【2025年12月最新】FXGT VPSの完全ガイド|無料条件・設定方法・スペックを徹底解説
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FXGTでは、一定の条件をクリアしたトレーダーに対して、VPS(仮想専用サーバー)を無料で提供するスポンサーシップ・プログラムを実施しています。FX取引で自動売買(EA)を安定して稼働させたい方や、24時間休むことなく取引環境を維持したい方にとって、VPSは欠かせないツールです。
この記事では、FXGTのVPSスポンサーシップ・プログラムの利用条件、申し込みの手順、設定方法、サーバーのスペックを初心者にもわかりやすく解説します。さらに、VPSを使うことで得られるメリットや気をつけるべき点、他社のサービスとの比較もご紹介しますので、初めてVPSを利用する海外FX初心者の方でも安心して読み進められる内容となっています。
この記事の見出し
FXGTのVPSスポンサーシップ・プログラムとは
FXGTのVPSスポンサーシップ・プログラムとは、決められた条件を満たしているトレーダーに対して、MetaTrader専用のVPSホスティングサービスを無料で提供してくれる制度です。
このプログラムを活用すれば、自宅のパソコンを24時間つけっぱなしにする必要がなく、安定した環境で自動売買を運用できます。特に、EA(エキスパートアドバイザー)を使った自動売買トレーダーにとって、VPSの安定性と注文の速さは取引成績を大きく左右する重要な要素となります。
VPSスポンサーシップの特徴
FXGTのVPSは、MT4とMT5の両方に対応しており、高速なネットワーク接続と安定したサーバー環境を提供しています。条件さえ満たせば月額料金は完全無料で、追加の費用なしで自動売買環境を構築できます。
VPS(仮想専用サーバー)の基礎知識
VPS(Virtual Private Server)とは、日本語で「仮想専用サーバー」と呼ばれるクラウド上に構築された専用の仮想コンピュータ環境のことです。
VPSと通常のパソコンとの違い
普通のパソコンで自動売買を運用する場合、停電やインターネット回線のトラブル、パソコンの故障などで取引が止まってしまうリスクがあります。一方、VPSはデータセンターに設置された高性能サーバー上で動作するため、以下のような特徴があります。
- 24時間365日安定稼働:停電やネットワーク障害の心配がない
- 低遅延接続:ブローカーのサーバーに近い場所に設置されているため注文の実行速度が速い
- リモートアクセス可能:スマートフォンやタブレットからでもアクセスできる
- 複数のEA同時稼働:1つのVPS上で複数の取引プラットフォームを動かせる
FX取引でVPSが必要な理由
特にスキャルピングや高頻度取引を行う場合、わずか数ミリ秒の遅延が取引結果に大きな影響を与えることがあります。VPSを使用することで、約定拒否やスリッページを最小限に抑え、より有利な価格で取引を実行できる可能性が高まります。
FXGTのVPS利用条件
FXGTのVPSスポンサーシップ・プログラムを無料で利用するには、以下の条件を満たす必要があります。
利用条件の詳細
| 条件項目 | 詳細 |
|---|---|
| 対象口座タイプ | ミニ口座、スタンダード口座、プロ口座、ECN口座 |
| 最低口座残高 | 3,000ドル以上 |
| 月間取引量 | 最低5GTLot(500,000ドル相当) |
| 対応プラットフォーム | MT4、MT5 |
GTLotとは
GTLotは、FXGTが独自に定めた取引量の単位です。すべてのCFD商品と資産クラスにわたる取引量を統一的に計測するために作られました。
具体的には、口座全体の取引量をUSD換算し、1GTLot = 100,000USDの取引量として標準化したものです。通貨ペアだけでなく、ゴールドや仮想通貨などの商品も含めて取引量が計算されるため、多様な銘柄を取引するトレーダーにとって条件達成がしやすいシステムになっています。
複数口座での条件達成も可能
