Axiory(アキシオリー)の自動売買・EA完全ガイド|設定方法から選び方まで海外FX初心者向け徹底解説
海外FXで自動売買を始めたい初心者の方にとって、Axiory(アキシオリー)の自動売買システムは、狭いスプレッドと安定したサーバー環境により多くのトレーダーから高く評価されています。しかし、実際にどのようなEA(エキスパートアドバイザー)を選べばよいのか、どの取引プラットフォームが最適なのか迷われる方も多いでしょう。
本記事では、Axiory(アキシオリー)の自動売買・EAについて、設定方法から選び方、コスト分析まで海外FX初心者の方にもわかりやすく詳しく解説いたします。
ルールの遵守が難しい方には、自動売買の導入も一つの選択肢になります。ただし、自動売買は機械的な判断が中心になるため、裁量判断の方が優れる場面もあるという点は忘れてはいけません
(神戸大学大学院経済学研究科「神戸大学 岩壷健太郎教授 特別インタビュー|「行動バイアス」がFXトレードに与える影響とその克服法」より引用 2025年8月5日アクセス)

引用元:岩壷健太郎教授
神戸大学大学院経済学研究科教授。金融経済学の専門家として、長年にわたり個人投資家の行動特性や市場との相互作用を研究。財務省財務総合政策研究所特別研究官、金融先物取引業協会学術アドバイザーを兼務。
この記事の見出し
Axiory(アキシオリー)の自動売買・EA基本概要
Axiory(アキシオリー)は、狭いスプレッドと透明性の高い取引環境で知られる海外FX業者です。自動売買(EA)専用のサービスは提供していませんが、優れた取引環境により多くの自動売買トレーダーから支持を得ています。
Axioryの自動売買対応プラットフォーム
Axiory(アキシオリー)では、以下の3つの取引プラットフォームでエキスパートアドバイザー (EA)による自動売買が可能です:
- MT4(MetaTrader 4):最も多くのEAが利用可能
- MT5(MetaTrader 5):高速処理と豊富な時間足
- cTrader:cBotによる自動売買対応
EAとは
EA(Expert Advisor:エキスパートアドバイザー)とは、MetaTraderで動作する自動売買プログラムのことです。事前に設定したルールに従って、24時間自動的に売買を行います。
Axioryの自動売買の特徴
Axiory(アキシオリー)自動売買のメリット・デメリット
メリット
業界最狭水準のスプレッド
Axiory(アキシオリー)の最大のメリットは、業界最狭水準のスプレッドです。自動売買では取引回数が多くなるため、スプレッドの狭さは利益に直結します。
通貨ペア | スタンダード口座 | ナノ口座(手数料込み) |
---|---|---|
USD/JPY | 1.0 pips | 0.6 pips |
EUR/USD | 1.0 pips | 0.6 pips |
GBP/USD | 1.4 pips | 1.0 pips |
安定したサーバー環境
サーバーの安定性は自動売買の生命線です。Axiory(アキシオリー)は、高い約定率と低いスリッページにより、EAの設計通りの取引を実現しています。
取引制限がない
スキャルピングや両建てなど、他社では制限される取引手法も自由に行えます。
デメリット
VPS・EA提供サービスなし
Axiory(アキシオリー)は、XM Tradingのような無料VPSやEA配布サービスを提供していません。これらは別途用意する必要があります。
初心者向けサポート不足
自動売買に特化したサポートやマニュアルが少ないため、初心者には学習コストがかかります。
VPS選びのポイント
Axioryで自動売買を行う場合、サーバーに近い場所のVPSを選ぶことで、より低いレイテンシーでの取引が可能になります。特にスキャルピング系EAでは重要な要素です。
取引プラットフォーム比較:MT4・MT5・cTrader
Axiory(アキシオリー)では3つのプラットフォームで自動売買が可能ですが、それぞれに特徴があります。
MT4(MetaTrader 4)
最も多くのEAが利用可能なプラットフォームです。
- EA数:最も豊富
- 安定性:非常に高い
- カスタマイズ:豊富なインジケーター
