海外FXECN/STP方式とは?仕組みや違い、選び方を完全解説【初心者向け】
海外FXで口座開設する際、「ECN口座」や「STP口座」という言葉をよく目にすることがあります。これらは注文処理方式の違いを表しており、あなたのトレーディングスタイルや資金量によって最適な選択が変わってきます。
この記事では、ECN方式とSTP方式の違いや仕組み、それぞれのメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説します。自分に合った方式を選ぶポイントや、おすすめの海外FX業者もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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この記事の見出し
FX取引における注文処理方式の基礎知識
海外FXの注文処理方式は大きく分けて、DD方式(ディーリングデスク方式)とNDD方式(ノンディーリングデスク方式)の2種類があります。
ECN方式とSTP方式は、いずれもNDD方式に分類される注文処理方式です。これらの違いを理解することで、自分のトレードスタイルに合った海外FX業者を選ぶことができます。
DD方式とNDD方式の違い
DD方式(ディーリングデスク方式)とは、トレーダーの注文をFX業者が「呑む」取引方式です。つまり、トレーダーとFX業者が相対で取引を行います。この方式では、FX業者がディーラー(取引の仲介者)となり、顧客の注文に対して「カバー取引」をするかどうかを判断します。
一方、NDD方式(ノンディーリングデスク方式)は、トレーダーの注文をFX業者が呑まずに、インターバンク市場などの流動性提供者に自動的に流す取引方式です。FX業者の裁量で注文を操作することがないため、より透明性の高い取引が可能です。
海外FX業者の多くは、このNDD方式を採用しています。NDD方式の中でも、注文の処理方法によって「ECN方式」と「STP方式」の2種類に分かれます。
ECN方式とSTP方式はNDD方式の一種
ECN方式とSTP方式は、どちらもNDD方式に含まれますが、注文の処理方法に違いがあります。
- ECN方式:トレーダーの注文が直接インターバンク市場に流れる仕組み
- STP方式:トレーダーの注文をFX業者が受け取った後、提携する流動性提供者に流す仕組み
次の章からは、それぞれの方式の仕組みやメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
ECN方式の仕組みとメリット・デメリット
ECN方式は、Electronic Communications Network(電子通信ネットワーク)の略で、トレーダーの注文をFX業者を介さずに、直接市場参加者とマッチングさせる方式です。まずはその仕組みを理解しましょう。
ECN方式の基本的な仕組み
ECN方式では、トレーダーの注文が電子取引ネットワークを通じて、他のトレーダーや銀行・金融機関などの流動性提供者と直接マッチングされます。
「ECNは、複数の流動性プロバイダーと流動性コンシューマーを結び付け、当事者同士の取引を仲介することなく成立させる電子取引ネットワークである。」(欧州中央銀行 「Anonymous ECNs」より引用 2025年5月11日アクセス)

引用元:HSBC銀行 外国為替調査部
世界的金融グループHSBCのFX調査チーム。市場構造や流動性に関するリサーチを多数公表し、機関投資家向けに分析を提供している。
具体的な仕組みは以下の通りです:
- トレーダーが注文を出す
- 注文が電子取引ネットワークに送られる
- ネットワーク内の他の参加者(トレーダー、銀行、金融機関など)の注文と自動的にマッチング
- 最良の価格で取引が成立
この仕組みにより、FX業者による介入がなく、市場参加者同士が直接取引することになります。そのため、より透明性の高い取引環境が実現されています。
ECN方式はオークションのような仕組み
ECN方式は、オークション形式で取引が行われます。売買の注文が合致すれば、注文は即座にコンピューターによってマッチングされ約定されます。ただし、あなたの注文に対応する反対注文が少ない場合は、すぐにマッチングできないこともあります。
ECN方式のメリット
ECN方式には以下のようなメリットがあります:
- スプレッドが狭い:市場の実勢価格に基づいて取引されるため、スプレッド(売値と買値の差)が狭くなります
- 高い透明性:FX業者による介入がなく、市場参加者同士が直接取引するため、取引の透明性が高いです
- 取引の公平性:すべてのトレーダーが同じ条件で取引できます
