Exness(エクスネス)のサーバー時間と日本時間の換算方法を完全解説|MT4/MT5の時差設定から取引時間まで
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Exness(エクスネス)でFX取引を始める際、多くの初心者トレーダーが戸惑うのがサーバー時間と日本時間の違いです。Exnessでは、MT4/MT5プラットフォームのサーバー時間にグリニッジ標準時(GMT+0)を採用しているため、日本時間との間に時間差が生まれます。
Exnessのサーバー時間は年間を通して常にGMT+0(グリニッジ標準時)で設定されており、日本時間(GMT+9)との時差は9時間となっています。つまり、MT4/MT5に表示されている時間に9時間を足すことで、日本時間が分かります。
この記事の見出し
Exnessのサーバー時間と日本時間の基本的な違い
Exness(エクスネス)でFX取引を始める際、多くの初心者トレーダーが戸惑うのがサーバー時間と日本時間の違いです。Exnessでは、MT4/MT5プラットフォームのサーバー時間にグリニッジ標準時(GMT+0)を採用しているため、日本時間との間に時間差が発生します。
Exnessのサーバー時間は常にGMT+0(グリニッジ標準時)で設定されており、日本時間(GMT+9)との時差は9時間となっています。つまり、MT4/MT5に表示されている時間に9時間を足すことで、日本時間が分かります。
他の海外FX業者では夏時間・冬時間によってサーバー時間が変動することが多いですが、Exnessは年間を通じて常に同じ時差を維持しているのが特徴です。これにより、トレーダーは時差計算で混乱することなく、一貫した取引計画を立てることができます。
サーバー時間の計算例
Exnessのサーバー時間が15:00の場合、日本時間は15:00 + 9時間 = 24:00(翌日00:00)となります。この計算方法を覚えておくだけで、いつでも正確な日本時間を把握できます。
MT4/MT5のサーバー時間設定方法
ExnessのMT4およびMT5では、デフォルトでサーバー時間が表示されますが、実際の取引では日本時間で計算することが重要です。残念ながら、MT4/MT5の標準機能では表示時間を日本時間に直接変更することはできません。
MT4で日本時間を表示する方法
MT4で日本時間を確認する最も効率的な方法は、専用のカスタムインジケーターを使用することです。多くの無料インジケーターが提供されており、これらを導入することで自動的に日本時間が表示されるようになります。
手動での時差計算方法
インジケーターを使用しない場合は、以下の計算式を使って手動で変換できます:
- 日本時間 = Exnessサーバー時間 + 9時間
- Exnessサーバー時間 = 日本時間 – 9時間
注意点として、計算結果が24時間を超える場合は翌日の時間となることを覚えておきましょう。
Exnessの主要銘柄別取引時間一覧
Exnessでは銘柄ごとに異なる取引時間が設定されており、効率的な取引を行うためには各銘柄の取引スケジュールを正確に把握することが重要です。
通貨ペアの取引時間(日本時間)
銘柄カテゴリ | 取引時間(日本時間) | 休憩時間 |
---|---|---|
主要通貨ペア | 月曜06:05~土曜05:59 | 土曜05:59~月曜06:05 |
USD/RUB | 月曜~金曜 01:00~14:50 | 14:50~翌01:00 |
USD/CNH | 月曜~金曜 17:05~翌14:59 | 14:59~17:05 |
貴金属・エネルギーの取引時間
ゴールド(XAU/USD)やシルバー(XAG/USD)などの貴金属は、通貨ペアとは異なる取引スケジュールとなっています。
- ゴールド・シルバー: 月曜16:05~土曜14:58(日本時間)
- 原油(WTI): 月曜16:10~土曜14:45(日本時間)
- 天然ガス: 月曜16:10~土曜14:45(日本時間)
仮想通貨の取引時間
仮想通貨は24時間365日取引可能で、土日や祝日でも取引を継続できます。これは従来の金融市場とは大きく異なる特徴の一つです。
取引時間外の注意点
各銘柄の取引時間外では、新規注文・決済注文・指値注文の設定ができません。週末や祝日をまたぐポジション保有時は、窓開けリスクに十分注意が必要です。
詳しいExnessの取引時間については、Exness取引時間・営業時間ガイドをご覧ください。
夏時間・冬時間の影響と他社との違い
