Axiory年間取引報告書の取得方法完全ガイド|MT4・MT5・cTraderでのダウンロード手順とスマホ対応を徹底解説
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Axioryで取引をして利益が出た場合、年間取引報告書(年間損益報告書)は確定申告に欠かせない重要な書類となります。海外FX業者の場合、国内FX業者のように年間取引報告書が自動的に郵送されることはありません。そのため、トレーダー自身がMT4・MT5・cTraderといった取引プラットフォームから取得する必要があります。
この記事では、Axioryの年間取引報告書について、各プラットフォームでの具体的な取得手順からスマホでの操作方法、確定申告での使い方まで、初めての方にも分かりやすく丁寧に解説していきます。
>>Axioryでの税金の計算方法から確定申告の手続きに関する情報は、この記事を参考にしてください。
おすすめ記事→【2025年12月最新】Axiory(アキシオリー)の税金と確定申告のすべて|計算方法から節税対策まで専門解説
この記事の見出し
Axioryの年間取引報告書とは?確定申告に必要な理由
Axioryの年間取引報告書(年間損益報告書)とは、1年間のFX取引における損益を記録した公式の書類です。この報告書には、決済した取引の損益・取引にかかった手数料・スワップポイントなどが自動的に計算されて記載されており、確定申告で所得を計算する際に活用します。
海外FX業者であるAxioryを利用している場合、年間20万円以上の利益(給与所得者の場合)が発生した際に確定申告が必要となります。年間取引報告書は、この所得額を正確に計算するための証明資料として税務署への提出義務はありませんが、申告内容を証明する書類として7年間保存しておく必要があります。
年間取引報告書と支払調書の違い
国内FX業者は「支払調書」を税務署に提出する義務がありますが、海外FX業者にはその義務がありません。そのため、Axioryなどの海外FX業者を使っている場合は、トレーダー自身が取引プラットフォームから年間取引報告書を取得し、確定申告に使用する必要があります。
年間取引報告書に記載される主な項目
Axioryの年間取引報告書には、以下のような重要な情報が記載されています。
- 決済損益:確定した取引の利益と損失の合計金額
- 取引手数料:取引にかかった手数料の総額
- スワップポイント:保有していたポジションに発生したスワップの損益
- 入出金履歴:口座への入金・出金の記録
- 取引回数:年間の総取引数
これらの情報は、確定申告書の「先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書」を作成する際の基礎となるデータです。
MT4での年間取引報告書ダウンロード方法|PC版とスマホ版
Axioryの取引プラットフォームの中で最も多くの方が利用しているMT4(メタトレーダー4)から、年間取引報告書をダウンロードする手順を解説します。
PC版MT4での取得手順
パソコン版のMT4を使用している場合、以下の手順で年間取引報告書をダウンロードできます。
ステップ1:ターミナルウィンドウを開く
MT4にログインした後、画面上部のメニューバーから「表示」→「ターミナル」をクリックします。ターミナルが画面下部に表示されない場合は、この操作で表示できます。
ステップ2:口座履歴タブを選択
ターミナルウィンドウ内にある「口座履歴」タブをクリックします。ここに過去の取引履歴が表示されます。
ステップ3:期間を設定
口座履歴のエリアで右クリックし、表示されるメニューから「期間のカスタム設定」を選択します。確定申告に必要な期間(通常は1月1日から12月31日まで)を入力して「OK」をクリックします。
ステップ4:レポートを保存
指定した期間のデータが表示されたら、もう一度右クリックして「レポートの保存」を選択します。HTMLファイル(Statement.htm)として保存されるので、分かりやすいファイル名に変更して保存してください。
ステップ5:年間損益を確認
保存したHTMLファイルを開くと、年間取引報告書が表示されます。「Closed Trade P/L」欄に記載されている金額が、確定申告に使用する年間損益となります。
スマホ版MT4での取得方法
スマートフォンアプリ版のMT4では、より簡単に取引履歴を確認できます。ただし、スマホ版では年間取引報告書のダウンロード(ファイルとして出力)ができません。そのため、確定申告用の正式な書類が必要な場合はパソコン版を使用する必要があります。
