
- 経済指標発表時でもスプレッドが拡大しない
- 取引コストが事前に正確に計算できる
- 早朝や深夜の流動性が低い時間帯でも安心
本研究では、アンケート調査を用いて FX個人投資家の投資パフォーマンスの決定要因を分析し、①行動バイアスと②投資戦略・取引行動のどちらがパフォーマンスに強く影響しているのかを検証する。(神戸大学「FX 証拠金取引で成功するためのカギ:投資戦略と行動バイアスの役割」より引用 2025年7月25日アクセス)

引用元:岩壷健太郎教授
神戸大学大学院経済学研究科教授。FX証拠金取引における個人投資家の行動分析とパフォーマンス決定要因の研究で著名。SBIFXトレードとの共同研究では、行動バイアスが投資成績に与える影響を定量分析し、学術界と実業界の両方から高い評価を得ている専門家。
口座タイプによって異なるスプレッド設定
easyMarketsでは口座タイプによってスプレッドが大きく異なります。
口座タイプ | 最低入金額 | USD/JPY(MT4) | EUR/USD(MT4) |
---|---|---|---|
スタンダード口座 | $25 | 2.0 pips | 1.5 pips |
プレミアム口座 | $2,000 | 1.8 pips | 1.2 pips |
VIP口座 | $10,000 | 1.0 pips | 0.7 pips |
MT5では変動スプレッド制を採用
注目すべき点は、MT4とMT5で異なるスプレッド制を採用していることです。MT5口座では変動スプレッド制となり、市場環境によってはMT4よりも狭いスプレッドで取引できる場合があります。
easyMarketsのスプレッド一覧【全通貨ペア対応】
ここからは、easyMarketsのVIP口座の具体的なスプレッドを、銘柄カテゴリ別に詳しく見ていきましょう。
主要通貨ペアのスプレッド
まずは、多くのトレーダーが取引する主要通貨ペアのスプレッドから確認します。
通貨ペア | VIP口座(MT4) | VIP口座(WebTrader) | VIP口座(MT5)変動 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.0 pips | 1.5 pips | 0.6 pips〜 |
EUR/USD | 0.7 pips | 0.8 pips | 0.4 pips〜 |
GBP/USD | 1.3 pips | 1.4 pips | 1.0 pips〜 |
EUR/JPY | 1.8 pips | 2.2 pips | 1.4 pips〜 |
GBP/JPY | 2.5 pips | 4.0 pips | 2.0 pips〜 |
AUD/USD | 1.2 pips | 1.5 pips | 0.8 pips〜 |
特にEUR/USDの0.7 pipsという狭いスプレッドは、業界でもトップクラスの水準です。
エキゾチック通貨ペアのスプレッド
新興国通貨を含むエキゾチック通貨ペアも幅広く取り扱っています。
通貨ペア | VIP口座(MT4) | 特徴 |
---|---|---|
USD/CNH | 25.0 pips | 中国人民元オフショア |
USD/ZAR | 100.0 pips | 南アフリカランド |
USD/MXN | 200.0 pips | メキシコペソ |
EUR/PLN | 35.0 pips | ポーランドズロチ |
貴金属(ゴールド・シルバー)のスプレッド
貴金属取引も人気の高い銘柄です。
銘柄 | VIP口座(MT4) | VIP口座(WebTrader) |
---|---|---|
XAU/USD(ゴールド) | 3.5 pips | 4.0 pips |
XAG/USD(シルバー) | 30.0 pips | 40.0 pips |
XPT/USD(プラチナ) | 25.0 pips | 45.0 pips |
ゴールド取引のコツ
ゴールドは値動きが激しい銘柄ですが、easyMarketsの固定スプレッドなら、市場が荒れている時でも安定したコストで取引できます。特に経済指標発表時や地政学リスクが高まった時に威力を発揮します。
商品(コモディティ)のスプレッド
原油をはじめとするコモディティ取引でも競争力のあるスプレッドを提供しています。
銘柄 | VIP口座(MT4) | 特徴 |
---|---|---|
OIL/USD(WTI原油) | 0.03 USD | 業界最狭水準 |
BRT/USD(ブレント原油) | 0.03 USD | 欧州原油指標 |
GAS/USD(天然ガス) | 5.0 USD | エネルギー関連 |
WHT/USD(小麦) | 11.0 USD | 農産物 |
