【最新版】ADX(エーディーエックス)の完全ガイド|トレンド分析で勝率アップ!
ADX(Average Directional Movement Index/平均方向性指数)は、トレンドの強さを測定するための重要なテクニカル指標です。トレーダーにとって、「今の相場は強いトレンドなのか、それともレンジ相場なのか」を判断することは非常に重要です。ADXはそんなトレンドの強さを数値化し、より効果的な取引判断をサポートしてくれます。本記事では、ADXの基本から応用まで、海外FX初心者でも理解できるように詳しく解説します。
DMIは、RSIの開発者であるJ・W・ワイルダーが考案したテクニカル指標です。「Directional Movement Index」の略字で、日本語では「方向性指数」と訳されます。その名の通り、相場の方向性を数値として表した指標で、トレンドの強さを知るのに役立ちます。
(OANDA証券「さまざまなオシレーターの開発者・ワイルダーのDMIとADX」より引用 2025年5月2日アクセス)

引用元:山中康司
テクニカルアナリストとしてテレビ・セミナーで活躍。為替相場の解説者として20年以上の経験を持ち、DMI/ADXの教育コンテンツ監修を手掛ける。
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この記事の見出し
ADX(エーディーエックス)とは?初心者にもわかりやすく解説
ADXは「Average Directional Movement Index」の略称で、日本語では
「平均方向性指数」と呼ばれています。この指標は、RSIを開発したことでも有名なJ.W.ワイルダー氏によって1970年代に開発されました。
ADXの主な目的は、トレンドの強さを数値化することです。ここで重要なのは、ADXはトレンドの「方向」ではなく「強さ」を測る指標だということです。つまり、上昇トレンドでも下降トレンドでも、トレンドが強ければADXの値は上昇するのです。
一般的に、ADXは0〜100の範囲で表示されます:
- 25未満:トレンドが弱い、またはレンジ相場
- 25〜50:強いトレンドが発生している
- 50〜75:非常に強いトレンドが発生している
- 75〜100:極めて強いトレンド(稀なケース)
DMIは、トレーダーが価格トレンドの強さと方向を判断するのに役立ちます。1978年にJ.ウェルズ・ワイルダーによって開発されたDMIは、資産価格の動く方向を特定し、一方でADXは上昇または下降トレンドの強さを測定します。
(Investopedia「Directional Movement Index (DMI) Formula, Calculations, Uses」より引用 2025‑05‑02アクセス)

引用元:Cedric Thompson
カリブ地域の投資運用会社でテクニカル分析を指導するストラテジスト。ADX/DMIを用いた市場分析の記事を多数執筆。
初心者向けポイント
テクニカル分析を始めたばかりの方は、まずADXが25を超えているかどうかだけに注目するとシンプルです。25を超えていればトレンドが発生していると判断できます。
ADXとDMIの関係性を理解しよう
ADXは通常、DMI(Directional Movement Index/方向性指数)と併用されることが多いテクニカル指標です。DMIは、+DI(プラスDI)と-DI(マイナスDI)という2つのラインで構成されています。
- +DI:買い手(上昇)の強さを表す指標
- -DI:売り手(下降)の強さを表す指標
- ADX:トレンドの強さを測る指標
つまり、ADXはDMIの一部として考えることもできます。多くのチャートツールでは、「Average Directional Movement Index」という名前でDMIとADXを一緒に表示することができます。
この3本のラインを組み合わせることで、トレンドの発生や強さ、方向性を総合的に判断することができるのです。
ADX(エーディーエックス)の計算方法
ADXの計算方法を理解することで、この指標がどのように動くのかをより深く理解できます。ただし、現代のトレーダーはチャートツールを使用するため、実際に計算することはほとんどありません。それでも、基本的な計算の仕組みを知っておくと役立ちます。
ADXの計算に必要な要素
ADXを計算するためには、まず+DMと-DMを求める必要があります:
- +DM(上昇幅):当日の高値 – 前日の高値
- -DM(下落幅):前日の安値 – 当日の安値
この指標の特徴は相場の強弱を可視化し、価格の変動幅(ボラティリティ)からトレンド分析を行える部分にあります。DMIは通常、3つの指標(DI+・DI−・ADX)から総合的に売買の判断をします。
