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MYFX Marketsの口座タイプ比較|スタンダード・プロ・マイクロを実質コストで選ぶ

MYFX Markets(マイエフエックスマーケッツ)で口座を開こうとして、スタンダード・プロ・マイクロという3つの並びの前で手が止まった、そんな経験って意外と多いんじゃないでしょうか。

取引回数とロットがまだ小さいうちはスタンダード口座、月に何度も回すようになったら取引手数料を足してもプロ口座のほうが安く落ち着くケースが増えてきます。

とはいえ、コストだけを見て決めると足をすくわれることもあります。

ボーナスの対象になるかどうかは口座タイプごとに線が引かれていますし、使えるプラットフォームの組み合わせにも制限がかかってくるので、この2つはコスト計算とは別の軸として切り分けておきたいところです。

この記事では、MYFX Marketsの3種類の口座タイプについて、それぞれの取引条件から実質コストが逆転する取引量、ボーナス対象の線引き、開設後に変更する方法まで、一通りまとめています。

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MYFX Marketsで選べる口座タイプ

MYFX Marketsで選べる口座タイプは、スタンダード口座・プロ口座・マイクロ口座の3種類になります。

3つを分けているのは資金量ではなく、「コストをどこで取るか」と「取引単位の細かさ」の違いです。まずは自分がどのタイプ寄りか、下の表をざっと眺めながら当たりを付けてみてください。

口座タイプコストの取り方向いている人
スタンダード口座スプレッドのみ・取引手数料なし取引回数が少なめで計算をなるべくシンプルに保ちたい人
プロ口座狭いスプレッド+往復の取引手数料高頻度で、やや大きめのロットを回す人
マイクロ口座スプレッドのみ・取引単位が小さい最初の一歩をできるだけ小さく踏み出したい人

上の表のとおり、スタンダード口座とプロ口座はコストの取り方が違うだけで、扱える銘柄や基本構造はかなり近い位置にあります。

マイクロ口座だけは取引単位そのものが別物なので、そこだけ別枠で考えたほうが整理しやすいかなと思います。

ここから3つの取引条件を順番に見ていきます。

スタンダード口座の取引条件

スタンダード口座の取引条件は、取引手数料がかからないぶん、コストがスプレッドだけで完結する仕組みが軸になります。

約定のたびに別枠で手数料を引かれることがないので、損益の計算に余計な項目が入らないのがわかりやすいところです。

海外FXが初めてで、まずは値動きに慣れたい人にとっては、このシンプルさがそのまま利点になります。

ちなみに、最低入金額のハードルも低めで、数万円ほどの資金があれば口座を動かせます。

金額のハードル自体は他の口座タイプとそこまで差があるわけではありませんが、スタンダード口座は使える機能の制限が少ないぶん、最初の一つとして選びやすいポジションにあります。

気を付けたいのはレバレッジ側で、スタンダード口座はMYFX Marketsの中でも一番高い水準の倍率が設定されています。

少ない証拠金で比較的大きなポジションを持てるので、まだ資金を厚くできないうちは、この倍率の高さが決め手になる場面も多いです。

ただ、倍率が高いということは、同じ資金でロットを上げすぎればロスカットも近づくということでもあります。

「使える倍率」と「実際に使う倍率」は分けて考えたいところです。

取引できる銘柄は、主要通貨ペアからゴールドなどの貴金属、株価指数までひととおりそろっていて、銘柄の選択肢でスタンダード口座が不利になる場面は、まずない印象です。

弱点として挙げるなら、スプレッドの広さになります。

実際、手数料が無料な代わりにスプレッドはプロ口座より広めに出ます。

1回ごとの差は小さくても、エントリーと決済を重ねるほど積み上がっていく部分なので、取引回数が増えてきたら「そろそろ見直しどきかな」というサインとして意識しておくといいと思います。

プロ口座の取引条件

プロ口座の取引条件は、スプレッドを削って、そのぶんを取引手数料で回収する設計になっています。

インターバンクに近い水準の狭いスプレッドが提示される代わりに、約定のたびに手数料が発生する形で、トータルのコストは変わらなくても内訳の見え方がスタンダード口座とはまったく違います。

