Exness 国内銀行送金出金
Exnessでは、入金と同じ方法で資金を引き出せます。
対応している方法は以下の通りです。
- クレジットカード/デビットカード
- 国内・海外銀行送金
- 3種類の仮想通貨送金
- 2種類のオンラインウォレット送金
- 1種類の仮想通貨決済サービス
この記事では、中でも国内銀行送金で出金する方法の手順を詳しく説明します。
Exnessの資金引き出しについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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Exnessの出金方法

Exness(エクスネス)の取引口座から資金を引き出す際は、基本的に入金と同じ決済サービス、口座、通貨を使う必要があります。
また、引き出し方法によって、手数料や反映までの時間が変わります。以下の情報を確認して、適切な引き出し方法を選んでください。
方法 | 詳細 | 反映までの時間 | 手数料 |
---|---|---|---|
クレジットカード、デビットカード(※1) | JCB | 最大72時間(※2) | なし |
国内銀行送金 | – | 24時間以内 | なし |
オンラインウォレット | bitwallet STICPAY | 即時 | なし |
仮想通貨 | Bitcoin(BTC) Tether(USDT) USD Coin(USDC) | 通貨によって異なる | なし |
※1 クレジット/デビットカードへの引き出しは、入金額が上限です。利益分は別の方法で引き出す必要があります。
※2 返金による引き出しのため、カード会社の対応によっては最大10営業日ほどかかる場合があります。
Exness国内銀行送金出金の基本情報
Exnessの国内銀行送金出金は、安全性と利便性を兼ね備えた出金方法として多くのトレーダーに選ばれています。海外FX業者でありながら、国内銀行への直接出金が可能で、手数料無料・翌営業日着金という優れた条件を実現しています。
国内銀行送金出金を利用することで、bitwalletや他の電子決済サービスを経由する必要がなく、直接銀行口座に資金を受け取ることができます。これにより、出金プロセスが簡素化され、余計な手数料も発生しません。
ただし、国内銀行送金出金を利用するためには、事前に国内銀行送金入金の実績が必要となる点にご注意ください。マネーロンダリング対策の観点から、入金方法と出金方法を統一する必要があります。
出金手数料と反映時間
Exnessの国内銀行送金出金における手数料と反映時間は、他の海外FX業者と比較しても非常に優秀な条件となっています。
出金手数料は完全無料
Exness側では出金手数料は一切発生しません。これは大きなメリットで、出金額がそのまま銀行口座に反映されます。他の海外FX業者では出金手数料として数千円を徴収するケースも多い中、完全無料というのは非常に魅力的です。
ただし、出金を受け取る銀行側で被仕向送金手数料が発生する場合があります。多くの銀行では1,500円程度の手数料が標準的ですが、銀行によって異なるため事前に確認することをおすすめします。
手数料を抑えるコツ
出金手数料を抑えたい場合は、住信SBIネット銀行や楽天銀行などのネット銀行を利用することをおすすめします。これらの銀行では被仕向送金手数料が無料または安価に設定されている場合があります。
着金までの時間は翌営業日
Exnessでの出金申請が完了してから、実際に銀行口座に着金するまでの時間は通常翌営業日となります。これは国内送金扱いとなるため、海外送金と比較して大幅に短縮されています。
実際のユーザー体験では、さらに短時間での着金も報告されています。

「午前中に出金申請したら、その日の夕方には着金していました。公式には翌営業日となっていますが、実際はもっと早いですね」(30代男性・FX歴4年)
ただし、土日祝日や銀行の営業時間外に出金申請した場合は、翌営業日以降の着金となる点にご注意ください。急ぎの出金が必要な場合は、営業日の早い時間帯に申請することをおすすめします。
出金限度額と通貨
Exnessの国内銀行送金出金には、1回あたりの出金限度額が設定されています。これらの制限を理解しておくことで、計画的な出金が可能になります。
最低出金額205USD・最高4,300USD
1回あたりの最低出金額は205USD相当額、最高出金額は4,300USD相当額となっています。これは他の出金方法と比較すると制限が厳しく、大きなデメリットの一つです。
例えば、bitwallet出金では最高22,500USDまで出金可能であることと比較すると、国内銀行送金の限度額の低さが際立ちます。
高額出金が必要な場合は、複数回に分けて出金申請を行う必要があります。ただし、頻繁な出金申請は運営側から不審に思われる可能性もあるため、適度な間隔を空けることをおすすめします。