(人工知能学会研究会資料「機械学習によるテクニカル分析の影響の調査」より引用 2025年5月2日アクセス)

引用元:吉岡真治
北海道大学大学院情報科学研究院教授。機械学習を用いた金融市場分析の第一人者で、株価とテクニカル指標の関係を研究。
ただし、以下の条件もあります:
- +DM<0の場合:+DM=0
- -DM<0の場合:-DM=0
- +DM>-DMの場合:-DM=0
- -DM>+DMの場合:+DM=0
次に、TR(True Range/トゥルーレンジ)を計算します。TRは以下の3つのうち最大値になります:
- 当日の高値 – 当日の安値
- 当日の高値 – 前日の終値
- 前日の終値 – 当日の安値
+DIと-DIを計算します:
- +DI:(N日間の+DM合計÷N日間のTRの合計)×100
- -DI:(N日間の-DM合計÷N日間のTRの合計)×100
一般的にNの期間は「14」日間が採用されることが多いです。
最後にDXとADXを計算します:
- DX:|(+DI)-(-DI)|÷{(+DI)+(-DI)}×100
- ADX:DXのN日平均
理解しやすい例え
ADXは「トレンドの温度計」のようなものです。温度計は部屋が暑いか寒いかを教えてくれますが、部屋が北向きか南向きかは教えてくれません。同様に、ADXはトレンドの強さを教えてくれますが、上昇か下降かは教えてくれないのです。それを知るには+DIと-DIを見る必要があります。
ADX(エーディーエックス)の見方・使い方
ADXを実践的に使いこなすための基本的な見方と使い方を解説します。
ADXライン単体での見方
ADXラインだけを見た場合の基本的な判断基準は以下の通りです:
- ADXが上昇している:トレンドが強まっている(上昇でも下降でも)
- ADXが下降している:トレンドが弱まっている
- ADXが20〜25以下:レンジ相場またはトレンドが弱い状態
- ADXが25以上で上昇中:トレンドに乗るチャンス(方向は+DIと-DIで判断)
ADXが上昇し始めたときが、新たなトレンドの始まりを示していることが多く、トレーダーにとって重要なシグナルとなります。
+DIと-DIを組み合わせた見方
ADXと+DI、-DIを組み合わせることで、より詳細なトレンド分析が可能になります:
- +DIが-DIより上にあり、ADXが上昇中:強い上昇トレンド(買いシグナル)
- -DIが+DIより上にあり、ADXが上昇中:強い下降トレンド(売りシグナル)
- +DIと-DIが頻繁に交差し、ADXが低い:レンジ相場(トレンドフォローのシグナルは信頼性が低い)
特に注目すべきは+DIと-DIのクロスです:
- +DIが-DIを下から上に抜けた場合:買いサイン(上昇トレンドの可能性)
- -DIが+DIを下から上に抜けた場合:売りサイン(下降トレンドの可能性)
ただし、クロスだけで判断するとレンジ相場では頻繁に騙しシグナルが出るため、ADXの値と組み合わせて判断することが重要です。
DMI・ADXを使った基本的な売買パターン
ADXとDMIを組み合わせた基本的な売買パターンをまとめると以下のようになります:
買いパターン
- +DIが-DIを上抜き、ADXが上昇傾向(上向き)のとき → 新規買い
- +DIが-DIより上に位置していて、ADXが下向きから上向きに転換したとき → 新規買い
- ADXが下向きに転換したとき → 手仕舞い売り
売りパターン
- -DIが+DIを下抜き、ADXが上昇傾向(上向き)のとき → 新規売り
- -DIが+DIより上に位置していて、ADXが下向きから上向きに転換したとき → 新規売り
- ADXが上向きに転換したとき → 手仕舞い買い戻し
トレードのタイミングを図で示すと、より理解しやすくなります:
状況 | +DIと-DIの関係 | ADXの動き | 推奨アクション |
---|---|---|---|
上昇トレンド発生 | +DIが-DIを上抜く | 上昇中 | 買いエントリー |
上昇トレンド継続 | +DIが-DIより上 | 上昇中 | 買いポジション維持 |
上昇トレンド終了 | +DIが-DIより上 | 下降に転換 | 利益確定(売り) |
下降トレンド発生 | -DIが+DIを上抜く | 上昇中 | 売りエントリー |
下降トレンド継続 | -DIが+DIより上 | 上昇中 | 売りポジション維持 |
下降トレンド終了 | -DIが+DIより上 | 下降に転換 | 利益確定(買い戻し) |
DMIとADXの詳細な使い方について、より深く学びたい方はDMI(方向性指数)の詳細ガイドも参考にしてください。