FXGTでは、複数のMT5口座を持っている場合、それらの口座残高と取引量を合算して条件を満たすこともできます。例えば、2つの口座にそれぞれ1,500ドルずつ入金し、合計3,000ドルの条件をクリアすることも可能です。
条件を満たせなかった場合
もし月間の取引量や口座残高の条件を満たせなかった場合、VPSサービスは自動的に停止されます。ただし、翌月に再び条件を満たせば、サービスは再開されます。
FXGTのVPSスペック詳細
FXGTが提供するVPSは、MT4とMT5でスペックが異なります。それぞれの詳細を見ていきましょう。
MT5専用VPSのスペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| メモリ(RAM) | 3GB RAM / 1 vCPU |
| ストレージ | 16GB ディスク容量 |
| 統合環境 | MT5ターミナルに完全統合 |
| 稼働時間 | 24時間365日 |
MT4専用VPSのスペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| メモリ(RAM) | 2GB RAM / 2 vCPU |
| ストレージ | 60GB ディスク容量 |
| 同時稼働 | 最大3台のクライアント端末をホスト可能 |
| 稼働時間 | 24時間365日 |
スペックの評価
FXGTのVPSスペックは、EAを数個稼働させる程度であれば十分な性能を備えています。特に、MT4用VPSは最大3台のクライアント端末をホスト可能なため、複数の口座で自動売買を運用したいトレーダーにも適しています。
ただし、非常に重いEAや大量のインジケーターを同時に使用する場合は、メモリ不足になる可能性がありますので、運用するEAの数やシステム要件を事前に確認することをおすすめします。
FXGTのVPS申し込み方法
FXGTのVPSスポンサーシップ・プログラムに申し込む手順を、ステップごとに解説します。
ステップ1:口座残高と取引量の条件を確認
まず、自分のFXGT口座が条件を満たしているかを確認します。
- 口座残高が3,000ドル以上あるか
- 過去1ヶ月間の取引量が5GTLot以上あるか
これらの条件を満たしている場合、FXGTから自動的に資格確認の通知が届くこともあります。ただし、自分から申し込むことも可能です。
ステップ2:VPSスポンサーシップ申し込みフォームに記入
FXGT公式サイトのVPSスポンサーシップ申し込みフォームにアクセスし、必要事項を入力します。
- 氏名
- メールアドレス
- 口座番号
- 希望するプラットフォーム(MT4またはMT5)
ステップ3:FXGTからの承認を待つ
申し込み後、FXGT側で条件を満たしているかどうかの審査が行われます。通常、数営業日以内に承認通知とVPSの認証情報がメールで送られてきます。
ステップ4:VPS認証情報を受け取る
承認されると、VPSにアクセスするための認証情報が記載されたメールが届きます。このメールには以下の情報が含まれています。
- VPSサーバーのIPアドレス
- ユーザー名
- パスワード
- 設定手順ガイドのPDF
サポートへの問い合わせも可能
条件を満たしているのに通知が来ない場合や、申し込み方法がわからない場合は、FXGTのカスタマーサポートに直接問い合わせることができます。日本語サポートも充実しており、24時間体制で対応しています。
FXGTのVPS設定手順
VPSの認証情報を受け取ったら、実際にVPSを設定してMT4やMT5をインストールする手順を見ていきましょう。
MT5のVPS設定方法
MT5の場合、VPSはターミナルに完全統合されているため、設定が非常に簡単です。
- MT5ターミナルを起動する
- メニューバーから「ツール」→「オプション」→「VPS」タブを選択
- 「VPSサーバーに接続」をクリック
- FXGTから送られてきた認証情報(ユーザー名・パスワード)を入力
- 「接続」をクリックして完了
MT5では、VPSが正常に接続されると、ターミナル画面にVPSの稼働状況が表示されます。
MT4のVPS設定方法