具体的には、手数料は1ロットあたりの金額で決まっていて、エントリーで片道分、決済でもう片道分が引かれます。

ポジションを持って閉じるまでで往復ぶん、という数え方ですね。

1ロットあたり数ドル程度の水準に収まるのが一般的で、ここはMYFX Marketsに限らず、低スプレッド型の口座に共通する形といえます。

最初に戸惑いやすいのは、この手数料が取引画面のスプレッド表示には含まれていない点です。

画面上に出ている狭いスプレッドだけを見て「プロ口座のほうが絶対安い」と判断してしまうと、実際に支払うコストを読み違えることになります。

手数料は決済後に履歴で確認する形になるので、感覚だけで把握しようとすると抜け落ちやすいところです。

ちなみに最低入金額は、スタンダード口座と同じくらいか、やや高めに設定されているケースもあります。

とはいえ数十万円といったレベルではないので、資金量そのものがプロ口座を選べない理由になることは、ほとんどない印象です。

銘柄のラインナップはスタンダード口座と同じものを扱えるので、「プロ口座だから触れない銘柄がある」という縛りは基本的にありません。

そのぶん、選ぶ理由も選ばない理由も、結局はコスト計算に集約されることになります。

つまりプロ口座は、取引量のイメージを持てている人ほど得をしやすい口座です。

月にどれくらいのロットを回すか、自分でだいたい分かっているなら、手数料込みでもスタンダード口座を下回る場面が出てきます。

マイクロ口座の取引条件

マイクロ口座の取引条件でいちばん特徴的なのは、取引単位が通常の100分の1になる点です。

他の2つが1ロット単位で動くところを、マイクロ口座ではその100分の1から建てられるようになっていて、同じ「1ロット」という言葉を使っていても動く金額の桁が変わってきます。

この細かさは、資金が小さいうちほど効いてきます。

スタンダード口座の最小ロットでも損益の振れ幅が大きく感じるなら、マイクロ口座で単位を落としたほうが証拠金への負担を抑えながら、リアルマネーの取引を経験しやすくなります。