スマホでの確認手順:
- MT4アプリを起動してログイン
- 画面下部にある「履歴」タブをタップ
- 画面上部の「カスタム」をタップして期間を指定
- 指定した期間の取引履歴が表示される
スマホでは取引内容の確認はできますが、確定申告用の正式な書類としてはパソコン版でダウンロードしたHTMLファイルを使用することをおすすめします。
MT5での年間取引報告書ダウンロード方法|詳細手順
MT5(メタトレーダー5)は、MT4の次世代バージョンとして開発されたプラットフォームです。基本的な操作はMT4と似ていますが、一部のメニュー名が異なります。
PC版MT5での取得手順
ステップ1:ツールボックスを表示
MT5にログインした後、メニューバーから「表示」→「ツールボックス」をクリックします。画面下部にツールボックスウィンドウが表示されます。
ステップ2:口座履歴を開く
ツールボックス内にある「口座履歴」タブをクリックします。
ステップ3:期間を指定
口座履歴のエリアで右クリックし、「期間指定」を選択します。確定申告に必要な期間(1月1日から12月31日まで)を設定して「OK」をクリックします。
ステップ4:レポートを出力
指定した期間のデータが表示されたら、もう一度右クリックして「レポート」にカーソルを合わせます。サブメニューから「HTML(Internet Explorer)」または「Excel」を選択して保存します。
ステップ5:総損益を確認
保存したファイルを開き、「結果」欄の「総損益」に記載されている金額が年間損益となります。この金額を確定申告書に記入します。
MT4とMT5の報告書の違い
MT4では「Closed Trade P/L」、MT5では「総損益」という項目名で年間損益が記載されます。どちらも内容は同じで、決済済みの取引の損益合計を表しています。保存形式も選択でき、MT5ではExcel形式での保存も可能です。
cTraderでの年間取引報告書ダウンロード方法|操作ガイド
cTraderは、Axioryが提供するもう一つの主要な取引プラットフォームです。MT4/MT5とは異なるインターフェースを持ち、スキャルピングを行うトレーダーに人気があります。
PC版cTraderでの取得手順
ステップ1:履歴タブを開く
cTraderにログインした後、画面中央下部にあるメニューから「履歴」タブをクリックします。
ステップ2:期間を選択
期間選択メニューの左側にある黒丸(ラジオボタン)をクリックし、確定申告対象期間(1月1日から12月31日まで)を指定します。指定すると自動的にその期間のデータが表示されます。
ステップ3:明細をダウンロード
画面右上にある「明細」の横の「▽」ボタンをクリックし、ファイル形式(HTML・Excel)を選択します。両方にチェックを入れると、両方の形式で同時にダウンロードできます。
ステップ4:ファイルを確認
「明細」ボタンをクリックすると、「cT_口座番号_年月日時間.htm」というファイルが自動的にダウンロードされます。ファイルを開き、「概要」欄の「確定損益」に記載されている金額が年間損益となります。
スマホ版cTraderでの確認方法
cTraderモバイルアプリでも取引履歴を確認できます。
- cTraderアプリを起動してログイン
- 画面を横にスクロールして「履歴」ページへ移動
- 期間や取引ステータスでフィルタリング可能
ただし、MT4と同様に、スマホ版ではファイルのダウンロードができません。そのため、確定申告用の正式な書類が必要な場合はパソコン版を使用してください。
年間取引報告書をスマホで取得する際の注意点と対処法
スマートフォンでの取引が主流となっている現在、多くのトレーダーがスマホだけで年間取引報告書を取得したいと考えています。しかし、いくつかの制限があるため注意が必要です。
スマホ版の制限事項
- ファイル形式での出力ができない:スマホアプリでは、取引履歴の閲覧はできますが、HTMLやExcel形式でのファイル出力機能がありません
- 印刷機能の制限:アプリ画面から直接印刷することは難しく、スクリーンショットでの代用も正式な書類としては不十分です
- 詳細データの閲覧制限:スマホの小さな画面では、すべての取引データを一度に確認することが困難です
スマホユーザーのための対処法
スマホしか持っていない方でも、以下の方法で年間取引報告書を取得できます。
方法1:MyAxioryから取得