MT4の場合は、リモートデスクトップ接続を使ってVPSにアクセスする必要があります。
Windows PCでの設定手順
- スタートメニューから「リモートデスクトップ接続」を検索して起動
- コンピューター名の欄にVPSのIPアドレスを入力
- 「接続」をクリック
- ユーザー名とパスワードを入力してログイン
- VPS環境内でMT4をダウンロード・インストール
- FXGT口座にログインしてEAを設定
Mac PCでの設定手順
Macの場合は、「Microsoft Remote Desktop」アプリをApp Storeからダウンロードして使用します。
- Microsoft Remote Desktopを起動
- 「Add PC」をクリック
- PC nameにVPSのIPアドレスを入力
- ユーザーアカウント情報を入力して保存
- 作成したPC接続をダブルクリックして接続
EAの設置と自動売買の開始
VPSにログインしたら、MT4/MT5に使用したいEAをインストールし、自動売買を有効化します。
- EAファイル(.ex4または.ex5形式)をMT4/MT5の「Experts」フォルダにコピー
- MT4/MT5を再起動してEAを読み込む
- チャート上にEAをドラッグ&ドロップ
- 「自動売買」ボタンを有効化する
- EAが正常に稼働していることを確認
設定が完了すれば、自宅のパソコンを消してもVPS上でEAが24時間稼働し続けます。
FX取引でVPSを使うメリット
FX取引でVPSを使用することには、多くのメリットがあります。特に自動売買を行うトレーダーにとっては必須のツールと言えるでしょう。
1. 24時間365日安定した自動売買が可能
VPSは常にオンライン状態を維持するため、自宅のパソコンを起動し続ける必要がありません。停電やパソコンの故障、インターネット回線のトラブルなどで取引が中断されるリスクがゼロになります。
特に、ニューヨーク市場やロンドン市場など、日本時間の深夜に活発に動く市場でも、VPSなら寝ている間も自動的に取引を継続してくれます。
2. 約定速度の向上と低遅延
VPSはFXブローカーのサーバーに物理的に近い場所のデータセンターに設置されていることが多いため、注文の往復時間(レイテンシー)を大幅に短縮できます。
これにより、スキャルピングやデイトレードなど、わずかな価格差を狙う取引手法でも有利に働きます。特に、重要な経済指標発表時など、価格が急変動する場面でのスリッページを最小限に抑えることができます。
3. 電気代とパソコンの消耗を削減
自宅のパソコンで24時間取引を行うと、電気代がかさむだけでなく、パソコン本体の寿命も短くなります。VPSを使用すれば、これらのコストを大幅に削減できます。
特にFXGTの場合、条件を満たせばVPSが完全無料で利用できるため、ランニングコストを気にせず自動売買に集中できます。
4. どこからでもアクセス可能
VPSはインターネット環境があればどこからでもアクセスできます。スマートフォン、タブレット、外出先のパソコンからでもVPSに接続して、取引状況の確認やEAの設定変更が可能です。
5. 複数口座・複数EAの同時運用
1つのVPS上で複数のMT4/MT5口座を同時に稼働させることができます。異なる通貨ペアや異なる戦略のEAを並行して運用し、リスク分散とリターンの最大化を図ることができます。
6. セキュリティの向上
VPSのデータセンターは高度なセキュリティ対策が施されており、ハッカーやウイルスからの攻撃に対する防御力が自宅のパソコンよりも遥かに高くなっています。大切な資金と取引データを安全に守ることができます。
FXGTのVPSを使う際の注意点
FXGTのVPSスポンサーシップ・プログラムは非常に便利ですが、いくつかの注意点も理解しておく必要があります。
1. 毎月の条件維持が必要
口座残高3,000ドル以上、月間取引量5GTLot以上という条件を毎月維持しなければ、VPSサービスが停止されます。
特に、出金によって口座残高が3,000ドルを下回った場合や、取引量が少ない月があった場合は注意が必要です。条件を満たせなくなると、事前通知なくVPSが停止され、EAの稼働も止まってしまいます。
