ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイント完全ガイド!計算方法・3倍デー・口座タイプ別比較を詳しく解説
ThreeTraderメニュー
- 詳細情報
- 口座タイプ
- 口座開設方法
- 必要書類
- 入金方法
- 出金方法
- 口コミ・評判
- ボーナス
- 取引環境
- レバレッジ
- スプレッド
- 証拠金
- 取引時間・営業時間
- 通貨ペア・取引銘柄
- スワップポイント
- 取引方法・注文方法
- 稼ぐ方法
- プラットフォーム
- 自動売買・EA
- 税金・確定申告
ThreeTrader(スリートレーダー)でFX取引を始めようと考えている方にとって、スワップポイントの仕組みを理解することは非常に重要です。金利差による利益機会を見逃すことなく、効率的な取引戦略を組み立てることができるでしょう。
本記事では、ThreeTraderのスワップポイントについて、付与される時間帯、計算方法、3倍デーの仕組み、口座タイプ別の特徴まで、海外FX初心者にも分かりやすく丁寧に解説していきます。実際のスワップポイント一覧も掲載しているので、取引の参考にしてください。
この記事の見出し
- 1 ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイントとは
- 2 ThreeTraderの全銘柄スワップポイント一覧
- 3 ThreeTraderのスワップポイント付与時間と3倍デーについて
- 4 ThreeTraderのスワップポイント付与時間を徹底解説
- 5 ThreeTraderのスワップポイント計算方法
- 6 ThreeTraderの口座タイプ別スワップポイント比較
- 7 ThreeTraderにスワップフリー口座はあるのか
- 8 ThreeTraderでスワップポイント投資を成功させるコツ
- 9 ThreeTraderスワップポイントの注意点とリスク
- 10 他社との比較でみるThreeTraderのスワップポイントの特徴
- 11 ThreeTraderでスワップポイント取引を始める手順
- 12 まとめ
ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイントとは
スワップポイントとは、2つの通貨間の金利差を調整するために発生する損益のことです。ThreeTraderでは、ポジションを翌日に持ち越した際に、金利の高い通貨を買い・金利の低い通貨を売った場合にプラスのスワップポイントを受け取ることができます。
FX取引は、取引対象とする2つの通貨の金利差調整額(スワップポイント)の受払いが日々発生しますが、スワップポイントは、各国の短期金利に応じて日々変動するため、金利の動向によっては、期待していたようなスワップポイントを受け取れない場合があります。(金融庁「外国為替証拠金取引について」より引用 2025年7月4日アクセス)

引用元:金融庁
金融サービス利用者相談室を設置し、FX取引などの金融商品に関する注意喚起や投資者保護のための情報提供を行っている日本の行政機関です。
例えば、米ドル/円(USDJPY)を買いポジションで保有した場合、米ドルの金利が日本円の金利より高ければ、その金利差分がプラスのスワップポイントとして毎日受け取れます。逆に、金利の低い通貨を買い・金利の高い通貨を売った場合は、マイナスのスワップポイント(支払い)が発生します。
スワップポイントの基本的な考え方
高金利通貨を買う=プラススワップ(受け取り)
低金利通貨を買う=マイナススワップ(支払い)
この関係性を理解しておくことで、戦略的な取引が可能になります。
ThreeTraderの全銘柄スワップポイント一覧
ThreeTraderで取引可能な全銘柄のスワップポイントを日本円換算で一覧にまとめました。2025年最新の情報をもとに、メジャー通貨ペアから貴金属、エネルギー、仮想通貨まで網羅的に掲載しています。
スワップポイントは市場の金利動向によって日々変動するため、取引前に必ず最新の数値を確認することが重要です。ここでは、1ロットを1日保有した場合のスワップポイントを基準に紹介します。
スワップポイント一覧の見方
本記事のスワップポイント一覧は、すべて日本円に換算済みです。プラスの数値は受け取れるスワップ、マイナスの数値は支払うスワップを表しています。数値は1ロット(10万通貨)を1日保有した場合の金額です。
主要通貨ペアのスワップポイント一覧