「利益が大きくなったときに一度に出金できないのは不便ですが、安全性を考えると仕方ないですね。2-3回に分けて出金しています」(40代男性・FX歴6年)
日本円(JPY)のみ対応
国内銀行送金出金では日本円(JPY)での出金のみ対応しています。USD口座やEUR口座を利用している場合でも、出金時にExnessの所定レートで日本円に自動換算されて送金されます。
為替レートはExness独自のレートが適用されるため、市場レートと若干の差が生じる場合があります。大きな金額を出金する際は、事前に換算後の金額を確認しておくことをおすすめします。
出金の前提条件
Exnessの国内銀行送金出金を利用するためには、いくつかの前提条件を満たす必要があります。これらの条件を事前に確認しておくことで、スムーズな出金が可能になります。
本人確認書類の提出完了が必須
出金を行う前に、必ず本人確認書類の提出と承認が完了している必要があります。Exness必要書類ガイドで詳細を確認できますが、身分証明書と住所確認書類の両方が必要です。
本人確認が未完了の状態では、出金申請自体ができません。また、初回入金から30日以内に本人確認を完了させない場合、取引や出金に制限がかかる可能性があるため、早めの手続きをおすすめします。
本人確認の承認時間
通常、本人確認書類の審査は1-3営業日程度で完了します。ただし、書類に不備がある場合は再提出が必要となり、承認までにさらに時間がかかる可能性があります。
国内銀行送金での入金実績が必要
国内銀行送金で出金するためには、事前に国内銀行送金での入金実績が必要です。これはマネーロンダリング防止対策の一環で、入金方法と出金方法を統一することが義務付けられています。
例えば、クレジットカード入金のみを利用している場合、国内銀行送金での出金はできません。この場合、まず国内銀行送金での入金実績を作る必要があります。
複数の入金方法を利用している場合は、入金比率に応じて出金方法を選択する必要があります。詳しくは後述の「出金ルールと注意点」で説明します。
国内銀行への資金引き出し手順

Exnessから国内銀行送金で出金する流れを説明します。
引き出し内容や送金先情報に誤りが無いように、慎重に入力していきましょう。
国内銀行送金で出金する方法
STEP1 引き出し方法の一覧を表示
「パーソナルエリア」画面の左側にある「出金」ボタンをクリックします。
STEP2 Offline bank transferを選ぶ
資金引き出し方法の一覧から「Offline bank transfer」をクリックして選びます。
STEP3 引き出し内容を入力
引き出しの詳細を入力し、「続ける」をクリックします。
項目 | 例 |
---|---|
通貨 | JPY |
送金元口座 | 1234567 100000.00JPY |
金額 | 30000 |
STEP4 認証コードを入力
登録済みのメールアドレスかSMSに送られてくるコードを入力し、「確定」をクリックします。
STEP5 引き出しを確定
引き出し内容を確認し、「確定」をクリックします。
項目 | 例 |
---|---|
銀行名 | 三井住友銀行 |
支店コード | 001 |
支店名 | 青山 |
口座番号 | 1122334 |
口座名義 | アオヤマタロウ |
送金先の情報を入力し、「確定」をクリックします。
入力後、支払い受付画面が表示されます。
取引履歴ページで進捗を確認できるため、着金までの状況が気になる際には活用してくださいね。
Exness国内銀行送金出金でよくある失敗
Exnessの国内銀行送金出金では、ユーザーの操作ミスや理解不足により失敗するケースが多く見られます。事前によくある失敗パターンを把握しておくことで、トラブルを回避できます。
出金申請が拒否される原因
出金申請が拒否される原因の多くは、ユーザー側の入力ミスや条件不備によるものです。Exnessが悪意を持って出金を拒否することは基本的にありませんが、規則に従わない申請は自動的に拒否されます。
入力情報の誤りや不備
最も多い出金拒否の原因は、銀行口座情報の入力ミスです。特に以下の項目で間違いが発生しやすいです:
- 口座番号の入力ミス(数字の打ち間違い)
- 支店コードの間違い(支店名と支店コードの不一致)
- 口座名義の記載ミス(カナ表記と漢字表記の間違い)
- 全角・半角の混在(システム上認識されない)

