FXGT年間取引報告書の取得方法完全ガイド｜スマホ・PCでのダウンロード手順と確定申告の注意点

FXGTで取引している方にとって、年間取引報告書の取得は確定申告に欠かせない重要な手続きです。しかし「どこからダウンロードすればいいのかわからない」「スマホでも取得できるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、FXGTの年間取引報告書をMT4/MT5から簡単にダウンロードする方法を、PC版とスマホ版の両方で詳しく解説します。確定申告に必要な項目の見方や、口座凍結時の対処法についてもわかりやすく説明しますので、初めて確定申告をする方でも安心して手続きを進められます。

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FXGTの年間取引報告書とは？確定申告に必要な理由

年間取引報告書とは、FXGTでの1年間(1月1日~12月31日)の取引履歴をまとめた重要な書類です。海外FXで得た利益は確定申告の対象となるため、この年間取引報告書が必要になります。

FXGTを含む海外FX業者では、国内FX業者のように自動で年間取引報告書が郵送されることはありません。トレーダー自身がMT4またはMT5のプラットフォームから取得する必要があるため、確定申告の時期になって慌てないよう、取得方法を事前に理解しておくことが大切です。

年間取引報告書に記載される主な情報

FXGTの年間取引報告書には、確定申告に必要な重要な情報がすべて記載されています。具体的には以下のような項目が含まれます。

• 決済損益(Closed Trade P/L)：1年間の確定した損益の合計
• 口座残高(Balance)：期間終了時点の口座残高
• 取引回数：年間の売買回数
• 入出金履歴：期間中の入出金記録
• スワップポイント：保有ポジションに発生したスワップ損益

この中でも特に重要なのが「決済損益(Closed Trade P/L)」の項目で、これが確定申告で申告する所得金額の基礎となります。

【PC版】FXGTの年間取引報告書をMT4からダウンロードする手順

PCでMT4を使用している方向けに、年間取引報告書を取得する具体的な手順を詳しく解説します。画面の操作手順に沿って進めれば、初めての方でも5分程度でダウンロードが完了します。

ステップ1：MT4のツールボックスから「口座履歴」を開く

まず、FXGTのMT4にログインし、画面下部のターミナルウィンドウを確認します。ターミナルが表示されていない場合は、「表示」メニューから「ターミナル」を選択するか、キーボードの「Ctrl + T」を押して表示させます。

ターミナルウィンドウが開いたら、「口座履歴」タブをクリックします。ここには取引履歴が時系列で表示されます。

ステップ2：期間指定で1月1日~12月31日を設定

口座履歴のエリア内で右クリックし、表示されるメニューから「期間のカスタム設定」を選択します。

期間設定のダイアログボックスが表示されたら、以下のように入力します。

• 始点(開始日)：対象年の1月1日
• 終点(終了日)：対象年の12月31日

確定申告の対象期間は1月1日から12月31日までの暦年なので、必ずこの期間で設定しましょう。設定が完了したら「OK」をクリックします。

ステップ3：レポートを保存してダウンロード完了

期間指定した口座履歴が表示されたら、再度履歴エリア内で右クリックし、「レポートの保存」を選択します。

ファイル形式の選択画面が表示されますので、以下のいずれかを選択します。

• HTML形式：ブラウザで開いて印刷する場合に便利
• Open XML形式：Excelで開いて編集や計算をする場合に便利

確定申告で使用する場合は、印刷しやすいHTML形式がおすすめです。保存先を指定してダウンロードすれば、年間取引報告書の取得が完了します。

【PC版】FXGTの年間取引報告書をMT5からダウンロードする手順

MT5を使用している方も、基本的な流れはMT4と同じです。ただし、メニューの名称や画面の表示が若干異なるため、MT5専用の手順を確認しておきましょう。

MT5での年間取引報告書取得の具体的ステップ

MT5でFXGTにログイン後、画面下部のツールボックスを開きます。ツールボックスが表示されていない場合は、「表示」メニューから「ツールボックス」を選択します。

ツールボックス内の「履歴」タブをクリックし、履歴エリアで右クリックして「期間指定」を選択します。

始点を1月1日、終点を12月31日に設定し、「OK」をクリックすると、指定した期間の取引履歴が表示されます。

再度履歴エリアで右クリックし、「レポート」から「Open XML」または「HTMLファイル」を選択してダウンロードします。

【スマホ版】FXGTの年間取引報告書を取得する方法と注意点

スマホ版のMT4/MT5アプリでは、取引履歴の確認はできますが、レポートのダウンロードや印刷はできません。これはFXGTに限らず、ほとんどの海外FX業者で共通の仕様です。

