easyMarkets(イージーマーケッツ)の税金と確定申告|損益の出し方と申告手順
easyMarketsで利益は出たけれど、まだ口座に置いたままだから申告は来年でいいか。そんな風に考えている方は、けっこう多いんじゃないかと思います。
easyMarketsの利益は、ポジションを決済して損益が確定した時点で課税対象になります。出金しているかどうかは関係ありません。しかも国内FXの申告分離課税とは違って、雑所得の総合課税になります。給与などと合算した金額で税率が決まる仕組みです。
損失が出た年に、その損失を翌年へ繰り越すこともできません。ここが国内FXと大きく分かれるところですね。
ただ、申告が必要になる金額のラインは働き方によって変わりますし、ボーナスやキャッシュバックのように課税の扱いが割れるものもあったりします。所得税の申告が要らなくても住民税の申告は別に残る、というあたりも見落とされやすいところです。
easyMarketsの利益に税金がかかるタイミングから、年間損益データの出し方、e-Taxでの入力までまとめてみました。
最近の更新内容
この記事の見出し
- 1 easyMarketsの利益に税金がかかるタイミング
- 2 easyMarketsの税金は総合課税|国内FXの申告分離課税との違い
- 3 easyMarketsで確定申告が必要になる金額の基準
- 4 ボーナスとキャッシュバックはどこまで課税される?
- 5 税額を計算する
- 6 経費にできる支出とできない支出
- 7 easyMarketsの年間取引報告書と取引履歴を用意する手順
- 8 e-Taxで確定申告を提出する
- 9 無申告のペナルティ
- 10 利益が伸びたときに税負担を抑える打ち手
- 11 easyMarketsの税金と確定申告についてよくある質問
- 11.1 Q. easyMarketsの評判や安全性は?
- 11.2 Q. 出金拒否されて受け取れなかった利益も申告が必要ですか?
- 11.3 Q. easyMarketsで出金するにはどのくらい時間がかかりますか?
- 11.4 Q. 入金方法は?
- 11.5 Q. MT4はどこからダウンロードできる?
- 11.6 Q. レバレッジ変更はできる?
- 11.7 Q. 両建ては損益の計算に影響する?
- 11.8 Q. 口座開設は何歳からできますか?
- 11.9 Q. 確定申告を税理士に依頼する場合の費用相場はどのくらいですか?
- 11.10 Q. 申告内容を間違えたときの直し方は?
- 11.11 Q. 海外FXの利益は勤務先に知られますか?
easyMarketsの利益に税金がかかるタイミング
easyMarketsの利益に税金がかかるタイミングは、ポジションを決済して損益が確定した瞬間です。円に替えたか、銀行口座へ引き出したかは判定に入りません。決済益が出た年が、そのまま申告する年になります。
受け取ったスワップポイントも同じ扱いで、その年に口座へ計上された分は利益に含めます。「まだ動かしていないお金だから」と考えていると、年をまたいでから慌てることになりかねません。
課税の起点を、確定した利益と含み益に分けて見ていきましょう。
出金しなくても課税される理由
easyMarketsの利益は、出金していなくても課税されます。理由は単純で、税務上の所得は「決済して損益が確定したかどうか」で判定するからです。ユーザーが口座から資金を引き出したかどうかは、判定の要素に入っていません。
この誤解が生まれるのは、「手元に入ってきたお金=所得」という日常の感覚が強いからかなと思います。給与も、振り込まれて初めて実感しますよね。ただ、FXの決済益は口座残高が増えた時点ですでに実現した利益で、その残高を業者側に置いたままにしているだけ、という見方をします。
年をまたいで残高を持ち越しても、扱いは変わりません。12月に決済して出た利益は、その年の所得として集計します。翌年の1月に出金したところで、課税される年は動かないんですね。
気を付けたいのは、税金だけが後から残るパターンです。年内に大きく勝って、そのまま口座に置いた資金を翌年の相場で減らしてしまうと、納税の時期に手元の資金が足りない、という状態になります。海外FXは損失を翌年へ繰り越せないため、翌年の負けで前年の税金が減ることはありません。
だから利益が積み上がってきたら、年内のうちに税金分を別口座へ取り分けておくのが現実的です。ざっくり見積もるなら、利益の2〜4割ほどを寄せておくと、3月に困りません。
出金のタイミングを調整して課税の年をずらす、という発想も出てきますけど、これは効きません。課税される年を決めるのは決済日であって、出金日ではないからです。年内の利益を伸ばしたくないなら、決済そのものを翌年に回すかどうかという判断になってきます。