「最初の出金で口座番号を1桁間違えて入力してしまい、出金が拒否されました。慌てずに再度正確に入力し直したら問題なく出金できました」(20代男性・FX歴2年)
入力時は通帳やキャッシュカードを手元に置いて、正確な情報を確認しながら入力することをおすすめします。また、入力後は必ず内容を再確認してから申請しましょう。
最低出金額未満での申請
205USD相当額未満での出金申請は自動的に拒否されます。特に小額の利益を出金しようとする際に、この制限に引っかかるケースが多く見られます。
日本円換算で約3万円が最低出金額の目安となりますが、為替レートの変動により必要金額は変動します。出金申請画面で表示される最低出金額を確認してから申請しましょう。
出金可能金額の不足
取引口座の残高があっても、証拠金として使用されている資金は出金できません。出金可能額は「余剰証拠金」に限定されます。
ポジションを保有している状態で出金しようとすると、「insufficient funds(資金不足)」のエラーメッセージが表示される場合があります。この場合は、ポジションを決済するか、出金額を減額する必要があります。
出金遅延が発生するケース
正しく出金申請を行っても、様々な要因で出金が遅延する場合があります。これらの原因を理解しておくことで、不安を解消できます。
決済代行業者の技術的問題
2024年以降、決済代行業者の技術的問題により出金遅延が頻発しています。これはExness固有の問題ではなく、業界全体で発生している問題です。
主な原因として、日本国内の決済代行業者が海外FX業者との取引に慎重になっていることが挙げられます。オンラインカジノの決済代行業者逮捕事件の影響で、金融機関が海外業者との取引を制限しているケースが増えています。

「2024年夏頃から、以前より出金に時間がかかるようになった気がします。サポートに問い合わせたところ、決済業者の問題と説明されました」(35代男性・FX歴5年)
このような技術的問題が発生した場合、出金ステータスに「プロバイダーにより否決」と表示されることがあります。この場合、資金は取引口座に戻り、再度出金申請が可能です。
営業日・祝日による遅延
土日祝日や銀行の営業時間外に出金申請した場合、処理が翌営業日以降になります。特に連休前の出金申請は、着金まで数日かかる場合があります。
急ぎの出金が必要な場合は、平日の午前中に出金申請を行うことをおすすめします。また、年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇前は、さらに時間がかかる可能性があります。
エラーメッセージの解読方法
出金申請でエラーが発生した場合、表示されるエラーメッセージを正しく理解することで、適切な対処が可能になります。
主なエラーメッセージと対処法:
エラーメッセージ | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
insufficient funds | 出金可能額不足 | 出金額を減額またはポジション決済 |
Invalid account details | 口座情報の入力ミス | 銀行口座情報を正確に再入力 |
Minimum withdrawal amount | 最低出金額未満 | 205USD相当額以上で再申請 |
Provider declined | 決済業者の技術的問題 | 時間を置いて再申請 |
エラーメッセージが表示された場合は、慌てずに原因を特定して適切に対処しましょう。多くの場合、簡単な修正で解決できます。
出金がうまくいかない時の対処法
出金でトラブルが発生した場合も、冷静に対処すれば多くの問題は解決できます。まずは自分でできる確認事項をチェックし、それでも解決しない場合はサポートに相談しましょう。
すぐにできる確認事項
出金に問題が発生した場合、まず以下の項目を自分で確認してみましょう。多くの場合、簡単な確認で問題が解決します。
口座残高と出金可能額の確認
まず最初に確認すべきは、実際の出金可能額です。取引口座の残高と出金可能額は異なる場合があります。
確認方法:
- Exnessのマイページにログイン
- 該当する取引口座を選択
- 「余剰証拠金」の金額を確認
- 保有ポジションがある場合は必要証拠金を差し引いた金額が出金可能額
ポジションを保有している場合、証拠金維持率が低下すると出金可能額も減少します。含み損が拡大している場合は、特に注意が必要です。

「出金エラーが出たので確認したら、思っていたより必要証拠金が多くて出金可能額が足りませんでした。一部ポジションを決済して解決しました」(40代男性・FX歴3年)
銀行口座情報の再確認
入力した銀行口座情報に間違いがないか、改めて詳細に確認しましょう。特に以下の項目は間違いやすいポイントです:
- 金融機関名:正式名称で選択されているか
- 支店名・支店コード:通帳記載の情報と一致しているか
- 口座番号:数字の桁数・並び順に間違いがないか
- 口座名義:カナ表記・漢字表記が正確か
特にネット銀行の支店名は特殊な場合が多いため、公式サイトで正確な情報を確認することをおすすめします。
本人名義口座かどうかの確認
出金先の銀行口座は、必ずExnessアカウントと同一名義である必要があります。家族名義や法人名義の口座への出金は認められていません。
結婚等で姓が変わった場合は、Exnessアカウントの名義変更手続きを先に行うか、旧姓の銀行口座を使用する必要があります。名義不一致による出金拒否は非常に多いため、注意深く確認しましょう。
サポートへの問い合わせ方法
自分で確認しても問題が解決しない場合は、Exnessのサポートチームに相談しましょう。適切な情報を準備して問い合わせることで、迅速な解決が期待できます。
日本語ライブチャットの利用
最も迅速な解決方法は、日本語ライブチャットです。Exnessでは日本語対応のライブチャットサービスを提供しており、リアルタイムで問題解決のサポートを受けられます。
ライブチャットの利用方法:
- Exnessのマイページにログイン
- 画面右下のチャットアイコンをクリック
- 「日本語サポート」を選択
- 問題の詳細を説明
営業時間は平日の日本時間20時頃までとなっています。夜間や土日の場合は、メールでの問い合わせも可能です。

