ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイント完全ガイド!計算方法・3倍デー・口座タイプ別比較を詳しく解説
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ThreeTrader(スリートレーダー)でFX取引を始めようと考えている方にとって、スワップポイントの仕組みを理解することは非常に重要です。金利差による利益機会を見逃すことなく、効率的な取引戦略を組み立てることができるでしょう。
本記事では、ThreeTraderのスワップポイントについて、付与される時間帯、計算方法、3倍デーの仕組み、口座タイプ別の特徴まで、海外FX初心者にも分かりやすく丁寧に解説していきます。実際のスワップポイント一覧も掲載しているので、取引の参考にしてください。
この記事の見出し
ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイントとは
スワップポイントとは、2つの通貨間の金利差を調整するために発生する損益のことです。ThreeTraderでは、ポジションを翌日に持ち越した際に、金利の高い通貨を買い・金利の低い通貨を売った場合にプラスのスワップポイントを受け取ることができます。
FX取引は、取引対象とする2つの通貨の金利差調整額(スワップポイント)の受払いが日々発生しますが、スワップポイントは、各国の短期金利に応じて日々変動するため、金利の動向によっては、期待していたようなスワップポイントを受け取れない場合があります。(金融庁「外国為替証拠金取引について」より引用 2025年7月4日アクセス)

引用元:金融庁
金融サービス利用者相談室を設置し、FX取引などの金融商品に関する注意喚起や投資者保護のための情報提供を行っている日本の行政機関です。
例えば、米ドル/円(USDJPY)を買いポジションで保有した場合、米ドルの金利が日本円の金利より高ければ、その金利差分がプラスのスワップポイントとして毎日受け取れます。逆に、金利の低い通貨を買い・金利の高い通貨を売った場合は、マイナスのスワップポイント(支払い)が発生します。
スワップポイントの基本的な考え方
高金利通貨を買う=プラススワップ(受け取り)
低金利通貨を買う=マイナススワップ(支払い)
この関係性を理解しておくことで、戦略的な取引が可能になります。
ThreeTraderのスワップポイント付与時間と3倍デーについて
スワップポイントが付与される時間
ThreeTraderでは、ニューヨーク市場のクローズ時間にスワップポイントが付与されます。具体的な日本時間は以下の通りです:
夏時間(3月~11月): 日本時間 午前6時
冬時間(11月~3月): 日本時間 午前7時
この時間にポジションを保有していると、スワップポイントの受払いが発生します。短期取引を行う際は、この時間をまたがないよう注意が必要です。
スワップポイント3倍デーの仕組み
外国為替市場は土日が休場となるため、土日分のスワップポイントは平日にまとめて付与されます。ThreeTraderでは商品カテゴリーによって3倍デーが異なる点が特徴的です:
FX・貴金属: 水曜NYクローズ分(日本時間木曜早朝)に3日分付与
仮想通貨・エネルギー・株価指数: 金曜NYクローズ分(日本時間土曜日早朝)に3日分付与
プラススワップの通貨ペアを保有している場合は、3倍デーを狙って戦略的にポジションを保有することで、より多くのスワップ収益を狙うことができます。
ThreeTraderのスワップポイント計算方法
ThreeTraderのスワップポイントを円換算で計算する方法は、商品によって異なります。ここでは実際の計算例を用いて分かりやすく説明します。
FX・貴金属・エネルギーの計算方法
計算式: 契約サイズ × ロット数 × 小数桁 × スワップ値 × 対円レート(必要に応じて)
計算例:USDJPY買い1ロット、スワップ値+10の場合
- 契約サイズ:100,000
- 小数桁:3桁(0.001)
- 計算:100,000 × 1 × 0.001 × 10 = 1,000円
計算例:EURUSD売り1ロット、スワップ値+1.8、USDJPY=150の場合
- 契約サイズ:100,000
- 小数桁:5桁(0.00001)
- 計算:100,000 × 1 × 0.00001 × 1.8 × 150 = 270円
仮想通貨・株式の計算方法
仮想通貨のスワップポイントは年率パーセント表記になっており、計算がやや複雑です:
計算式: (取引価格 × 契約サイズ × ロット数) × (スワップ% ÷ 100 ÷ 360) × 対円レート
計算例:BTCUSD売り1ロット、価格28,000ドル、スワップ-1%の場合
- 計算:28,000 × 1 × 1 × (-1 ÷ 100 ÷ 360) × 150 = 約-117円
複雑な計算が面倒な場合は、MT4/MT5の仕様画面で直接確認することをおすすめします。
計算の簡単な確認方法
MT4で気配値から通貨ペアを右クリック→「仕様」を選択すると、スワップポイントが表示されます。この数値に上記の計算式を適用すれば、正確な円換算額が分かります。
ThreeTraderの口座タイプ別スワップポイント比較
2024年9月からのスワップポイント統一
以前のThreeTraderでは、Pureスプレッド口座とRawゼロ口座でスワップポイントが異なっていました(Pure口座がRaw口座の約2倍)。しかし、2024年9月2日から両口座のスワップポイントが同一に変更されています。
項目 | Pureスプレッド口座 | Rawゼロ口座 |
---|---|---|
スワップポイント | 同一レート | 同一レート |
最低入金額 | 100ドル | 100ドル |
取引手数料 | 無料 | 往復4USD/ロット |
平均スプレッド | 狭い | 極狭 |
現在はどちらの口座タイプを選んでもスワップポイントに差はないため、スキャルピングやデイトレード中心ならRawゼロ口座、長期保有中心ならPureスプレッド口座がおすすめです。
主要通貨ペアのスワップポイント例