含み益と確定利益の線引き
含み益と確定利益の線引きは、ポジションを閉じたかどうかの一点です。保有中の評価損益、いわゆる含み益や含み損は、どれだけ大きく振れていても課税の対象になりません。
判定の基準日は12月31日になります。年末をまたいでポジションを持ち越した場合、その損益は決済した年の所得です。12月に含み益が乗っていても、決済が1月なら翌年の利益として集計する、という順序ですね。
含み損を抱えたポジションを持っている人が、その損失を今年の利益と相殺したいなら、年内に決済しておく必要があります。
持ち越すか、閉じるか。12月後半は、相場の判断だけでなく税金の側からも決済を考える時期だったりしますよね。
easyMarketsの税金は総合課税|国内FXの申告分離課税との違い
easyMarketsの税金は、雑所得の総合課税として計算します。国内FX業者の申告分離課税とは別の枠組みで、税率の決まり方も、損失の使い道も違ってきます。
違いを並べると、こんな感じになります。
| 比べる軸 | easyMarkets(海外FX) | 国内FX業者 |
|---|---|---|
| 所得の区分 | 雑所得(総合課税) | 雑所得(申告分離課税) |
| 税率 | 他の所得と合算して約15〜55% | 一律20.315% |
| 損益通算 | 総合課税の雑所得どうしのみ | 先物取引等の間で可能 |
| 損失の繰越 | できない | 最大3年 |
上の表のとおり、同じ「FXの利益」でも中身は別物です。国内FX向けに書かれた税金の解説をそのまま当てはめると、税額を大きく読み違えることになります。
所得税と住民税の税率
easyMarketsの利益にかかる税金は、所得税と住民税、そして復興特別所得税の3つで構成されます。所得税は累進課税なので、課税所得が増えるほど税率が上がる仕組みです。
所得税の税率は、次のように区分されています。
| 課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 195万円以下 | 5% | 0円 |
| 195万円超〜330万円以下 | 10% | 97,500円 |
| 330万円超〜695万円以下 | 20% | 427,500円 |
| 695万円超〜900万円以下 | 23% | 636,000円 |
| 900万円超〜1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
| 1,800万円超〜4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
| 4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
ここに住民税が一律10%で乗って、さらに所得税額の2.1%が復興特別所得税として加わります。合計すると、実効の負担はおおむね15%から55%の幅に収まる計算になります。
会社員が注意したいのは、この税率が「easyMarketsの利益だけ」で決まるわけではない点です。給与所得と合算した課税所得で区分が決まるため、給与が高い人ほど、同じ利益額でも上の税率帯に食い込んでしまいます。
年収の高い会社員が100万円の利益を出した場合と、収入の少ない人が同じ100万円を出した場合とでは、手元に残る金額がまったく違ってきます。総合課税では、利益の大きさよりも「他の所得と足した金額」が税率を決めます。
控除額の意味も押さえておくと、計算が早くなりますよ。表の右列にある控除額は、税率を掛けたあとに差し引く調整分で、税率の境目で税額が急に跳ね上がらないように置かれているものです。課税所得が400万円なら、400万円×20%から42万7,500円を引いた金額が所得税、という順序になります。
損益通算できる範囲
easyMarketsの損益は、同じ総合課税の雑所得どうしなら通算できます。他の海外FX業者で出した損益、仮想通貨の売買益、アフィリエイトや副業の収入などが、その相手になります。
具体的には、ある業者で50万円の利益、easyMarketsで30万円の損失なら、雑所得としては20万円で計算します。複数の口座を使い分けている人には、ここが効いてくるポイントです。
さきほど「雑所得どうしなら通算できる」と書きましたが、正確には総合課税の雑所得に限った話です。国内FXやCFD、先物取引の損益は申告分離課税の枠にあって、easyMarketsの雑所得とは合算できません。給与所得や事業所得と相殺することもできません。
雑所得の損失は、他の所得区分から差し引けません。年間で見て雑所得がマイナスになっても、その分だけ給与から源泉徴収された税金が戻ってくる、ということは起きないわけです。