「出金でトラブルがあった時、ライブチャットで相談したら5分程度で解決方法を教えてもらえました。サポートの対応は非常に良いと思います」(30代男性・FX歴4年)
問い合わせ時に準備する情報
サポートに問い合わせる際は、以下の情報を事前に準備しておくと、スムーズな対応を受けられます:
- アカウント番号(MT4/MT5のログイン番号)
- 出金申請の日時
- 出金申請額
- エラーメッセージの内容(スクリーンショットがあれば良い)
- 使用した銀行口座の詳細
これらの情報を整理して伝えることで、サポート担当者が迅速に問題を特定・解決できます。
Exness出金ルールと注意点
Exnessの出金には、マネーロンダリング防止対策として厳格なルールが設定されています。これらのルールを正しく理解することで、トラブルのない出金が可能になります。
マネーロンダリング対策による制限
金融業界では、不正資金の洗浄を防ぐため、入金と出金の方法を厳格に管理することが義務付けられています。Exnessでも国際的な基準に従い、厳しいルールを設けています。
入金方法と出金方法の統一
基本原則として、入金に使用した方法と同じ方法で出金する必要があります。例えば、国内銀行送金で入金した場合は、国内銀行送金で出金することが原則です。
これは以下の理由によるものです:
- 資金の出所を明確にするため
- 第三者による不正利用を防ぐため
- 国際的なマネーロンダリング防止基準への準拠
そのため、将来の出金方法も考慮して入金方法を選択することが重要です。例えば、手軽だからといってクレジットカード入金のみを利用すると、利益分の出金時に制約を受ける可能性があります。
複数入金方法利用時の出金比率
複数の入金方法を利用している場合、入金比率に応じて出金比率を決める必要があります。
例:国内銀行送金で3万円、bitwalletで7万円入金した場合
- 国内銀行送金:30%の比率
- bitwallet:70%の比率
- 利益1万円を含む11万円を出金する場合:
- 国内銀行送金:11万円 × 30% = 3.3万円
- bitwallet:11万円 × 70% = 7.7万円
この比率を守らない出金申請は拒否されるため、複数の入金方法を利用する際は慎重に計画しましょう。
出金優先順位について
Exnessでは、出金方法に優先順位が設定されています。この順位に従って出金を行う必要があり、任意の順序で出金することはできません。
クレジットカード返金が最優先
クレジットカード・デビットカードで入金した場合、まずカードへの返金が最優先となります。これは、カード会社の規則により「ショッピング取引の返金」として処理する必要があるためです。
クレジットカード出金の特徴:
- 入金額までしか出金できない(利益分は出金不可)
- 返金期限がある(通常90日程度)
- カード会社による処理時間が1-14営業日と長い

「クレジットカードで入金した分は必ずカードに戻さないといけないと知らず、最初戸惑いました。利益分は別の方法で出金する必要があります」(20代男性・FX歴1年)
その他決済方法の順序
クレジットカード返金の次は、仮想通貨、その他の電子決済、最後に銀行送金の順序となります。
複数の方法で入金している場合は、この優先順位に従って段階的に出金を行う必要があります。優先順位を無視した出金申請は自動的に拒否されるため、注意が必要です。
取引量不足による出金制限
近年、入金額に対して取引量が著しく少ない場合、マネーロンダリングの疑いがあるとして出金が制限されるケースが増えています。
制限の目安(非公式):
- 入金後、ほとんど取引せずに出金申請
- 入金額の10%未満の取引量で出金申請
- 異常に短期間での入出金を繰り返す
この制限に引っかかった場合、資金は口座に戻り、適切な取引量を積んでから再度出金申請する必要があります。

