公開日:2025.02.19
更新日:2025.02.26
Titan FXが2023年6月に「取引戦略研究所」を立ち上げ、トレーダーの皆さんを応援するいろいろなサービスを始めました。
その中でも特に注目なのが、Titan FXが無料で提供しているEA(自動売買)サービスです。
無料とは言っても、Titan FXのEAはとてもパワフル。
中には公開からたった数ヶ月で利益率100%を達成したEAもあるんです。
海外FXの取引に自信がない人や、忙しくてなかなか取引の時間が取れない人には、このTitan FXのEA(自動売買)がぴったりかもしれません。
EAを使ったことがない人や、これからEAを始めてみようと思っている人は、ぜひこの記事を参考にしてチャレンジしてみてください。
ただし、この記事の情報は書かれた時点のものです。最新の情報とは違う可能性があるので、最新情報は公式サイトでチェックしてくださいね。
この記事の見出し
Titan FXで自動売買(EA)をはじめてみよう
EAって何だろう?
それはExpert Adviserの略で、トレーダーの代わりに自動的に売買をしてくれるプログラムのことです。
全部自動でやってくれるタイプから、決済だけ手動でやるタイプまで、いろいろな種類があります。
EAを使うと、トレードを自動化して感情に左右されずに効率よく取引できるんです。
ここでは、EAの特徴や良い点、悪い点について紹介します。
EA(自動売買)の良いところ
- 感情に左右されずにトレードができる
- チャートを常に見ている必要がない
- 複数の投資先を選び、リスクを分散できる
感情に左右されないトレード
Titan FX(タイタン FX)のEAを使えば、感情に振り回されずに冷静に取引できます。
感情が入らないので、いつも理にかなったトレードができるんです。
これで、感情的な判断ミスを減らして、安定したトレードができるようになります。
チャートを常に見ている必要なし
Titan FX(タイタン FX)のEAは24時間自動で取引してくれるので、一日中パソコンの前でチャートを見ている必要がありません。
忙しい人でも、市場の動きを逃さずにトレードできるようになります。
複数の投資先にリスクを分散できる
Titan FX(タイタン FX)で複数のEAを同時に使うと、投資先を分散できます。
違う戦略や通貨ペアを使うEAを選ぶことで、リスクを分散して、安定した運用を目指せます。
EA(自動売買)の悪いところ
相場が急に変わったときに対応できない可能性があったり、自分でバックテストなどをする必要があったりします。
また、初期投資や維持費用がかかることも忘れないでください。
・経済状況が急に変わったときに対応できないことがある
・初期費用や維持費用などの新しいお金がかかる
相場の急な変化への対応が難しい
Titan FX(タイタン FX)のEAはプログラムに従って取引するので、経済状況が急に変わったときに対応できないことがあります。
重要な経済指標が発表されて相場が大きく動くときなどは、適切に対応するのが難しい場合があります。
こういうことが予想されるときは、EAを止めるなどの対策をとりましょう。
初期費用や維持費用などのコストがかかる
Titan FX(タイタン FX)でEAを使うには、一部のEAで初期費用がかかることがあります。
また、VPSなどの環境を維持するための費用も発生します。
これらの費用はEAでトレードするために必要ですが、新しくかかるお金なので、自分の投資資金と比べて考える必要があります。
Titan FXで優秀なEAを選ぶポイント
Titan FX(タイタン FX)のEAをいきなり本番で使うのは賢明ではありません。
まずはデモトレードなどを使って、しっかりテストしてみましょう。
さらに大切なのは、そのEAがこれまでどんな実績を残してきたかを確認することです。
今は良い成績でも、半年前には相場の状況とEAが合わなくて損失が大きくなっていた可能性もあります。
以下の項目をチェックしてみましょう。
EAを選ぶ際のチェック項目
- バックテスト・フォワードテストを必ず行い結果の数値を把握する
- 最大ドローダウンが小さいEAが最も損失率が低いことを認識する
- PF(プロフィットファクター)が平均値よりも大きいEAは勝率が高い
- 1000回以上の総取引数があるEAの成績はある程度の信頼性がある
バックテスト・フォワードテストの結果を確認
Titan FX(タイタン FX)が提供しているEAのバックテストとフォワードテストは、EAの性能を評価するのにとても重要です。
バックテストとは?
