Axiory海外銀行出金ガイド|国際送金で安全に利益を受け取る方法
AXIORY(アキシオリー)から国際銀行送金で出金する方法を解説します。
- 国際銀行送金の出金手数料と反映時間
- 国際銀行送金で出金する手順
順番に見ていきましょう。
この記事の見出し
AXIORYの国際銀行送金の出金手数料と反映時間

項目 | 詳細 |
---|---|
出金方法 | 国際銀行送金 |
手数料 | 無料(2万円未満は1,500円) |
反映時間 | 3〜20営業日 |
最低出金額 | 10,000円 |
最大出金額 | なし |
AXIORYの国際銀行送金による出金は、現在日本人や日本在住者は利用できません。
海外国籍で海外在住の方向けの出金方法です。
国際銀行送金の特徴
- AXIORY側の手数料:2万円以上の出金なら無料
- 中継銀行が必要な場合:約4,000~8,000円の手数料が発生する可能性あり
- 反映時間が長い:3〜20営業日かかるので注意が必要
AXIORYの国外銀行送金出金とは?基本情報を理解しよう
AXIORYの国外銀行送金出金(国際銀行送金出金)は、SWIFT(国際銀行間通信協会)ネットワークを通じて海外から日本の銀行口座に直接資金を送金する方法です。この出金方法は、Axioryが提供する複数の出金オプションの中でも最も伝統的な手法として位置づけられています。
国外銀行送金は、世界中の金融機関を結ぶSWIFTコードシステムを活用することで、異なる国の銀行間での資金移動を可能にしています。日本国内の多くの主要銀行がこのシステムに対応しており、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行をはじめとする都市銀行や地方銀行での受け取りが可能です。
ただし、現在AXIORYでは国外銀行送金による出金サービスを一時的に停止している状況もあり、利用前には必ず最新の対応状況を確認することが重要です。この停止は、中継銀行でのトラブル発生率の高さや手数料の複雑さが主な要因とされています。
国外銀行送金(国際銀行送金)の仕組み
国外銀行送金の仕組みは、AXIORY→中継銀行→受取銀行という3段階のプロセスで構成されています。AXIORYから出金申請された資金は、まず海外の中継銀行(コルレス銀行)を経由して、最終的に日本国内の受取銀行口座に着金します。
このプロセスには複数の金融機関が関与するため、各段階で手数料が発生し、処理時間も長くなる特徴があります。中継銀行では資金の一時保管や為替変換、コンプライアンスチェックなどが行われるため、通常の国内送金と比較して大幅に時間がかかります。
また、各国の金融規制や祝日、銀行営業時間の影響も受けやすく、予期しない遅延が発生する可能性があります。特に年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇期間中は、処理が大幅に遅れることも珍しくありません。
SWIFTコードとは?
SWIFTコードは、国際送金において銀行を特定するための8桁または11桁の英数字コードです。例えば、三菱UFJ銀行のSWIFTコードは「BOTKJPJT」となります。このコードがない銀行では国外銀行送金を受け取ることができません。
他の出金方法との違いとメリット・デメリット
AXIORYでは国外銀行送金以外にも、国内銀行送金出金、クレジットカード・デビットカード出金(VISA・JCB)、STICPAY出金など複数の出金方法を提供しています。
国外銀行送金の最大のメリットは、利益分も含めて制限なく出金できる点です。レバレッジを活用した取引で大きな利益を得た場合でも、上限額を気にせずに出金申請が可能です。
一方で、デメリットとして高額な手数料と長い処理時間が挙げられます。総手数料は4,000円から8,000円程度になることが多く、反映時間は3営業日から最大20営業日と幅があります。
国内銀行送金との比較
国内銀行送金と比較すると、違いは明確です。国内銀行送金は1-2営業日で着金し、手数料も2万円以上の出金なら無料ですが、国外銀行送金は前述の通り高コスト・長時間を要します。
項目 | 国内銀行送金 | 国外銀行送金 |
---|---|---|
反映時間 | 1-2営業日 | 3-20営業日 |
手数料 | 2万円以上無料 | 4,000-8,000円 |
利益出金 | 可能 | 可能 |
トラブルリスク | 低い | 高い |
このような違いから、国内銀行送金の入金実績がある場合は、国外銀行送金よりも国内銀行送金での出金を強く推奨します。