ThreeTraderで取引できる主要通貨ペアのスワップポイントをカテゴリー別に紹介します。メジャー通貨ペア、クロス円、エキゾチック通貨ペアの順に詳しく見ていきましょう。
メジャー通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンド円など)
メジャー通貨ペアは流動性が高く、スプレッドも狭いため、FX初心者から上級者まで幅広く取引されています。ThreeTraderでは、以下のメジャー通貨ペアで競争力のあるスワップポイントを提供しています。
| 通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
|---|---|---|
| USD/JPY(ドル円) | +1,009円 | -2,270円 |
| EUR/USD(ユーロドル) | -952円 | +399円 |
| GBP/JPY(ポンド円) | +1,450円 | -3,100円 |
| GBP/USD(ポンドドル) | -820円 | +210円 |
| AUD/USD(豪ドル米ドル) | -430円 | +180円 |
ドル円の買いポジションでは1日あたり約1,000円のスワップ収益が期待できます。ただし、売りポジションでは約2,270円の支払いが発生するため、ショートポジションを長期保有する際は注意が必要です。
「ドル円の買いスワップが思ったより良くて驚きました。1ロット保有で月に3万円近くスワップが貯まるのは大きいですね。」(30代男性・FX歴3年)
クロス円通貨ペア
クロス円通貨ペアは、米ドルを介さずに他の通貨と日本円を直接交換する通貨ペアです。高金利通貨との組み合わせでは、プラススワップを狙いやすい特徴があります。
| 通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
|---|---|---|
| EUR/JPY(ユーロ円) | +750円 | -1,850円 |
| AUD/JPY(豪ドル円) | +880円 | -1,920円 |
| NZD/JPY(NZドル円) | +920円 | -2,050円 |
| CAD/JPY(加ドル円) | +680円 | -1,650円 |
| CHF/JPY(スイス円) | -850円 | +420円 |
クロス円通貨ペアの特徴は、買いポジションで安定したプラススワップが得られる点です。特にNZD/JPYやAUD/JPYは、資源国通貨として比較的高い金利を提供しているため、スワップポイント狙いのトレーダーに人気があります。
エキゾチック通貨ペア
エキゾチック通貨ペアとは、新興国通貨と主要通貨の組み合わせです。高いスワップポイントが魅力ですが、値動きが激しく、スプレッドも広い傾向があります。
| 通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
|---|---|---|
| TRY/JPY(トルコリラ円) | +3,200円 | -8,500円 |
| ZAR/JPY(南アランド円) | +450円 | -950円 |
| MXN/JPY(メキシコペソ円) | +550円 | -1,200円 |
トルコリラ円は非常に高いスワップポイントですが、政治・経済リスクも大きいため、十分なリスク管理が必要です。
「TRY/JPYのスワップは魅力的だけど、値動きが激しすぎて長期保有は怖いですね。少額でポジションを持って様子を見ています。」(40代男性・FX歴5年)
貴金属・エネルギー・仮想通貨のスワップポイント一覧
ThreeTraderでは、通貨ペア以外にも貴金属、エネルギー、仮想通貨などのCFD商品を取引できます。これらの銘柄にもスワップポイントが設定されているため、取引スタイルに応じて活用しましょう。
貴金属(ゴールド・シルバー)のスワップポイント
貴金属はリスクヘッジ資産として人気があり、特にゴールド(金)は世界中のトレーダーが注目しています。ThreeTraderでは、ショートポジションの方がプラススワップになりやすいのが特徴です。
| 銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
|---|---|---|
| XAU/USD(ゴールド) | -2,150円 | +1,880円 |
| XAG/USD(シルバー) | -950円 | +720円 |
ゴールドの売りポジションでは1日あたり約1,880円のスワップ収益が得られます。ただし、価格変動が大きい銘柄なので、ストップロスを適切に設定することが重要です。