スマホで取引履歴を確認する手順

スマホ版MT4/MT5アプリを開き、「履歴」タブをタップします。

画面右上のカレンダーアイコンをタップし、期間を「カスタム」に設定して、1月1日~12月31日を指定します。

これで年間の取引履歴を画面上で確認することができますが、PDFやExcelファイルとしてダウンロードすることはできません。

スマホしかない場合の対処法

PCを持っていない方でも、以下の方法で年間取引報告書を取得できます。

• 方法1：FXGTの公式サイトから取得（一部対応）
• 方法2：スマホのスクリーンショット機能を活用
• 方法3：FXGTのサポートに問い合わせる

最も確実なのは、FXGTのカスタマーサポートに連絡して年間取引報告書の発行を依頼する方法です。通常は数日以内にメールでPDF形式のレポートが送られてきます。

FXGT年間取引報告書の見方｜確定申告で必要な項目を解説

年間取引報告書をダウンロードしたら、次は確定申告に必要な項目を正しく理解することが重要です。レポートには多くの情報が記載されていますが、確定申告で使用するのは主に以下の項目です。

最重要項目「Closed Trade P/L」(決済損益)

Closed Trade P/Lは、MT4の年間取引報告書で最も重要な項目で、1年間に決済されたすべての取引の損益合計を表します。

MT5では「Total Net Profit」と表記されている場合もありますが、内容は同じです。この金額が確定申告で申告する雑所得の金額となります。

「Deposit」(入金額)と「Withdrawal」(出金額)

Depositは期間中にFXGT口座に入金した金額の合計、Withdrawalは出金した金額の合計です。

これらの数値は直接的に課税所得には含まれませんが、税務調査が入った際に資金の流れを説明するための重要な記録となるため、保管しておくことをおすすめします。

「Balance」(口座残高)の確認

Balanceは年間取引報告書の期間終了時点(12月31日時点)での口座残高を示します。

この金額と入出金記録、決済損益を照らし合わせることで、取引報告書の数字が正しいかどうかを確認できます。計算が合わない場合は、ボーナスや未決済ポジションの影響がないか確認しましょう。

FXGT年間取引報告書を使った確定申告の手順

年間取引報告書を取得したら、次は実際に確定申告書を作成していきます。FXGTの利益は雑所得として申告するため、正しい手順を理解しておきましょう。

確定申告に必要な書類一覧

FXGTの確定申告には、年間取引報告書以外にも以下の書類が必要になります。

• 源泉徴収票(給与所得者の場合)
• 経費の領収書(FX関連の書籍代、通信費など)
• 各種控除証明書(社会保険料、生命保険料など)
• マイナンバーカードまたは通知カードと身分証明書

これらを事前に準備しておくことで、スムーズに確定申告を進めることができます。

雑所得の計算方法

FXGTの所得金額は、以下の計算式で求めます。

所得金額 = 年間取引報告書の決済損益(Closed Trade P/L) – 必要経費

必要経費として認められる主なものには、以下があります。

• EA(自動売買ソフト)の購入費用
• FXに関する書籍や教材の購入費
• セミナー参加費や交通費
• 取引に使用するPCやモニターの購入費(按分が必要)
• インターネット回線費用(按分が必要)

スプレッドや取引手数料はすでに決済損益に反映されているため、別途経費として計上することはできませんので注意しましょう。

国税庁の確定申告書作成コーナーでの入力手順

確定申告は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用すると便利です。以下の手順で進めます。

1. 国税庁ホームページの確定申告書作成コーナーにアクセス
2. 「所得税」を選択
3. 給与所得などの他の所得を入力
4. 「雑所得」の「その他」を選択
5. 種目に「証拠金取引」、名称に「Tradexfin Limited」と入力
6. 所在地に「Eden Island, Seychelles」と入力
7. 収入金額に年間取引報告書の決済損益を入力
8. 必要経費を入力

