XM（XMTrading）は法人口座の開設が可能か？法人口座を開設できる業者を専門家が厳選

海外FXで多くのお金を稼いでいる方の中には、「法人口座を開設して節税効果を狙った方が良いのかな」と考える方もいるかもしれません。法人口座を開設すれば、損益通算や損失の繰り越しが可能で、税金面で有利になります。

一方で、業界トップクラスの総合力を持つ日本人トレーダーに人気のNo.1であるXMですが、残念ながら法人口座には対応していません。

この記事では、XMで法人の資金を運用する方法や、法人口座を開設できるおすすめの業者について紹介していきます。

法人化を考える目安や、法人口座選びのポイントについても紹介しているので、是非参考にしてください。

XM（XMTrading）では法人口座を開設できない

先ほども述べた通り、現在XMTradingで法人口座を開設することはできません。

XMの公式サイトの「よくある質問」には、「将来的には導入する可能性があります」と書かれていますが、その具体的な時期は誰にもわかりません。

XMで法人口座が導入されるのを待つよりも、すでに法人口座に対応している業者を選び、いち早く節税の恩恵を受ける方が良いでしょう。

XM（XMTrading）の法人口座はグローバル版でも未対応

XMグループは、日本人向けに「XMTrading」、海外在住者向けに「XM（グローバル版XM）」を提供しています。

以前は特定の国の海外法人が特別に法人口座を開設できたこともありましたが、現在ではどの国であっても個人口座しか開設できません。

XMの評判でも、「法人口座を開設できない」という点がデメリットとして挙げられています。どうしても法人口座で取引をしたい場合には、XM以外の海外FX業者を利用するのが良いでしょう。

XM（XMTrading）が法人口座に対応するまで使うべき業者3選

海外FXで法人化すると、「損益通算ができる」「損失の繰り越しができる」「利益を別事業に投資できる」など、多くのメリットがあります。

このような恩恵を受けたいのであれば、以下の業者で法人口座を開設すると良いでしょう。特に、Vantage、FXGT、AXIORY、TitanFXがおすすめです。

Vantage｜法人口座人気No.1！悩んだらコレ

Vantageの法人口座
Vantageは、口座開設ボーナスや入金ボーナスが豪華で、低スプレッドと最大レバレッジ1,000倍を提供しています。これらの条件は個人口座と同様です。また、サポートが丁寧で迅速に対応してくれる点も魅力です。Vantageは2009年に設立された海外FX業者で、世界でも最大規模のトレーダーを抱えています。オーストラリアに拠点を置く業者の中でも、「4大FX業者」に数えられるほど実績があります。

Vantageで法人口座を開設する場合、RAW ECN口座がおすすめです。RAW ECN口座では、業界トップクラスの狭いスプレッドと最大1,000倍のハイレバ、そして豪華なボーナスを組み合わせて取引できます。

FXGT｜XMに引けを取らないほどボーナスが豪華

FXGTの法人口座
FXGTでは、仮想通貨を最大レバレッジ1,000倍で取引でき、出金申請に必ず対応してくれる点が特徴です。また、豪華なボーナスキャンペーンも開催中です。FXGTは、FXで最大5,000倍（オプティマス口座のみ）、仮想通貨で最大1,000倍のレバレッジをかけられます。法人口座でも個人口座と同じ条件で取引できるため、限界までレバレッジを引き上げて取引したい方に最適です。

さらに、海外FXのボーナスでも上位にランクインするほど豪華で、スタンダード＋口座では「口座開設ボーナス15,000円」や「入金ボーナス100%」といったボーナスをフル活用できます。

出金に関する悪い評判もないため、法人口座で多く稼ぎたい方でも安心です。まずはスタンダード＋口座でボーナスを受け取り、取引環境を確かめた後に、ハイレバをかけたいなら「オプティマス口座」、低スプレッド重視なら「プロ口座」などを開設してくださいね！

AXIORY｜約定率99.9%で滑りにくい

AXIORYの法人口座
AXIORYは約定率99.9%とトップクラスで、取引コストが非常に安い点が特徴です。また、海外FXでは珍しく信託保全形式を採用しており、安全性が高いです。AXIORYは高約定力×低コストを兼ね備えた業者で、中～上級者がスキャルピングする口座に多く選ばれています。

AXIORYは安全性も抜群で、信託保全形式（トレーダーの資金を信託銀行に預けて管理している）やNDD方式を採用しているため、会社の資金を運用したい方でも安心です。

ボーナスキャンペーンは開催していないものの、その分取引環境は業界最高レベルです。本格的に取引したい方はAXIORYの法人口座を開設してみてはいかがでしょうか。

TitanFX

TitanFXの法人口座
TitanFXは業界最狭水準のスプレッドを提供し、CFDもハイレバ取引が可能です。また、高約定力が特徴です。TitanFXでは、ゴールド取引やCFD取引に最大レバレッジ500倍（マイクロ口座は1,000倍）をかけることができます。

また、低スプレッドかつ約定力の高い環境なので、スキャルピングやデイトレードなどの海外FXにも向いています。口座残高によるレバレッジ制限がないため、多くの資金を運用する際も安心です。使い勝手の良い業者を探しているのであれば、TitanFXの法人口座を開設してみてください。