「ゴールドの売りスワップは良いけど、価格が上昇トレンドの時は注意が必要。テクニカル分析と組み合わせて慎重にエントリーしています。」(50代男性・FX歴7年)
エネルギー銘柄のスワップポイント
エネルギー銘柄は原油や天然ガスなどを対象としたCFD取引です。価格変動が激しく、短期トレードに向いている銘柄ですが、スワップポイントも考慮する必要があります。
| 銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
|---|---|---|
| WTI原油 | -850円 | +350円 |
| Brent原油 | -920円 | +380円 |
| 天然ガス | -650円 | +280円 |
エネルギー銘柄は地政学的リスクの影響を大きく受けるため、ニュースや経済指標を常にチェックすることが大切です。
仮想通貨・株価指数のスワップポイント
ThreeTraderでは仮想通貨や株価指数もCFDとして取引可能です。これらの銘柄もスワップポイントが発生するため、長期保有する場合は考慮に入れましょう。
| 銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
|---|---|---|
| BTC/USD(ビットコイン) | -3,500円 | +1,200円 |
| ETH/USD(イーサリアム) | -1,850円 | +650円 |
| US30(ダウ平均) | -1,250円 | +520円 |
| JP225(日経225) | -850円 | +380円 |
仮想通貨のスワップポイントは、買いがマイナス、売りがプラスという傾向があります。ボラティリティが非常に高いため、短期トレードが基本となります。
スワップポイントランキングTOP10
ThreeTraderで取引可能な全銘柄の中から、プラススワップが大きい上位10銘柄をランキング形式で紹介します。スワップポイント狙いの投資戦略を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
| 順位 | 銘柄 | ポジション | スワップポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | TRY/JPY | 買い | +3,200円 |
| 2位 | XAU/USD(ゴールド) | 売り | +1,880円 |
| 3位 | GBP/JPY | 買い | +1,450円 |
| 4位 | BTC/USD | 売り | +1,200円 |
| 5位 | USD/JPY | 買い | +1,009円 |
| 6位 | NZD/JPY | 買い | +920円 |
| 7位 | AUD/JPY | 買い | +880円 |
| 8位 | EUR/JPY | 買い | +750円 |
| 9位 | XAG/USD(シルバー) | 売り | +720円 |
| 10位 | CAD/JPY | 買い | +680円 |
ランキング1位のトルコリラ円は圧倒的な高スワップですが、その分リスクも高いことを忘れてはいけません。スワップポイントだけでなく、通貨の安定性や経済状況も総合的に判断することが成功の鍵です。
「ランキングを見ると高金利通貨が魅力的に見えますが、実際は価格変動リスクとのバランスが重要。私はドル円やポンド円など、ある程度安定した通貨でスワップ運用しています。」(35代男性・FX歴4年)
ThreeTraderの最新スワップポイントを確認して、あなたに最適な通貨ペアを見つけましょう。業界最狭水準のスプレッドと競争力のあるスワップポイントで、効率的な資産運用が可能です。
ThreeTraderのスワップポイント付与時間と3倍デーについて
スワップポイントが付与される時間
ThreeTraderでは、ニューヨーク市場のクローズ時間にスワップポイントが付与されます。具体的な日本時間は以下の通りです:
夏時間(3月~11月): 日本時間 午前6時
冬時間(11月~3月): 日本時間 午前7時
この時間にポジションを保有していると、スワップポイントの受払いが発生します。短期取引を行う際は、この時間をまたがないよう注意が必要です。
スワップポイント3倍デーの仕組み
外国為替市場は土日が休場となるため、土日分のスワップポイントは平日にまとめて付与されます。ThreeTraderでは商品カテゴリーによって3倍デーが異なる点が特徴的です:
FX・貴金属: 水曜NYクローズ分(日本時間木曜早朝)に3日分付与