多くの海外FX業者では、欧州やアメリカのサマータイム制度に合わせてサーバー時間を調整しますが、Exnessは年間を通じて常にGMT+0を維持しているのが大きな特徴です。
他社との比較
FX業者 | 夏時間 | 冬時間 | 日本時間との時差 |
---|---|---|---|
Exness | GMT+0 | GMT+0 | 常に9時間 |
XM Trading | GMT+3 | GMT+2 | 6時間/7時間 |
TitanFX | GMT+3 | GMT+2 | 6時間/7時間 |
Exnessの時間設定の利点
年間を通じて時差が変わらないため、トレーダーは混乱なく一貫した取引戦略を実行できます。特に自動売買(EA)を使用する場合、時間設定の変更が不要なのは大きなメリットといえるでしょう。
効率的な取引時間帯の選び方
FX取引では、市場の活発な時間帯を狙うことで利益機会を最大化できます。世界の主要金融市場の開場時間を日本時間で把握し、戦略的に取引時間を選択しましょう。
主要市場の開場時間(日本時間)
最も取引量が多く、値動きが活発になる時間帯を以下に示します:
- 東京市場: 09:00~17:00
- ロンドン市場: 16:00~翌01:00(夏時間)/ 17:00~翌02:00(冬時間)
- ニューヨーク市場: 21:30~翌06:00(夏時間)/ 22:30~翌07:00(冬時間)
ゴールデンタイムの活用
ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる21:30~翌01:00(夏時間)は、最も取引が活発になる時間帯です。この時間帯では:
サーバー時間を活用した取引戦略
Exnessのサーバー時間を正しく理解することで、より効率的な取引戦略を構築できます。特に日足や4時間足のローソク足確定タイミングを把握することは重要です。
ローソク足確定時間の計算
Exnessでは、各時間足のローソク足は以下のタイミングで確定します(サーバー時間):
- 日足: 毎日00:00(GMT+0)= 日本時間09:00
- 4時間足: 00:00, 04:00, 08:00, 12:00, 16:00, 20:00(GMT+0)
- 1時間足: 毎時00分
ローソク足確定を利用したエントリー戦略
日足確定の日本時間09:00前後は、前日の値動きを総括し、当日の戦略を立てる重要なタイミングです。この時間帯の分析を習慣化することで、トレード精度の向上が期待できます。
経済指標発表時間の把握
重要な経済指標の多くはニューヨーク市場時間で発表されるため、日本時間の21:30~23:30(夏時間)に集中します。ADXなどのテクニカル指標と組み合わせることで、指標発表前後の戦略を立てられます。
よくあるトラブルと解決方法
Exnessのサーバー時間に関して、初心者が陥りやすいトラブルと対処法をまとめました。
時差計算のミス
最も多いミスは、時差の方向を間違えることです。覚え方として:
- 日本時間 = サーバー時間 + 9時間(進める)
- サーバー時間 = 日本時間 – 9時間(戻す)
祝日・年末年始の取引時間変更
クリスマスや年末年始など、国際的な祝日では取引時間が変更される場合があります。事前にExness公式サイトで最新の取引スケジュールを確認することが重要です。
EAの時間設定エラー
自動売買(EA)を使用する場合、時間指定の処理でエラーが発生することがあります。EA設定時は必ずサーバー時間で時間指定を行いましょう。
まとめ:Exnessサーバー時間の重要ポイント
Exnessのサーバー時間について、押さえておくべき重要なポイントをまとめます。
Exnessは常にGMT+0を採用しており、日本時間との時差は年間を通じて9時間で一定です。この一貫性により、他の海外FX業者と比較して時間管理が簡単になります。
効率的な取引を行うためには:
- 時差計算を正確に行う(サーバー時間 + 9時間 = 日本時間)
- 各銘柄の取引時間を把握する
- 市場の活発な時間帯を狙う
- ローソク足確定時間を活用する
- 祝日の取引時間変更に注意する
これらのポイントを理解し実践することで、Exnessでの取引効率を大幅に向上させることができるでしょう。
サーバー時間の正確な把握は、成功するFX取引の基礎となる重要な知識です。継続的な学習と実践を通じて、より良い取引結果を目指していきましょう。
詳しいExnessの取引環境については、Exness取引環境ガイドをご覧ください。