デモ口座では味わえない緊張感を、小さい金額で試せるのが持ち味ですね。

入金のハードルはさらに低く、数千円から1万円程度の入金でも取引を始めることができます。

MYFX Marketsの中では、最も敷居が低い口座タイプという位置付けになります。

いっぽうで、取引できる銘柄はある程度絞り込まれています。

主要通貨ペアは押さえてあるものの、株価指数や一部の銘柄はマイクロ口座では扱えないケースがあります。

練習用と割り切ってしまうならそこまで気になりませんが、幅広い銘柄を触りたい人には物足りなく感じるかもしれません。

もう一点、マイクロ口座は口座の基軸通貨が米セント建てになる場合があります。

残高の数字が実際の金額の100倍で表示されるので、損益の感覚がずれやすくなります。

この扱いにくさは、後ほど制約の話で少し掘り下げます。

桁の感覚が狂うのが、マイクロ口座特有のいちばんの落とし穴です。

MYFX Marketsの口座タイプ別スプレッドと取引手数料

MYFX Marketsの口座タイプ別のスプレッドと取引手数料は、片方だけを切り離して眺めても比較になりません。

スプレッドが狭い口座には手数料があり、手数料がない口座はスプレッドでコストを取る設計です。

MYFXのコスト設計は、どちらか一方を下げてもう一方で回収する形になっているので、片方の数字だけを並べても優劣は見えてこないんですよね。

比べるなら、足し算をしてからが勝負になります。

ここでは、スプレッドと手数料を合算した実質コストで口座を見比べるための材料を、順番に置いていきます。

スタンダード口座とプロ口座のスプレッド差

スタンダード口座とプロ口座のスプレッド差は、主要通貨ペアでおおよそ1pips前後、ドル円のような流動性の高い銘柄では1pipsを切る場面もあります。

プロ口座はゼロコンマ台から提示されるのに対し、スタンダード口座は1pips台の中盤から後半あたりに乗ってくる、という並び方が多いです。

この差を小さいと感じるか大きいと感じるかは、取引回数しだいで変わります。

月に数回しかエントリーしないなら、1回あたり1pipsの差は誤差の範囲に収まりがちです。

反対に1日に何度も出入りするスタイルなら、1pipsの差が月末には無視できない金額になって返ってきます。

もう一つ気を付けたいのが、スプレッドは固定ではないという点です。

広告や公式ページで見かける数値は、条件が揃ったときの狭い側の値であることが多く、早朝や指標発表の前後には両方の口座で広がります。

スプレッドの差は「同じタイミングで比べたときの差」であって、常に一定の開きがあるわけではないという見方で押さえておくと、実際の取引で驚きにくくなります。

実際には、銘柄によっても差の出方は変わります。

ゴールドのようにもともとスプレッドが広めの銘柄では、口座タイプ間の絶対差も大きくなりやすいので、自分が主に触る銘柄で比べないと判断を誤りやすいです。

プロ口座で発生する取引手数料の内訳

プロ口座で発生する取引手数料は、片道で数えているか往復で数えているかを取り違えると、コストの見積もりが2倍ずれることがあります。

ここは最初に押さえておきたいポイントです。

具体的には、業者側の表記は片道基準のことが多く、1ロットあたり数ドル程度が片道分として提示されます。

エントリーで1回、決済でもう1回引かれるので、ポジションを持って閉じるまでの往復では単純にその倍がかかる計算になります。

10ロットのポジションなら、往復で数十ドル規模の手数料が乗ってくるイメージです。

この手数料をスプレッドと同じ土俵に載せるには、pips換算してしまうのが手っ取り早いです。

ドル円やユーロドルのような主要通貨ペアなら、1ロットあたりの往復手数料はおおよそ1pips弱に相当します。

つまりプロ口座の実質コストは「表示スプレッド+おおよそ1pips」と読み替えると、スタンダード口座と直接比べやすくなります。

この換算値は銘柄によって変わります。

1pipsの価値が通貨ペアごとに違うので、ゴールドや株価指数では同じドル建ての手数料でもpips換算したときの重みが変わってきます。

ざっくりで構わないので、自分の主戦場にしている銘柄で一度換算しておくと、口座選びの判断がぶれにくくなります。

手数料を含めた実質コストが逆転する取引量

手数料を含めた実質コストは、取引量が増えたところで逆転するポイントが出てきます。

この記事ではこの境目を、便宜上実効コスト逆転ロットと呼んでおきます。

スプレッド表と手数料表を別々に眺めているだけでは、どこで乗り換えるべきかはなかなか見えてきません。

両方を合算して初めて、判断しやすい形になります。

計算自体はむずかしくありません。

スタンダード口座の実質コストは「スプレッド×ロット数」だけ、プロ口座は「スプレッド×ロット数+往復手数料×ロット数」です。

どちらもロット数に比例するので、1ロットあたりで比べてしまえば全体の答えがそのまま出てきます。

ここで効いてくるのが、先ほどのpips換算です。

プロ口座の往復手数料をおおよそ1pipsと置くと、実質コストの比較はこうなります。

スタンダード口座のスプレッドが1.5pips、プロ口座が0.3pipsなら、プロ口座の実質コストは合計で1.3pipsになります。

この時点では、プロ口座のほうが安い並びになるわけです。

では、逆転はどこで起きるのかという話になります。

答えはロット数ではなく、スプレッド差と手数料の大小関係で決まります。

スプレッド差が往復手数料のpips換算を上回っていればプロ口座が有利、下回っていればスタンダード口座が有利という単純な構造です。

ロットが増えても比率そのものは変わらないので、境目は「どの銘柄を、どの時間帯に触るか」のほうへ移っていきます。

ここに取引回数が絡むと、体感もまた変わります。

1回あたりの差が0.2pipsでも、月に100回回せば20pips分の差になるいっぽうで、月に数回のスイングなら同じ0.2pipsの差が往復コストとして数百円程度にしかならないこともあります。

回数が少ないうちは差が誤差に埋もれ、回数が増えた瞬間に手数料込みの計算が効いてくる、という流れになります。

早朝や指標の前後だけを狙うなら、また少し話が変わります。

スプレッドが開くほど、固定額の手数料で回るプロ口座のほうが有利になっていくので、自分の主な取引時間帯から決めていくのが現実的かなと感じます。

実質コストの見方

プロ口座の往復手数料を1pips前後と置き換えて、スタンダード口座のスプレッドと引き算してみます。

差がプラスならプロ口座、マイナスならスタンダード口座が安い、というわかりやすい形に落とし込めます。

さらに月の取引回数を掛けると、乗り換えによる効果額もイメージしやすくなります。

最大レバレッジは口座タイプで変わる

最大レバレッジは口座タイプによって上限が変わります。

業者単位で「最大◯倍」と紹介されることが多いので、どの口座でも同じ倍率が使えるようなイメージを持っている人も少なくありませんが、実際には一番高い倍率を掲げているのは特定の口座タイプで、他のタイプでは一段低い上限が適用されます。