2. MT4とMT5でスペックが異なる
前述の通り、MT4用とMT5用でVPSのスペックが異なります。特に、MT5用VPSはメモリが3GBと比較的少ないため、重いEAや多数のインジケーターを同時使用するとパフォーマンスが低下する可能性があります。
使用するEAのシステム要件を事前に確認し、必要に応じて有料の外部VPSサービスの利用も検討しましょう。
3. 初期設定には技術的な知識が必要
特にMT4用VPSの場合、リモートデスクトップ接続の知識が必要になります。初めてVPSを使う方は、設定手順ガイドをよく読み、わからない場合はサポートに問い合わせることをおすすめします。
VPSが停止した場合の対処法
もしVPSが予期せず停止してしまった場合は、まず口座残高と取引量の条件を確認しましょう。条件を満たしていない場合は、入金や取引を行って条件を満たした後、再度申し込みフォームから申請することができます。
4. サーバーの場所による遅延
FXGTのVPSがどの地域のデータセンターに設置されているかによって、若干の遅延差が生じる場合があります。特にアジア在住のトレーダーの場合、ヨーロッパのサーバーよりもアジアのサーバーの方が低遅延になることがあります。
ただし、FXGTのVPSはAmazon Web Services(AWS)のLightsailサービスを利用しており、世界中に分散されたデータセンターから最適な場所が選ばれるため、基本的には高速で安定した接続が期待できます。
他社VPSとの比較
FXGTのVPSは他の海外FX業者と比べてどうなのか、主要な競合他社と比較してみましょう。
| 業者名 | VPS利用条件 | メモリ/CPU | 月額料金 |
|---|---|---|---|
| FXGT | 残高3,000ドル+月間5GTLot | MT5: 3GB/1vCPU MT4: 2GB/2vCPU | 条件達成で無料 |
| XMTrading | 残高1,000ドル+月間往復5ロット | 1.5GB RAM | 条件達成で無料 |
| Axiory | 月間往復5ロット以上 | 約2GB RAM | 条件達成で無料 |
| Exness | 残高1,000ドル+月間5,000ドル取引 | 約2GB RAM | 条件達成で無料 |
FXGTのVPSの強み
- MT5用VPSのメモリが3GBと比較的大きい
- GTLotシステムにより、多様な銘柄の取引で条件達成がしやすい
- AWS Lightsailを使用しており、信頼性が高い
FXGTのVPSの弱み
中〜上級トレーダーで、ある程度の資金と取引量がある方には、FXGTのVPSは非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
詳しいVPS比較については、AxioryのVPSやExnessのVPSの記事もご参照ください。
まとめ:FXGTのVPSで安定した自動売買環境を構築しよう
FXGTのVPSスポンサーシップ・プログラムは、条件を満たすトレーダーに高性能なVPS環境を完全無料で提供する非常に魅力的なサービスです。
本記事でご紹介した内容をまとめます。
- 利用条件:口座残高3,000ドル以上、月間取引量5GTLot以上
- スペック:MT5は3GB RAM、MT4は2GB RAMで十分な性能
- 申し込み:公式サイトのフォームから申請し、数日で承認
- 設定:MT5は統合型で簡単、MT4はリモートデスクトップ接続が必要
- メリット:24時間安定稼働、低遅延、電気代削減、どこからでもアクセス可能
- 注意点:毎月条件を維持する必要あり、停止リスクに注意
FX自動売買を本格的に運用したい方、取引チャンスを逃したくない方にとって、VPSは必須のツールです。FXGTのVPSスポンサーシップ・プログラムを活用して、より安定した取引環境を手に入れましょう。
FXGTの詳細な評判や口座開設方法については、FXGT完全ガイドをご覧ください。また、自動売買に関する詳しい情報はEA(自動売買)の基礎知識のページで解説しています。