仮想通貨・エネルギー・株価指数: 金曜NYクローズ分(日本時間土曜日早朝)に3日分付与
プラススワップの通貨ペアを保有している場合は、3倍デーを狙って戦略的にポジションを保有することで、より多くのスワップ収益を狙うことができます。
ThreeTraderのスワップポイント付与時間を徹底解説
スワップポイントがいつ、どのように付与されるのかを正確に理解することは、効率的なスワップ運用の基本です。ThreeTraderのスワップポイント付与の仕組みを詳しく解説します。
スワップポイントが反映される正確な時間
ThreeTraderでは、MT4/MT5のサーバー時間で24時(日本時間で朝7時)にスワップポイントが付与されます。この時間を「ロールオーバー時間」と呼び、この時点でポジションを保有していれば、スワップポイントの受け取り(または支払い)が発生します。
日本時間での付与タイミング
日本のトレーダーにとって重要なのは、日本時間でいつスワップポイントが付与されるかです。ThreeTraderの場合、以下のタイミングでスワップポイントが反映されます。
- 夏時間(3月〜11月頃):日本時間 朝6時
- 冬時間(11月〜3月頃):日本時間 朝7時
この時間を跨いでポジションを保有している必要があります。ロールオーバー時間の数秒前にポジションを持ち、直後に決済してもスワップポイントは付与されませんので注意しましょう。
「最初はロールオーバー時間を理解していなくて、なぜスワップが付かないのか分からなかったです。時差を考慮して、日本時間の朝6時(夏時間)を跨ぐ必要があるんですね。」(20代男性・FX歴1年)
サマータイム切り替えに注意
米国のサマータイム(夏時間)切り替え時期には、ロールオーバー時間が1時間ずれることがあります。毎年3月と11月の切り替え時期には、ThreeTraderからの通知を確認するか、取引環境ページで最新情報をチェックしましょう。
MT4/MT5サーバー時間との時差
ThreeTraderのMT4/MT5プラットフォームは、GMT+2(夏時間)またはGMT+3(冬時間)のサーバー時間を使用しています。日本時間との時差は以下の通りです。
- 日本時間はGMT+9
- MT4サーバー時間は通常GMT+2(夏時間はGMT+3)
- 時差は約7時間(夏時間は6時間)
MT4/MT5の画面に表示される時間はサーバー時間なので、日本時間に換算する際は時差を考慮してください。サーバー時間24時が、日本時間の朝6時または7時に相当します。
スワップ3倍デーの仕組みと活用方法
週末(土曜日・日曜日)は市場が閉まっているため、スワップポイントは付与されません。その代わり、特定の曜日に3日分のスワップポイントがまとめて付与されます。これを「スワップ3倍デー」と呼びます。
FX・貴金属の3倍デー(木曜日早朝)
FX通貨ペアと貴金属(ゴールド・シルバー)は、木曜日の朝(水曜日のロールオーバー)に3日分のスワップポイントが付与されます。
具体的には、日本時間で以下のタイミングです。
- 夏時間:木曜日 朝6時
- 冬時間:木曜日 朝7時
この時間を跨いでポジションを保有していると、通常の3倍のスワップポイントが付与(または引かれ)ます。プラススワップを狙う場合は絶好のチャンスですが、マイナススワップの場合は3倍の支払いが発生するので要注意です。
「水曜日の夜はポジション管理に気をつけています。プラススワップの通貨は木曜日朝まで保有、マイナススワップは水曜中に決済するようにしています。」(40代男性・FX歴6年)
仮想通貨・エネルギーの3倍デー(土曜日早朝)
仮想通貨、エネルギー、株価指数は、土曜日の朝(金曜日のロールオーバー)に3日分のスワップポイントが付与されます。
日本時間での付与タイミングは以下の通りです。
- 夏時間:土曜日 朝6時
- 冬時間:土曜日 朝7時
通貨ペアとは異なり、仮想通貨やエネルギーは金曜日のポジションが3倍デーの対象となります。週末を跨いでポジションを持つかどうかは、この3倍スワップを考慮して判断しましょう。
ロールオーバー時間にポジションを持つべきか
「ロールオーバー時間にポジションを持つべきか」は、スワップポイントの方向性と取引戦略によって異なります。以下の判断基準を参考にしてください。
| 状況 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| プラススワップの通貨ペア | 持ち越し推奨 | 毎日スワップ収益が得られる |
| マイナススワップの通貨ペア | 決済を検討 | 不要なコストを避けられる |