損失を繰り越せない制約
easyMarketsの損失は、翌年以降へ繰り越せません。国内FXなら確定申告を続けることで損失を最大3年間繰り越して、翌年以降の利益と相殺できるんですが、海外FXの雑所得にはこの制度がないんですよね。
今年200万円の損失、翌年200万円の利益、というケースを考えると差は明確です。国内FXなら翌年の税負担をほぼゼロに抑えられるところ、easyMarketsでは翌年の200万円がまるまる課税対象になります。
この制約があるので、海外FXでは「年内で損益を締める」という意識が要ります。含み損を抱えたポジションがあるなら、年内に決済して利益と相殺しておくほうが、税金の面では有利になります。
年をまたいだ瞬間に、その損失は税務上どこにも使えなくなってしまいます。
国内FXとの違いはこの3点
easyMarketsは総合課税で、給与などと合算した金額で税率が決まります。通算できるのは総合課税の雑所得どうしだけ、そして損失の繰越は使えません。この3点だけ押さえておけば、国内FX向けの解説を読んでも混乱しません。
easyMarketsで確定申告が必要になる金額の基準
easyMarketsで確定申告が必要になる金額の基準は、働き方によって変わってきます。会社員なら20万円、扶養に入っている人や無職なら48万円、というのがよく言われるラインです。
属性別に整理すると、こうなります。
| 立場 | 所得税の申告が必要になる目安 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 会社員・パート(給与1か所) | 給与以外の所得が年間20万円超 | 20万円以下でも住民税の申告は必要 |
| 専業主婦・学生・無職 | 年間の所得が基礎控除額を超える | 扶養や配偶者控除の判定に影響 |
| 個人事業主 | 金額にかかわらず申告 | 事業所得と合算して税率が決まる |
上の表で特に見てほしいのが、右の列に置いた住民税です。所得税の申告が不要でも、住民税の申告は別途必要になります。20万円ルールはあくまで所得税の話で、住民税に同じ免除がないためです。
会社員の20万円ライン
会社員の判定は、給与以外の所得が年間20万円を超えるかどうかです。easyMarketsの年間利益から必要経費を引いた金額が20万円以下で、給与を1か所から受け取り年末調整が済んでいるなら、所得税の確定申告は要りません。
ただ、この20万円ルールには例外がいくつかあります。給与を2か所以上から受け取っている人、年収が2,000万円を超える人、医療費控除や寄附金控除を申告する人は、金額に関係なく確定申告が必要になります。
そして確定申告をするなら、20万円以下のeasyMarketsの利益も申告書に載せます。医療費控除で還付を受けるついでに、雑所得だけ書かないという選択はできません。
この20万円は利益の総額ではなく、経費を引いたあとの所得で見ます。ここも取り違えやすいところですね。
専業主婦・学生・無職の48万円ライン
専業主婦や学生、無職の人は、年間の所得が基礎控除の額を超えるかどうかで判定します。長く48万円が基準になってきましたが、この金額は税制改正で動くので、申告する年の最新額を確かめておきたいところです。
もう一つ大きいのが、扶養への影響です。easyMarketsの利益が増えると、配偶者控除や扶養控除の判定に引っかかって、世帯全体の税負担が上がることがあります。健康保険の被扶養者から外れる可能性もある。
学生の場合は、アルバイトの給与と雑所得を合わせて見ます。給与だけなら余裕があっても、取引の利益を足すと基準を超えるケースがあるので、年末に一度合計しておくと安心です。
個人事業主と年金受給者の基準
個人事業主は、そもそも事業所得の確定申告をするため、easyMarketsの利益に金額の下限はありません。20万円ルールは給与所得者向けの特例なので、事業主には適用されないわけです。事業所得と雑所得を合算した金額で、税率が決まります。
年金受給者には、別の目安があります。公的年金等の収入が年400万円以下で、それ以外の所得が20万円以下なら、所得税の確定申告は不要という特例です。easyMarketsの利益が、この20万円に当たります。
ただし年金受給者も、住民税の扱いは別になります。所得税の申告が要らなくても、市区町村への住民税申告が必要になるケースがあります。
申告不要でも「何もしなくていい」ではない
20万円以下や基礎控除以下で所得税の申告が不要になっても、住民税の申告は別に残ります。お住まいの市区町村の窓口か、自治体サイトの申告書で手続きする形です。ここを飛ばすと、あとから住民税の追徴が届くことがあります。
ボーナスとキャッシュバックはどこまで課税される?