- おすすめ度:★★★★★
MT5(MetaTrader 5)
処理速度が速く、複数時間足での分析に優れています。
- EA数:MT4より少ないが増加中
- 処理速度:MT4より高速
- 時間足:21種類(MT4は9種類)
- おすすめ度:★★★★☆
cTrader
cBotという独自の自動売買システムを使用します。
- cBot数:限定的
- 約定速度:非常に高速
- 透明性:板情報表示可能
- おすすめ度:★★★☆☆
項目 | MT4 | MT5 | cTrader |
---|---|---|---|
初心者おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
EA・cBot数 | 最多 | 多い | 限定的 |
約定速度 | 高速 | 高速 | 最高速 |
カスタマイズ性 | 高い | 高い | 中程度 |
初心者の方には、最も多くのEAが利用でき、情報が豊富なMT4がおすすめです。MT4 使い方については、詳細なガイドをご参照ください。
Axiory(アキシオリー)自動売買のコスト分析
自動売買では取引コストが利益を大きく左右します。Axiory(アキシオリー)の各口座タイプでのコスト構造を詳しく見てみましょう。
口座タイプ別コスト比較
スタンダード口座
- 取引手数料:無料
- スプレッド(USD/JPY):1.0 pips
- 総コスト:1.0 pips
ナノスプレッド口座・テラ口座
- 取引手数料:往復6ドル/ロット(0.6 pips相当)
- スプレッド(USD/JPY):0.0 pips〜
- 総コスト:約0.6 pips
マックス口座
- 取引手数料:無料
- スプレッド(USD/JPY):約2.9 pips
- 総コスト:約2.9 pips
アルファ口座
- 取引商品:現物株式・ETF専用(120種類以上)
- 取引手数料:銘柄により異なり、最低1.5ドルから
ゼロ口座(2024年12月新設)
- 取引手数料:往復8.7ドル〜/ロット
- スプレッド(USD/JPY):1日の90%で0.0 pips
- 対象銘柄:主要25通貨ペア
- 総コスト:約0.5 pips〜
注意事項:
• スプレッドは市場状況により変動します
• 早朝時間帯や重要指標発表時はスプレッドが拡大する場合があります
• 情報は2025年8月時点のものです
コスト計算例
1日10回取引するスキャルピングEAの場合、月間約200回の取引となります。スタンダード口座とナノ口座では、月間で約80pips(8万円相当)の差が生まれる計算になります。
他社との比較
FX業者 | USD/JPY総コスト | 特徴 |
---|---|---|
Axiory(ナノ口座) | 0.6 pips | 業界最狭水準 |
XM Trading | 1.0 pips | 豊富なボーナス |
TitanFX | 0.7 pips | 低スプレッド |
Exness | 0.7 pips | 無制限レバレッジ |
Axiory(アキシオリー)でのEA設定手順
海外FX初心者の方でも簡単にEAを設定できるよう、ステップバイステップで解説いたします。
Step1:口座開設とプラットフォーム選択
- Axiory(アキシオリー)で口座開設
- 口座タイプ選択:自動売買にはナノスプレッド口座がおすすめ
- プラットフォーム選択:初心者はMT4を推奨
Step2:MT4のダウンロードとインストール
- Axiory公式サイトからMT4をダウンロード
- インストール後、ログイン情報を入力
- デモ口座で動作確認
Step3:EAの入手と設定
EAの入手方法
- 無料EA:MQL5コミュニティ、各種フォーラム
- 有料EA:GoGoJungle、Terex等の販売サイト
- 自作EA:MQL4言語でのプログラミング
Step4:EAのインストール
- ファイル → データフォルダを開く
- MQL4 → ExpertsフォルダにEAファイルをコピー
- MT4を再起動
- ナビゲーターウィンドウでEAを確認
Step5:EAの稼働開始
- 対象通貨ペアのチャートを開く
- EAをチャートにドラッグ&ドロップ
- パラメータ設定(ロットサイズ、ストップロス等)