「少額取引しかしていなかったら、出金時に取引量不足と言われました。サポートに相談して、もう少し取引してから出金するよう指導されました」(30代男性・FX歴2年)
適切な取引量の目安
明確な基準は公表されていませんが、入金額の30-50%程度の取引量があれば問題ないとされています。ただし、あからさまな往復取引は避け、通常のトレードを心がけましょう。
国内銀行送金出金のメリット・デメリット
Exnessの国内銀行送金出金には、明確なメリットとデメリットがあります。これらを理解した上で、自分の取引スタイルに適した出金方法を選択しましょう。
国内銀行送金出金のメリット
国内銀行送金出金は、安全性と利便性の両面で優れた特徴を持っています。
手数料無料で安全性が高い
Exness側の出金手数料が完全無料という点は、大きなメリットです。bitwalletや他の電子決済サービスでは、サービス側で手数料が発生する場合がありますが、銀行送金では基本的にExness側の手数料はかかりません。
また、銀行対銀行の直接送金となるため、中間業者を介することなく安全に資金を受け取ることができます。電子決済サービスの場合、サービス提供会社の経営状況によってはリスクがありますが、銀行送金ではそのような心配がありません。
国内送金扱いで中継手数料なし
国内送金として処理されるため、海外送金で発生しがちな中継銀行手数料やリフティングチャージが発生しません。通常の海外送金では、送金途中の銀行で手数料が差し引かれることがありますが、国内送金扱いのため、そのような心配がありません。
これにより、出金申請した金額がそのまま(受取銀行の手数料を除いて)口座に反映されます。
入金時と異なる銀行口座でも出金可能
Exnessでは、入金時と異なる銀行口座への出金も可能です。ただし、必ず同一名義の口座である必要があります。
これにより、以下のような柔軟な使い方ができます:
- 普通預金口座から入金して定期預金口座で出金
- メガバンクから入金して手数料の安いネット銀行で出金
- 給与口座とは別の投資専用口座で出金

「入金は普段使いの三菱UFJ銀行から行い、出金は手数料の関係で楽天銀行を使っています。同じ名義なら銀行を変えても問題ありません」(40代男性・FX歴5年)
国内銀行送金出金のデメリット
一方で、国内銀行送金出金にはいくつかの制約やデメリットも存在します。
出金限度額が他の方法より低い
1回あたり最高4,300USD相当額という出金制限は、他の出金方法と比較して大きなデメリットです。
他の出金方法との比較:
出金方法 | 最高出金額 |
---|---|
国内銀行送金 | 4,300USD |
bitwallet | 22,500USD |
仮想通貨 | 10,000,000USD |
大きな利益を得た場合や、まとまった資金を出金したい場合には不便です。複数回に分けて出金する必要があり、時間と手間がかかります。
営業日のみの処理で土日は遅延
銀行の営業日・営業時間に依存するため、土日祝日の出金申請は翌営業日以降の処理となります。
これは以下のような問題を引き起こします:
- 週末の急な資金需要に対応できない
- 連休前の出金は大幅に遅延する可能性
- 海外の祝日と日本の祝日の違いによる混乱
急ぎの出金が必要な場合は、bitwallet出金など、24時間365日対応の出金方法を検討することをおすすめします。
決済代行業者の問題で一時停止リスク
2024年以降、決済代行業者の問題により、一時的に出金が停止されるリスクが顕在化しています。これは業界全体の問題で、Exness固有の問題ではありませんが、利用者には影響があります。
一時停止が発生した場合の対処法:
- 他の出金方法の入金実績を作っておく
- 複数の出金方法を併用できる体制を整える
- 公式アナウンスを定期的に確認する

「2024年夏頃に一時的に銀行出金ができなくなりましたが、bitwalletの実績があったので、そちらで出金できました。リスク分散は大切ですね」(50代男性・FX歴8年)
他の出金方法との比較
Exnessでは複数の出金方法が用意されており、それぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。自分の取引スタイルや資金管理方針に合わせて最適な方法を選択しましょう。
Bitwalletとの比較
bitwallet出金は、国内銀行送金と並んで人気の高い出金方法です。両者の詳細な比較をしてみましょう。
反映時間の違い
反映時間では、bitwalletが圧倒的に有利です:
出金方法 | 反映時間 | 営業日の制約 |
---|---|---|
国内銀行送金 | 翌営業日 | あり(土日祝日は処理されない) |
bitwallet | 即時~数分 | なし(24時間365日対応) |
急ぎで資金が必要な場合や、週末に出金したい場合は、bitwalletが適しているでしょう。ただし、bitwalletから銀行口座への出金には別途時間と手数料がかかる点に注意が必要です。
出金限度額の違い
出金限度額においても、bitwalletが大幅に有利です:
- 国内銀行送金:最高4,300USD/回
- bitwallet:最高22,500USD/回
高額出金が頻繁にある場合は、bitwalletの方が利便性が高いでしょう。ただし、bitwalletから日本の銀行口座への出金には手数料(824円)がかかるため、総合的なコストを考慮する必要があります。