過去の市場データを使って、EAの戦略をシミュレーションすることです。
これで、EAが過去の市場状況にどう反応したかがわかります。
バックテストの結果から、EAの儲け具合やリスクを見極めましょう。
ただし、過去の成績が必ず将来も同じになるわけではないので注意が必要です。
フォワードテストとは?
EAを実際の市場環境で動かして、その成績をテストすることです。
フォワードテストで、EAがリアルタイムの市場でどう動くかがわかります。
バックテストとフォワードテストの結果が一致するかを確認して、EAの安定性を評価しましょう。
Titan FXのEAは、すべてのEAでバックテストとフォワードテストの成績を公開しています。
これらのデータはEAを選ぶときの貴重な情報になるので、必ずチェックしましょう。
最大ドローダウンが小さいEAは損失率が低い
最大ドローダウンは、EAが過去にどれだけ損失を出したかを示す重要な要素です。
Titan FX(タイタン FX)が提供するEAでは、この最大ドローダウンを確認できます。
最大ドローダウンが小さいEAは、トレード中に大きな損失を出すリスクが低いので、比較的安全です。
安定して資産を増やすために、最大ドローダウンに注目しましょう。
PF(プロフィットファクター)が平均値よりも大きいEAは利益を出しやすい
PF(プロフィットファクター)はEAの儲け具合を示す指標で、高いPFを持つEAは利益を出しやすい傾向があります。
Titan FX(タイタン FX)が提供するEAの中には、高いPFを持つものもありますが、PFだけでなく最大ドローダウンと勝率も一緒にチェックしましょう。
高いPFと高い勝率の組み合わせが理想的ですが、バランスを保つことが大切です。
また、極端に高い勝率を持つEAは危険な取引方法を使っていることが多く、一度に大きな損失を出す可能性があるので注意が必要です。
取引数が多いEAの成績はある程度の信頼性がある
Titan FX(タイタン FX)でEAを使う際は、フォワードテスト環境での総取引数を確認しましょう。
総取引数が多いEAは、その取引戦略が長期的に成功していることを示しています。
一方で、取引数が少ないEAはまだ信頼性が確立されていない可能性があるので、慎重に選びましょう。
これらのポイントを考えてEAを選ぶことで、トレードの成功確率を上げ、リスクを小さくすることができます。
EAの選択は慎重に行い、自分の望む取引戦略に合ったものを選びましょう。
Titan FXのおすすめの無料EA3選!
Titan FX(タイタン FX)が提供しているEAの中から、編集部が独自の視点で選んだ3つのEAをご紹介します。
1位:EURUSD_mrsi_8(MT4)
このEAは、EURUSD(ユーロ/米ドル)の取引に特化した、RSIを使ったスキャルピングEAです。
収益率は145.1%とすごく良く、勝率も96.5%と高いです。プロフットファクターが3.31とバランスが良く、ドローダウン率は-9.0%と低めなのも特徴です。
このEAは勝率とプロフットファクターが高く、過去の成績も良いので、比較的安心して使えるEAと言えるでしょう。
また、ナンピンマーチンを使っていないので、大きなドローダウンが起きにくいのもおすすめのポイントです。
最低証拠金が20万円からと比較的少額なので、EAを始めたい人にも最適です。
豆知識:ナンピンマーチンとは?