- 優れた約定力:特に相場が急変する場面でも、スリッページが少なく、安定した約定が期待できます
- リクオートがない:オークション形式の取引のため、リクオート(再見積もり)が発生しません
ECN方式のデメリット
一方で、ECN方式にはいくつかのデメリットも存在します:
- 取引手数料が発生する:ECN方式では、取引ごとに一定の手数料が発生します
- 最低入金額が高い傾向:ECN口座では最低入金額が高く設定されていることが多いです
- 一定の流動性が必要:取引量が少ない時間帯や通貨ペアでは、約定しにくい場合があります
- 比較的複雑:初心者にとっては仕組みが複雑で理解しづらい場合があります
ECN方式に向いているトレーダーの特徴
ECN方式は以下のようなトレーダーに適しています:
- 経験豊富なトレーダー:取引の仕組みを理解し、効率的に活用できる経験者
- スキャルピングやデイトレードを行うトレーダー:短期間で頻繁に取引を行うトレーダー
- ある程度まとまった資金でトレードするトレーダー:取引手数料を考慮しても利益を出せる資金力のあるトレーダー
- 取引の透明性を重視するトレーダー:FX業者の介入なしで公平な取引を希望するトレーダー
ECN口座でのトレードに興味がある方は、TitanFXのECN口座が特に人気です。透明性の高い取引環境と優れた約定力を提供しています。
STP方式の仕組みとメリット・デメリット
STP方式は、Straight Through Processing(ストレート・スルー・プロセッシング)の略で、トレーダーの注文をFX業者が受け取った後、自動的に流動性提供者に流す方式です。詳しく見ていきましょう。
STP方式の基本的な仕組み
STP方式では、トレーダーの注文がFX業者を経由して流動性提供者(銀行や金融機関)に送られます。FX業者はトレーダーと流動性提供者の間を「橋渡し」する役割を果たします。
「STP方式を採用するFXブローカーでは、カバー先金融機関のレートにスプレッドを上乗せして顧客に提示し、顧客からの注文を即座に流動性提供者へカバー取引する。」(早稲田大学ビジネススクール 「ドル円の仲値時間帯におけるアノマリー発生要因に関する実証分析」より引用 2025年5月11日アクセス)

引用元:早稲田大学ビジネススクール
日本有数のビジネススクール。MBA課程の研究論文として、個人投資家の取引行動と注文処理方式の関係を実証的に分析している。
具体的な仕組みは以下の通りです:
- トレーダーが注文を出す
- FX業者が注文を受け取る
- FX業者が提携する複数の流動性提供者から最良の価格を選定
- 選定された流動性提供者に注文が送られ、取引が成立
STP方式では、FX業者がトレーダーの注文をいったん「呑む」ことになりますが、すぐに流動性提供者にカバー取引を行います。FX業者は、スプレッドに上乗せするマークアップ(上乗せ分)を収益としています。
STP方式の2つの注文方法
STP方式には「Instant Execution(インスタントエクスキューション)」と「Market Execution(マーケットエクスキューション)」の2種類の注文方法があります。Instant Executionでは提示価格での約定を保証しますが、相場の急変時にはリクオートが発生することがあります。一方、Market Executionでは現在の市場価格で即時約定しますが、スリッページが発生する可能性があります。
「ストレート・スルー・プロセッシング(STP)とは、人手を介さず、完全に電子的な転送のみで行われる自動化プロセスである。」(Investopedia 「Straight-Through Processing (STP): Definition and Benefits」より引用 2025年5月11日アクセス)

引用元:Khadija Khartit
フィンテックと戦略ファイナンスの教育者。Investopediaのファイナンシャル・レビュー・ボードで専門記事の監修を担当している。
STP方式のメリット
STP方式には以下のようなメリットがあります:
- 取引手数料が無料:基本的に取引手数料はかからず、スプレッドのみのコストとなります
- シンプルで分かりやすい:ECN方式に比べて仕組みがシンプルで、初心者でも理解しやすいです
- 最低入金額が低い:少額から始められることが多いです
- 流動性の低い時間帯でも安定:FX業者が間に入るため、取引量が少ない時間帯でも比較的安定した価格提供が期待できます
「外国為替スポットは売買可能な資産クラスとしては最も単純だが、取引環境は最も複雑である。」(国際決済銀行 「The Foreign Exchange Market」より引用 2025年5月11日アクセス)