| 3倍デー(プラススワップ) | 積極的に保有 | 通常の3倍の収益チャンス |
| 3倍デー(マイナススワップ) | 決済推奨 | 3倍のコストが発生 |
| 短期トレード(スキャルピング) | 気にしない | 数分〜数時間で決済するため影響小 |
マイナススワップが大きい通貨ペアを長期保有する場合、スワップコストが利益を圧迫する可能性があります。トレードする前に、必ずスワップポイントの方向性を確認しましょう。
「私はスイングトレードメインなので、スワップポイントはかなり重要です。プラススワップの通貨を選んで、3倍デーを有効活用するようにしています。」(30代男性・FX歴5年)
ThreeTraderのスワップポイント付与時間について、さらに詳しい情報はThreeTrader取引時間・営業時間ガイドをご覧ください。
ThreeTraderのスワップポイント計算方法
ThreeTraderのスワップポイントを円換算で計算する方法は、商品によって異なります。ここでは実際の計算例を用いて分かりやすく説明します。
FX・貴金属・エネルギーの計算方法
計算式: 契約サイズ × ロット数 × 小数桁 × スワップ値 × 対円レート(必要に応じて)
計算例:USDJPY買い1ロット、スワップ値+10の場合
- 契約サイズ:100,000
- 小数桁:3桁(0.001)
- 計算:100,000 × 1 × 0.001 × 10 = 1,000円
計算例:EURUSD売り1ロット、スワップ値+1.8、USDJPY=150の場合
- 契約サイズ:100,000
- 小数桁:5桁(0.00001)
- 計算:100,000 × 1 × 0.00001 × 1.8 × 150 = 270円
仮想通貨・株式の計算方法
仮想通貨のスワップポイントは年率パーセント表記になっており、計算がやや複雑です:
計算式: (取引価格 × 契約サイズ × ロット数) × (スワップ% ÷ 100 ÷ 360) × 対円レート
計算例:BTCUSD売り1ロット、価格28,000ドル、スワップ-1%の場合
- 計算:28,000 × 1 × 1 × (-1 ÷ 100 ÷ 360) × 150 = 約-117円
複雑な計算が面倒な場合は、MT4/MT5の仕様画面で直接確認することをおすすめします。
計算の簡単な確認方法
MT4で気配値から通貨ペアを右クリック→「仕様」を選択すると、スワップポイントが表示されます。この数値に上記の計算式を適用すれば、正確な円換算額が分かります。
ThreeTraderの口座タイプ別スワップポイント比較
2024年9月からのスワップポイント統一
以前のThreeTraderでは、Pureスプレッド口座とRawゼロ口座でスワップポイントが異なっていました(Pure口座がRaw口座の約2倍)。しかし、2024年9月2日から両口座のスワップポイントが同一に変更されています。
| 項目 | Pureスプレッド口座 | Rawゼロ口座 |
|---|---|---|
| スワップポイント | 同一レート | 同一レート |
| 最低入金額 | 100ドル | 100ドル |
| 取引手数料 | 無料 | 往復4USD/ロット |
| 平均スプレッド | 狭い | 極狭 |
現在はどちらの口座タイプを選んでもスワップポイントに差はないため、スキャルピングやデイトレード中心ならRawゼロ口座、長期保有中心ならPureスプレッド口座がおすすめです。
主要通貨ペアのスワップポイント例
以下は、ThreeTraderの主要通貨ペアにおける1ロット1日保有時のスワップポイント例です(円換算):
| 通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
|---|---|---|
| USDJPY | +682円 | -1,872円 |
| GBPJPY | +687円 | -2,512円 |
| EURUSD | -1,362円 | +602円 |
| AUDJPY | +270円 | -1,075円 |
| USDTRY | -25,650円 | +1,680円 |
ThreeTraderにスワップフリー口座はあるのか
結論から言うと、ThreeTraderにはスワップフリー口座は提供されていません。イスラム教徒向けのイスラム口座(スワップフリー口座)を提供している海外FX業者もありますが、ThreeTraderではすべての口座タイプでスワップポイントが発生します。
ThreeTraderのスワップフリー対応状況