- 自動売買ボタンをオンにして稼働開始
最も重要なのは、再現性のある勝ちパターンを確立することです。そして、そのパターンを機械のように徹底して実行すること。短期間で大きく儲けようとするのではなく、コツコツと積み上げる姿勢が、結果として1億円に届く最短距離になるでしょう。
(神戸大学大学院経済学研究科「神戸大学 岩壷健太郎教授 特別インタビュー|「行動バイアス」がFXトレードに与える影響とその克服法」より引用 2025年8月5日アクセス)

引用元:岩壷健太郎教授
神戸大学大学院経済学研究科教授。金融経済学の専門家として、長年にわたり個人投資家の行動特性や市場との相互作用を研究。財務省財務総合政策研究所特別研究官、金融先物取引業協会学術アドバイザーを兼務。
初心者におすすめのEA選び方
EA選びは自動売買成功の要です。初心者の方が注意すべきポイントを解説します。
EAタイプ別特徴
スキャルピング系EA
- 特徴:短時間での小幅利益を狙う
- メリット:相場環境に左右されにくい
- デメリット:取引コストの影響大
- Axiory適性:★★★★★(低スプレッドが活かせる)
デイトレード系EA
- 特徴:1日以内でポジション決済
- メリット:オーバーナイトリスク回避
- デメリット:相場環境の影響を受けやすい
- Axiory適性:★★★★☆
スイング系EA
- 特徴:数日〜数週間のトレンドフォロー
- メリット:取引コストの影響小
- デメリット:ドローダウンが大きくなりがち
- Axiory適性:★★★☆☆
EA選択時のチェックポイント
項目 | 重要度 | チェック内容 |
---|---|---|
バックテスト結果 | ★★★★★ | 3年以上の検証期間、最大ドローダウン20%以内 |
リアル運用実績 | ★★★★★ | MyFXBook等での公開実績 |
開発者情報 | ★★★★☆ | 実績・経歴の明示 |
サポート体制 | ★★★☆☆ | アップデート頻度・問い合わせ対応 |
危険なEAの見分け方
勝率95%以上、月利50%超えなど非現実的な成績を謳うEAには注意が必要です。特に、ナンピン・マーチンゲール手法を採用したEAは、一時的に高収益でも最終的に大損失を被るリスクがあります。
初心者向けおすすめEA設定
- 最大ドローダウン:口座残高の10%以下
- 1回あたりのリスク:口座残高の1%以下
- 同時稼働EA数:1〜2個まで
- 通貨ペア:メジャー通貨(USD/JPY、EUR/USD等)
VPS設定とサーバー環境
VPS(Virtual Private Server)は、Axiory(アキシオリー)での24時間自動売買を実現するために必要不可欠です。
VPSが必要な理由
- 24時間稼働:パソコンを切ってもEAが動作
- 安定した通信:回線トラブルによる機会損失を防止
- 低レイテンシー:サーバーに近い場所で高速約定
- セキュリティ:専門的な管理による安全性向上
おすすめVPSサービス
サービス名 | 月額料金 | 特徴 | Axiory適性 |
---|---|---|---|
お名前.com VPS | 1,300円〜 | 日本語サポート充実 | ★★★★☆ |
ABLENET VPS | 1,800円〜 | 高性能・安定性重視 | ★★★★★ |
さくらのVPS | 900円〜 | コスパ重視 | ★★★☆☆ |
VPS設定手順
- VPSサービス申し込み:Windows OS選択
- リモートデスクトップ接続:VPS環境にアクセス
- MT4インストール:AxioryのMT4をダウンロード・設定
- EA設定:EAをインストール・稼働
- 監視設定:定期的な動作確認
VPS選択時は、Axioryのサーバー所在地(ロンドン・ニューヨーク)に近い場所を選ぶことが重要です。
Axiory(アキシオリー)自動売買での注意点とリスク管理
自動売買は便利な反面、適切なリスク管理なしでは大損失に繋がる可能性があります。
よくある失敗パターン
過度なレバレッジ設定
初心者にありがちな失敗は、早く利益を得たい気持ちから高いレバレッジを設定することです。
- 推奨レバレッジ:実効レバレッジ5倍以下
- 1回あたりリスク:口座残高の1%以下
