Axiory(アキシオリー)マイナンバー・税務書類完全ガイド|口座開設から確定申告まで徹底解説
Axioryメニュー
海外のFX業者として人気の高いAxioryで取引を始めようと考えている方にとって、マイナンバーカードや税務関連の書類をどう扱えばよいのかは気になるポイントです。この記事では、Axioryでマイナンバーが必要となるタイミングや、適切な税務書類の準備方法について詳しくご説明します。
この記事のポイント
Axioryで口座を開設する際、マイナンバーの提出は必須ではありません。ただし、利益が出た場合の確定申告では必要になります。この記事では、必要な書類の準備方法と適切な管理方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。
>>AXIORYの口座開設の手順と必要な書類に関する情報は、この記事を参考にしてください。
おすすめ記事→Axiory 必要書類
この記事の見出し
Axioryの口座開設でマイナンバーは必要?基本要件を確認
Axioryで口座開設をする際、マイナンバーカードの提出は必須ではありません。ただし、本人確認書類の選択肢の一つとして利用することは可能です。
本人確認書類としてのマイナンバーカード
マイナンバーカードは有効な本人確認書類として認められており、いくつかのメリットがあります。運転免許証をお持ちでない方でも安心して口座開設を進められます。また、住所が変わった際の手続きが比較的簡単で、有効期限も長く設定されているため、更新の手間が少ないという利点があります。
マイナンバーカード利用時の注意点
マイナンバーカードを本人確認書類として提出する際は、表面のみの提出で問題ありません。裏面のマイナンバー(個人番号)部分の提出は不要です。
口座開設に必要な書類一覧
Axioryの口座開設では、本人確認書類と住所証明書類の2種類が必要です。
本人確認書類としては、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード(表面のみ)、住民基本台帳カードが利用できます。
住所証明書類については、公共料金の領収書(発行から3ヶ月以内)、住民票(発行から3ヶ月以内)、銀行やクレジットカードの利用明細書(発行から3ヶ月以内)が有効です。
確定申告時のマイナンバー記載は必須
海外FXで利益を得た場合、確定申告においてはマイナンバーの記載が法的に義務付けられています。これは国内FX、海外FXを問わず適用される重要なルールです。
確定申告書には、申告するご本人の「マイナンバーの記載」及び「本人確認書類の提示又は写しの添付」が必要です。(国税庁「確定申告書には、マイナンバーの記載と本人確認書類の提示等が必要です」より引用 2025年11月18日アクセス)

引用元:国税庁
日本の税制全般を所管する国の行政機関。確定申告やマイナンバー制度など、税務手続きに関する公式な情報を発信している。
海外FXで利益が出た場合の税務処理
海外FXの利益は総合課税の対象となり、税率は所得に応じて5%から45%の累進課税が適用されます。一方、国内FXは申告分離課税で一律20.315%の税率となっており、この違いを理解しておくことが重要です。
- 年間利益20万円超:確定申告が必要
- 給与所得者:年間20万円超の海外FX利益で申告義務発生
- 専業トレーダー:年間48万円超(基礎控除額)で申告義務発生
- 学生・主婦等:年間48万円超で申告義務発生
海外FXによる利益は日本の税制上「雑所得」に区分され、総合課税の対象となります。(freee税理士検索「海外FXの税金について」より引用 2025年11月18日アクセス)