Axiory公式の会員ページ「MyAxiory」にスマホのブラウザからログインすることで、取引履歴や口座情報を確認できます。ただし、年間取引報告書を直接ダウンロードする機能は提供されていないため、取引プラットフォーム経由での取得が必要です。
方法2:Web版プラットフォームを利用
MT4/MT5/cTraderには、ブラウザから利用できるWeb版も存在します。スマホのブラウザでWeb版にアクセスし、パソコン版と同様の手順でレポートをダウンロードできる場合があります。
方法3:カスタマーサポートに依頼
どうしてもパソコン環境がない場合は、Axioryのカスタマーサポートに連絡して、年間取引報告書の発行を依頼することも可能です。日本語サポートが対応してくれます。
確定申告で年間取引報告書を活用する具体的な手順
ダウンロードした年間取引報告書を使って、実際に確定申告を行う手順を解説します。
確定申告に必要な書類一覧
Axioryの取引利益を申告する際に必要な書類は以下の通りです。
- 確定申告書B(第一表・第二表)
- 確定申告書第三表(分離課税用)
- 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書
- 年間取引報告書(提出不要ですが7年間保管必須)
- 源泉徴収票(給与所得者の場合)
- マイナンバーカードまたは通知カード
年間取引報告書から確定申告書への転記方法
ステップ1:年間損益の確認
ダウンロードした年間取引報告書から、年間損益の金額を確認します。この金額が「収入金額」となります。
ステップ2:必要経費の計算
FX取引に関連して支出した経費を計算します。経費として認められる主な項目は以下の通りです。
- FX関連の書籍・セミナー参加費
- 取引手数料(年間取引報告書に含まれている場合は不要)
- インターネット通信費(按分)
- パソコン・スマホの購入費(按分)
- トレード用の家賃・光熱費(按分)
ステップ3:「先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書」への記入
以下の項目を記入します。
- 種類:「外国為替証拠金取引」と記入
- 決済の方法:「仕切」と記入
- 取引金額または数量:年間取引報告書の取引回数を記入
- 差金等決済に係る利益又は損失の額:年間損益を記入
- 取引所等の名称:「Axiory Global Ltd.」と記入
- 所在地:「No.1 Corner of Hutson Street and Marine Parade, Belize City, Belize」と記入
- 必要経費:計算した経費額を記入
ステップ4:税額の計算
Axioryを含む海外FXの税率は、所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%=合計20.315%です。
計算式:(年間損益 – 必要経費)× 20.315% = 納税額
e-Taxでの電子申告がおすすめ
確定申告は、税務署への郵送や持参だけでなく、e-Tax(電子申告)でも可能です。e-Taxを利用するメリットは以下の点が挙げられます。
- 自宅から24時間申告可能
- 添付書類の省略が可能
- 還付金の受取が早い(約3週間)
- 青色申告特別控除が最大65万円適用可能
マイナンバーカードとICカードリーダーがあれば、国税庁の確定申告書等作成コーナーから簡単に電子申告できます。
確定申告の詳しい手順については、Axiory税金・確定申告完全ガイドもあわせてご覧ください。
年間取引報告書に関するよくあるトラブルと解決策
年間取引報告書の取得や確定申告で、トレーダーがよく遭遇するトラブルと、その解決方法を紹介します。
トラブル1:ボーナスを使った取引の損益計算がずれる
問題:Axioryのボーナスを使って取引した場合、年間取引報告書の損益と実際に申告すべき損益が異なることがあります。
解決策:ボーナス自体は出金できないため課税対象外ですが、ボーナスを証拠金として得た利益は課税対象となります。年間損失額は自己資金の入金額までが上限となるため、ボーナスを使って損失が出た場合は手計算で調整が必要です。
トラブル2:複数口座を持っている場合の損益通算
問題:Axioryで複数の取引口座を持っている場合、それぞれの口座から年間取引報告書をダウンロードする必要があり、損益の合算方法が分からない。
解決策:各口座の年間損益を個別にダウンロードし、すべての口座の損益を合算して確定申告します。Axiory内の口座間では自由に損益通算が可能です。
トラブル3:年の途中で口座を解約した場合