ダイバージェンスを活用した高度な分析
さらに進んだ使い方として、ダイバージェンス(価格とインジケーターの乖離)を活用する方法があります。
- 価格が高値更新しているのに+DIやADXが低下:上昇トレンドがピークに達している可能性
- 価格が安値更新しているのに-DIの数値が低下、ADXの上昇が止まる:下降トレンドが終了する可能性
ダイバージェンスはトレンド転換の可能性を示す重要なシグナルであり、利益確定や逆張りのタイミングを図る際に役立ちます。
ADXおよびDMIを使いこなせるようになると、トレンドを早期に発見し、そのトレンドに乗って効率的に利益を得られる可能性が高まります。
ADXをはじめとするテクニカル分析を実際のトレードで活用するなら、チャート機能が充実したXM Tradingがおすすめです。無料のデモトレード口座で練習も可能なので、リスクなくADXの使い方を磨けます。
MT4/MT5でのADXの設定方法
ADXを実際のトレードで使用するには、取引プラットフォームでの設定方法を知っておく必要があります。ここでは、最も人気のあるMT4(メタトレーダー4)とMT5(メタトレーダー5)、そしてTradingView(トレーディングビュー)でのADXの設定方法を解説します。
MT4(メタトレーダー4)での設定方法
MT4でADXを表示するには、以下の手順で行います:
- MT4を起動し、チャート画面を表示
- メニューバーの「挿入」をクリック
- 「インディケータ」→「トレンド」を選択
- 「Average Directional Movement Index」をクリック
または、ナビゲーターパネルの「インディケータ」→「トレンド」から「Average Directional Movement Index」をチャート上にドラッグ&ドロップすることもできます。
ADXの設定パラメータ
ADXを追加すると、設定画面が表示されます。主要なパラメータとして以下のものがあります:
- 期間:ADXを算出する期間を設定(デフォルトは14)
- 適用価格:Close(終値)、Open(始値)、High(高値)、Low(安値)などから選択
- スタイル:ADXラインの色、種類、太さを変更
- +DIと-DIの色設定:それぞれのラインの色や太さを変更
通常はデフォルト値(期間14)のままで問題ありませんが、短期トレードの場合は期間を短く、長期トレードの場合は期間を長く設定することもあります。
MT4設定のプロ技
ADXとDMIのラインを見やすくするために、+DIを緑色、-DIを赤色、ADXを青色や黒色に設定するのがおすすめです。こうすることで、一目でトレンドの方向と強さが判断しやすくなります。
MT5(メタトレーダー5)での設定方法
MT5でもMT4とほぼ同様の手順でADXを設定できます:
- MT5を起動し、チャート画面を表示
- メニューバーの「挿入」をクリック
- 「インディケータ」→「トレンド系」を選択
- 「Average Directional Movement Index」をクリック
TradingView(トレーディングビュー)での設定方法
TradingViewでADXを表示するには:
- TradingViewを起動し、チャート画面を表示
- チャート上部の「インジケーター」ボタンをクリック
- 検索窓に「DMI」または「ADX」と入力
- 「Directional Movement Index」を選択
TradingViewでは、DMIとADXが一つのインジケーターとしてまとめられています。
ADX(エーディーエックス)を使った実践的な取引戦略
ADXの理論を理解したところで、実際のトレードでどのように活用するかを具体的な戦略として紹介します。
ADXとトレンドフォロー戦略
ADXは元々トレンドフォロー(順張り)のために開発されたインジケーターです。以下の戦略は、トレンドの初期段階で参入し、トレンドに乗って利益を得ることを目指します。
基本的なトレンドフォロー戦略
- エントリーのタイミング:
- ADXが20〜25を上回り上昇し始める
- +DIが-DIを上抜いた(買い)または-DIが+DIを上抜いた(売り)
- ポジションの維持:
- ADXが上昇を続けている間はポジションを維持+DIと-DIの位置関係が維持されている(買いなら+DIが上、売りなら-DIが上
- 利益確定:
- ADXがピークアウトして下降に転じたとき
- +DIと-DIがクロスしそうになったとき(トレンドの終了を示唆)
この戦略の最大のメリットは、強いトレンドの初期段階で参入できる可能性が高く、大きな値動きを捉えられることです。
ADXと他のインジケーターの組み合わせ