引用元:Dr. Vladyslav Sushko
国際決済銀行(BIS)経済顧問。為替市場の構造変化や流動性を専門とし、各国中央銀行向けに研究成果を提供している。
STP方式のデメリット
STP方式にも、いくつかのデメリットが存在します:
- スプレッドが広め:ECN方式に比べてスプレッドが広くなる傾向があります
- 透明性がやや低い:FX業者が間に入るため、ECN方式ほどの透明性はありません
- 相場急変時にリクオートの可能性:特にInstant Execution方式では、相場の急変時にリクオートが発生することがあります
- マークアップ分のコスト:FX業者がスプレッドに上乗せするマークアップ分のコストが発生します
「主要FX ECN上のUSD/EUR取引を分析した結果、ゼロティック取引ではティックテストの精度が60%に低下し、流動性の薄い状況での課題が浮き彫りになった。」(ブロック大学 「Tick Test Accuracy in Foreign Exchange ECN Markets」より引用 2025年5月11日アクセス)

引用元:Dr. Walid Ben Omrane
カナダ・ブロック大学准教授。外国為替市場の高頻度データ分析やECN市場構造を研究し、国際会議で発表多数。
STP方式に向いているトレーダーの特徴
STP方式は以下のようなトレーダーに適しています:
- FX初心者:シンプルな仕組みで分かりやすく、少額から始められるため初心者に適しています
- 少額でトレードするトレーダー:取引手数料がかからないので、少額での取引に適しています
- 中長期投資を行うトレーダー:スイングトレードやポジショントレードなど、中長期のトレードスタイルの方に適しています
- 手数料よりもシンプルさを重視するトレーダー:取引のシンプルさを優先するトレーダーに向いています
STP口座でのトレードを検討している方には、XMTradingのスタンダード口座やマイクロ口座がおすすめです。少額から始められ、手数料無料で取引できます。
ECN方式とSTP方式の違いを比較
ECN方式とSTP方式の主な違いを比較してみましょう。どちらが自分のトレードスタイルに合っているか判断する参考にしてください。
取引の執行方法による違い
取引の執行方法において、ECN方式とSTP方式には明確な違いがあります:
項目 | ECN方式 | STP方式 |
---|---|---|
仲介者 | なし(直接取引) | FX業者が仲介 |
注文の流れ | トレーダー → 電子取引ネットワーク → 他の市場参加者 | トレーダー → FX業者 → 流動性提供者 |
マッチング方法 | オークション形式で自動マッチング | FX業者が最良価格を選定 |
約定処理 | 市場参加者との直接マッチング | FX業者がいったん注文を受け、カバー取引 |
ECN方式は直接市場参加者とつながる仕組みである一方、STP方式はFX業者を介して取引が行われる仕組みです。この違いが、次に説明する取引コストやスピードの違いにつながります。
取引コスト(スプレッドと手数料)の比較
取引コストの面でも、ECN方式とSTP方式には違いがあります:
項目 | ECN方式 | STP方式 |
---|---|---|
取引手数料 | あり(取引量に応じて発生) | なし(基本的に無料) |
スプレッド | 狭い(市場の実勢スプレッド) | やや広い(マークアップあり) |
コスト構造 | 手数料+狭いスプレッド | スプレッドのみ(マークアップ含む) |
実質コスト | 取引量が多いほど有利 | 少額取引に有利 |
実質的な取引コストで比較すると、取引量が多い場合はECN方式が有利になることが多く、少額の取引ではSTP方式が有利になる傾向があります。
約定スピードと透明性の比較
約定スピードと透明性の面でも違いがあります:
項目 | ECN方式 | STP方式 |
---|---|---|
約定スピード | 非常に速い(直接マッチング) | やや遅い(FX業者経由) |
透明性 | 高い(市場参加者との直接取引) | やや低い(FX業者が仲介) |
リクオート | 基本的に発生しない | 相場急変時に発生する可能性あり |
スリッページ | 市場の流動性に依存 | FX業者のカバー取引に依存 |
特に高速取引を重視するトレーダーや相場急変時の約定を重視するトレーダーには、ECN方式が適しています。一方、安定した取引環境を求めるトレーダーには、STP方式も良い選択肢となります。
市場流動性へのアクセス
市場の流動性へのアクセス方法も異なります:
項目 | ECN方式 | STP方式 |
---|---|---|