引用元:スタートアップ支援 Gemstone税理士法人
東京都を拠点とする税理士法人。所得税・法人税・国際税務などに精通し、freee税理士検索を通じて海外FXの税務相談にも対応している。
重要な注意事項
海外FXの利益を隠すことは税務署による調査の対象となる可能性があります。適切な申告を行い、法的リスクを回避しましょう。
マイナンバー未記載時のリスク
確定申告書にマイナンバーの記載がない場合、税務署から記載を求められることがあります。また、継続的な未記載は税務調査の対象となるリスクが高まる可能性があります。
税務処理の詳細については、Axioryの税金・確定申告ガイドをご覧ください。
Axioryで使える税務書類の種類と提出方法
Axioryでの取引において、税務処理に必要な書類の種類と提出方法を正確に理解することで、スムーズな確定申告手続きが可能になります。
本人確認書類の詳細
本人確認書類として最も一般的な運転免許証は、有効期限内であることが必要で、住所変更がある場合は裏面の記載も確認されます。
パスポートについては、有効期限内であることに加え、日本国籍以外の場合は在留カードとの併用が求められることがあります。
マイナンバーカードを使用する場合は、表面のみの提出で十分であり、裏面のマイナンバー部分は提出不要です。
住所証明書類の詳細
住所証明書類は発行から3ヶ月以内のものが有効で、以下の要件を満たす必要があります。
- 公共料金の領収書:電気・ガス・水道・固定電話の領収書で、本人名義のもの
- 住民票:市区町村が発行する住民票の写しで、マイナンバーの記載は不要
- 銀行・クレジットカード明細:金融機関発行の利用明細書で、住所が明記されているもの
- その他公的書類:国民健康保険証、住民税の納税通知書など
書類提出の手順
書類の提出はAxioryの会員ページから行います。まず会員ページにログインし、「書類アップロード」セクションにアクセスします。
次に、本人確認書類と住所証明書類をそれぞれ指定された形式でアップロードし、提出後は通常1-3営業日で審査結果が通知されます。
不備がある場合は再提出が必要となるため、事前に要件を確認することが重要です。
必要書類の詳細については、Axioryの必要書類ガイドをご確認ください。
マイナンバー制度と海外FX投資の関係性
マイナンバー制度の導入により、金融機関と税務署間の情報共有が強化されています。これは海外FX投資家にとって重要な変化です。
マイナンバー制度は、複数の機関が保有する個人情報を同一人の情報であるということを確認するためのものであり、社会保障・税制度の効率性・透明性を高め、国民にとって利便性の高い公平・公正な社会を実現するための社会基盤として導入されました。(東京都主税局「社会保障・税番号(マイナンバー)制度について」より引用 2025年11月18日アクセス)

引用元:東京都主税局
東京都における都税の賦課・徴収を担う機関。マイナンバー制度の概要や税務手続きへの影響について、自治体の立場から解説している。
金融機関での情報共有システム
国内の金融機関では既にマイナンバーによる口座管理が義務化されており、海外送金についても税務署による把握が容易になっています。
また、年間100万円を超える海外送金は金融機関から税務署への報告対象となっているため、海外FX業者への入出金も監視の対象となる可能性があります。
国外送金等調書法に基づいて、100万円を超える海外送金の場合、金融機関や郵便局が税務署に「国外送金等調書」を提出します。(Wise「海外送金は税務署が把握?海外への送金・受取について解説!」より引用 2025年11月18日アクセス)

引用元:Wise(ワイズ)公式ブログ
国際送金サービスを提供するWiseが運営する情報サイト。海外送金と税務、コスト比較などを利用者向けにわかりやすく解説している。
税務調査対策としての適切な記録保持
海外FX投資では以下の記録を適切に保持することが重要です。取引履歴の詳細な記録として、すべての売買記録、損益計算書、年間取引報告書を保管します。
入出金記録については、海外FX業者への送金記録、出金時の着金記録、銀行の取引明細書を整理して保管します。税務関連書類として、確定申告書の控え、添付した取引報告書、税務署とのやり取り記録を保存することが求められます。
記録保持期間の目安
税務関連の書類は法定保存期間である7年間の保存が推奨されます。特に高額な利益を上げている場合は、より長期間の保存を検討しましょう。
青色申告の場合、帳簿の保存期間は、「その年の確定申告書の提出期限の翌日」を起点として、7年間です。(弥生株式会社「確定申告後の書類の保存期間は何年?個人事業主の場合を解説」より引用 2025年11月18日アクセス)