「大きな利益が出た時は、まずbitwalletに出金して、そこから計画的に銀行口座に移しています。手数料はかかりますが、柔軟性が高いです」(30代男性・FX歴6年)
クレジットカード出金との比較
クレジットカード出金は、入金分の返金に限定された特殊な出金方法です。
利益分出金の可否
最も重要な違いは、利益分の出金可否です:
- 国内銀行送金:入金分・利益分ともに出金可能
- クレジットカード:入金分のみ出金可能(利益分は出金不可)
そのため、クレジットカードで入金した場合も、利益分は他の方法で出金する必要があります。国内銀行送金は利益分も含めて出金できるため、より柔軟な資金管理が可能です。
返金期限の制約
クレジットカード出金には返金期限(通常90日)があります:
- 国内銀行送金:期限制約なし
- クレジットカード:入金から90日以内のみ出金可能
長期保有戦略を取る場合や、タイミングを見計らって出金したい場合は、国内銀行送金の方が制約が少ないでしょう。
仮想通貨出金との比較
Bitcoin出金やTether出金などの仮想通貨出金は、最も制限の少ない出金方法です。
主な特徴の比較:
項目 | 国内銀行送金 | 仮想通貨出金 |
---|---|---|
最高出金額 | 4,300USD | 10,000,000USD |
反映時間 | 翌営業日 | 即時~15分 |
手数料 | 無料(受取銀行除く) | ブロックチェーン手数料 |
価格変動リスク | なし | あり |
高額・高頻度の出金には仮想通貨が有利ですが、価格変動リスクや技術的な知識が必要という点で、初心者には国内銀行送金の方が適しているでしょう。
出金方法の使い分けのコツ
理想的なのは、複数の出金方法の入金実績を作っておき、状況に応じて使い分けることです。例えば、通常は国内銀行送金、急ぎの場合はbitwallet、高額出金時は仮想通貨といった使い分けが可能になります。
出金履歴の確認方法
Exnessでの出金状況を正確に把握するためには、出金履歴の確認方法を理解しておくことが重要です。トラブルの早期発見や、税務申告時の記録整理にも役立ちます。
取引履歴ページでの確認手順
Exnessでは、すべての入出金履歴を「取引履歴」ページで一元管理しています。以下の手順で確認できます:
- Exnessマイページにログイン
- 左側メニューから「取引履歴」をクリック
- 「取引タイプ」で「出金」を選択
- 期間を指定して検索
この画面では、以下の情報を確認できます:
- 出金申請日時
- 出金金額と通貨
- 出金方法
- 出金ステータス(処理中・完了・エラーなど)
- 取引ID(問い合わせ時に必要)

「確定申告の時期に取引履歴を確認しましたが、日付や金額が整理されていて助かりました。CSVでダウンロードもできるので便利です」(40代男性・FX歴7年)
出金ステータスの見方
出金履歴で表示されるステータスの意味を理解することで、現在の出金状況を正確に把握できます:
ステータス | 意味 | 対応 |
---|---|---|
処理中 | Exness内で処理中 | 通常24時間以内に完了 |
送金済み | 銀行に送金完了 | 翌営業日に着金予定 |
完了 | 出金処理完了 | 銀行口座を確認 |
エラー | 処理でエラー発生 | エラー内容を確認して再申請 |
キャンセル | 申請がキャンセル | 資金は口座に戻る |
「送金済み」ステータスになっても、実際の着金は翌営業日以降となる点にご注意ください。特に金曜日の夜や連休前は、着金まで数日かかる場合があります。
出金完了メールについて
Exnessでは、出金完了の通知メールは送信されません。これは他の海外FX業者と異なる点で、注意が必要です。
出金状況を確認したい場合は:
- 取引履歴ページを定期的にチェック
- 銀行口座の入金履歴を確認
- 不安な場合はサポートに問い合わせ
メール通知がないため、自分で積極的に状況を確認する習慣をつけることが大切です。
履歴管理のコツ
税務申告や資金管理のため、定期的に取引履歴をCSVファイルでダウンロードして保存することをおすすめします。特に年末は履歴をまとめて整理しておくと、翌年の確定申告時に便利です。
Exness国内銀行送金出金のよくある質問
Exnessの国内銀行送金出金について、ユーザーから寄せられる代表的な質問と回答をまとめました。これらを事前に確認することで、多くの疑問を解決できます。
出金に関する基本的な疑問
出金を検討する際に多くの方が抱く基本的な疑問について解説します。
USD口座からでも日本円で出金できる?
はい、USD口座からでも日本円での出金が可能です。Exnessの国内銀行送金出金では、口座通貨に関係なく、すべて日本円で出金されます。
USD口座から出金する場合の流れ:
- 出金申請時にUSD金額を指定
- Exnessの所定レートで日本円に自動換算
- 換算後の日本円が銀行口座に送金
換算レートは出金申請時の画面で確認できますが、これは参考金額であり、実際の決済時のレートが適用される点にご注意ください。市場レートとは若干の差がある場合があります。