流動性の源 | 多数の市場参加者(トレーダー、銀行、金融機関など) | FX業者の提携する流動性提供者 |
流動性の深さ | 非常に深い(特に人気の通貨ペア) | FX業者の提携先に依存 |
取引可能時間 | 市場参加者が活発な時間帯に依存 | FX業者の営業時間に依存 |
相場急変時 | 高い約定力(ただし価格変動は大きい) | やや安定(ただしリクオートの可能性あり) |
ECN方式は市場の深い流動性に直接アクセスできる一方、STP方式はFX業者を通じて選ばれた流動性提供者にアクセスします。どちらが良いかは、トレードスタイルや取引する通貨ペアによって異なります。
ECN方式とSTP方式の違いについて、より詳しく知りたい方は、NDD方式の詳細解説ページも参考にしてください。
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自分に合った方式の選び方
ECN方式とSTP方式、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。ここでは、自分に合った方式を選ぶためのポイントを解説します。
取引スタイルから選ぶ
あなたの取引スタイルによって、適した方式が変わってきます:
- スキャルピング・デイトレード:短時間で頻繁に取引する場合は、ECN方式が適しています。狭いスプレッドと高速約定が魅力です。
- スイングトレード・ポジショントレード:数日から数週間、数ヶ月単位でポジションを保有する場合は、STP方式でも十分です。手数料がかからない点がメリットとなります。
- ニュース取引:経済指標発表時など、相場が急変する際の取引では、ECN方式の方が約定力に優れています。
- 自動売買:取引頻度の高いEA(エキスパートアドバイザー)を使用する場合はECN方式、比較的取引頻度の低いEAの場合はSTP方式も選択肢となります。
資金量から選ぶ
取引に使用する資金量も、方式選びの重要な要素です:
- 少額資金(5万円以下):少額からスタートする場合は、STP方式がおすすめです。最低入金額が低く、手数料がかからないため、少額でも効率的に取引できます。
- 中規模資金(5万円~50万円):中規模の資金では、取引スタイルによって選択が分かれます。頻繁に取引する場合はECN方式、あまり頻繁に取引しない場合はSTP方式が向いています。
- 大規模資金(50万円以上):まとまった資金がある場合は、ECN方式が有利になることが多いです。取引手数料を考慮しても、狭いスプレッドによるコスト削減効果が大きくなります。
例えば、10万円の資金で1日に何度も取引する場合と、100万円の資金で週に数回取引する場合では、最適な選択が異なります。
経験レベルから選ぶ
FX取引の経験レベルも、方式選びの判断材料となります:
- 初心者:FX取引を始めたばかりの方は、STP方式から始めるのがおすすめです。仕組みがシンプルで理解しやすく、少額から始められるため、リスクを抑えながら学べます。
- 中級者:ある程度の経験を積んだ方は、自分の取引スタイルに合わせて選択しましょう。両方の口座を持つことも一つの選択肢です。
- 上級者:経験豊富なトレーダーは、ECN方式のメリットを最大限に活かせることが多いです。市場の深い理解と高度な取引戦略を持つトレーダーには、ECN方式の透明性と約定力が大きな武器となります。
両方の口座を持つという選択肢
多くの海外FX業者では、複数の口座タイプを提供しています。例えば、XMTradingではSTP方式のスタンダード口座とECN方式のゼロ口座の両方を開設できます。状況に応じて使い分けることで、それぞれのメリットを最大限に活かすことができます。
取引通貨ペアから選ぶ
取引する通貨ペアによっても、最適な方式が異なる場合があります:
- メジャー通貨ペア(米ドル/円、ユーロ/米ドルなど):流動性が高いため、ECN方式のメリットを活かしやすいです。
- マイナー通貨ペア:流動性が比較的低いため、STP方式の方が安定して取引できる場合があります。
- エキゾチック通貨ペア(トルコリラ/円など):流動性が低いため、STP方式が適している場合が多いです。
- 仮想通貨CFD:価格変動が大きいため、ECN方式の約定力が有利になることがあります。
自分に合った方式を見つけるには、まずは無料のデモ口座で両方の方式を試してみることをおすすめします。実際に取引してみることで、それぞれの違いを体感できます。
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ECN/STP方式を採用している主要な海外FX業者
ECN方式とSTP方式を採用している主要な海外FX業者を紹介します。それぞれの特徴を比較して、自分に合った業者を選びましょう。