ナンピンは、市場が逆に動くたびに同じ方向の取引を増やして、平均の取得価格を下げる作戦です。
マーチンゲール法は、負けるたびに賭け金や投資金を倍にして、一度勝てば前の損失を全部取り戻す方法です。
「ナンピンマーチン」は、これら二つを組み合わせた作戦で、ナンピンをする時に取引量を増やし続けて勝率を上げようとします。
2位:GOLD_m_mt4(MT4)
このEAは、金(GOLD)の価格の動きを見て取引を行い、RSIを使って取引の開始と終了のタイミングを決めます。
収益率は141.9%で、勝率は98.1%です。ただし、ドローダウン率は-13.2%とやや高めなので、ドローダウンに備えてしっかり資金管理をする必要があります。
金を対象としたEAは、時々起こる大きな価格変動で多くのEAが損切りになってしまいますが、この「GOLD_m_mt4」はナンピンマーチンを使っていないので、特大のドローダウンが起きるリスクは少ないでしょう。
最低証拠金は30万円からです。「EURUSD_mrsi_8」と「GOLD_m_mt4」はどちらも大きな差はないので、自分の好みで選ぶと良いでしょう。
3位:NewYork_BT_USDJPY_M5 (MT5)
このEAは、USDJPY(米ドル/円)のレンジブレイクを狙う戦略で、小さく負けて大きく勝つ取引を何度も繰り返して利益を出すタイプです。
戦略の特徴から、勝率は約33%と高くありません。
ただし、1位と2位のEAと比べて約4倍の取引回数があり、収益率は95.3%と良好です。
最大ドローダウンも8%と低く、優秀なEAです。
MT5のEAはトレンド型が多く、自分で判断が必要になるものが多いです。
しかし、「NewYork_BT_USDJPY_M5」は、トレンドの影響を受けにくい設計なので、自分で判断する必要が少なく安定して運用できます。
また、最低証拠金が12万円からと少額なのもおすすめのポイントです。
Titan FXのEA導入方法を解説
ここでは、Titan FX(タイタン FX)のEAを導入する方法を説明します。
EAの導入手順
- 【STEP1】 VPS(仮想サーバー)を準備
- 【STEP2】Titan FXからEAをダウンロード
- 【STEP3】ダウンロードしたEAをMT4 / MT5フォルダに移動
【STEP1】 VPS(仮想サーバー)を準備
Titan FX(タイタン FX)でEAを使うには、自宅のパソコンにMT4またはMT5をインストールする方法と、VPS(仮想サーバー)を使う方法があります。
パソコンにMT4 / MT5をインストールする場合、常に電源を入れておく必要があり、パソコンのフリーズや停電、熱くなるなどのリスクがあります。
一方、VPSは仮想サーバー上でMT4 / MT5を動かすので、自宅のパソコンが切れていてもEAを24時間動かせます。
Titan FXはVPSのレンタルサービスを行っており、1ヶ月に5ロット以上の取引と60万円以上の残高があれば無料で使えます。
条件を満たせなくても3,000円で使えるので、興味がある人はぜひ試してみてください。
VPS提供会社 | Beeks Financial Cloud |
---|---|
無料利用の条件 | ・5ロット以上の取引 ・残高60万円以上 |
注意点 | ・取引数量カウントはスタンダード口座、ブレード口座が対象(マイクロ口座は対象外) ・取引数量のカウント期間は、「初月:VPSの申請時から過去30日分をカウント」、「継続利用:毎月1日に前月分の取引量をカウント」 ・無料利用条件未達の場合3,000円の月額料金が必要 |
ここでは、Titan FXの無料VPSを例に導入方法を説明します。
Titan FXの無料VPS導入は簡単で、Titan FXにVPSレンタルの申請後、送られてくるメールからRDPファイルをダウンロードします。
RDPファイルを起動すると、新しいWindowsのデスクトップ画面が表示されます。
表示されたデスクトップ画面にある「firefox」か「Internet Explorer」を使ってTitan FXにアクセスし、MT4 / MT5をインストールします。
【STEP2】Titan FXからEAをダウンロード
MT4 / MT5をインストールしたときと同じように、Titan FXからEAをダウンロードしましょう。
「利用規約に同意してダウンロードする」にチェックを入れて、MT4かMT5を選んでダウンロードします。
【STEP3】ダウンロードしたEAをMT4 / MT5フォルダに移動
EAファイルのダウンロードが終わったら、MT4 / MT5の保存フォルダに移動します。
MT4かMT5を起動し、左上の「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックします。
データフォルダが開いたら、「MQL5」、「Experts」とクリックします。
Expertsフォルダに先ほどTitan FXからダウンロードしたEAファイルを移動またはコピーすると、MT4 / MT5上でEAを認識させることができます。
Titan FXのEAで高収益を目指そう!
Titan FX(タイタン FX)のEAは比較的安全なものが多く、フォワードテストも公開されているので、EAを始めたい人にぴったりです。
TitanFXを使っている人は、余っているお金でEAを動かすこともできるので、投資の幅が広がって新しい儲け方を見つけられるかもしれません。
ただし、EAは高い収益を生み出す可能性がある一方で、リスクもあります。
戦略の内容や過去の成績などを全体的に見て、自分に合ったEAを選びましょう。
Titan FXを使っている人は、無料のEAを使って、もっと高い収益を目指してみるのはどうでしょうか。