クレジットカード出金との比較
クレジットカード出金は、入金額と同額までしか出金できない制限があります。利益分については別の出金方法を選択する必要があるため、大きく利益を得た場合には国外銀行送金が選択肢となります。
ただし、クレジットカード出金も処理に3-20営業日かかる場合があり、カード会社の締め日や処理方針によって大きく左右される特徴があります。
国外銀行送金出金の手数料を詳しく解説
AXIORYの国外銀行送金出金における手数料は、複数の段階で発生する複雑な構造になっています。単純にAXIORY側の手数料だけでなく、送金プロセスに関与する各金融機関でそれぞれ手数料が徴収されるため、総額を事前に正確に把握することが困難です。
一般的には、総手数料として4,000円から8,000円程度を見込んでおく必要があります。ただし、受取銀行や中継銀行の種類、送金額、為替レートの変動などによって最終的な手数料は変動します。
AXIORY側の手数料
AXIORYが直接徴収する出金手数料は、出金額が2万円以上の場合は基本的に無料です。ただし、2万円未満の少額出金の場合は1,500円の手数料が発生します。これは他の出金方法と比較しても高めの設定となっています。
重要なポイントとして、AXIORY側の手数料が無料であっても、後述する中継銀行や受取銀行での手数料は別途発生することを理解しておく必要があります。多くのトレーダーがこの点を見落としがちですが、実際の総コストを把握するためには全ての手数料を考慮する必要があります。
中継銀行手数料の仕組み
中継銀行(コルレス銀行)手数料は、国外銀行送金で最も予測困難な費用です。中継銀行は送金ルート上で資金の一時保管や為替変換を行う金融機関で、その処理に対して手数料を徴収します。
中継銀行の選択はAXIORYや送金者が直接コントロールできない場合が多く、SWIFTネットワークのシステムが最適なルートを自動選択します。そのため、同じ受取銀行であっても送金タイミングによって異なる中継銀行を経由し、手数料も変動する可能性があります。
中継銀行手数料の相場(4,000~8,000円)
実際の中継銀行手数料は、通常2,000円から6,000円程度の範囲で変動します。複数の中継銀行を経由する場合は、それぞれで手数料が発生するため、総額がさらに高くなる可能性があります。
特に、マイナーな地方銀行や信用金庫を受取銀行に指定した場合は、より多くの中継銀行を経由する必要があり、手数料が高額になる傾向があります。一方、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの大手都市銀行の場合は、比較的直接的なルートが選択されやすく、手数料を抑えられる場合があります。
手数料を抑える方法
中継銀行手数料を完全に避けることは不可能ですが、大手都市銀行を受取銀行に指定することで、手数料を相対的に抑えられる可能性があります。また、送金額を大きくまとめることで、相対的な手数料負担を軽減できます。
ただし、最も効果的な手数料節約方法は、国外銀行送金ではなくAXIORYのCurfex入金サービスを経由した国内銀行送金を利用することです。
受取銀行手数料について
受取銀行(日本国内の銀行)でも、被仕向送金手数料として1,500円から3,000円程度が徴収されます。この手数料は銀行によって異なり、ゆうちょ銀行では比較的安く、都市銀行では高めに設定されている傾向があります。
さらに、円為替取扱手数料として送金額の一定割合(通常0.05%から0.25%)が追加で徴収される場合もあります。100万円の送金であれば、500円から2,500円の追加手数料が発生する計算になります。
一部の受取銀行では、リフティングチャージという追加手数料も設定されており、これらすべてを合計すると受取銀行での手数料だけで3,000円から5,000円程度になることも珍しくありません。

「国外銀行送金で出金したら、思っていたより手数料が高くて驚きました。AXIORYでは無料と書いてあったのに、実際には銀行で6,000円近く取られました」(30代男性・FX歴2年)
国外銀行送金出金の反映時間と処理の流れ
AXIORYの国外銀行送金出金は、複数の金融機関と国際的なネットワークを経由するため、処理時間に大きな幅があります。最短でも3営業日、場合によっては20営業日以上かかることもあり、急ぎの出金には適していません。
処理の流れは、①AXIORY内部処理→②海外送金銀行→③中継銀行→④受取銀行という4段階で進行します。各段階でコンプライアンスチェックや事務処理が行われるため、想定以上に時間を要することが一般的です。