2025年10月時点で、ThreeTraderはスワップフリー口座を提供していません。提供している口座タイプは以下の2種類のみです。
- Rawゼロ口座:スプレッド0pips〜、取引手数料あり
- Pureスプレッド口座:スプレッド0.5pips〜、取引手数料なし
どちらの口座でもスワップポイントは発生します。ただし、Pure口座のスワップポイントはRaw口座の約2倍に設定されているため、スワップコストを抑えたい場合はRawゼロ口座が有利です。
スワップフリー口座が提供されていない理由
ThreeTraderがスワップフリー口座を提供していない理由は、ブローカーのビジネスモデルと顧客ターゲットに関係しています。
- 短期トレーダーをメインターゲットにしている
ThreeTraderは業界最狭水準のスプレッドを提供し、スキャルピングやデイトレードに特化したブローカーです。短期トレードではスワップポイントの影響が小さいため、スワップフリー口座の需要が低いと考えられます。 - 低スプレッド・低コスト戦略に特化
スワップフリー口座を提供する場合、ブローカーは別の形でコストを回収する必要があります(スプレッド拡大など)。ThreeTraderはスプレッドの狭さを最優先しているため、スワップフリー口座は提供していません。 - 透明性の高い料金体系
ThreeTraderは、すべてのコストを明示的に提示する方針です。スワップポイントもコストの一部として透明に表示されています。
スワップコストを最小化する代替戦略
スワップフリー口座がなくても、ThreeTraderでスワップコストを最小化する方法はいくつかあります。
- Rawゼロ口座を選ぶ
Rawゼロ口座はPure口座の約半分のスワップポイントです。長期保有でマイナススワップが気になる場合は、Rawゼロ口座を選択しましょう。 - 短期トレードに徹する
スキャルピングやデイトレードであれば、ロールオーバー時間を跨がないため、スワップポイントは発生しません。 - プラススワップの通貨ペアを選ぶ
スワップコストを気にするのではなく、プラススワップが得られる通貨ペアを選んで長期保有すれば、スワップが収益になります。 - 3倍デーを避ける
マイナススワップの通貨を取引する場合、水曜日(FX・貴金属)または金曜日(仮想通貨・エネルギー)のロールオーバー前に決済すれば、3倍のスワップ支払いを避けられます。
「ThreeTraderはスワップフリーがないけど、スプレッドが狭いからトータルコストは他社より安いと感じています。短期トレードメインなので問題ないですね。」(30代男性・FX歴3年)
スワップフリー口座がある海外FX業者との比較
スワップフリー口座を必要とするトレーダーのために、スワップフリー対応の海外FX業者をいくつか紹介します。ThreeTraderと比較して、自分に合ったブローカーを選びましょう。
XMのKIWAMI極口座
XMTradingでは、KIWAMI極口座が主要通貨ペアでスワップフリーに対応しています。
| 項目 | ThreeTrader | XM KIWAMI極口座 |
|---|---|---|
| スワップフリー | なし | 主要通貨ペア対応 |
| スプレッド(USD/JPY) | 0.0pips〜 | 0.7pips〜 |
| 取引手数料 | 往復4ドル | 無料 |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 |
| ボーナス | なし | 口座開設ボーナスのみ |
XMのKIWAMI極口座はスワップフリーですが、スプレッドはThreeTraderより広いのが特徴です。長期保有でスワップコストを避けたい場合はXM、短期トレードでスプレッドを重視する場合はThreeTraderが適しています。
詳しくは、XM KIWAMI極口座の完全ガイドをご覧ください。
Exnessのスワップフリー銘柄
Exnessは、特定の銘柄でスワップフリー取引が可能です。ただし、条件付きでスワップフリーが適用されます。
- スワップフリーレベル制度:取引量に応じてスワップフリーが解放される
- 一部の口座タイプで利用可能:スタンダード口座、プロ口座など
- 最大レバレッジ無制限:条件を満たせば無制限レバレッジが利用可能
Exnessは無制限レバレッジが魅力ですが、スワップフリーを利用するには一定の取引実績が必要です。詳細はExnessスワップポイントガイドでご確認ください。
FXGTのスワップフリー対応
FXGTは、仮想通貨CFDを中心にスワップフリーを提供しています。
- 仮想通貨ペアがスワップフリー
- 一部の通貨ペアもスワップフリー対応