easyMarketsのボーナスとキャッシュバックは、課税されるものと、されないものが混ざっています。ここを一括りにして「ボーナスは非課税」と覚えてしまうと、申告する金額を間違えることになります。
判断のコツは、ボーナス課税の3層判定で見ることです。口座に付与されたボーナスそのもの、そのボーナスを使って出た取引の利益、現金として受け取ったキャッシュバック。この3つを分けて考えると、迷いが消えます。
同じ「もらったもの」でも、出金できるかどうかで所得になる時期が変わってきます。層ごとに順番に見ていきましょう。
口座開設ボーナスと入金ボーナスの課税判定
easyMarketsの口座開設ボーナスと入金ボーナスは、付与された時点では所得として扱わないのが一般的な考え方です。これらのボーナスは証拠金として使えるクレジットで、そのまま引き出せる現金ではありません。手元に自由に使えるお金が入ったわけではない、と整理します。
変わるのは、そのボーナスを元手に取引して利益が出たときです。ボーナスで建てたポジションを決済して増えた分は、自己資金で出した利益とまったく同じ扱いになります。ボーナス自体は所得にならなくても、ボーナスから生まれた利益は課税対象という線引きですね。
3層で並べると、こうなります。
| 層 | 対象 | 課税の扱い |
|---|---|---|
| 第1層 | 付与されたボーナス(クレジット) | 出金できない間は所得にならない |
| 第2層 | ボーナスで出した取引の利益 | 決済した時点で雑所得 |
| 第3層 | 現金として受け取った付与 | 受け取った年の雑所得 |
上の表の第1層と第3層を分けるのは、出金できるかどうかです。同じ「もらったもの」でも、口座から引き出せる現金なら、受け取った時点で経済的な利益が確定します。業者側が現金として口座へ入れる形式の特典は、この第3層に入ります。
迷いやすいのが、クレジットが出金可能な残高へ変わるケースです。取引条件を満たしてボーナスが現金化されたなら、その時点で所得が発生したと見る余地があります。規約でボーナスの性格がどう定義されているかによって判断が分かれる部分なので、受け取った時期の規約は保存しておくと後が楽になります。
キャッシュバックが雑所得になる場面
キャッシュバックが雑所得になるのは、取引量に応じて現金が口座へ戻ってくる形式のときです。ユーザーが自由に出金できるお金として受け取っている以上、経済的な利益が確定していると見るのが自然な整理かなと思います。
計上するのは、受け取った年です。12月の取引に対するキャッシュバックが翌年1月に入金されたなら、翌年の雑所得として扱います。取引した年ではなく、入ってきた年で区切ると考えるとぶれません。
実務では、取引コストの値引きに近い性格を持つので、収入に計上したうえで対応する経費と相殺する形で処理する人もいます。どちらの整理でも最終的な所得は近い金額になりますが、記録の残し方は変わってきます。受領のたびに金額と日付を控えておくと、年明けの集計がぐっと楽になります。
出金条件クリア前のボーナス消滅の扱い
出金条件をクリアする前に消えたボーナスは、所得になりません。出金や一部出金をきっかけにクレジットが取り消される規定は海外FXでは珍しくなくて、easyMarketsにも条件の設定があります。手にする前に消えたものへ、税金はかかりません。
気を付けたいのは、ボーナスが消えても、それまでにボーナスで出した確定利益は残る点です。決済して口座残高になった利益は、あとからクレジットが取り消されても課税対象のままです。「ボーナスが消えたから、その分の利益もなかったことになる」という扱いにはならないんですよね。
消滅の条件は規約で決まっているので、出金の前に一度読んでおくと、想定外の目減りを避けられます。
税額を計算する
税額を計算する流れは、3つの段階に分かれます。年間の利益から必要経費を引いて雑所得を出して、給与など他の所得と合算して、控除を引いた課税所得へ税率を掛ける。この順番です。
順番を飛ばして「利益×税率」で計算すると、実際より高い金額が出てきます。控除を引く前の数字に税率を掛けているためです。
計算式と、利益額ごとの目安を見ていきましょう。
所得の計算式
雑所得の計算式は、総収入金額から必要経費を引くだけです。easyMarketsの年間の確定利益にスワップやキャッシュバックを足したものが総収入金額で、そこから取引に使った経費を差し引いた残りが雑所得になります。
会社員なら、この雑所得を給与所得と足します。給与所得は、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」を使うのが早いです。合計した所得から、基礎控除や社会保険料控除、生命保険料控除といった所得控除を引いた金額が課税所得になります。
税率を掛ける相手は、この課税所得です。easyMarketsの利益そのものではありません。ここを取り違えている人がけっこう多いかなと思うので、計算の順番だけは押さえておきたいところです。
年間利益別の税額シミュレーション
年間の利益別に、税額のイメージをつかんでおきましょう。ここでは他に所得がなく、控除は基礎控除だけと仮定した概算を並べました。
| 年間の利益 | 課税所得の目安 | 所得税+住民税の概算 |
|---|---|---|
| 50万円 | 数万円 | 1万円前後 |
| 200万円 | 150万円ほど | 20万円台の半ば |
| 500万円 | 450万円ほど | 90万円台 |