ADXは単体でも有効ですが、他のテクニカル指標と組み合わせることでより信頼性の高い取引シグナルを得ることができます。
ADXと移動平均線の組み合わせ
移動平均線はトレンドの方向を判断するのに役立ちます。以下の条件が揃った場合に、より信頼性の高いシグナルが得られます:
- 買いシグナル:
- ADXが25以上で上昇中
- +DIが-DIより上
- 価格が移動平均線を上抜いている(ゴールデンクロス)
- 売りシグナル:
- ADXが25以上で上昇中
- -DIが+DIより上
- 価格が移動平均線を下抜いている(デッドクロス)
ADXとRSIの組み合わせ
RSI(相対力指数)は、市場が買われ過ぎか売られ過ぎかを判断するのに役立ちます。
- トレンド相場の判断:ADXが25以上で上昇中の場合
- レンジ相場の判断:ADXが25以下の場合
レンジ相場と判断された場合は、RSIを使って「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」の判断をし、逆張りトレードを検討できます。トレンド相場と判断された場合は、RSIの方向性とADXの方向性が一致しているかを確認し、一致している場合はより強いトレンドと判断できます。
ADXとボリンジャーバンドの組み合わせ
ボリンジャーバンドと組み合わせることで、トレンドの発生とその強さをより確実に判断できます:
- 強い上昇トレンド:
- ADXが25以上で上昇中
- +DIが-DIより上
- 価格がボリンジャーバンドの上限に接触または上回っている
- 強い下降トレンド:
- ADXが25以上で上昇中
- -DIが+DIより上
- 価格がボリンジャーバンドの下限に接触または下回っている
ADXとMACDの組み合わせ
MACD(移動平均収束拡散法)は、トレンドの方向性や勢いを示す指標です。
MACDとADXを組み合わせる際のポイントは2つあります:
- MACDのシグナルクロス:MACDラインがシグナルラインを上抜けたら買いサイン、下抜けたら売りサイン
- ADXの確認:ADXが25以上で上昇中であれば、トレンドが発生している可能性が高い
両方の条件が揃った場合、より信頼性の高いエントリーポイントと判断できます。
ADXを使った高度なトレード戦略を実践するなら、安定したトレード環境が整ったTitanFXがおすすめです。低スプレッドと高速約定で、テクニカル分析に基づいた正確な取引が可能です。
ADX(エーディーエックス)を利用する際の注意点
ADXは非常に有用なテクニカル指標ですが、使用する際にはいくつかの注意点があります。これらを理解することで、より効果的にADXを活用できるでしょう。
最適なパラメーターの検討
ADXのデフォルトパラメーターは通常14日間ですが、トレードスタイルや通貨ペアによっては最適とは限りません。以下のポイントを考慮してパラメーターを調整することが重要です:
- 短期トレード:期間を短く設定(例:7〜10)
- 中長期トレード:期間を長く設定(例:14〜21)
- ボラティリティの高い通貨ペア:やや長めの期間を検討
- ボラティリティの低い通貨ペア:やや短めの期間を検討
最適な設定値はバックテストやデモトレードで検証することをおすすめします。
レンジ相場での注意点
ADXはトレンド指標であるため、レンジ相場では効果的に機能しないことがあります。レンジ相場では以下の問題が発生しやすいです:
- 頻繁な+DIと-DIのクロス:偽シグナルが多発する可能性
- ADXの低い値:明確な方向性が見いだせない
- エントリータイミングの難しさ:シグナルの信頼性が低下
レンジ相場と判断された場合(ADXが20〜25以下)は、ADXよりもRSIやストキャスティクスなどのオシレーター系指標を優先して使用することをおすすめします。
実際の値動きとのタイムラグ
ADXは遅行指標(ラギングインジケーター)の一種であるため、実際の価格変動と比較してシグナルが遅れて発生することがあります。特に以下の点に注意が必要です:
- トレンド開始の遅延:ADXが25を超えるまでにトレンドが進行している場合がある
- トレンド終了の遅延:ADXが下降し始めた時点で既に価格が反転している可能性
- 短期的な動きへの対応の遅さ:短時間の値動きに対してADXが反応しにくい
このタイムラグを補うために、価格のパターンや他のインジケーターと組み合わせることが効果的です。
ダイバージェンスに注意
ダイバージェンス(価格とインジケーターの逆行)が発生した場合は注意が必要です:
- 価格が上昇しているのにADXが下降:トレンドが弱まっている可能性
- 価格が新高値/新安値を更新するもDIラインの動きが弱い:トレンドの継続性に疑問