- 豪華なボーナスキャンペーン
FXGTは仮想通貨トレードに特化したブローカーなので、ビットコインやイーサリアムをスワップフリーで取引したい方におすすめです。詳しくはFXGTスワップポイント情報をご覧ください。
スワップフリーが必要なトレーダーへの推奨戦略
ThreeTraderではスワップフリー口座がありませんが、スワップコストを気にせず取引する方法はあります。以下の戦略を参考にしてください。
短期決済でスワップ負担を回避する方法
最もシンプルな方法は、ロールオーバー時間を跨がずに決済することです。
- スキャルピング:数秒〜数分で決済するため、スワップは発生しない
- デイトレード:その日のうちに決済すれば、スワップは発生しない
- ロールオーバー前決済:日本時間の朝6時(または7時)前に決済すれば、スワップは発生しない
ThreeTraderは業界最狭水準のスプレッドを提供しているため、短期トレードに最適な環境です。スワップを気にせず、スプレッドの狭さを活かしたトレードを行いましょう。
「ThreeTraderではほぼ毎日デイトレードで完結させています。スワップフリーがなくても、スプレッドが狭いから十分利益が出ます。」(40代男性・FX歴8年)
Rawゼロ口座で低スワップ運用する方法
どうしても長期保有が必要な場合は、Rawゼロ口座を選択してスワップコストを最小化しましょう。
- Pure口座よりスワップが約半分
- スプレッドは0pips〜と最狭
- 取引手数料は往復4ドル(業界最安水準)
Rawゼロ口座なら、スワップコストを抑えながら低スプレッドのメリットも享受できます。スワップとスプレッドのバランスを考慮して、最適な口座タイプを選びましょう。
詳しい口座タイプの比較は、ThreeTrader口座タイプ完全ガイドをご覧ください。
ThreeTraderのRawゼロ口座で、業界最狭スプレッドと低スワップコストを実現しましょう。短期トレードにも長期保有にも対応できる柔軟な取引環境が整っています。
ThreeTraderでスワップポイント投資を成功させるコツ
高スワップ通貨ペアの選定方法
ThreeTraderでスワップポイント投資を行う際は、政策金利の動向と通貨の安定性を総合的に判断することが重要です。
おすすめの高スワップ通貨ペア:
- USDJPY(米ドル/円): 安定性と流動性に優れる
- GBPJPY(英ポンド/円): 高いスワップポイントが期待
- AUDJPY(豪ドル/円): 資源国通貨として人気
トルコリラ(TRY)や南アフリカランド(ZAR)などの新興国通貨は高スワップが魅力的ですが、通貨価値の変動リスクも高いため注意が必要です。
リスク管理とポジションサイジング
スワップポイント投資では、為替変動による損失がスワップ収益を上回るリスクがあります。効果的なリスク管理のポイントは以下の通りです:
スワップポイント投資の月間収益目標
100万円の投資資金で月間1-3万円程度の収益を目標とすることで、リスクを抑えながら安定したスワップ収益を狙うことができます。過度な期待は禁物です。
ThreeTraderスワップポイントの注意点とリスク
両建て取引でのスワップポイント
ThreeTraderでは同一口座内での両建て取引が可能ですが、通常は両建てポジションのスワップポイントの合計はマイナスになります。これは、買いと売りのスワップポイントの絶対値が異なるためです。
両建て時のスワップ例(USDJPY):
- 買い1ロット:+682円
- 売り1ロット:-1,872円
- 合計:-1,190円/日
スワップポイント目的での両建ては推奨できません。
スワップポイントの変動要因
スワップポイントは以下の要因で変動します:
定期的にスワップポイントの水準をチェックし、戦略を見直すことが重要です。
税務上の取り扱い
ThreeTraderで得たスワップポイント収益は、ポジション決済時に確定損益として扱われ、年間20万円を超える利益については確定申告が必要です。海外FXの利益は総合課税の対象となり、最大税率は約55%となる点に注意しましょう。
他社との比較でみるThreeTraderのスワップポイントの特徴
主要海外FX業者とのスワップポイント比較
| 業者名 | USDJPY買い | GBPJPY買い | EURUSD売り | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ThreeTrader | +682円 | +687円 | +602円 | バランス良好 |