以下は、ThreeTraderの主要通貨ペアにおける1ロット1日保有時のスワップポイント例です(円換算):
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
USDJPY | +682円 | -1,872円 |
GBPJPY | +687円 | -2,512円 |
EURUSD | -1,362円 | +602円 |
AUDJPY | +270円 | -1,075円 |
USDTRY | -25,650円 | +1,680円 |
ThreeTraderでスワップポイント投資を成功させるコツ
高スワップ通貨ペアの選定方法
ThreeTraderでスワップポイント投資を行う際は、政策金利の動向と通貨の安定性を総合的に判断することが重要です。
おすすめの高スワップ通貨ペア:
- USDJPY(米ドル/円): 安定性と流動性に優れる
- GBPJPY(英ポンド/円): 高いスワップポイントが期待
- AUDJPY(豪ドル/円): 資源国通貨として人気
トルコリラ(TRY)や南アフリカランド(ZAR)などの新興国通貨は高スワップが魅力的ですが、通貨価値の変動リスクも高いため注意が必要です。
リスク管理とポジションサイジング
スワップポイント投資では、為替変動による損失がスワップ収益を上回るリスクがあります。効果的なリスク管理のポイントは以下の通りです:
スワップポイント投資の月間収益目標
100万円の投資資金で月間1-3万円程度の収益を目標とすることで、リスクを抑えながら安定したスワップ収益を狙うことができます。過度な期待は禁物です。
ThreeTraderスワップポイントの注意点とリスク
両建て取引でのスワップポイント
ThreeTraderでは同一口座内での両建て取引が可能ですが、通常は両建てポジションのスワップポイントの合計はマイナスになります。これは、買いと売りのスワップポイントの絶対値が異なるためです。
両建て時のスワップ例(USDJPY):
- 買い1ロット:+682円
- 売り1ロット:-1,872円
- 合計:-1,190円/日
スワップポイント目的での両建ては推奨できません。
スワップポイントの変動要因
スワップポイントは以下の要因で変動します:
定期的にスワップポイントの水準をチェックし、戦略を見直すことが重要です。
税務上の取り扱い
ThreeTraderで得たスワップポイント収益は、ポジション決済時に確定損益として扱われ、年間20万円を超える利益については確定申告が必要です。海外FXの利益は総合課税の対象となり、最大税率は約55%となる点に注意しましょう。
他社との比較でみるThreeTraderのスワップポイントの特徴
主要海外FX業者とのスワップポイント比較
業者名 | USDJPY買い | GBPJPY買い | EURUSD売り | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ThreeTrader | +682円 | +687円 | +602円 | バランス良好 |
XMTrading | +650円 | +620円 | +580円 | 安定的 |
Exness | +700円 | +710円 | +590円 | 高水準 |
Axiory | +660円 | +640円 | +570円 | 透明性重視 |
ThreeTraderは主要通貨ペアで競争力のあるスワップポイントを提供しており、特にメジャー通貨ペアでのスワップ投資に適していると言えます。
ThreeTraderを選ぶメリット
スワップポイント面でのメリット:
- メジャー通貨ペアで高水準のスワップ
- 3倍デーの明確な仕組み
- 口座タイプ問わず同一レート
- スワップポイントの透明性
取引環境面でのメリット:
- 狭いスプレッド環境
- 高い約定力
- 充実した取引ツール
ThreeTraderでスワップポイント取引を始める手順
口座開設から取引開始まで
ThreeTraderでスワップポイント投資を始めるステップは以下の通りです:
1. 口座開設
- ThreeTrader公式サイトから申込み
- 本人確認書類の提出
- 口座有効化の完了
2. 口座タイプの選択
- 長期保有中心:Pureスプレッド口座
- 短期取引併用:Rawゼロ口座
3. 取引戦略の策定
- 投資資金の決定
- 目標収益率の設定
- リスク許容度の確認
4. 実際の取引開始
- MT4/MT5のダウンロード
- ログイン情報の設定
- 少額での取引テスト
スワップポイント確認方法
ThreeTraderでリアルタイムのスワップポイントを確認する方法:
MT4での確認手順:
- 気配値ウィンドウで通貨ペアを右クリック
- 「仕様」を選択
- スワップロング・ショートの数値を確認
MT5での確認手順:
- 「表示」→「銘柄」を選択
- 確認したい通貨ペアを検索
- スワップポイント情報を確認
スワップポイント確認の注意点
MT4/MT5で表示されるスワップポイントは「ポイント単位」での表示です。円換算する場合は前述の計算式を使用するか、専用ツールを活用しましょう。
まとめ
ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイントについて、付与時間・計算方法・口座タイプ別の特徴まで詳しく解説してきました。
重要なポイントのおさらい:
- 付与時間:日本時間6時(夏時間)/7時(冬時間)
- 3倍デー:FX・貴金属は木曜早朝、その他は土曜早朝
- 口座タイプ:2024年9月から両口座で同一レート
- 計算方法:商品カテゴリーにより異なる計算式を適用
- リスク管理:適切なレバレッジと分散投資が重要
ThreeTraderは競争力のあるスワップポイント環境を提供しており、特にメジャー通貨ペアでの長期投資に適しています。しかし、為替変動リスクを常に意識し、無理のない範囲での投資を心がけることが成功の鍵となります。
スワップポイント投資は継続的な学習と市場環境への適応が必要な投資手法です。ThreeTraderの透明性の高い取引環境を活用して、賢明なスワップポイント投資を始めてみてはいかがでしょうか。