原油のスプレッドは他社と比較して非常に狭く、easyMarketsの大きな強みとなっています。
easyMarketsと他社スプレッド比較
実際にeasyMarketsが他の人気海外FX業者と比べてどの程度競争力があるのか、具体的な数値で比較してみましょう。
主要通貨ペアの他社比較
高頻度取引の損益 スプレッド損益 ポジション損益と分解できる。マーケット・インパクト・モデルは、取引コストの要素のうちマーケット・インパクトを予測する目的で用いられ、通常、売買する金融商品の量や金額に依存する関数として与えられる。(日本銀行金融研究所「執行戦略と取引コストに関する研究の進展」より引用 2025年7月25日アクセス)

引用元:杉原慶彦
日本銀行金融研究所の元企画役補佐。早稲田大学宇野淳教授と筑波大学牧本直樹教授の監修のもと、電子取引と取引コストに関する包括的な研究を発表。アルゴリズム取引、高頻度取引、最適執行戦略の分野で権威ある研究論文を多数執筆している金融市場の専門家。
FX業者 | EUR/USD | USD/JPY | GBP/USD | 特徴 |
---|---|---|---|---|
easyMarkets(VIP) | 0.7 pips | 1.0 pips | 1.3 pips | 固定スプレッド |
XM(ゼロ口座) | 1.1 pips* | 1.1 pips* | 1.4 pips* | 変動+手数料 |
TitanFX(ブレード) | 1.2 pips* | 1.3 pips* | 1.6 pips* | 変動+手数料 |
Axiory(ナノ) | 1.0 pips* | 1.0 pips* | 1.3 pips* | 変動+手数料 |
Exness(ゼロ) | 0.7 pips* | 1.1 pips* | 1.2 pips* | 変動+手数料 |
*手数料込みの実質スプレッド
原油スプレッドの圧倒的優位性
easyMarketsが特に優位性を発揮するのが原油取引です。
FX業者 | WTI原油 | 特徴 |
---|---|---|
easyMarkets(VIP) | 0.03 USD | 固定・業界最狭 |
XM | 0.05 USD | 変動スプレッド |
TitanFX | 0.05 USD | 変動スプレッド |
FXGT | 0.06 USD | 変動スプレッド |
原油トレーダーならeasyMarkets一択と言えるほどの圧倒的な優位性があります。
経済指標発表時の安定感
他社との最大の違いは、経済指標発表時や市場が荒れている時の安定感です。
- easyMarkets:常に固定スプレッドで取引可能
- 他社変動スプレッド:雇用統計時に10-20倍に拡大することも
- 取引コスト予測:事前に正確な損益計算が可能
- スリッページリスク:独自ツールならスリッページゼロ
easyMarketsスプレッドのメリット・デメリット
固定スプレッド制には明確なメリットがある一方で、デメリットも存在します。客観的な視点で両面を見てみましょう。
メリット:予測可能なコスト管理
- 透明性の高さ:いつでも同じコストで取引可能
- 経済指標時の安心感:スプレッド拡大のリスクがない
- 資金管理の正確性:事前に取引コストを正確に計算
- ストレス軽減:スプレッド変動を気にする必要がない
- EA運用に最適:自動売買でコスト計算が安定
デメリット:機会損失の可能性
- 平常時のコスト:市場が安定している時は他社の方が狭い場合も
- スキャルピング制限:早朝6-9時はスキャルピング禁止
- 口座タイプ依存:VIP口座以外はスプレッドがやや広め
- 銘柄の制約:一部のマイナー通貨ペアは取り扱いなし
固定スプレッドが向いているトレーダー
経済指標を狙った取引、中長期保有、EA運用、原油などコモディティ取引をメインとするトレーダーにとって、easyMarketsの固定スプレッドは大きなアドバンテージとなります。
口座タイプ別スプレッド詳細と選び方
easyMarketsで最適な取引環境を得るには、適切な口座タイプの選択が重要です。
スタンダード口座:初心者向け
項目 | 内容 |
---|---|
最低入金額 | $25(約3,200円) |
USD/JPY | 2.0 pips(MT4)/ 2.4 pips(Web) |
EUR/USD | 1.5 pips(MT4)/ 1.8 pips(Web) |
向いている人 | FX初心者、少額から始めたい人 |
プレミアム口座:中級者向け
項目 | 内容 |
---|---|
最低入金額 | $2,000(約26万円) |
USD/JPY | 1.8 pips(MT4)/ 2.2 pips(Web) |
EUR/USD | 1.2 pips(MT4)/ 1.5 pips(Web) |