上の表のとおり、利益が10倍になっても税額は10倍では済みません。累進課税なので、上の区分へ入るほど負担の伸びが急になります。
会社員の場合は、これに給与所得が乗ります。給与の課税所得が330万円を超えている人がeasyMarketsで100万円の利益を出すと、その100万円は20%以上の所得税率で計算されて、住民税10%が加わって、3割以上が税金として出ていく計算になります。
だから、利益が伸びてきたら早い段階で経費を整理しておく価値があります。経費を1万円積めば、税率30%の人なら3千円ほどの節税につながるので、領収書の管理が効いてくるわけです。
細かい金額は控除の内容で変わるので、最終的には国税庁の確定申告書等作成コーナーへ実際の数字を入れて確かめるのが確実です。
経費にできる支出とできない支出
easyMarketsの取引で経費にできる支出は、「その支出がなければ取引ができなかった」と説明できるものです。逆に、生活のために使ったお金や、取引との関係を説明しづらい支出は、経費として認められにくくなります。
経費にしやすいのは、こういった支出です。
- 取引に使うパソコン
- スマホやネット回線の通信費
- FX関連の書籍
- セミナーの参加費
- 有料のチャートツール
- 取引専用のモニター
ここで欠かせないのが按分の考え方です。パソコンや通信費は取引以外にも使っているのが普通なので、全額を経費にはできません。1日のうち取引に使っている時間の割合、部屋の面積のうち取引スペースが占める割合など、自分なりの基準で割ります。その根拠をメモに残しておくのも忘れずに。税務署から質問が来たときに答えられるかどうかは、この一枚のメモで決まったりします。実際、按分の比率を何%にするかで悩む人は多いんですが、そこで止まってしまうくらいなら、根拠を書いたうえで常識的な比率を置くほうが前に進みます。取引を始めた月の途中から按分する、といった細かい調整も、記録さえ残っていれば説明できます。按分の比率そのものより、なぜその比率にしたのかを説明できるかどうかが問われます。
認められにくいのは、スーツや飲食代、家族との旅行費用など、生活費との線引きが難しい支出です。取引資金として入金したお金も経費ではありません。入金は元手の移動であって、支出ではないからです。
判断に迷うのが、取引そのものにかかるコストの扱いです。スプレッドや、easyMarketsのdealCancellation(取引キャンセル)のように取引へ紐づく費用は、多くの場合すでに損益へ織り込まれています。年間の損益データに反映済みのコストをあらためて経費として計上すると、二重計上になる。まずは口座の履歴でどこまでが損益に含まれているかを確認して、含まれていないものだけを経費へ回す。この順序なら安全です。
領収書やクレカの明細は、種類を問わず保存しておきます。申告書へ添付する必要はありませんが、あとから確認を求められたときに出せるかどうかで、話の通りやすさが変わってきます。
easyMarketsの年間取引報告書と取引履歴を用意する手順
easyMarketsの年間取引報告書と取引履歴は、申告のいちばん最初に用意する材料です。ここでつまずきやすいのが、損益データの出どころが1か所とは限らないことです。
easyMarketsは独自プラットフォームに加えてMT4・MT5も使えるので、同じ年の取引でも環境ごとにデータが分かれます。これが損益ソース分散リスクで、片方だけを集計すると利益の一部が抜け落ちたり、逆に同じ取引を二重に数えたりします。
会員ページへログインしたあと、口座タイプごとにデータを出す点も押さえておきたいところです。取得元ごとに手順を見ていきましょう。
マイページから年間損益を取得する手順
マイページから年間損益を取得する手順は、ログインから数ステップで終わります。easyMarketsの会員ページへログインして、取引履歴やレポートのメニューを開いて、期間を指定して書き出す。この流れです。
期間は1月1日から12月31日で指定します。気を付けたいのが、決済日ベースで区切ることです。エントリーが前年でも、決済が対象年ならその年の損益に入ります。
保存形式はCSVやPDFを選べることが多くて、集計するならCSVが扱いやすいです。表計算ソフトへ取り込んで、決済損益の列を合計するだけで年間の数字が出ます。
複数の口座を持っている人は、口座ごとに書き出して合算します。口座タイプを分けて使っていると片方のデータだけ出して満足してしまいがちなので、口座番号の一覧と突き合わせておくと漏れが防げます。
書き出したファイルは、申告が終わったあとも保管しておきましょう。
MT4とMT5の取引履歴を書き出す手順
MT4とMT5で取引した分は、プラットフォーム側から履歴を書き出します。MT4なら、ターミナルの「口座履歴」タブを右クリックして期間を指定して、レポートの保存を選ぶとファイルが出力されます。MT5は「履歴」タブから同じようにレポートを出力できて、こちらは期間の指定がカレンダー形式です。
MetaTrader 4とMetaTrader 5では、口座番号が別々に発行されます。両方を使っていた年は、それぞれの口座で出力しないと、片方の損益がまるごと抜けます。
そして本題の損益ソース分散リスクです。独自プラットフォームとMT4・MT5を併用していた場合、集計のミスは2方向で起きます。一つは、独自プラットフォームの分だけ集計してMT4の取引を落とすパターン。もう一つは、会員ページの年間レポートにMT4の口座も含まれているのに、MT4のレポートを足してしまって、同じ取引を二重に数えるパターンです。