標準的な反映時間(3~20営業日)
通常の処理時間は5営業日から10営業日程度ですが、これは全ての処理がスムーズに進行した場合の目安です。実際には様々な要因で遅延が発生し、最大20営業日かかることも報告されています。
処理時間の内訳として、AXIORY側の処理に1-2営業日、国際送金プロセスに2-15営業日、受取銀行での最終処理に1-3営業日が必要です。特に中継銀行での処理時間が最も予測困難で、送金ルートや時期によって大きく変動します。
平日と休日の関係も重要で、金曜日に出金申請した場合、土日を挟むため実質的な処理開始は翌週月曜日になります。さらに海外の祝日や日本の祝日が重なると、処理期間はさらに延長されます。
遅延が発生する原因
国外銀行送金で遅延が発生する主な原因は多岐にわたります。最も一般的なのは中継銀行での処理遅延ですが、その他にも書類不備、システムメンテナンス、規制当局の検査などが影響します。
中継銀行での手続き遅延
中継銀行では、マネーロンダリング対策やテロ資金供与防止のための詳細な審査が行われます。送金額が大きい場合や、過去に問題のあった送金元からの資金の場合、特に厳格な審査が実施され、数週間かかることもあります。
また、中継銀行自体のシステムトラブルや人的リソースの不足も遅延の原因となります。特定の中継銀行で大量の国際送金が集中した場合、処理能力を超えて大幅な遅延が発生することがあります。
複数の中継銀行を経由する場合は、各銀行での処理時間が累積されるため、遅延リスクが指数的に増加します。
書類不備による遅延
国外銀行送金では、正確な銀行情報と受取人情報が不可欠です。SWIFTコードの誤り、受取人名義の不一致、銀行住所の間違いなどがあると、送金が一時停止され、修正手続きに追加で1-2週間かかります。
特に注意が必要なのは、受取人名義がAXIORYの登録名義と完全に一致している必要がある点です。漢字とローマ字の違い、旧姓と新姓の違いなども不備として扱われる場合があります。
祝日・年末年始の影響
日本の祝日だけでなく、送金経路上の各国の祝日も処理に影響します。特に年末年始、ゴールデンウィーク、お盆期間中は、多くの国で銀行業務が停止するため、大幅な処理遅延が発生します。
例えば、12月下旬に出金申請した場合、実際の着金が翌年1月中旬以降になることも珍しくありません。急ぎの出金が必要な場合は、こうした長期休暇期間を避けることが重要です。

「年末に出金申請したら、着金まで1ヶ月以上かかりました。銀行に問い合わせても中継銀行で止まっているとしか分からず、とても不安でした」(40代男性・FX歴5年)
AXIORYから国際銀行送金で出金する手順

MyAxioryにログイン

- AXIORYの公式サイトからMyAxioryへアクセス
- メールアドレスとパスワードでログイン

「国際銀行送金」を選択
- 出金方法一覧から「国際銀行送金」をクリック
銀行口座を選択
- 既存の口座から選択
- 初めての場合は「新しい銀行口座を追加する」から登録
金額を入力して出金
- 出金額を入力
- 「出金する」ボタンをクリックして申請完了
以上がAXIORYから国際銀行送金で出金する基本的な流れです。
初めて利用する場合は、事前に銀行口座の登録が必要なので注意しましょう。
国外銀行送金出金に必要な銀行情報と書類
AXIORYから国外銀行送金で出金するには、正確かつ詳細な銀行情報の入力が必須です。一つでも情報に誤りがあると送金が停止し、修正に多大な時間を要するため、事前の情報収集と確認が重要になります。
特に重要なのはSWIFTコード、受取銀行の正式英文名称、中継銀行情報の3点です。これらの情報は受取銀行の公式サイトで確認するか、直接銀行に問い合わせて正確な情報を入手する必要があります。
必要な銀行情報一覧
国外銀行送金で必要となる基本的な銀行情報は以下の通りです。
- 受取銀行名(英文正式名称)
- 受取銀行住所(英文表記)
- SWIFTコード(BICコード)
- 支店名(英文表記)
- 口座番号
- 受取人氏名(パスポート表記と同一)
- 受取人住所(英文表記)
- 中継銀行情報(該当する場合)
これらの情報は、一文字でも間違いがあると送金エラーの原因となります。特に英文表記については、略称ではなく正式名称を使用し、スペルミスがないよう十分注意してください。
受取銀行の詳細情報(SWIFTコード含む)
SWIFTコードは国際送金において銀行を特定する最も重要な識別子です。日本の主要銀行のSWIFTコードは以下の通りです。