ここは開設前に一度見ておきたいところです。

口座を作ってから気付くと、切り替えの申請で余計な時間を取られることになります。

口座タイプ別の最大レバレッジ

口座タイプ別の最大レバレッジは、スタンダード口座がいちばん高く、プロ口座はそれより抑えられた水準に設定されています。

マイクロ口座はスタンダード口座と同等か、それに近い倍率が使えることが多いです。

ここに、コストの話が重なってきます。

低コストを取りに行くとレバレッジの上限が下がり、高いレバレッジを取りに行くとスプレッドが広がる、という構造になっていて、ハイレバレッジと低コストは同じ口座では両立しにくい作りになっているわけです。

さきほど「倍率の高さが決め手になる」と書きましたが、もう少し正確に言うと資金量しだいでその決め手が入れ替わります。

証拠金が薄いうちは、そもそもポジションを建てられないと話が始まらないので、倍率の高さを優先せざるをえません。

資金が積み上がって、必要証拠金に余裕が出てきたら、上限の倍率そのものよりも1回あたりのコストのほうが効いてくるようになります。

倍率は規制や方針の変更で見直されることもあるので、開設時に確認した数字がずっと続くとは限りません。

大きめのポジションを持つ前に、現行の上限をチェックしておくと安心です。

証拠金残高で下がるレバレッジ制限

レバレッジ制限は、口座タイプだけでなく証拠金残高によっても変わります。

残高が一定の金額を超えると、業者側が適用倍率を段階的に引き下げる仕組みが入っている場合があります。

この仕組みが厄介なのは、ユーザーが入金した瞬間に必要証拠金の計算が変わる点にあります。

少額のうちは高い倍率で回せていたのに、追加入金で残高帯をまたいだ途端、同じロットでも今までより多くの証拠金を求められるようになることがあります。

ポジションを持ったまま入金すると、証拠金維持率が想定より下がることがあるので、ここは事前に意識しておきたいところです。

対策としては単純で、入金のタイミングをポジションを持っていない時間帯に寄せること。

あとは、残高帯の境目がどこにあるかを先に把握しておくことがポイントになります。

MYFX MarketsのMT4・MT5で使える口座タイプ

MYFX MarketsのMT4・MT5と口座タイプの組み合わせには、選べる範囲に一定の制限があります。

先に使いたいプラットフォームを決めてしまうと、その時点で選べる口座タイプが絞られることもありますし、逆に口座タイプを先に決めると動かせるプラットフォーム側が限られます。

順番を誤ると、口座の開き直しになってしまうこともあるので注意したいポイントです。

先に両方の組み合わせを並べてイメージしておくと、遠回りせずに済みます。

プラットフォームと口座タイプの組み合わせの全体像は、下の表のような並びです。

口座タイプMT4MT5
スタンダード口座対応対応
プロ口座対応対応
マイクロ口座対応非対応の場合あり

MT4で使える口座タイプ

MT4で使える口座タイプは、3種類すべてです。

MetaTrader 4は海外FXで長く使われてきたプラットフォームで、MYFX Marketsでも全口座タイプの受け皿になっています。

どの口座を選んでも取引環境が確保される、という意味では安心材料になりますね。

MT4を選ぶ理由としていちばん大きいのは、EAとインジケーターの資産が豊富なことです。

無料・有料を問わず流通量が多く、過去に使っていたツールをそのまま持ち込めるので、自動売買を検討している人があえてMT4を選ぶ場面は今でも多いです。

操作面でも、MT4は画面が比較的すっきりしていて覚えることが少なめです。

初めてチャートソフトに触る人でも、通貨ペアを表示して発注するところまではそれほど時間をかけずにたどり着けます。

経験上、「迷ったらMT4」を選ぶやり方はまだ有効だと感じます。

特にマイクロ口座を使うつもりなら、MT4を選んでおくのが確実です。

MT5で使える口座タイプ

MT5で使える口座タイプは、スタンダード口座とプロ口座が中心になります。

MetaTrader 5は動作の軽さや時間足の種類でMT4を上回っていて、新しく始めるならこちらを選ぶ人も増えてきました。

ただ、マイクロ口座についてはMT5で開けないことがあります。

ここが口座選びの分かれ道になりやすいところで、MT5を使いたいなら、そもそもマイクロ口座という選択肢が消える可能性があると頭に置いておくと、開設後に気付いて慌てる状況を避けやすくなります。