すべての入力が完了したら、計算された税額を確認し、納税方法を選択して申告を完了させます。

複数口座がある場合の年間取引報告書取得方法

FXGTで複数の取引口座を運用している場合、それぞれの口座ごとに年間取引報告書を取得する必要があります。

複数口座の損益を合算する手順

各口座のMT4/MT5にログインして年間取引報告書をダウンロードし、すべての口座の決済損益を合計します。

例えば、以下のような状況の場合はこのように計算します。

• スタンダード口座：+50万円
• ECN口座：-20万円
• 仮想通貨口座：+30万円

合計損益は60万円となり、この金額が確定申告の対象となります。

他の海外FX業者との損益通算も可能

FXGTだけでなく、XMTradingやExnessなど他の海外FX業者で取引している場合も、すべての損益を合算できます。

これは海外FXの利益が総合課税の雑所得に分類されるためです。複数の業者を使っている場合は、すべての業者から年間取引報告書を取得し、損益を合計して申告しましょう。

FXGT年間取引報告書に関するよくあるトラブルと解決法

年間取引報告書の取得や確定申告において、よくあるトラブルとその解決方法を知っておくと安心です。

口座履歴が表示されない・ダウンロードできない

MT4/MT5で口座履歴が表示されない場合、以下の原因が考えられます。

• インターネット接続が不安定：再接続を試してみる
• MT4/MT5のバージョンが古い：最新版にアップデート
• 口座が凍結されている：FXGTサポートに問い合わせ

特に90日以上取引や入出金がない休眠口座になっている場合は、通常のログイン方法では履歴にアクセスできない可能性があります。この場合はFXGTのサポートデスクに連絡しましょう。

決済損益の数字が予想と異なる

年間取引報告書の決済損益が予想と大きく異なる場合、以下をチェックしてください。

• 未決済ポジションを含めていないか：含み損益は課税対象外
• ボーナスを損益に含めていないか：ボーナスは課税対象外
• 期間設定を間違えていないか：1月1日~12月31日を再確認
• 複数口座の集計漏れがないか：すべての口座を確認

特にボーナスは出金できないため課税対象にならないという点を理解しておきましょう。

口座凍結後に年間取引報告書が必要になった場合

長期間ログインしていなかったり、口座凍結されてしまった場合でも、過去の取引履歴は保存されています。

FXGTのカスタマーサポート(support@fxgt.com)に以下の情報を添えて連絡すれば、年間取引報告書を発行してもらえます。

• 登録メールアドレス
• 口座番号(MT4/MT5のログインID)
• 必要な期間(例：2024年1月1日~12月31日)
• 本人確認書類のコピー

通常は3営業日以内にメールでレポートが送られてきます。

FXGT年間取引報告書と税金に関する重要な注意点

確定申告を正しく行うために、FXGTの税制に関する重要なポイントを押さえておきましょう。

海外FXは総合課税・累進課税が適用される

FXGTを含む海外FXの利益は、総合課税の対象となり、累進課税が適用されます。

税率は所得額に応じて5%~45%の7段階に分かれており、さらに住民税10%が加算されるため、最大で55%の税率になる可能性があります。

課税所得金額	所得税率	住民税	合計税率
195万円以下	5%	10%	15%
195万円超~330万円以下	10%	10%	20%
330万円超~695万円以下	20%	10%	30%
695万円超~900万円以下	23%	10%	33%
900万円超~1,800万円以下	33%	10%	43%
1,800万円超~4,000万円以下	40%	10%	50%
4,000万円超	45%	10%	55%

国内FXの一律20.315%と比較すると、課税所得が330万円を超えると海外FXの方が税率が高くなることに注意が必要です。

損失の繰越控除ができない

国内FXでは、損失を最大3年間繰り越して翌年以降の利益と相殺できる「繰越控除」という制度がありますが、海外FXでは損失の繰越控除は認められていません。

例えば、2024年に100万円の損失、2025年に100万円の利益が出た場合、国内FXなら相殺できますが、海外FXでは2025年の100万円がそのまま課税対象となります。

ボーナスと利益の課税関係

FXGTで受け取った口座開設ボーナスや入金ボーナス自体は課税対象外です。これらのボーナスは出金できず、証拠金としてのみ使用できるためです。

ただし、ボーナスを使って取引して得た利益は課税対象となります。年間取引報告書の決済損益には、ボーナスで得た利益も含まれているため、そのまま申告すれば問題ありません。

FXGT以外の海外FX業者の年間取引報告書取得方法

FXGTと同様に、他の海外FX業者でもMT4/MT5から年間取引報告書を取得できます。基本的な手順はFXGTと同じですが、業者によって若干の違いがあります。

主要海外FX業者の年間取引報告書取得方法

XMTradingでは、FXGTと同じくMT4/MT5から取得する方法に加えて、会員ページから「口座履歴」をダウンロードする方法もあります。

Exnessも基本的にはMT4/MT5からの取得になりますが、複数口座の損益をまとめたレポートが欲しい場合は、サポートに依頼することで統合レポートを発行してもらえます。

AxioryやThreeTraderなども同様にMT4/MT5から取得可能ですが、cTraderを使用している場合は、cTrader内の「履歴」メニューから期間を指定してレポートをエクスポートします。

複数業者を使っている場合の確定申告

複数の海外FX業者で取引している場合、すべての業者から年間取引報告書を取得し、損益を合算して申告します。

例えば以下のような場合：

• FXGT：+80万円
• XMTrading：-30万円
• BigBoss：+50万円

合計で100万円の利益となり、これが確定申告の対象金額になります。海外FX同士の損益通算は可能なので、損失がある業者も必ず報告書を取得しましょう。

FXGT年間取引報告書の取得でよくある質問

スマホだけで年間取引報告書を取得できますか?