問題:年の途中でAxiory口座を解約してしまい、年末に年間取引報告書をダウンロードできない。
解決策:口座解約前に必ず年間取引報告書をダウンロードしておく必要があります。すでに解約してしまった場合は、Axioryのサポートに連絡して取引履歴の発行を依頼してください。
トラブル4:MT4/MT5のログイン情報を忘れた
問題:長期間取引していないため、MT4/MT5のログイン情報を忘れてしまい、年間取引報告書がダウンロードできない。
解決策:MyAxioryにログインした後、取引プラットフォームのログイン情報を確認できます。MyAxioryのパスワードも忘れた場合は、カスタマーサポートに連絡して本人確認の上、再発行してもらえます。
税務調査への備え
税務署は海外送金の記録や金融機関からの情報提供により、海外FXの取引を把握できます。無申告や過少申告は後日発覚するリスクが高く、延滞税や加算税が課される可能性があります。年間取引報告書を適切に保管し、正確な申告を心がけましょう。
年間取引報告書の保管期間と管理方法
確定申告が終わった後も、年間取引報告書は法律で定められた期間、適切に保管する義務があります。
保管期間は7年間
所得税法により、確定申告に関連する帳簿書類は申告期限の翌日から7年間保存する必要があります。年間取引報告書も含まれるため、少なくとも7年間は保管してください。
また、税務調査が入った際に、取引の事実を証明する書類として提示を求められることがあります。
おすすめの管理方法
- デジタル保存:ダウンロードしたHTMLファイルやPDFを、年度別のフォルダに整理してクラウドストレージ(Google Drive、Dropboxなど)に保存
- バックアップ:パソコンの故障に備えて、外付けハードディスクやUSBメモリにもバックアップを保存
- 紙での保管:デジタルデータと併せて、印刷した紙の報告書もファイリングして保管
- 関連書類との一括管理:確定申告書の控え、領収書、源泉徴収票なども同じフォルダ/ファイルで管理
Axioryの年間取引報告書と他社の違い・注意点
海外FX業者によって、年間取引報告書の名称や取得方法が異なります。Axioryと他の主要海外FX業者との違いを理解しておきましょう。
主要海外FX業者との比較
XMTradingとの違い:
- XMTradingも同様にMT4/MT5から取引報告書をダウンロード
- 会員ページから直接ダウンロードできる機能もあり
- レポート形式はAxioryとほぼ同じ
TitanFXとの違い:
- TitanFXもMT4/MT5からの取得が基本
- クライアントポータルから取引履歴のCSVエクスポートが可能
- 日本語サポートによる報告書発行サポートあり
Exnessとの違い:
- Exnessは会員エリアから直接年間取引報告書をダウンロード可能
- PDF形式での出力にも対応
- 複数口座の一括レポート機能あり
国内FXとの決定的な違い
国内FX業者では、年間取引報告書が自動的に郵送またはメールで送付されます。また、特定口座制度により源泉徴収が行われるため、確定申告が不要になるケースもあります。
一方、Axioryなどの海外FX業者では、以下の点に注意が必要です。
まとめ:Axiory年間取引報告書は確定申告の必須書類
Axioryの年間取引報告書は、海外FXの確定申告において最も重要な証拠書類です。MT4・MT5・cTraderのいずれのプラットフォームでも、簡単な操作で年間損益を含む詳細なレポートをダウンロードできます。
本記事で解説した手順:
- 年末または確定申告前に、各プラットフォームから年間取引報告書をダウンロード
- 年間損益額を正確に確認し、必要経費を計算
- 「先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書」に正確に記入
- 期限内(2月16日から3月15日まで)に確定申告を完了
- 年間取引報告書を7年間保管
これらのステップを確実に実行することで、税務リスクを回避し、適切な納税義務を果たすことができます。
スマホでの確認はできますが、正式な書類としてはパソコン版でのダウンロードをおすすめします。どうしてもパソコン環境がない場合は、Axioryのカスタマーサポートに相談してみてください。
確定申告に関する詳しい情報は、Axiory税金・確定申告完全ガイドもあわせてご覧ください。
>>Axioryの基本情報から特徴や他社との比較に関する情報は、この記事を参考にしてください。
おすすめ記事→Axiory(アキシオリー)完全攻略ガイド