ちなみにMT4とMT5は口座が別建てになるので、後から乗り換える場合はユーザー側で追加口座を作る流れになります。

ポジションや履歴はそのまま移行されないため、別口座として扱われる形です。

スマホアプリで使える口座タイプ

スマホアプリで使える口座タイプは、MT4アプリとMT5アプリのどちらに対応しているかで決まります。

口座タイプ側でアプリ利用を制限しているというより、そのプラットフォームに口座が対応していれば、アプリからも同じようにログインできるイメージです。

アプリでできるのは、チャートの確認と発注、ポジションの管理までになります。

口座タイプの追加や入出金の申請といった各種手続きは会員ページ側で行うので、スマホだけで完結させたい人はブラウザで会員ページを開く場面も出てきます。

ここが少し面倒に感じるところかもしれません。

外出先で持ちポジションをチェックするくらいなら、アプリだけで十分足ります。

ただ、細かい分析をするならパソコン版と併用したほうが結局は楽です。

ボーナス対象になる口座タイプの条件

ボーナス対象になる口座タイプには、いくつか条件があります。

ここで多くの人がつまずきやすいのが、この記事でボーナス適格ギャップと呼んでいる構造です。

コストで有利なはずのプロ口座がボーナス対象から外れていて、ボーナスを受け取れる口座はスプレッドが広い側に寄っている。

この食い違いに気付かないまま口座を作ると、後から取り返しがつかなくなります。

なぜこうなるかというと、ボーナスは業者側の販促費なので、手数料収入で採算を取る低スプレッド口座には乗せにくい、という事情があります。

スプレッドで利益を確保している口座のほうが、ボーナスを載せる余地があるわけです。

つまりボーナス狙いで口座を選ぶなら、コストの比較より先に口座タイプそのものが決まってしまう、という順番になります。

ボーナスの内容は時期によって入れ替わります。

口座開設ボーナスだけの期間もあれば、入金ボーナスが並走する期間もあります。

それでも「どの口座タイプが対象か」という骨格部分は、そこまで頻繁には変わらない印象です。

判断の順番はシンプルで、

まずボーナスを取りに行くかどうかを決める。

取りに行くなら対象口座から選び、取らないならコストで選ぶ。

この2択にしてしまうと、迷う時間がかなり減ります。

口座開設ボーナスの対象口座

口座開設ボーナスの対象口座は、スタンダード口座を中心に設定されるのが通例です。

入金なしで取引資金が付与される仕組みなので、業者側から見ると一番販促費が乗る部分になります。

低スプレッドのプロ口座が対象外になりやすいのは、この構造を踏まえると納得しやすいところです。

受け取りの条件として、ユーザー側には本人確認の完了が求められます。

書類を提出して承認が下りるまでボーナスが反映されない形なので、口座を作っただけの状態では付与されません。

ここで止まっている人も、けっこう多い印象です。

もう一つ気を付けたいのが、対象になるのが「その業者で初めて作った口座」に限られるケースがあることです。

すでに口座を持っている人が追加口座を作っても、口座開設ボーナスの対象にはならないことがあります。

追加口座を先に作ってしまうと、後からボーナス目的で作り直しても受け取れないという順番の問題が出てくるのですが、ここは意外と知られていません。

付与されたボーナスには有効期限が設定されることもあります。

受け取ったまま放置していると、取引に使わないうちに消えていた、という話も耳にします。

キャンペーンの条件は改定が入る領域なので、金額も対象口座も最終的には公式の告知が基準になります。

口座を作る直前に一度チェックしておくと安心です。

入金ボーナスとクッション機能の扱い

入金ボーナスとクッション機能の関係は、口座タイプを選ぶうえでかなり見落とされがちな部分です。

MYFXの入金ボーナスも、対象になるのはスタンダード口座やマイクロ口座が中心で、プロ口座は外れることがあります。

クッション機能というのは、ボーナスを証拠金として使えるかどうかの話です。

クッションありなら、含み損が出たときにボーナス分が緩衝材として働き、ロスカットまでの距離が伸びます。

クッションなしだと、ボーナスは有効証拠金に算入されず、名目上の残高が増えるだけになります。

同じ「ボーナス100%」でも、実際の使い勝手はまるで変わってくるところです。

クッションの有無は、ボーナスの金額そのものより効き方が大きいと考えておいたほうがいいです。