- 三菱UFJ銀行:BOTKJPJT
- 三井住友銀行:SMBCJPJT
- みずほ銀行:MHCBJPJT
- りそな銀行:DIWAJPJT
- ゆうちょ銀行:JPPSJPJ1
地方銀行や信用金庫の場合、独自のSWIFTコードを持たず、上位銀行を経由する場合があります。その場合は追加の中継銀行情報が必要になります。
中継銀行情報の重要性
中継銀行(コルレス銀行)情報は、受取銀行が直接AXIORYと取引関係にない場合に必要となります。多くの場合、主要都市銀行が中継銀行として機能し、地方銀行への最終送金を中継します。
中継銀行情報が不明な場合、AXIORYが適切な中継銀行を選択して送金処理を進める場合もありますが、手数料や処理時間に影響する可能性があります。
提出が必要な書類
国外銀行送金での出金には、通常の出金申請以外に追加書類の提出が求められる場合があります。特に高額出金や初回出金の場合は、より厳格な本人確認が実施されます。
必要書類の一例:
- 銀行口座通帳のコピー(口座名義・口座番号確認用)
- 身分証明書(パスポートまたは運転免許証)
- 住所証明書(公共料金明細など)
- 出金理由書(高額出金の場合)
これらの書類は、必要書類の一部として事前に準備しておくことで、出金手続きをスムーズに進められます。
SWIFTコードの調べ方
SWIFTコードは各銀行の公式サイトで確認できますが、「国際送金」や「外国送金」のページに記載されていることが一般的です。また、銀行の窓口やコールセンターで直接確認することも可能です。
インターネット上のSWIFTコード検索サイトもありますが、情報が古い場合や間違いがある可能性があるため、必ず受取銀行の公式情報で確認することを強く推奨します。
SWIFTコードがない銀行の場合
一部の地方銀行や信用金庫ではSWIFTコードを持たない場合があります。その場合は、その金融機関と提携している都市銀行のSWIFTコードと追加の中継銀行情報が必要になります。詳細は受取予定の金融機関に直接お問い合わせください。
国外銀行送金出金でよくある失敗例と対処法
国外銀行送金出金では、情報入力ミスや手続き上の問題により、多くのトレーダーがトラブルを経験しています。これらの失敗例を事前に把握し、適切な対処法を知っておくことで、スムーズな出金を実現できます。
最も頻発するのは銀行情報の入力ミスですが、その他にも中継銀行での資金ストップ、書類不備による遅延など、様々な問題が報告されています。
銀行情報の入力ミス
銀行情報の入力ミスは、国外銀行送金出金で最も多い失敗原因です。特にSWIFTコード、受取人名義、銀行名の英文表記での間違いが頻発しています。
これらのミスが発生すると、送金は自動的に停止され、修正手続きに1-3週間の追加時間が必要になります。また、修正手続きには追加手数料が発生する場合もあります。
SWIFTコードの間違い
SWIFTコードの間違いは、送金が完全に失敗する最も深刻なエラーです。存在しないSWIFTコードを入力した場合、送金は即座に拒否され、資金はAXIORYに返却されますが、その過程で手数料が発生します。
また、似ているが異なるSWIFTコードを入力した場合、全く違う銀行に送金される危険性があります。例えば、三菱UFJ銀行の「BOTKJPJT」を「BOTKJPJ1」と間違えると、送金先が変わってしまいます。

「SWIFTコードを一文字間違えて入力したら、全然違う銀行に送金されそうになりました。幸い中継銀行で止まったので事なきを得ましたが、修正に2週間かかりました」(35代男性・FX歴3年)
受取人名義の不一致
受取人名義は、AXIORYに登録した名義と完全に一致している必要があります。漢字とローマ字の相違、旧姓と新姓の違い、スペルの間違いなどは全て不一致として扱われます。
特に注意が必要なのは、日本語名のローマ字表記です。パスポートの表記、運転免許証の表記、銀行口座の表記が異なる場合があり、どの表記を使用すべきか事前に確認が必要です。
名義不一致が発生した場合、銀行から本人確認の追加書類提出を求められ、場合によっては送金自体がキャンセルされることもあります。
中継銀行での資金ストップ
中継銀行での資金ストップは、予期できない深刻なトラブルの一つです。中継銀行側のシステムトラブル、コンプライアンス上の問題、情報不足などが原因で発生します。
このトラブルが発生すると、資金が中継銀行で数週間から数ヶ月間滞留し、トレーダーにとって大きなストレスとなります。また、解決には複数の銀行との調整が必要になります。
実際のトラブル事例(数ヶ月間の遅延)