- 最大ドローダウン:10%以下を維持
複数EA同時稼働によるリスク集中
同じ通貨ペア・同じロジックのEAを複数稼働させると、相関により損失が拡大します。
相場環境変化への対応不足
必須のリスク管理設定
設定項目 | 推奨値 | 目的 |
---|---|---|
最大ロット数 | 口座残高の1%リスク以下 | 単発損失の制限 |
最大ポジション数 | 5ポジション以下 | リスク分散 |
日次損失限度額 | 口座残高の2% | 連続損失の制限 |
ストップロス | 必須設定 | 想定外事態への対応 |
定期的な見直しポイント
- 週次:収益・ドローダウンの確認
- 月次:EA別パフォーマンス分析
- 四半期:EA入替・パラメータ調整検討
- 年次:戦略全体の見直し
他社との比較:なぜAxioryが自動売買に適しているのか
Axiory(アキシオリー)が自動売買に適している理由を他社と比較して解説します。
主要海外FX業者との比較
項目 | Axiory | XM Trading | TitanFX | Exness |
---|---|---|---|---|
USD/JPYスプレッド | 0.0pips〜 | 1.0pips〜 | 0.2pips〜 | 0.0pips〜 |
取引手数料 | 6ドル/ロット | 無料 | 7ドル/ロット | 7ドル/ロット |
約定速度 | 0.1秒以下 | 0.3秒以下 | 0.1秒以下 | 0.2秒以下 |
VPS提供 | なし | 条件付き無料 | なし | なし |
EA制限 | なし | なし | なし | なし |
Axioryが優れている点
業界最狭水準の総取引コスト
スプレッド+手数料の総コストが業界最安水準で、特に取引回数の多いスキャルピングEAに適しています。
透明性の高いNDD方式
NDD方式により、約定拒否やリクオートがほぼ発生しません。
3つのプラットフォーム対応
MT4・MT5・cTraderすべてに対応し、トレーダーの好みやEAの種類に応じた選択が可能です。
他社が優れている点
XM Tradingの強み
- 豊富なボーナス:初期資金を抑えて開始可能
- 無料VPS:条件付きで提供
- 日本語サポート:充実したサポート体制
XM Tradingの詳細な評判については、XM Trading評判・口コミ完全ガイドをご覧ください。
まとめ
Axiory(アキシオリー)の自動売買・EAについて詳しく解説してきました。
Axioryの自動売買が適している方
- 取引コストを最重視する方
- スキャルピング系EAを運用したい方
- 透明性の高い取引環境を求める方
- 複数のプラットフォームを試したい方
Axioryが向いていない方
- 無料VPS・EA配布サービスを重視する方
- 豊富なボーナスを期待する方
- 完全な初心者向けサポートを求める方
成功のポイント
- 適切な口座選択:ナノスプレッド口座を推奨
- リスク管理の徹底:1取引1%ルールの遵守
- EA選択の慎重さ:実績重視の選択
- 継続的な監視:定期的なパフォーマンス確認
特に兼業トレーダーの方は、取引できる時間が限られています。そのため、苦手な相場環境や、無理にエントリーすべきでない局面でもトレードしてしまうリスクが高まります。むしろ『待つ』という判断ができる投資家の方が、長期的には成績が安定します。
(神戸大学大学院経済学研究科「神戸大学 岩壷健太郎教授 特別インタビュー|「行動バイアス」がFXトレードに与える影響とその克服法」より引用 2025年8月5日アクセス)

引用元:岩壷健太郎教授
神戸大学大学院経済学研究科教授。金融経済学の専門家として、長年にわたり個人投資家の行動特性や市場との相互作用を研究。財務省財務総合政策研究所特別研究官、金融先物取引業協会学術アドバイザーを兼務。
Axiory(アキシオリー)は、コストを重視する自動売買トレーダーにとって最適な環境を提供しています。ただし、成功のためには適切なEA選択とリスク管理が不可欠です。
まずはデモ口座で十分に検証を行い、小額から実運用を開始することをおすすめします。
さらに詳しいAxioryの評判や口コミについては、Axiory 口コミ・評判のページをご参照ください。