出金したときのボーナスの扱いも、この機能と連動します。

クッションありの口座では、ボーナスが消えた瞬間に維持率が落ちるので、そこも合わせて見ておきたいところです。

ボーナス利益を出金するときの条件

ボーナスで得た利益を出金するときは、条件が2つの方向からかかってきます。

一つは出金までに必要な取引量、もう一つは出金時のボーナス消滅です。

取引量の条件は、付与額に対して何ロット取引すれば出金できるか、という形で示されます。

ボーナスをそのまま引き出す使い方は基本的にできず、取引を通して利益に変えた部分が出金対象になる、と捉えておくとイメージしやすいです。

そしてもう一つ、

出金を申請した時点で、口座に残っているボーナスは消えます。

利益だけを部分出金したつもりでも、証拠金として働いていたボーナスが同時に失われるので、残ったポジションの維持率が一気に下がることがありえます。

ここは実害が出やすいところです。

出金の前に、まずポジションを整理しておく。

手順としてはこれが安全側の選択になります。

口座タイプごとの条件はデモ口座では確認できないので、少額の入金で一度動かしてみるのが確実なやり方だったりします。

取引スタイルから口座タイプを選ぶ

取引スタイルから口座タイプを選ぶときは、資金量ではなく取引回数を軸に置くと外しにくくなります。

MYFXの3つの口座は、どれも「いくら持っているか」で振り分けているわけではなく、「どれくらい回すか」でコストの効き方が変わる設計になっています。

同じ50万円の資金でも、月に2回のスイングと1日10回のスキャルピングでは、選ぶべき口座がまるで違ってきます。

資金額から入ってしまうと、この違いが見えなくなることがあるので注意したいところです。

ここからは代表的な3つのスタイルに分けて、どの口座が噛み合うかを見ていきます。

スキャルピング向きの口座タイプ

スキャルピングに向くのはプロ口座です。

数pipsを取りに行く手法では、1回あたりのコストがそのまま勝率のハードルになるので、スプレッドの狭さを最優先にしたくなります。

取引回数が多いスタイルほど、口座タイプ間の実質コストの差が積み上がります。

1回0.2pipsの差でも、1日10回、月に200回となれば、負担の総額は無視できない大きさになります。

手数料を払ってでもスプレッドを削る判断が、ここでは合理的になりやすいです。

約定スピードも見ておきたいポイントです。

指標前後や薄い時間帯では、どの口座でも滑ることがあります。

狭いスプレッドを掲げていても、約定が伴わなければ意味がないので、少額で一度試してから本格的にロットを上げる流れが安全です。

MYFX Marketsはスキャルピングを禁止してはいませんが、規約の細かい条件までは口座タイプごとに変わる可能性があります。

自動化まで視野に入れているなら、一度禁止事項に目を通しておくと後で楽になります。

少額運用向きの口座タイプ

少額から始めるならマイクロ口座、慣れてきたらスタンダード口座、という順番が現実的だと感じます。

マイクロ口座は取引単位が100分の1なので、数千円の入金でもポジションを持てて、損失も同じ縮尺で収まりやすいです。

ここで最低入金額に引っ張られすぎないことが大切です。

どの口座タイプも入金のハードル自体は低めなので、「入れられる金額」ではなく「1回の取引で動く金額」で選んだほうが失敗しにくくなります。

スタンダード口座の最小ロットでも、数万円の資金だと1回の値動きで維持率が大きく揺れることがあります。

マイクロ口座は練習の場としても機能します。

デモ口座と違って自分のお金が動くので、損切りを置く手が止まる感覚まで含めて経験できるのが大きな違いです。

体感としては、資金が10万円を超えてきたあたりから、マイクロ口座だと単位が細かすぎて逆に扱いにくく感じることが増えます。

そのタイミングでスタンダード口座へ移る、という乗り換えを最初から想定しておくと動きやすいです。

自動売買向きの口座タイプ

自動売買を回す場合は、EAの設計しだいで選ぶ口座が分かれます。

スキャルピング型のEAならプロ口座、ポジションを長めに持つEAならスタンダード口座、という並びが基本です。

EAを動かすうえでは、MT4とMT5のどちらに対応しているかを事前に確認したいところです。

手持ちのEAがMT4専用なら、その時点で使えるプラットフォームと口座タイプがほぼ決まってきます。