集計の前に、自分が使った口座番号を全部書き出し、どのレポートがどの口座をカバーしているかを一覧にしておくと、抜けと重複の両方を防げます。
年をまたぐポジションの扱いも、レポートによって差が出ます。未決済のポジションが含まれた形で出力されることがあるので、決済済みの行だけを対象にしているかを確認しておきたいところです。表計算ソフトへ取り込んで、決済日の列で並べ替えると判別が早くなります。
集計前の3つの確認
その年に使った口座番号をすべて書き出し、どのレポートがどの口座を含むかを対応させ、決済日で年をまたぐ取引を仕分ける。この3つを先に済ませておくと、抜けと二重計上のどちらも起きません。
外貨建て損益の円換算ルール
easyMarketsの口座がドル建てなら、損益を円へ換算してから申告します。原則は、取引が確定した日の為替レートを使う方法です。実務では、金融機関が公表するTTM(仲値)を継続して使う人が多い印象です。
大事なのは、途中でルールを変えないことです。1月はTTM、6月は終値、というように混ぜると、集計の根拠を説明できなくなります。年間を通して同じレートの取り方で統一しておきましょう。
年間レポートに円換算後の金額が載っているなら、それを使うのがいちばん早いです。載っていない、あるいは通貨がドルのままなら、決済日ごとにレートを当てて換算する作業が必要になります。取引回数が多い人ほど、この工程に時間を取られます。
これから始める人なら、デモ口座で取引を試す段階でレポートの出力先と表示通貨を確認しておくと、初めての申告で慌てずに済みます。easyMarketsは公式サイトから口座開設もデモの利用も進められるので、記録の出し方まで含めて先に触っておくと後が楽になります。
e-Taxで確定申告を提出する
e-Taxでの確定申告は、準備、入力、納付の3つのフェーズが連続します。書類をそろえて、国税庁の確定申告書等作成コーナーで数字を入力して、そのまま送信して納付まで進む。この流れです。
紙で提出する方法も残っていますが、e-Taxなら税務署へ足を運ぶ必要がなくて、還付も早いです。マイナンバーカードとスマホがあれば、自宅で完結します。
フェーズごとに、手を動かす内容を見ていきましょう。
申告前にそろえる書類
申告前にそろえる書類は、そう多くありません。easyMarketsの年間損益データを中心に、収入と控除を裏づけるものを集めます。
- 年間取引報告書または年間損益データ
- MT4・MT5の履歴レポート
- 源泉徴収票
- 経費の領収書とクレカ明細
- マイナンバーカード
- 還付金を受け取る銀行口座の情報
会社員なら源泉徴収票が要ります。給与の金額と源泉徴収された税額を入力するので、年末調整の書類と一緒に保管しておくと探す手間が省けます。
控除を使う人は、その証明書も必要になります。生命保険料控除証明書、社会保険料の控除証明書、医療費の明細、寄附金の受領証明書といったところです。マイナポータル連携を設定しておけば、一部の控除証明書は入力欄へ自動で取り込めます。
雑所得欄への入力項目
雑所得欄への入力は、確定申告書等作成コーナーの「収入金額・所得金額の入力」画面から進めます。ここでの選択を間違える人がいちばん多いので、easyMarketsの利益をどこへ入れるかを先に確定させておきましょう。
選ぶのは「雑所得」の「その他」です。「先物取引に係る雑所得等」を選ぶと、国内FX向けの申告分離課税で計算されてしまいます。画面には似た名前が並んでいるので、海外FXの利益は総合課税の雑所得だ、と唱えながらクリックするくらいでちょうどいいと思います。
入力するのは、種目、収入金額、必要経費、そして所得の生ずる場所です。種目には「証拠金取引」や「海外FX取引」といった実態の分かる言葉を入れます。所得の生ずる場所には、業者の名称と所在地を書きます。easyMarketsの運営会社はEasy Forex Trading Ltdで、登記情報は会社概要ページで確認できます。
収入金額には、年間の確定利益にスワップやキャッシュバックを足した金額を入れて、必要経費には按分後の経費の合計を入れます。差額が雑所得として自動で計算されます。
会計ソフトを使っている人は、freeeやマネーフォワードで雑所得として登録して、申告書へ出力する方法もあります。事業の帳簿と一緒に管理できるのが利点なんですが、海外FXの損益はソフト側で自動連携できないため、自分で集計した金額を手入力する形になります。
入力が終わったら、送信の前に雑所得の区分と金額をもう一度見直しましょう。区分の取り違えは、税額が数十万円単位で変わることもある間違いなので、ここだけは急がないほうがいいですね。
納付方法と申告期限
確定申告の期間は、原則として2月16日から3月15日までです。土日の関係で数日ずれる年があるので、その年のカレンダーを確認しておきましょう。納付の期限も、原則は同じ日です。
納付方法は選べます。振替納税なら指定した口座から自動で引き落とされて、引き落とし日が4月まで後ろへずれるのが利点です。e-Taxのダイレクト納付やインターネットバンキング、クレカ納付、コンビニのQRコード納付、スマホアプリ納付も使えます。クレカ納付には決済手数料がかかる点だけ、頭へ入れておきたいところです。
期限を過ぎると、延滞税が日割りで積み上がります。納税資金が足りない場合でも、申告だけは期限内に出しておくと加算税の負担が軽くなります。