引用元:弥生株式会社
中小企業・個人事業主向け会計ソフトを提供する企業。確定申告や帳簿保存など、実務で役立つ税務・会計情報を公式サイトで発信している。
Axioryでの税務書類管理のベストプラクティス
効率的な税務書類管理により、確定申告時の負担を大幅に軽減することができます。
書類の電子保存方法
デジタル化による書類管理では、すべての取引関連書類をPDFファイルとしてスキャン・保存し、年月別にフォルダ分けして整理します。クラウドストレージの活用により、Google Drive、Dropbox、OneDriveなどを利用してバックアップを作成し、複数の場所での保管でデータ消失リスクを回避します。
また、パスワード保護を設定して重要な税務書類のセキュリティを確保することが重要です。
年間取引報告書の活用法
Axioryでは年間取引報告書(Annual Statement)が提供されており、これを確定申告に活用できます。
- 損益の総括情報:年間の総利益・総損失が記載
- 取引手数料の詳細:年間で支払った手数料の合計
- スワップ損益:オーバーナイト金利による損益
- 通貨換算レート:USD建て口座の場合のJPY換算情報
よくある質問と解決策
Q: Axioryの口座開設でマイナンバーカードは必須ですか?
A: いいえ、必須ではありません。運転免許証やパスポートでも口座開設が可能です。ただし、マイナンバーカードは有効な本人確認書類として利用できます。
Q: 海外FXの利益が少額でもマイナンバーは必要ですか?
A: 確定申告が必要な利益(年間20万円超など)が発生した場合、申告書にはマイナンバーの記載が法的に義務付けられています。
Q: マイナンバーを持っていない場合はどうすればいいですか?
A: マイナンバー通知カードでも申告は可能ですが、本人確認書類が別途必要になります。マイナンバーカードの取得をお勧めします。
Q: Axioryの取引履歴はどこで確認できますか?
A: MT4/MT5の取引履歴、会員ページの取引報告書、年末に提供される年間取引報告書で確認できます。確定申告時にはこれらの書類が必要になります。
まとめ
Axioryでの取引において、マイナンバーは口座開設時は任意ですが、確定申告時には必須となります。適切な書類管理と税務処理により、安心して海外FX投資を続けることができます。不明な点があれば、税理士等の専門家にご相談されることをお勧めします。
>>Axioryの基本情報から特徴や他社との比較に関する情報は、この記事を参考にしてください。
おすすめ記事→Axiory(アキシオリー)完全攻略ガイド
初心者のよくある質問
Axioryの口座開設にマイナンバーの提出は必要ですか?
- Axioryの口座開設において、マイナンバーの提出は必須ではありません。マイナンバーは日本国内の制度であり、海外の金融業者であるAxioryには提出義務がありません。ただし、TIN(納税者識別番号)として任意で提出することは可能で、提出すると一部の手続きが簡略化される場合があります。
TIN(納税者識別番号)とは何ですか?
- TIN(Tax Identification Number)とは納税者識別番号のことで、日本ではマイナンバーがこれに該当します。海外の金融機関が顧客の税務処理を行う際に使用する番号です。Axioryでは口座開設時にTINの入力欄がありますが、入力は任意であり、空欄のままでも口座開設は可能です。
マイナンバーを提出するメリットはありますか?
- Axioryにマイナンバーを提出するメリットは限定的です。主なメリットは、将来的に税務関連の手続きが簡略化される可能性があることです。ただし、現時点では提出してもしなくても取引条件や手数料に差はありません。個人情報保護の観点から、提出しないことを選択する方も多くいます。
マイナンバーを提出しないデメリットはありますか?
- マイナンバーを提出しなくても、口座開設や海外FXの取引に影響はありません。出金制限や取引制限もかかりません。ただし、将来的にCRS(共通報告基準)などの国際的な税務情報交換制度により、追加的な書類提出が求められる可能性があります。しかし、現状では何の問題もありません。
Alpha口座を開設する場合、特別な税務書類は必要ですか?
- Alpha口座(米国株式取引口座)を開設する場合、W-8BENフォームの提出が必須です。これは「米国源泉税に対する受益者の非居住証明書」で、米国の税法上、お客様が米国非居住者であることを証明する書類です。この書類を提出しないとAlpha口座は利用できません。