XMの法人口座として個人口座を使うことは可能？

すでにXMに登録している方の中には、「今さら乗り換えるのは正直面倒」「個人口座で法人資金を運用するのは規約違反なの？」と思っている方もいるでしょう。

現在、XMは法人口座として使うことを禁止していませんが、公認もしていません。つまり、個人口座を法人口座として使うのはグレーゾーンだということです。

XMTradingは法人口座として使うことを認めていないため、以下の点に注意しましょう。

• 法人口座として使うことを認めていない
• 法人資金専用の個人銀行口座が必要
• 個人資金と法人資金を区別する
• XMの個人口座を開設する方法

どうしても法人口座として使いたいのであれば、これらの点を注意深く進めましょう。

XMTradingは法人口座として使うことを認めていない

XMは法人口座を提供しておらず、個人口座を法人口座として使うことも認めていません。

ただし、利用規約には「法人口座として使ってはいけない」という旨は明記されていないため、現時点で直ちにペナルティを受けることはないでしょう。

ただし、利益の出金拒否や口座凍結、アカウントの強制退会などの措置が取られる可能性もあるため、注意が必要です。

法人資金専用の個人銀行口座が必要

もし法人資金を使って取引するのであれば、XMの資金管理用に個人名義の銀行口座を開設しなければなりません。

これは、XMで入出金する際には、FX口座と銀行口座の名義を完全一致させる必要があるからです。

法人の銀行口座からXMの個人口座へ入金したり、出金先に法人の銀行口座を選んだりすることはできないので注意してください。

個人資金と法人資金を区別する

法律や税金の観点から見ると、法人資金を個人の銀行口座やFX口座で運用することは問題ありません。

しかし、個人資金と法人資金を区別せずに使っていると、思わぬ損失が発生した時にカバーしきれず、倒産という結果を招くリスクもあります。

また、法人資金を元手に得た利益でも、税務調査の時に個人の利益だと見なされ、法人税率よりも高い所得税率が適用されることもあります。

そのため、法人資金をFX個人口座で運用する際には、「法人FX用の銀行口座を用意する」「個人口座の残高をゼロにしてから法人資金を振り込む」など、法人運用だけ可能な銀行口座を用意するようにしてください。

XMの個人口座を開設する方法

XMの個人口座を開設する方法は、以下の3ステップです。

個人口座の開設方法
STEP1:プロフィールの作成
XMの公式サイトにアクセスして、個人情報を入力します。

項目	説明	例
居住国	申し込み時に住んでいる国を選ぶ	Japan
ブランド	口座のブランドを選ぶ	Tradexfin Limited – 規制期間はFSA SD010 ※日本人の9割が選択
Eメール	連絡がつくEメールアドレスを入力 ※1人につき1メールアドレスまで	takeshiyamada39@gmail.com
パスワード	ログインする際に必要なパスワードを入力	Jhf4Js+sYYhII*
同意事項	問題なければチェックを記入	チェックを入力

ブランドは「Tradexfin Limited」と「Fintrade Limited」の2種類から選択できますが、どちらを選択しても取引条件は一切変わらないため、すでに選択されている「Tradexfin Limited」のまま次に進んでOKです。

フォームを送信後、XMから届くメールを確認してメール認証を完了させてください。

STEP2:プロフィールの認証
その後、画面の指示に従って個人情報と投資家プロフィールを入力します。

項目	説明	例
名	名前をローマ字で入力	Takeshi
姓	苗字をローマ字で入力	Yamada
下のお名前(全角カタカナ)	名前をカタカナで入力	タケシ
姓(全角カタカナ)	苗字をカタカナで入力	ヤマダ
生年月日	右横のカレンダーアイコンから選択	1994/12/25
出生地	生まれた国を選択	Japan
電話番号	電話番号を入力	8012345678

項目	説明	例
居住国	居住国をローマ字で入力	Japan
市以降の住所	住所をローマ字で入力	Shinjuku-ku
市・都道府県	住所をローマ字で入力	Tokyo
丁目・番地・部屋番号	住所をローマ字で入力	Nishi-Shinjuku 1-3-5
郵便番号	郵便番号を入力	160-0023

投資家プロフィールで聞かれる「納税者識別番号(TIN)」とは、日本のマイナンバーカードのことです。現状「いいえ」と答えても何ら問題はありません。

STEP3:口座の有効化
以下のいずれかを用意して、本人確認書類と住所確認書類をそれぞれアップロードしてください。

身分証明書の例

• 運転免許証
• マイナンバーカード（通知カードは不可）
• パスポート
• 在留カードや特別永住者証明書
• 障がい者手帳

住所証明書の例（過去3ヶ月以内）

• 料金請求書
• 登録住所が確認できる銀行口座の取引明細書
• 住民税税額決定納税通知書
• 国際運転免許証
• 確定拠出型年金の掛金払込証明書/年金加入確認通知書、国民年金保険料控除証明書/国民年金証書
• 有効なマイナンバーカード
• 認証済みの賃貸契約書
• 住民票
• 国民健康保険証

フォームの入力内容と提出書類の内容が一致していることをXM側が確認すれば、口座有効化が完了します。

XMの法人口座・法人化に関するよくある質問

XMの法人口座・法人化【まとめ】

海外FXで法人口座を開設すると、税金面で有利になることがあります。しかし、XMは法人口座に対応していません。

法人口座で海外FXを行いたい場合、Vantage、FXGT、AXIORY、TitanFXのいずれかがおすすめです。特にVantageは、豪華なボーナスを利用してお得に取引を始めることができます。Vantageのボーナスは、XMのボーナスに引けを取らないほど豪華で、開設して損はありません。現在、特別なキャンペーンが開催されていますので、このチャンスを見逃さないでください。