実際に報告されたケースでは、出金申請から着金まで4ヶ月以上かかった事例があります。この場合、中継銀行での書類不備が原因で送金が一時停止し、複数回の修正手続きが必要になりました。
トレーダーは毎週AXIORYに状況確認を行いましたが、「中継銀行で処理中」という回答しか得られず、具体的な解決時期も不明なまま長期間待たされました。
最終的には、AXIORYが中継銀行を変更して再送金することで解決しましたが、その間のストレスと機会損失は甚大でした。

「中継銀行で資金が3ヶ月間止まってしまい、本当に大変でした。AXIORYのサポートは親切でしたが、中継銀行の問題なので対応に限界があると言われました」(45代男性・FX歴7年)
トラブル時の対処方法
中継銀行でのトラブルが発生した場合の対処法:
- AXIORYサポートに即座に連絡
- 送金追跡番号(リファレンスナンバー)を確認
- 週単位での定期的な状況確認
- 必要に応じて追加書類の準備
- 長期間解決しない場合は送金方法の変更を検討
書類不備による出金遅延
書類不備による遅延も頻繁に発生する問題です。高額出金や初回出金の場合、より厳格な書類審査が実施され、不備があると大幅な遅延が発生します。
よくある書類不備の例:
- 身分証明書の有効期限切れ
- 住所証明書の発行日が古い(3ヶ月以上前)
- 銀行口座情報と提出書類の名義相違
- 書類画像の不鮮明さ
これらの不備を避けるため、出金申請前に全ての書類を最新状態に更新し、鮮明な画像で提出することが重要です。
AXIORYの国外銀行送金出金ルールと注意点
AXIORYの国外銀行送金出金には、厳格なルールと制限事項が設けられています。これらのルールを理解せずに出金申請を行うと、申請が拒否されたり、アカウントに制限がかけられる可能性があります。
特に重要なのは、マネーロンダリング対策、本人確認、出金限度額に関するルールです。これらは国際的な金融規制に基づいて設定されており、例外はありません。
出金できる条件と制限
AXIORYから国外銀行送金で出金するには、以下の条件を満たす必要があります。
- フルステージの口座認証完了
- 過去に同一方法での入金実績(推奨)
- 本人名義の銀行口座への出金のみ
- 出金申請額が最低出金額以上
- 利用規約の遵守
これらの条件の中でも、Axioryの口座開設方法で説明されているフルステージ認証は必須です。ライトステージのままでは国外銀行送金は利用できません。
最低・最高出金額
AXIORYの国外銀行送金出金における最低出金額は10,000円に設定されています。これは他の出金方法と比較して比較的高めの設定です。
最高出金額に制限はありませんが、高額出金(100万円以上)の場合は追加の審査や書類提出が求められる場合があります。また、一度に大きな金額を出金する場合は、事前にAXIORYサポートに相談することを推奨します。
重要なポイントとして、20,000円未満の出金には1,500円の手数料が発生するため、実質的には20,000円以上での出金が推奨されます。
本人名義の銀行口座のみ利用可能
出金先銀行口座の名義は、AXIORYに登録している名義と完全に一致している必要があります。家族名義、法人名義、第三者名義への出金は一切認められません。
これは国際的なマネーロンダリング対策の一環として設けられているルールで、違反した場合はアカウント凍結のリスクもあります。
名義の一致性は非常に厳格に審査され、漢字とローマ字の違い、旧姓と新姓の違いも不一致として扱われる場合があります。
利用規約に関する注意点
AXIORYの利用規約違反は出金拒否の最も一般的な原因です。特に以下の行為は厳格に禁止されており、発覚した場合は即座にアカウント制限が実施されます。
- 複数アカウントの保有・運用
- 第三者名義での入出金
- ボーナスの不正取得や悪用
- サーバーに過度な負荷をかける取引
- 虚偽情報での登録
これらの違反行為は、システムによる自動検知や定期的な審査で発見されます。違反が確認された場合、利益没収や出金拒否だけでなく、アカウント永久凍結の措置が取られることもあります。
出金拒否を避けるためのポイント
出金拒否を避けるための重要なポイント:
- 正確な個人情報での登録
- 本人確認書類の適切な提出
- 利用規約の遵守
- 適切な取引活動
- 定期的なアカウント情報の更新
特に、住所変更や氏名変更があった場合は速やかにAXIORYに報告し、必要書類を提出することが重要です。古い情報のまま出金申請を行うと、本人確認に失敗し、出金が遅延する可能性があります。