向いている人 | ある程度の資金がある中級者 |
VIP口座:上級者・本格派向け
項目 | 内容 |
---|---|
最低入金額 | $10,000(約130万円) |
USD/JPY | 1.0 pips(MT4)/ 1.5 pips(Web) |
EUR/USD | 0.7 pips(MT4)/ 0.8 pips(Web) |
向いている人 | 本格的なトレーダー、大口取引者 |
VIP口座なら、業界トップクラスのスプレッドでの取引が可能になります。
easyMarketsのスプレッドに関する注意点
easyMarketsでトレードする前に、必ず知っておくべき注意点があります。
早朝スキャルピング禁止ルール
日本時間6:00-9:00の間は、15分以内の決済が禁止されています。
- 禁止時間:日本時間6:00-9:00(冬時間7:00-10:00)
- 禁止行為:15分以内のポジション決済
- 対象:全ての口座タイプ・全銘柄
- ペナルティ:繰り返すと口座凍結の可能性
取引プラットフォームによる違い
同じ口座タイプでもプラットフォームによってスプレッドが異なります。
プラットフォーム | スプレッド幅 | 特徴 |
---|---|---|
MT4 | 最も狭い | 固定スプレッド |
WebTrader | MT4より0.2-0.5 pips広い | 固定スプレッド |
MT5 | 変動(最狭時はMT4より狭い) | 変動スプレッド |
レバレッジ制限との関係
レバレッジとロスカット水準も理解しておきましょう。
- 最大レバレッジ:500倍(口座残高により変動)
- ロスカット水準:50%
- ゼロカット:完全対応(追証なし)
- 取引手数料:無料(スプレッドのみ)
スプレッドを活用した効果的な取引戦略
easyMarketsの固定スプレッドの特性を活かした具体的な取引戦略を紹介します。
経済指標トレード戦略
固定スプレッドの最大のメリットを活かす手法です。
- 雇用統計:他社でスプレッドが10倍に拡大する時も安定
- FOMC発表:金利発表時の急変動でも固定コスト
- GDP発表:サプライズ時の大きな値動きを狙える
- 中央銀行発表:政策変更時の恩恵を最大化
コモディティ特化戦略
特に原油取引での優位性を活用する
- WTI原油:0.03 USDの固定スプレッドを活用
- 地政学リスク:中東情勢悪化時の急騰を狙う
- OPEC発表:生産調整発表での値動きを捉える
- 在庫発表:米国石油在庫統計での反応を利用
中長期投資戦略
スワップポイントと固定スプレッドを組み合わせる
- キャリートレード:高金利通貨の長期保有
- トレンドフォロー:固定コストで安心してポジション維持
- 分散投資:複数通貨ペアでのリスク分散
- リバランス:定期的な配分調整でも低コスト
easyMarketsの独自機能
フリーズレート機能を使えば、数秒間レートをロックして正確な注文が可能です。経済指標発表時などの激しい値動きの中でも、狙ったレートで約定できる画期的な機能です。
まとめ:easyMarketsスプレッドの総合評価
easyMarkets(イージーマーケッツ)のスプレッドについて詳しく解説してきました。最後に重要なポイントをまとめておきます。
easyMarketsが優れている点
- 固定スプレッドの安心感:24時間いつでも同じコストで取引
- VIP口座の競争力:主要通貨ペアで業界トップクラス
- 原油取引の強み:WTI原油で圧倒的なスプレッドの狭さ
- 経済指標時の安定性:スプレッド拡大のリスクがゼロ
- 透明性の高いコスト:事前に正確な損益計算が可能
注意すべき点
- 口座タイプ選択の重要性:VIP口座でないとメリットが半減
- 早朝スキャルピング制限:6-9時の短期取引は禁止
- 平常時のコスト:市場が安定している時は他社の方が有利な場合も
- 最低入金額:VIP口座には130万円程度の資金が必要
easyMarketsがおすすめな人
以下のような取引スタイルの方には、easyMarketsの固定スプレッドが大きなメリットとなります。
- 経済指標狙いのトレーダー
- 原油などコモディティメインの投資家
- 中長期投資を中心とする人
- EA(自動売買)を運用する人
- 取引コストの透明性を重視する人
easyMarketsの固定スプレッドは、従来の変動スプレッドとは全く異なるメリットを提供しています。特にVIP口座での取引環境は、海外FX業者の中でもトップクラスの条件となっています。
ただし、スプレッドだけでなく、約定力、取引ツールの使いやすさ、サポート体制なども含めて総合的に判断することが重要です。まずは少額から始めて、easyMarketsの取引環境が自分の投資スタイルに合うかどうかを確認してみることをおすすめします。