XMTrading(ECN口座とSTP口座の特徴)
XMTradingは、ECN口座とSTP口座の両方を提供している人気の海外FX業者です。
XMTradingの口座タイプ
- スタンダード口座(STP方式):最も人気のある口座タイプで、取引手数料無料、最低入金額5ドルから始められます。レバレッジは最大1000倍。
- マイクロ口座(STP方式):1,000通貨単位(0.01ロット)から取引可能で、少額からの取引に適しています。最低入金額5ドル、レバレッジ最大1000倍。
- ゼロ口座(ECN方式):狭いスプレッドが特徴のECN口座で、取引手数料が発生します。最低入金額は100ドルで、レバレッジは最大500倍。
XMTradingの詳しい口座タイプについては、XMTradingの口座タイプ比較ページをご覧ください。
TitanFX(ECN口座の特徴)
TitanFXは、ECN方式に特化した海外FX業者で、非常に狭いスプレッドが特徴です。
TitanFXの口座タイプ
- ブレード口座(ECN方式):超低スプレッドが特徴のECN口座で、取引手数料は往復7ドル/ロット。最低入金額は200ドル。
- クラシック口座(STP方式):手数料無料のSTP口座で、スプレッドはやや広めですが、初心者でも始めやすい設計です。最低入金額は200ドル。
TitanFXの詳しい口座情報については、TitanFXの口座タイプ比較ページをご覧ください。
BigBoss(口座タイプと特徴)
BigBossは、高いレバレッジと豊富なボーナスが特徴の海外FX業者です。
BigBossの口座タイプ
- スタンダード口座(STP方式):取引手数料無料、レバレッジ最大1000倍のSTP口座です。最低入金額は500円から。
- ECN口座:狭いスプレッドが特徴のECN口座で、取引手数料が発生します。プロトレーダー向けの高性能な取引環境を提供。
BigBossの詳しい口座情報については、BigBossの口座タイプ比較ページをご覧ください。
Exness(口座タイプと特徴)
Exnessは、多彩な口座タイプと充実した取引環境が魅力の海外FX業者です。
Exnessの口座タイプ
- スタンダード口座(STP方式):手数料無料、変動スプレッドのSTP口座。最低入金額は1ドルから。
- プロ口座(ECN方式):狭いスプレッドが特徴のECN口座で、取引手数料が発生します。プロトレーダー向け。
- ゼロ口座(ECN方式):スプレッド0からのECN口座で、取引手数料は高めですが、高頻度取引には有利です。
Exnessの詳しい口座情報については、Exnessの口座タイプ比較ページをご覧ください。
Axiory(口座タイプと特徴)
Axioryは、高い信頼性と優れた取引環境が特徴の海外FX業者です。
Axioryの口座タイプ
- スタンダード口座(STP方式):手数料無料、変動スプレッドのSTP口座。初心者向け。
- ナノ口座(ECN方式):狭いスプレッドが特徴のECN口座で、取引手数料が発生します。経験者向け。
- アルファ口座(ECN方式):超低スプレッドのECN口座で、プロトレーダー向けの高性能な取引環境を提供。
Axioryの詳しい口座情報については、Axioryの口座タイプ比較ページをご覧ください。
Land Prime(口座タイプと特徴)
Land Primeは、比較的新しい海外FX業者ですが、充実した取引環境と優れたサポートが特徴です。
Land Primeの口座タイプ
- スタンダード口座(STP方式):手数料無料、変動スプレッドのSTP口座。初心者向け。
- ECN口座:狭いスプレッドが特徴のECN口座で、取引手数料が発生します。経験者向け。
Land Primeの詳しい口座情報については、Land Primeの口座タイプ比較ページをご覧ください。
各業者のECN/STP口座の比較表
主要海外FX業者のECN口座とSTP口座を比較してみましょう:
業者名 | 口座タイプ | 方式 | スプレッド(USD/JPY) | 取引手数料(往復/1ロット) | 最低入金額 | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|---|---|---|
XMTrading | スタンダード/マイクロ | STP | 1.6pips~ | なし | 5ドル | 1000倍 |
ゼロ | ECN | 0.0pips~ | 10ドル | 100ドル | 500倍 | |
TitanFX | ブレード | ECN | 0.1pips~ | 7ドル | 200ドル | 500倍 |
クラシック | STP | 1.3pips~ | なし | 200ドル | 500倍 | |