ロット調整のしやすさも見ておきたい部分です。

マイクロ口座は単位が細かいぶん、EAのロット設定をそのまま持ち込むと想定より小さいポジションになることがあります。

バックテストの結果と実際の損益が噛み合わないときは、この換算のずれを疑ってみると早いです。

どの口座でEAを回すか決めかねているなら、まずデモ口座で数日回してみるのが手堅いやり方です。

動作を確かめてから少額の本番口座に移せば、設定ミスによる損失を避けやすくなります。

口座タイプを決める前に確認したい制約

口座タイプを決める前に確認しておきたい制約は、コストやレバレッジの数字とはまた別のところにあります。

海外FX共通のロスカットとゼロカットの仕組み、マイクロ口座だけに付いてくる固有の縛り、そして利用者の声から見えてくる落とし穴。

どれも数字の比較表には出てこない項目です。

気付くのが遅いほど、修正に手間がかかります。

口座タイプを切り替えるにも申請と待ち時間が要るので、選ぶ前にひととおり目を通しておくほうが結局は早く済みます。

ここでは3つの角度から順に見ていきます。

ロスカット水準とゼロカットの適用範囲

ロスカット水準とゼロカットは、口座タイプを問わず適用される仕組みです。

ロスカットは証拠金維持率が一定水準を割ったときに、業者側が強制的にポジションを閉じる仕組み。

ゼロカットは、それでも損失が入金額を超えてしまったときに、業者側がマイナス残高をゼロに戻す仕組みになります。

この2つがあるおかげで、海外FXでは追証が発生しません。

入れた資金以上の請求が来ないという守りがあるからこそ、高いレバレッジを使う選択が成り立っています。

ただ、ゼロカットは万能ではありません。

適用されるのは相場急変などで残高がマイナスに振れたときで、通常のロスカットで資金が減っていく部分は当然カバーされません。

ゼロカットがあるから安心、という受け止め方はできるだけ避けたいところです。

ロスカットの執行水準は業者によって違い、変更されることもあります。

維持率がどこまで下がったら切られるのかは、口座を動かす前に確認しておきたい数字です。

口座タイプ選びの最終確認

コストで選ぶならプロ口座、ボーナスを取りに行くならスタンダード口座、まず小さく試すならマイクロ口座。

この3つの軸に、「使いたいのがMT4かMT5か」を重ねれば、選択肢はほぼ1つに絞れてきます。

マイクロ口座の制約

マイクロ口座には、他の2つにはない制約がいくつか付いてきます。

いちばん実害が出やすいのが、口座の基軸通貨による損益感覚のずれです。

具体的には、マイクロ口座では口座の基軸通貨が米セント建てになることがあります。

1万円を入金すると、残高の表示は1万円分のドルではなく、その100倍のセント数で並ぶことになります。

桁が2つ増えて見えるので、含み益が出たときに実際より儲かったように感じてしまいがちです。

読み方自体は単純で、表示された数字を100で割れば実際のドル額になります。

ただ、取引中にこの換算を毎回頭の中でやるのは負担なので、慣れるまでは電卓を横に置いておくくらいがちょうどいいと思います。

銘柄の制限もあります。

主要通貨ペアは扱えるものの、株価指数やコモディティの一部はマイクロ口座では選べないことがあるので、触りたい銘柄が決まっている人は開設前に一覧を確認しておくと確実です。

加えて、マイクロ口座はMT5で開けない場合があります。

取引単位・基軸通貨・銘柄・プラットフォームと、制約が4方向にあるのがマイクロ口座です。

練習用と割り切るなら気にならない範囲ですが、そのまま本口座として使い続けるイメージなら、どこかのタイミングで乗り換えを検討することになります。

評判から見える口座選びの落とし穴

利用者の評判を追っていくと、口座タイプ選びに絡む不満がいくつか繰り返し出てきます。

多いのは「スプレッドが思ったより広い」という声で、これは低スプレッドの評判を見てスタンダード口座を開いたケースに集中しています。

もう一つよく見かけるのが、ボーナスを受け取れなかったという話です。

対象外の口座タイプで開設していた、というのが原因の大半で、規約を読めば防げるすれ違いだったりします。

評判を読むときは、その人がどの口座タイプを使っているかも一緒に確認するのが大事です。

同じ業者でも、口座タイプが違えば体験する条件はまるで別物になるので、その差は差し引いて読むようにしたいところです。

口座タイプは後から変更できる?