「結婚して姓が変わったのを忘れて出金申請したら、名義不一致で拒否されました。変更手続きに時間がかかったので、早めに更新しておけばよかったです」(20代女性・FX歴1年)
国外銀行送金出金のメリット・デメリット
AXIORYの国外銀行送金出金は、他の出金方法にはない特徴を持っています。メリットとデメリットを正確に理解することで、自分の取引スタイルや出金ニーズに適した方法かどうかを判断できます。
特に、高額利益を得たトレーダーや他の出金方法が利用できない状況では、国外銀行送金が唯一の選択肢となる場合もあります。
メリット
国外銀行送金出金の主要なメリットは以下の通りです:
利益分も出金可能
最大のメリットは、取引で得た利益を制限なく出金できる点です。クレジットカード・デビットカード出金の場合、入金額と同額までしか出金できませんが、国外銀行送金なら利益分も含めて全額出金が可能です。
例えば、50万円を入金してレバレッジを活用した取引で200万円の利益を得た場合、国外銀行送金なら250万円全額を一度に出金できます。
これは特に、大きな利益を短期間で実現したスキャルパーやデイトレーダーにとって重要なメリットです。
出金上限額なし
国外銀行送金には理論上の出金上限額がありません。数百万円、数千万円といった高額出金も可能です。ただし、高額出金の場合は追加の書類提出や審査が必要になります。
他の出金方法では月間や年間の出金限度額が設定されている場合がありますが、国外銀行送金はそうした制限を受けません。
ただし、一度に超高額の出金を行う場合は、事前にAXIORYサポートに相談することで、スムーズな処理が期待できます。
デメリット
一方で、国外銀行送金出金には重大なデメリットも存在します。
手数料が高い(最大8,000円程度)
最大のデメリットは高額な手数料です。AXIORY側では20,000円以上の出金は無料ですが、中継銀行と受取銀行で合計4,000円から8,000円程度の手数料が発生します。
特に少額出金の場合、手数料負担が相対的に大きくなります。10万円の出金で8,000円の手数料がかかると、実質的に8%のコストとなり、非常に高い負担です。
手数料の詳細な内訳:
- AXIORY手数料:0円(20,000円以上)または1,500円(20,000円未満)
- 中継銀行手数料:2,000円~6,000円
- 受取銀行手数料:1,500円~3,000円
- 為替手数料:送金額の0.05%~0.25%
反映時間が長い(最大20営業日)
処理時間の長さも大きなデメリットです。最短でも3営業日、通常5-10営業日、問題が発生すると20営業日以上かかることもあります。
急ぎで資金が必要な場合や、市場の急変に対応したい場合には全く適さない出金方法です。特に、スキャルピングや短期取引を主体とするトレーダーには大きなストレスとなります。
トラブル発生リスク
中継銀行での資金ストップ、情報入力ミス、書類不備など、様々なトラブルが発生するリスクがあります。これらのトラブルは予測困難で、解決に多大な時間を要します。
特に、複数の金融機関が関与するため、問題の責任所在が不明確になりやすく、トレーダーにとって大きなストレスとなります。

「手数料の高さと時間の長さを考えると、よほどの理由がない限り国外銀行送金は使わない方がいいと思います。国内銀行送金の方が圧倒的に便利です」(50代男性・FX歴10年)
国外銀行送金出金をおすすめしない理由
現在のAXIORYにおいて、国外銀行送金出金は積極的におすすめできない出金方法です。高コスト、長期間の処理時間、高いトラブルリスクなど、デメリットがメリットを大幅に上回っているためです。
特に、代替手段として優秀な国内銀行送金やその他の出金方法が利用できる現在では、あえて国外銀行送金を選択する理由はほとんどありません。
国内銀行送金との比較
国内銀行送金出金と比較すると、違いは歴然です。
比較項目 | 国内銀行送金 | 国外銀行送金 |
---|---|---|
手数料 | 20,000円以上無料 | 4,000~8,000円 |
処理時間 | 1-2営業日 | 3-20営業日 |
トラブルリスク | 極めて低い | 高い |
利益出金 | 可能 | 可能 |
必要書類 | 最小限 | 多数 |
国内銀行送金は全ての面で国外銀行送金を上回っており、特別な理由がない限り国内銀行送金を選択すべきです。
他の出金方法の方が効率的
AXIORYでは出金方法として複数の選択肢を提供しており、それぞれが国外銀行送金よりも効率的です。
- 国内銀行送金:最も推奨される方法
- STICPAY出金:迅速な処理