スマホ版MT4/MT5アプリでは取引履歴の確認はできますが、PDFやExcelファイルとしてダウンロードすることはできません。確定申告用の正式な年間取引報告書を取得するには、PC版のMT4/MT5を使用するか、FXGTのサポートに問い合わせてレポートを発行してもらう必要があります。

年間取引報告書はいつまでに取得すれば良いですか?

確定申告の期間は毎年2月16日~3月15日ですが、年間取引報告書は1月以降いつでも取得可能です。確定申告の直前は混雑するため、1月中に取得しておくことをおすすめします。また、過去の年度の報告書も取得できるので、過去分が必要な場合でも問題ありません。

複数年分の年間取引報告書をまとめて取得できますか?

MT4/MT5では期間を指定してレポートを取得するため、年度ごとに別々に取得する必要があります。例えば2023年分と2024年分が必要な場合は、それぞれ「2023年1月1日~12月31日」と「2024年1月1日~12月31日」で2回に分けて取得します。複数年分をまとめたレポートが必要な場合は、FXGTサポートに相談してみましょう。

年間取引報告書の数字が合わない場合はどうすれば良いですか?

まず期間設定が正しいか(1月1日~12月31日)、複数口座がある場合はすべての口座を集計しているかを確認してください。それでも数字が合わない場合は、ボーナスや未決済ポジションの含み損益を誤って計算に含めていないかをチェックします。最終的に解決しない場合は、FXGTサポートに問い合わせるか、税理士に相談することをおすすめします。

口座凍結されても年間取引報告書は取得できますか?

はい、口座が凍結されていても過去の取引履歴は保存されています。ただし、通常のログイン方法では履歴にアクセスできない可能性があるため、FXGTのカスタマーサポートに連絡して年間取引報告書の発行を依頼してください。登録メールアドレス、口座番号、必要な期間、本人確認書類を提示すれば、通常3営業日以内にレポートを発行してもらえます。

FXGTのボーナスは確定申告に含める必要がありますか?

FXGTの口座開設ボーナスや入金ボーナス自体は課税対象外です。これらは出金できないクッション機能付きのボーナスであり、現金として受け取ったわけではないためです。ただし、ボーナスを使って取引して得た利益は課税対象となります。年間取引報告書の決済損益には、ボーナスで得た利益も含まれているため、その金額をそのまま申告すれば問題ありません。

年間取引報告書を紛失した場合は再発行できますか?

はい、MT4/MT5にログインできれば何度でも再取得可能です。過去の期間を指定してレポートをダウンロードするだけなので、紛失しても問題ありません。万が一MT4/MT5にログインできなくなった場合は、FXGTサポートに問い合わせることでレポートを再発行してもらえます。

まとめ：FXGT年間取引報告書は確定申告の必須書類

本記事では、FXGTの年間取引報告書をMT4/MT5から取得する方法について、PC版・スマホ版それぞれの手順を詳しく解説しました。

年間取引報告書は確定申告に必須の書類であり、取得方法を正しく理解しておくことで、スムーズに税務手続きを進めることができます。特に重要なポイントをまとめると以下の通りです。

• PC版MT4/MT5では「口座履歴」から期間指定してレポートをダウンロード
• スマホ版では履歴の確認のみ可能で、ダウンロードはできない
• 確定申告で重要な項目は「Closed Trade P/L」(決済損益)
• 複数口座がある場合はすべての口座から報告書を取得して合算
• 海外FX同士の損益通算は可能だが、国内FXとは通算できない
• ボーナス自体は課税対象外だが、ボーナスで得た利益は課税される

FXGTでの取引で利益が出た場合、給与所得者は年間20万円超、非給与所得者は年間48万円超で確定申告が必要になります。申告を怠ると追徴課税などのペナルティが課される可能性があるため、必ず期限内に手続きを完了させましょう。

年間取引報告書の取得や確定申告について不明な点がある場合は、FXGTのサポートに問い合わせるか、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。正しく申告することで、安心してFXGTでの取引を続けることができます。

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