なお、税金の取り扱いは個々の状況で変わりますし、制度も改正されます。ここで整理した内容は一般的な考え方なので、判断に迷う部分は税理士や所轄の税務署へ確認するのが確実です。
無申告のペナルティ
海外FXの利益は税務署に分からない、という話をたまに見かけますが、これは現実的ではありません。無申告のまま放置すると、本来の税額に加算税と延滞税が上乗せされて、住民税へも波及します。
そして、把握される経路は複数あります。国外への送金記録、金融機関どうしの情報交換、国内銀行への着金。どれか一つでも引っかかれば、税務署は調べにきます。
どう把握されて、どれだけ負担が増えるのかを見ていきましょう。
税務署が海外FXの利益を把握する経路
税務署が海外FXの利益を把握する経路は、主に3つあります。一つ目が国外送金等調書で、金融機関は100万円を超える国外との送金・受金について、税務署へ調書を提出しています。海外の決済機関から着金した資金は、この網に入ります。
二つ目が、金融口座情報の自動交換です。CRS(共通報告基準)に参加する国・地域の間で、非居住者が持つ口座の残高などの情報が毎年やり取りされています。海外に口座があるという事実そのものが、すでに共有される時代なんですよね。
三つ目は、国内銀行の入出金記録です。税務調査では預金の動きを追うので、身に覚えのない大きな入金があれば、その原資を聞かれます。
いずれの経路も、ユーザーが申告しているかどうかとは関係なく動きます。
無申告加算税と延滞税の負担
無申告が発覚したときの上乗せは、無申告加算税と延滞税が中心です。無申告加算税は本来納めるべき税額に対して15%から20%ほどで、金額が大きい部分にはさらに重い率が適用されます。
| 種類 | かかる場面 | 負担の目安 |
|---|---|---|
| 無申告加算税 | 期限内に申告しなかった | 本税の15〜20%ほど |
| 延滞税 | 納付が遅れた | 遅れた日数に応じて日割り |
| 重加算税 | 意図的に隠した | 本税の35〜40%ほど |
上の表で見てほしいのは、調査を受けてから指摘された場合との差です。税務署の調査を受ける前に自分から期限後申告をすれば、無申告加算税は軽くなります。気付いた時点で動くかどうかで、負担が変わってきます。
忘れやすいのが住民税への波及です。所得税の修正は自治体へも伝わるため、住民税と、国民健康保険に加入している人は保険料も追いかけて増えます。
利益が伸びたときに税負担を抑える打ち手
利益が伸びてきたときの打ち手は、経費の計上だけではありません。所得控除を取りこぼさない、通算できる雑所得と相殺する、規模によっては法人化を検討する。この3つの方向があります。
どれも派手な節税ではなく、制度の枠内で取りこぼしを減らす作業です。ただ、総合課税は税率が高いところまで伸びるので、この積み重ねが効いてきます。
使いやすい順に見ていきましょう。
所得控除の活用
所得控除は、課税所得そのものを圧縮する手段です。社会保険料控除、医療費控除、扶養控除あたりは、会社員でも年末調整から漏れていることがあります。
年末調整で処理されるのは、勤務先へ提出した分だけです。家族分の医療費や、自分で払った国民年金保険料、ふるさと納税の寄附金などは、確定申告で自分から入れないと反映されません。easyMarketsの利益を申告するタイミングは、これらを拾い直すいい機会だったりします。
iDeCoや小規模企業共済の掛金も、全額が所得控除の対象です。将来の資金を積みながら課税所得を下げられるので、利益が安定してきた人には検討する価値があります。
他の雑所得との損益通算
総合課税の雑所得どうしなら、損益を通算できます。easyMarketsで利益が出た年に、他の海外FX業者や仮想通貨の取引で損失があるなら、合算して所得を圧縮できます。
通算の相手になるのは、同じ総合課税の雑所得です。他社の海外FX、仮想通貨の売買益、副業やアフィリエイトの収入といったところです。国内FXやCFD、先物取引は申告分離課税なので、この輪には入りません。
年内に含み損のポジションを整理して、その年の利益と相殺しておくのも通算の一つです。繰り越せない以上、損益は年内で締めるのが基本になります。
法人化を検討する損益分岐
法人化が視野に入るのは、個人の所得税率が法人の実効税率を上回ってきたときです。個人の総合課税は住民税を含めると最大で55%まで上がりますが、法人の実効税率はおおむね20%台から30%台に収まります。
目安としてよく挙がるのは、年間の利益が800万円から1,000万円を安定して超えるあたりです。この水準に届くと、税率だけ見れば法人が有利に傾きます。法人なら損失を最大10年繰り越せる点も、繰越が使えない個人との差になります。
いっぽうで、コストは増えます。設立費用、毎年の決算と申告、赤字でもかかる法人住民税の均等割、税理士への報酬。役員報酬の設計も必要になって、事務の手間は個人と比べものになりません。
そもそも法人名義で口座を開設できるかどうかも、業者によって扱いが分かれます。海外FX業者では法人口座に対応していない場合もあるので、法人化を決める前にeasyMarketsの対応可否を確認しておく必要があります。
税負担の設計は、取引の規模が固まってからの話です。これから始める人は、まず少額で取引と記録の流れをひと通り体験してみるのが早いです。easyMarketsの口座は公式サイトから開設できるので、年間レポートの出し方まで一度なぞっておくと、申告の季節に落ち着いて動けます。