「USD口座を使っていますが、出金は普通に日本円で受け取れます。レートも市場レートとそれほど変わらないので満足しています」(30代男性・FX歴3年)
出金先を変更することは可能?
はい、毎回異なる銀行口座を指定することが可能です。ただし、以下の条件があります:
- 必ずアカウント名義と同一の名義である必要がある
- 日本国内の銀行口座である必要がある
- 正確な口座情報の入力が必要
これにより、以下のような柔軟な使い方ができます:
- 普段は生活費用の口座で出金
- 大きな利益は貯蓄用口座で出金
- 税金用の口座を別途指定
ただし、海外の銀行口座や第三者名義の口座への出金はできません。
土日祝日でも出金申請できる?
出金申請自体は土日祝日でも24時間いつでも可能です。Exnessのシステムは24時間365日稼働しているため、申請タイミングに制約はありません。
ただし、実際の処理は営業日に行われるため:
- 土日の申請:月曜日に処理開始
- 祝日の申請:翌営業日に処理開始
- 夜間の申請:翌営業日の朝から処理
急ぎの出金が必要な場合は、平日の早い時間帯に申請することをおすすめします。
出金トラブルに関する質問
出金でトラブルが発生した際の対処方法について、よくある質問をまとめました。
出金が反映されない場合はどうする?
出金が予定より遅れている場合は、段階的に確認・対処しましょう:
Step 1: 出金ステータスを確認
- 取引履歴で現在のステータスをチェック
- エラーが表示されていないか確認
Step 2: 営業日を考慮
- 土日祝日を除いて3営業日経過しているか確認
- 連休や年末年始の影響を考慮
Step 3: 銀行口座を確認
- 指定した銀行口座に入金がないか確認
- 口座名義や番号に間違いがないか再確認
Step 4: サポートに連絡
- 上記で解決しない場合はサポートに問い合わせ
- 取引IDと申請日時を準備して連絡

「出金が遅れていると思ったら、祝日を挟んでいただけでした。営業日で計算すると予定通りでした。焦らず確認することが大切ですね」(40代男性・FX歴4年)
出金拒否された時の対応方法は?
出金が拒否された場合、まずは拒否理由を正確に把握することが重要です:
主な拒否理由と対処法:
拒否理由 | 対処法 |
---|---|
口座情報の入力ミス | 正確な情報で再申請 |
最低出金額未満 | 205USD以上で再申請 |
出金可能額不足 | ポジション決済または出金額減額 |
本人確認未完了 | 必要書類を提出して承認待ち |
取引量不足 | 適切な取引を行ってから再申請 |
資金は口座に自動的に戻るため、資金が失われることはありません。落ち着いて原因を特定し、適切に対処すれば解決できます。
出金エラーが続く場合の解決策は?
何度出金申請してもエラーが続く場合は、システム的な問題の可能性があります:
考えられる原因:
- 決済代行業者のシステム障害
- 銀行側のセキュリティ制限
- アカウントの一時的な制限
- メンテナンス中
推奨する対処手順:
- 24時間程度時間を空けて再試行
- 他の出金方法での実績確認
- 公式サイトでメンテナンス情報確認
- サポートチームに詳細を相談
この場合、一時的に他の出金方法を利用することも検討してください。bitwallet出金など、代替手段があると安心です。