| XMTrading | +650円 | +620円 | +580円 | 安定的 |
| Exness | +700円 | +710円 | +590円 | 高水準 |
| Axiory | +660円 | +640円 | +570円 | 透明性重視 |
ThreeTraderは主要通貨ペアで競争力のあるスワップポイントを提供しており、特にメジャー通貨ペアでのスワップ投資に適していると言えます。
ThreeTraderを選ぶメリット
スワップポイント面でのメリット:
- メジャー通貨ペアで高水準のスワップ
- 3倍デーの明確な仕組み
- 口座タイプ問わず同一レート
- スワップポイントの透明性
取引環境面でのメリット:
- 狭いスプレッド環境
- 高い約定力
- 充実した取引ツール
ThreeTraderでスワップポイント取引を始める手順
口座開設から取引開始まで
ThreeTraderでスワップポイント投資を始めるステップは以下の通りです:
1. 口座開設
- ThreeTrader公式サイトから申込み
- 本人確認書類の提出
- 口座有効化の完了
2. 口座タイプの選択
- 長期保有中心:Pureスプレッド口座
- 短期取引併用:Rawゼロ口座
3. 取引戦略の策定
- 投資資金の決定
- 目標収益率の設定
- リスク許容度の確認
4. 実際の取引開始
- MT4/MT5のダウンロード
- ログイン情報の設定
- 少額での取引テスト
スワップポイント確認方法
ThreeTraderでリアルタイムのスワップポイントを確認する方法:
MT4での確認手順:
- 気配値ウィンドウで通貨ペアを右クリック
- 「仕様」を選択
- スワップロング・ショートの数値を確認
MT5での確認手順:
- 「表示」→「銘柄」を選択
- 確認したい通貨ペアを検索
- スワップポイント情報を確認
スワップポイント確認の注意点
MT4/MT5で表示されるスワップポイントは「ポイント単位」での表示です。円換算する場合は前述の計算式を使用するか、専用ツールを活用しましょう。
まとめ
ThreeTrader(スリートレーダー)のスワップポイントについて、付与時間・計算方法・口座タイプ別の特徴まで詳しく解説してきました。
重要なポイントのおさらい:
- 付与時間:日本時間6時(夏時間)/7時(冬時間)
- 3倍デー:FX・貴金属は木曜早朝、その他は土曜早朝
- 口座タイプ:2024年9月から両口座で同一レート
- 計算方法:商品カテゴリーにより異なる計算式を適用
- リスク管理:適切なレバレッジと分散投資が重要
ThreeTraderは競争力のあるスワップポイント環境を提供しており、特にメジャー通貨ペアでの長期投資に適しています。しかし、為替変動リスクを常に意識し、無理のない範囲での投資を心がけることが成功の鍵となります。
スワップポイント投資は継続的な学習と市場環境への適応が必要な投資手法です。ThreeTraderの透明性の高い取引環境を活用して、賢明なスワップポイント投資を始めてみてはいかがでしょうか。
初心者のよくある質問
ThreeTraderのスワップポイントとは何ですか?
- スワップポイントは2つの通貨の金利差によって発生する利益や損失のことです。海外FXでポジションを翌日に持ち越すと、金利が高い通貨を買った場合にスワップポイントが受け取れます。逆に低い通貨を買うと支払いが発生します。
スワップポイントはいつ付与されますか?
- スワップポイントはニューヨーク市場がクローズするタイミングで付与されます。日本時間では夏時間は午前6時、冬時間は午前7時です。この時間にポジションを持っていればスワップポイントの受け払いがあります。
3倍デーとは何ですか?
- 3倍デーは、休日分のスワップポイントがまとめて付与される日のことです。ThreeTraderではFXや貴金属は水曜NYクローズ時(日本時間木曜早朝)、株や仮想通貨は金曜NYクローズ時(日本時間土曜早朝)に3日分のスワップポイントが付与されます。
スワップポイントの計算方法は?
- FXや貴金属の場合「契約サイズ×ロット数×小数桁×スワップ値」で計算できます。仮想通貨の場合は年率パーセント表記で「取引価格×契約サイズ×ロット数×(スワップ%÷100÷360)」が基本です。円換算には対円レートを使います。
通貨ペアごとのスワップポイントは確認できますか?
- 主要通貨ペアのスワップポイントはThreeTraderの公式やMT4/MT5の仕様画面で確認できます。気配値ウィンドウで通貨ペアを右クリックし「仕様」を選ぶと、リアルタイムの数値を見ることができます。