ダイバージェンスが発生した場合は、利益確定を検討するか、ストップロスを引き上げるなどのリスク管理を徹底しましょう。
海外FX業者におけるADX(エーディーエックス)の活用法
海外FX業者を利用する際、ADXをどのように活用できるか、各業者の特徴とともに解説します。
XM Tradingでのテクニカル分析
XM Tradingは、充実したチャート機能とインジケーターを提供しており、ADXを含むテクニカル分析を行うのに最適な環境が整っています。
XM Tradingの特徴:
- MT4/MT5の無料提供:ADXを含む多数のインジケーターが利用可能
- XM Trading独自のテクニカル分析ツール:ADXを含む複数の指標を同時に分析可能
- 高速な執行速度:テクニカル分析に基づいたエントリーを正確に行える
- 無料のVPSサービス:一定条件を満たすとVPSが無料で利用でき、自動売買にも活用可能
XM Tradingでは、ADXとDMIを効果的に活用したトレードが可能です。特にMT4/MT5のチャート機能は、ADXの設定やカスタマイズが簡単に行えるため、初心者からプロまで幅広く利用されています。
TitanFXでのADX活用法
TitanFXは低スプレッドと高速な約定速度で知られており、トレンドフォロー戦略を実践するのに適しています。
TitanFXの特徴:
- 狭いスプレッド:ADXに基づく小さな値動きも効率的に捉えられる
- 高速な約定:トレンド発生時のタイミングを逃さない
- MT4プラットフォーム:ADXを含む多様なインジケーターが利用可能
- マイクロ口座とスタンダード口座:資金量に応じて選択可能
TitanFXでは、特にADXを使ったトレンドフォロー戦略が効果的です。スプレッドが狭いため、ADXで検出した小さなトレンドの変化も利益につなげやすい環境となっています。
Exnessでのスキャルピングとトレンド分析
Exnessはスキャルピングに対応しており、短期的なトレンド分析にも適しています。
Exnessの特徴:
- スキャルピング許可:短期間のトレンド変化を捉えたトレードが可能
- ゼロスプレッド口座:トレンド初期段階での小さな利益も確保しやすい
- 高いレバレッジ:ADXで検出したトレンドを最大限に活用できる
- 豊富な取引ツール:ADXと他のインジケーターを組み合わせた分析が可能
Exnessでは、ADXを短期間設定(例:期間7)に変更して短期トレンドを捉える戦略が有効です。特にスキャルピングやデイトレードと組み合わせることで、効率的なトレードが可能になります。
BigBossでのADXを活用した自動売買
BigBossはMT4/MT5をサポートしており、ADXを活用した自動売買システムの構築が可能です。
BigBossの特徴:
- MT4/MT5プラットフォーム:ADXを用いたEA(自動売買システム)の利用が可能
- 高いレバレッジ:ADXで検出したトレンドでより大きな利益を狙える
- 多様な取引商品:様々な市場でADXを活用したトレードが可能
- ボーナスプログラム:資金効率を高めてADXトレードの実践が可能
BigBossでは、ADXをベースにしたEA(Expert Advisor)を活用した自動売買が一つの戦略となります。MT4/MT5のEAを使って、ADXの数値や+DI/-DIのクロスを自動で検出し、トレードを行うシステムを構築できます。
AxioryとLand Primeでのマルチタイムフレーム分析
AxioryとLand Primeは、複数の時間軸でのテクニカル分析に強みを持つプラットフォームを提供しています。
両社の特徴:
- 複数のプラットフォーム提供:MT4/MT5に加えcTraderなど
- 高度なチャートツール:マルチタイムフレームでのADX分析が容易
- 安定した取引環境:ADXシグナルに基づく正確なエントリーが可能
- 教育リソース:ADXなどのテクニカル分析の学習に役立つ
これらの業者では、複数の時間軸でのADX分析を組み合わせたマルチタイムフレーム戦略が効果的です。例えば、日足チャートでトレンドの全体像を把握し、4時間足や1時間足でエントリーポイントを細かく分析するといった方法が可能です。
複数の時間軸でADXを分析して効果的なトレードを行いたいなら、高度なチャートツールを提供するAxioryがおすすめです。プロ仕様の分析環境で、ADXを最大限に活用したトレードが可能になります。
まとめ:ADX(エーディーエックス)を使いこなしてトレードレベルを上げよう
ADX(Average Directional Movement Index)は、トレンドの強さを測定する非常に有用なテクニカル指標です。本記事では、ADXの基本から応用まで詳しく解説してきました。
ADXの主要ポイント