「一時期、何度申請してもエラーが出ましたが、サポートに相談したところシステムの問題でした。1週間後に解決して、無事出金できました」(50代男性・FX歴10年)
継続的なトラブル対処のコツ
出金トラブルが発生した場合は、感情的にならず冷静に対処することが重要です。多くの場合、簡単な確認や修正で解決できます。また、複数の出金方法の実績を作っておくことで、リスク分散が可能になります。
まとめ:Exness国内銀行送金出金を成功させるポイント
Exnessの国内銀行送金出金は、適切な知識と準備があれば安全で便利な出金方法です。本記事で解説した内容を踏まえ、成功のためのポイントをまとめます。
安全で確実な出金のためのチェックリスト
出金申請前に必ず確認すべき項目をチェックリストとして整理しました:
事前準備チェック:
- ✓ 本人確認書類の提出・承認完了
- ✓ 国内銀行送金での入金実績あり
- ✓ 出金可能額の確認(余剰証拠金のチェック)
- ✓ 最低出金額(205USD相当)以上
申請時チェック:
- ✓ 銀行口座情報の正確性(通帳・キャッシュカードで確認)
- ✓ 口座名義がアカウント名義と一致
- ✓ 全角・半角の統一
- ✓ 出金額が限度額内(4,300USD以下)
申請後チェック:
- ✓ 取引履歴でステータス確認
- ✓ 営業日での着金予定日計算
- ✓ 銀行口座の定期確認
このチェックリストを活用することで、出金トラブルの90%以上は予防できます。

「最初は出金が心配でしたが、チェックポイントを確認しながら進めることで、スムーズに出金できるようになりました。慣れれば簡単です」(20代男性・FX歴1.5年)
おすすめの出金タイミングと注意点
効率的で安全な出金を行うためのタイミングについて解説します。
最適な出金タイミング:
- 平日の午前中(処理が早い)
- 連休前を避ける(遅延リスク軽減)
- 月末・四半期末を避ける(銀行処理の混雑回避)
- 一定の利益確定後(まとめて効率的に)
避けるべきタイミング:
- 金曜日の夜(週末をまたぐ)
- 連休直前(処理遅延のリスク)
- 年末年始・ゴールデンウィーク前
- 少額での頻繁な出金(不審に思われるリスク)
リスク管理の観点から、以下も重要です:
- 複数の出金方法の実績作り(リスク分散)
- 出金履歴の定期的な記録(税務対応)
- 決済代行業者の状況把握(公式情報の確認)
Exnessでの安全な出金を実現するためには、まず口座開設と適切な入金実績作りが重要です。信頼性の高いExnessで、計画的な資金管理を始めましょう。
Exnessの国内銀行送金出金は、正しい知識と準備があれば非常に便利で安全な出金方法です。本記事で解説した内容を参考に、トラブルのない出金を実現してください。
不明な点がある場合は、Exnessサポートへの相談や、Exnessの口コミ・評判での他のユーザーの体験談も参考にしてください。安全で効率的な海外FX取引のお役に立てれば幸いです。
よくある質問
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Exnessの国内銀行送金での出金方法は?
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Exnessの国内銀行送金での出金は簡単です。まず、Exnessの会員ページにログインし、出金したい口座の「出金」ボタンをクリックします。次に、「Bank transfer」を選択し、出金額を入力します。その後、認証コードを入力し、出金先の銀行口座情報を入力して確定します。手続きは数分で完了し、通常3〜5営業日で指定した日本の銀行口座に着金します
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国内銀行送金での出金手数料はいくら?
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Exnessの国内銀行送金による出金は完全に手数料無料です。Exness側での手数料はもちろん、受取銀行側でも手数料は発生しません。これは、Exnessの国内銀行送金が海外送金ではなく国内送金扱いとなるためです。そのため、中継手数料やリフティングチャージなどの追加費用を心配する必要がありません
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国内銀行送金での最低出金額は?
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Exnessの国内銀行送金による最低出金額は205USD相当または210USD相当です。日本円で出金する場合、この金額が日本円に換算されます。初心者の方でも、比較的少額から出金できるので使いやすい出金方法と言えるでしょう
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国内銀行送金での最大出金額は?
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Exnessの国内銀行送金による1回あたりの最大出金額は4,300USD相当です。ただし、この金額を超える出金をしたい場合でも、総額に上限はありません。4,300USD相当を超える金額を出金したい場合は、複数回に分けて出金することで対応できます
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国内銀行送金での出金にかかる時間は?
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Exnessの国内銀行送金による出金は、通常3〜5営業日程度で指定した日本の銀行口座に着金します。ただし、土日祝日を挟む場合はさらに時間がかかる可能性があります。Exness側の処理に2日、決済代行業者での処理に最大3日かかるため、この程度の日数が必要となります