easyMarketsの税金と確定申告についてよくある質問
easyMarketsの税金と確定申告について、読者から届きやすい質問をまとめました。取引条件や手続きまわりの疑問も、申告に関わる範囲で触れています。
Q. easyMarketsの評判や安全性は?
easyMarketsは運営歴の長い海外FX業者で、Easy Forex Trading Ltdが運営しています。固定スプレッドやdealCancellationといった独自の仕組みが評価される一方、日本の金融庁の登録は受けていません。制度も税制も国内業者とは違うので、その違いを分かったうえで使うかどうかを決める形になります。
Q. 出金拒否されて受け取れなかった利益も申告が必要ですか?
税務上は、決済して口座残高に反映された利益が課税対象です。出金の手続きが止まっていても、損益が確定している以上は申告の対象に含まれます。ただ、口座が凍結されて残高そのものを失った場合など、事情によって扱いが変わることもあるので、経緯を記録に残したうえで税務署へ相談するのが確実です。
Q. easyMarketsで出金するにはどのくらい時間がかかりますか?
出金の所要時間は、手段と混雑状況で変わります。業者側の処理が終わるまでに数時間から数営業日、そこから着金までさらに時間がかかることもありますよ。ただ、課税される年は決済した年で決まるので、着金が年明けにずれても申告する年は変わりません。
Q. 入金方法は?
クレカやデビットカード、銀行送金、電子決済サービスなどが使えます。使える手段は時期や地域で変わるので、入金の前に会員ページで確認するのが確実です。
Q. MT4はどこからダウンロードできる?
MT4(MetaTrader 4)は、easyMarketsの公式サイトにあるプラットフォームの案内ページからダウンロードできます。インストールしたあとは、業者から届いた口座番号とサーバー情報でログインします。申告で使う履歴レポートも、このMT4から書き出します。
Q. レバレッジ変更はできる?
口座のレバレッジは、会員ページから申請して変更できます。上限は口座の残高や取扱商品によって変わります。レバレッジそのものは税金に影響しませんが、損益の振れ幅は大きくなります。
Q. 両建ては損益の計算に影響する?
同じ口座内の両建ては、決済したときの損益がそれぞれ計上されるだけなので、計算の方法は変わりません。ただし、複数口座や他社をまたいだ両建ては規約で禁止されていることがあって、利益が取り消される可能性もあります。取り消された利益の扱いは複雑になるため、規約の範囲で取引しておくのが安全です。
Q. 口座開設は何歳からできますか?
海外FX業者の口座開設は18歳以上を条件にしているところが多く、easyMarketsも成人年齢が基準になります。未成年名義や他人名義での開設は規約違反です。学生が口座を持つなら、扶養の判定に影響する点も気に留めておきたいところです。
Q. 確定申告を税理士に依頼する場合の費用相場はどのくらいですか?
雑所得の申告だけなら数万円台、事業所得と合わせた申告や、取引回数が多くて集計から任せる場合は十数万円以上になることもあります。海外FXの申告に慣れているかどうかで対応の質も変わるので、依頼の前に取扱実績を聞いておくと安心です。集計は自分でやって申告書の作成だけ任せる、という分け方もあります。費用と手間のバランスで決めるといいと思います。
Q. 申告内容を間違えたときの直し方は?
申告期限内なら、正しい内容で出し直せば、あとから提出したものが有効になります。期限後に税額が少なすぎたと気付いた場合は修正申告、多く納めすぎていた場合は更正の請求です。自分から修正すれば加算税は軽くなるので、気付いた時点で動くのがいいですね。
Q. 海外FXの利益は勤務先に知られますか?
知られる可能性があるのは、住民税の通知経路です。何もしないと、easyMarketsの利益を含めた住民税額が勤務先へ通知されて、給与の割に住民税が高いと気付かれることがあります。確定申告書で住民税の徴収方法を「自分で納付」に選んでおけば、給与以外の分は自宅へ通知が届く形になります。