- PayRedeem出金:電子ウォレット利用者向け
- クレジットカード出金:入金額分のみ
これらの方法は、手数料、処理時間、利便性の全ての面で国外銀行送金を上回ります。
どうしても利用する場合の条件
それでも国外銀行送金を利用せざるを得ない場合の条件:
- 他の全ての出金方法が利用できない
- 出金額が高額(100万円以上)で手数料の相対負担が小さい
- 出金に時間的余裕がある
- 複雑な手続きを理解・受容できる
- トラブル発生時の対応を覚悟している
これらの条件を全て満たす場合のみ、国外銀行送金の利用を検討してください。
AXIORYでの出金を検討している方は、手数料が安く処理時間の短い国内銀行送金がおすすめです。まずはAXIORYで口座開設を行い、効率的な出金方法を体験してみてください。
国外銀行送金出金でトラブルが発生した場合の対処法
国外銀行送金出金でトラブルが発生した場合、迅速で適切な対応が問題解決の鍵となります。複数の関係機関が関与する国外銀行送金では、問題の所在を特定し、段階的にアプローチすることが重要です。
トラブル発生時は焦らず、まずは状況を正確に把握し、適切な窓口に連絡することから始めてください。
AXIORYサポートへの問い合わせ方法
最初に連絡すべきはAXIORYのサポートデスクです。AXIORYでは日本語での24時間サポートを提供しており、ライブチャットまたはメールで問い合わせが可能です。
問い合わせ時に準備すべき情報:
- アカウントID(口座番号)
- 出金申請日時
- 出金申請金額
- 送金追跡番号(リファレンスナンバー)
- 受取銀行情報
- 発生している問題の詳細
AXIORYサポートでは、送金の現在のステータスを確認し、問題が発生している場所(AXIORY内部、中継銀行、受取銀行)を特定できます。
重要なポイントとして、定期的な状況確認を行うことをおすすめします。週に1回程度の頻度で進捗を確認し、必要に応じて追加の対応を依頼してください。
中継銀行への確認手順
AXIORYサポートで問題が中継銀行にあることが判明した場合、中継銀行への直接確認が必要になる場合があります。ただし、個人が直接中継銀行に連絡することは困難な場合が多く、通常はAXIORYを通じて確認を行います。
中継銀行での問題の多くは以下のようなものです:
- コンプライアンス審査の遅延
- 追加書類の要求
- システムトラブル
- 情報不備による一時停止
これらの問題が発生した場合、AXIORYが中継銀行と交渉し、必要な手続きを進めます。トレーダーは追加書類の提出や情報の修正など、求められた対応を迅速に行うことが重要です。
The Financial Commissionへの申し立て
AXIORYはThe Financial Commission(金融委員会)に加盟しており、解決困難なトラブルが発生した場合は、この第三者機関に申し立てを行うことができます。
The Financial Commissionへの申し立て条件:
- AXIORYとの直接交渉を十分に行った
- 問題が30日以上未解決
- 損害額が明確
- 必要書類が揃っている
申し立てが受理された場合、最大20,000ユーロの損害補償を受けられる可能性があります。ただし、申し立てには英語での書類作成が必要で、手続きは複雑です。

「出金トラブルが3ヶ月続いた時、AXIORYのサポートが本当に親身になって対応してくれました。最終的にThe Financial Commissionの仲裁で解決しましたが、精神的にかなり疲れました」(40代男性・FX歴8年)
トラブル予防のために
国外銀行送金でのトラブルを予防するには、事前の情報確認が最も重要です。銀行情報の正確性、必要書類の準備、処理時間の理解など、十分な準備を行ってから出金申請を行いましょう。
よくある質問(FAQ)
AXIORYの国外銀行送金出金に関して、トレーダーから頻繁に寄せられる質問をまとめました。これらのFAQを事前に確認することで、多くの疑問を解決できます。
出金が遅れている場合はどうする?
出金が予定より遅れている場合は、まずAXIORYサポートに連絡してください。通常の処理時間(3-20営業日)を超えた場合は、何らかの問題が発生している可能性があります。
遅延の主な原因:
- 中継銀行での審査遅延
- 祝日・休日による処理停止
- 書類不備や情報修正
- システムトラブル
AXIORYサポートでは送金追跡番号を使用して現在の状況を確認できます。問題が特定された場合は、必要な対応策を案内してもらえます。
中継銀行手数料はいくらかかる?