口座タイプを後から変えたくなったとき、取れる道は大きく2つあります。

今ある口座のタイプそのものを切り替える「変更」と、別のタイプの口座を新しく開く「追加」です。

手続きの重さも、資金や取引履歴の扱いも違います。

実際によくあるのは、スタンダード口座で始めた人が、取引量の増加にともなってプロ口座へ移りたくなるパターンです。

このとき変更と追加のどちらを選ぶかで、待ち時間も口座の使い方も変わってきます。

ここでは変更の流れと、追加口座を持つ場合の使い分けを順番に見ていきます。

開設後に口座タイプを変更する方法

開設後に口座タイプを変更する場合は、多くの海外FX業者と同じく、ユーザーがサポートへ申請する形になります。

会員ページのメニューから直接切り替えられるとは限らないので、問い合わせ窓口から依頼するのが基本の流れです。

申請の前には、持っているポジションはすべて決済しておきます。

ポジションが残ったままだと変更を受け付けてもらえないことが多く、差し戻しで時間を失いやすいからです。

ボーナスが付いている口座の場合、変更のタイミングでボーナスが消えることもあるので、そこも先に確認しておきたいところです。

処理そのものは、申請から数営業日ほどで完了するのが一般的です。

急いでいるなら、変更を待つより追加口座を開いたほうが早い場面もありますね。

追加口座の使い分け

追加口座は、口座タイプを乗り換えるためだけでなく、用途を分ける道具としても使えます。

MYFXでは1人で複数の口座を持てるので、スタンダード口座を裁量用、プロ口座を短期用といった具合に役割を分けておくと、損益の管理がしやすくなります。

資金の移動は口座間で行えるのが通常なので、使う口座を切り替えるたびに入金し直す必要はありません。

EAの検証用に1つ空けておく、といった使い方もありだと思います。

なお、運用を任せる形のMAM・PAMM口座は、通常の取引口座とは別枠の扱いになります。

自分で発注する口座タイプとは目的が違うので、混同しないよう分けて考えておくと整理しやすいです。

MYFX Marketsの口座タイプに関するよくある質問

MYFX Marketsの口座タイプについて、開設の前後で引っかかりやすい質問をまとめました。

口座の個数やデモ口座の扱い、出金まわりなど、細かい部分をここで拾っておきます。

Q. 口座は何個まで作れる?

1人で複数の口座を保有できます。

スタンダード口座とプロ口座を並行して持ち、用途で使い分けることも可能です。

上限の個数は業者側で設定されていることがあるので、大量に作る予定があるなら事前に確認しておくと確実ですね。

Q. デモ口座でも口座タイプは選べますか?

デモ口座でも、本番と同じ口座タイプを選んで開設できます。

スプレッドの出方や取引単位の違いを、資金を入れずに比べられるのは便利です。

ただしボーナスの条件やクッション機能の挙動までは再現されないので、そこは本番口座での確認が必要になります。

Q. 口座タイプによって出金方法や出金にかかる手数料は変わりますか?

出金の方法や手数料は、口座タイプではなく出金手段のほうで決まります。

銀行送金や電子ウォレットなど、選んだ経路によって手数料と所要日数が変わる形です。

着金までは翌営業日から数営業日程度を見ておくと、待ち時間で不安になりにくいです。

Q. 出金拒否はある?

手順を守っていれば、出金が理由なく止められることはまずありません。

本人確認が終わっていない、規約で禁止された取引に該当している、といった利用者側の条件が引っかかるケースがほとんどです。

心配なら、口座を作った段階で本人確認まで済ませておくと安心ですよ。

Q. MT4にログインできないときの対処は?

まず確認したいのは、サーバー名の選び間違いです。

口座タイプごとに接続先のサーバーが分かれていることがあり、別のサーバーを選ぶとログインできません。

次にIDとパスワードの取り違えです。

会員ページ用と取引プラットフォーム用は別物なので、ここも見直してみたいところです。

Q. 口座維持手数料はかかる?

通常の利用で口座維持手数料がかかることはありません。

ただし長期間まったく取引しない状態が続くと、休眠口座として扱われ、残高から手数料が引かれる場合があります。

使わない口座は、残高を引き上げておくのが無難です。

Q. 法人名義でも個人と同じ口座タイプを選べますか?

法人名義の口座でも、選べる口座タイプは個人と同じ構成になるのが一般的です。

ただし開設時に提出する書類が増え、審査にかかる時間も長くなります。

法人での開設を考えているなら、必要書類を早めにそろえておくと進みが速いです。

Q. 何歳から口座開設できますか?

年齢の下限は業者側の規定で決まっていて、18歳以上を条件としているのが一般的です。

上限が設けられている場合もあります。

本人確認書類で生年月日が確認されるので、申告だけで通ることはありません。

Q. 口座開設からMT4で取引を始めるまでにどのくらい時間がかかりますか?

申し込みフォームの入力は10分ほどで終わります。

時間がかかるのは本人確認の審査のほうで、書類に不備がなければ当日から翌営業日ほどです。

画像が不鮮明だと差し戻されるので、四隅まで写っているかを確認してから送るのが近道になります。

承認後はMT4に口座番号とサーバー情報でログインすれば、すぐに取引を始められます。

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