- ADXはトレンドの「方向」ではなく「強さ」を測定する指標
- 25以上でトレンドが発生している
- 値が高いほどトレンドが強い
- DMIと組み合わせることでトレンドの方向も判断可能
- +DIが上ならば上昇トレンド
- -DIが上ならば下降トレンド
- ADXを使った取引戦略が多数存在する
- トレンドフォロー戦略
- 他のインジケーターとの組み合わせ
- ダイバージェンスを活用した分析
- 様々な海外FX業者でADXを活用できる
- MT4/MT5プラットフォームのサポート
- 各業者の特徴に合わせた活用法
ADXを使いこなすためのアドバイス
- 最初はシンプルに:ADXが25を超えているかどうか、+DIと-DIの位置関係だけに注目する
- デモ口座で練習:リアルマネーを使う前に、様々な相場環境でADXの動きを観察する
- 複数の時間軸で確認:より長い時間軸でトレンドの全体像を把握し、短い時間軸でエントリーポイントを探る
- 他のインジケーターと組み合わせる:移動平均線やRSI、MACDなどと組み合わせてシグナルの信頼性を高める
- リスク管理を忘れない:どんなに優れた指標でも100%の勝率はないため、適切なストップロスと利益確定を設定する
ADXは、トレンドの強さを客観的に判断できる非常に価値の高いテクニカル指標です。この指標を使いこなすことで、「トレンドは友達」という格言を実践し、トレンドに乗って効率的に利益を得ることが可能になります。
初心者の方は、まずはデモ口座でADXの動きを観察し、徐々に実践に取り入れていくことをおすすめします。経験を積むにつれて、ADXの微妙な動きからもトレンドの変化を読み取れるようになり、より洗練されたトレード戦略を構築できるようになるでしょう。
ADXを実際のトレードで活用したいなら、高機能なチャート分析ツールを提供し、豊富なボーナスで取引を始められるXM Tradingがおすすめです。今すぐ無料口座を開設して、ADXを用いたトレードを始めましょう!
よくある質問
-
ADXとは何ですか?
-
ADX(Average Directional Index)は、トレンドの強さを測定するための技術指標です。0から100の範囲で表示され、値が高いほどトレンドが強いことを示します。ADXは相場の方向性を示すものではなく、上昇トレンドでも下降トレンドでも高い値を示す可能性があります。海外FXでは、トレンドの存在と強さを判断し、トレード戦略を立てる際に使用されます。
-
ADXの計算方法は?
-
ADXの計算は複雑ですが、基本的な手順は以下の通りです。1)+DI(プラス方向性指数)と-DI(マイナス方向性指数)を計算。2)DIの差を計算し、その絶対値を合計で割る。3)この値を平滑化してADXを得る。具体的な計算には、真の範囲(TR)や方向性移動(DM)などの概念が使用されます。多くのチャートソフトでは自動的に計算されるため、トレーダーが直接計算する必要はありません。
-
ADXの一般的な設定期間は?
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ADXの一般的な設定期間は14日間です。これはWelles Wilder(ADXの開発者)が推奨した期間で、多くのチャートソフトでデフォルト設定となっています。ただし、この期間は固定ではなく、トレーダーの取引スタイルや分析対象の通貨ペアに応じて調整することができます。短期トレードでは7日や10日、長期トレードでは21日や28日などの設定も使用されます。期間を短くすると感度が上がり、長くすると安定性が増します。
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ADXの読み方は?
-
ADXの基本的な読み方は以下の通りです。1)20以下:弱いトレンドまたはトレンドなし。2)20-40:トレンドの形成が始まっている可能性。3)40-60:強いトレンド。4)60以上:非常に強いトレンド。また、ADXの上昇はトレンドの強まりを、下降はトレンドの弱まりを示します。ただし、ADXは方向性を示さないため、+DIと-DIも併せて確認し、上昇トレンドか下降トレンドかを判断することが重要です。
-
+DIと-DIとは何ですか?
-
+DI(プラス方向性指数)と-DI(マイナス方向性指数)は、ADXと共に使用される指標で、トレンドの方向を示します。+DIは上昇の力、-DIは下降の力を表します。一般的に、+DIが-DIを上回っている場合は上昇トレンド、-DIが+DIを上回っている場合は下降トレンドと判断されます。これらの指標とADXを組み合わせることで、トレンドの方向と強さを総合的に分析することができます。