BigBoss | スタンダード | STP | 1.5pips~ | なし | 500円 | 1000倍 |
ECN | ECN | 0.0pips~ | 8ドル | 10000円 | 1000倍 | |
Exness | スタンダード | STP | 1.0pips~ | なし | 1ドル | 1:Unlimited |
プロ/ゼロ | ECN | 0.0pips~ | 3.5~7ドル | 200ドル | 1:Unlimited |
各業者の特徴を比較すると、初心者にはXMTradingのスタンダード口座やExnessのスタンダード口座が、経験者にはTitanFXのブレード口座やExnessのプロ口座がおすすめです。
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ECN/STP方式のよくある誤解と真実
ECN方式とSTP方式については、いくつかの誤解が存在します。ここでは、よくある誤解と真実について解説します。
「ECN方式の方が常に有利」という誤解
誤解:「ECN方式は常にSTP方式よりも有利である」
真実:ECN方式が有利になるのは、以下のような条件がそろった場合です:
- 取引量が多い(頻繁に取引する、または大きな取引サイズ)
- スキャルピングやデイトレードなど短期トレードが主体
- ある程度まとまった資金を運用している
- 相場急変時の約定力を重視している
一方で、以下のような条件では、STP方式の方が有利になることもあります:
- 取引頻度が少ない(週に数回程度)
- 少額資金でのトレード
- スイングトレードやポジショントレードなど中長期トレードが主体
- シンプルな取引環境を好む
どちらが有利かは、トレーダーの取引スタイルや資金量、経験レベルによって大きく異なるため、一概に「ECN方式の方が常に有利」とは言えません。
「STP方式は透明性がない」という誤解
誤解:「STP方式はFX業者による操作があるため、透明性がない」
真実:STP方式はNDD方式の一種であり、基本的にはFX業者による恣意的な操作は行われません。STP方式では以下のような特徴があります:
- トレーダーの注文は自動的に流動性提供者に送られる
- FX業者は注文を「呑む」ことはあるが、すぐにカバー取引を行う
- FX業者の収益はスプレッドのマークアップ分
STP方式はECN方式ほどの透明性はありませんが、DD方式と比べると格段に透明性が高いと言えます。特に信頼性の高い海外FX業者では、公正な取引環境が提供されています。
実際のコスト計算方法
ECN方式とSTP方式のどちらが実質的に有利かを判断するために、実際のコスト計算方法を見てみましょう。
ECN方式の実質コスト
ECN方式の実質コストは、「スプレッド+取引手数料」で計算できます。
例えば、以下の条件で計算してみましょう:
- スプレッド:0.2pips
- 取引手数料:往復8ドル/1ロット(≒0.8pips相当)
この場合、1ロット取引の実質コストは「0.2pips + 0.8pips = 1.0pips」となります。
STP方式の実質コスト
STP方式の実質コストは、基本的にスプレッドのみです。
例えば、以下の条件で計算してみましょう:
- スプレッド:1.5pips
- 取引手数料:なし
この場合、1ロット取引の実質コストは「1.5pips」となります。
取引量による実質コスト比較
取引量によって、どちらが有利になるかを比較してみましょう:
取引頻度 | ECN方式のコスト | STP方式のコスト | 有利な方式 |
---|---|---|---|
1日1回(1ロット) | 1.0pips/日 | 1.5pips/日 | ECN方式 |
1日10回(各0.1ロット) | 1.0pips/日 | 1.5pips/日 | ECN方式 |
週1回(0.1ロット) | 0.1pips/週 | 0.15pips/週 | ほぼ同等(差は0.05pips) |
このように、取引頻度や取引量によって有利な方式が変わることがわかります。一般的に、取引量が多いほどECN方式が有利になる傾向がありますが、あくまで目安であり、各業者の具体的なスプレッドや手数料、そして自分のトレードスタイルに合わせて判断することが重要です。
ECN方式とSTP方式の選択で迷っている方は、まずは両方の口座を持つXMTradingなどで、実際にデモ取引を行って比較してみることをおすすめします。
ECN方式とSTP方式の特徴を理解したら、次はあなたに合った海外FX業者で口座開設しましょう。初心者の方にはXMTradingのスタンダード口座、経験者の方にはTitanFXのブレード口座がおすすめです。まずは無料口座開設から始めてみませんか?