中継銀行手数料は2,000円から6,000円程度が一般的ですが、送金ルートや中継銀行の数によって変動します。複数の中継銀行を経由する場合は、それぞれで手数料が発生するため、総額が高くなります。
手数料を抑えるポイント:
- 大手都市銀行を受取銀行に指定
- 送金額をまとめて大きくする
- 可能であれば国内銀行送金を利用
SWIFTコードがない銀行では出金できない?
SWIFTコードを持たない銀行でも、中継銀行を経由して出金可能な場合があります。この場合、提携している都市銀行のSWIFTコードと追加の中継銀行情報が必要になります。
SWIFTコードがない主な金融機関:
- 一部の地方銀行
- 信用金庫・信用組合
- 農協・漁協
- ネット専業銀行の一部
これらの金融機関を利用する場合は、事前に国際送金の受け取り可否を直接確認することを強く推奨します。
出金キャンセルは可能?
出金申請後のキャンセルは、処理段階によって可否が決まります。AXIORY内部での処理段階であれば、サポートに連絡することでキャンセル可能な場合があります。
キャンセルの可否:
- AXIORY内部処理中:キャンセル可能
- 海外送金開始後:キャンセル困難
- 中継銀行処理中:キャンセル不可
- 受取銀行着金後:キャンセル不可
キャンセルが可能な場合でも、手数料が発生する可能性があります。また、一度送金プロセスが開始された後のキャンセルは、資金の返却に時間がかかる場合があります。

「間違えて出金申請してしまい、すぐにサポートに連絡したらキャンセルできました。でも手数料として1,000円取られたので、申請前の確認は大事ですね」(30代男性・FX歴4年)
まとめ:AXIORYの国外銀行送金出金を検討する前に
AXIORYの国外銀行送金出金について詳しく解説してきましたが、現在の状況では積極的におすすめできない出金方法というのが結論です。高額な手数料(4,000円~8,000円)、長い処理時間(3~20営業日)、高いトラブルリスクなど、デメリットが多すぎるためです。
最も重要なポイントは、代替手段として優秀な国内銀行送金出金が利用できることです。国内銀行送金なら手数料無料(2万円以上)、1-2営業日で着金、トラブルリスクも極めて低く、あらゆる面で国外銀行送金を上回ります。
それでも国外銀行送金を検討する場合は、以下の条件を満たす場合のみにしてください。
- 他の全ての出金方法が利用できない状況
- 出金額が100万円以上の高額で手数料負担が相対的に小さい
- 出金に1ヶ月以上の時間的余裕がある
- 複雑な手続きとトラブルリスクを十分理解している
AXIORYで効率的に出金したい方は、まず国内銀行送金での入金実績を作り、同じ方法で出金することを強く推奨します。
海外FX取引では出金の確実性が最も重要です。Axioryは信頼性の高いブローカーですが、出金方法の選択は慎重に行い、自分にとって最適な方法を選んでください。
AXIORYでの取引を始めるなら、出金方法も含めて総合的に判断することが大切です。まずは口座開設を行い、国内銀行送金などの効率的な入出金方法を体験してみてください。
最終アドバイス
海外FXでは出金トラブルが最大のリスクの一つです。AXIORYは信頼性の高いブローカーですが、出金方法の選択は慎重に行い、できる限りリスクの低い国内銀行送金を利用することを強くおすすめします。
よくある質問
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国外銀行送金で出金するにはどうすればいいですか?
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Axioryで国外銀行送金を利用するには、まずMyAxioryにログインし、出金ページから「国際銀行送金」を選択します。必要な銀行情報を入力し、出金希望額を指定して手続きを完了します。初めて利用する場合は、銀行口座の登録が必要です。
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国外銀行送金の手数料はどのくらいですか?
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Axioryでは、20,000円以上の出金には手数料がかかりませんが、20,000円未満の場合は1,500円の手数料が発生します。銀行側の手数料は別途かかる可能性がありますので、事前に確認してください。
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国外銀行送金での出金にどれくらい時間がかかりますか?
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国外銀行送金での出金は、通常3~10営業日かかります。ただし、銀行の処理状況や国際的な送金手続きによっては、さらに時間がかかる場合があります。
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国外銀行送金で出金する際の最低出金額はありますか?
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Axioryでは、国外銀行送金での最低出金額は特に設定されていませんが、手数料を考慮すると、20,000円以上の出金が推奨されます。
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国外銀行送金で出金する際に必要な情報は何ですか?
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出金には、受取銀行の名前、支店名、口座番号、SWIFTコードなどの情報が必要です。正確な情報を入力することで、スムーズな出金が可能になります。