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Vantage Tradingの取引時間と営業時間|通貨ペア・取扱銘柄と銘柄別スケジュールを整理

「Vantage Tradingでゴールドを触りたいけど、今って取引できる時間なんだっけ」—チャートを開いてから、ふと手が止まる。海外FXだと、こういう場面が案外あるんですよね。平日はほぼ一日中動くのに、銘柄によって開いている時間帯がバラバラで、しかも夏と冬で時刻までズレるからです。

Vantage Tradingの取引時間は、FX通貨ペアは平日ほぼ24時間、ゴールドや株価指数は銘柄ごとに休止帯があり、仮想通貨CFDだけは土日を含めて24時間365日と、銘柄でけっこう分かれます。

やっかいなのは、日本が夏時間か冬時間かで開始・終了の時刻が1時間ぶんずれること。切替日の前後は、いつも通りのつもりでいると約定のタイミングを外すこともあります。ここは少しだけ注意しておきたいところです。

Vantage Tradingの銘柄別の取引時間から、夏冬の切替、年末年始やメンテの扱い、通貨ペアと取扱銘柄の一覧、サポートの営業時間まで、迷いやすいところをまとめてみました。

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Vantage Tradingの取引時間【基本ルール】

Vantage Tradingの取引時間の基本ルールは、FX通貨ペアを軸に押さえておくと迷いにくいです。通貨ペアは平日ほぼ一日中、月曜の早朝から土曜の早朝まで途切れずに取引できます。土日は世界の主要市場が閉まるため休場、というのが大枠になります。ここへ、日本の夏時間・冬時間による1時間のズレと、毎日決まった時間に入る短いメンテナンス帯が加わってきます。この三つ、つまり「平日24時間」「夏冬のズレ」「日々のメンテ」を先に頭へ入れておくと、あとで出てくる銘柄別の話がすっと入ってきます。Vantageの取引時間は銘柄ごとに枝分かれしますが、この通貨ペアの基本形が幹になる感じです。まずは通貨ペアの基本時間から順番に見ていきましょう。

FX通貨ペアの取引時間

Vantage TradingのFX通貨ペアの取引時間は、月曜の早朝に始まり、土曜の早朝に終わる週サイクルで動いています。平日は基本的に24時間、途切れずに買いエントリーも売りエントリーもできます。海外FXが国内FXと違うのは、この平日フル稼働の感覚ですね。

時刻の目安は、日本が冬時間の期間なら月曜7:01〜土曜6:57ごろ、夏時間の期間なら月曜6:01〜土曜5:57ごろ、と1時間ぶん前倒しになります。ぴったり同じ分に始まるわけではなく、業者側のサーバー切替のタイミングで多少前後することもあるので、週明けにすぐ発注したい人は数分の幅を見ておくと安心かなと思います。

土日は原則として休場になります。ただし正確には、金曜の取引終了とともにその週が閉じ、月曜の再開まで通貨ペアは動きません。この休場をまたぐと、月曜の始値が金曜の終値から飛んで始まる「窓(ギャップ)」が起きることがあります。週をまたいでポジションを持ち越すなら、この月曜の値飛びも計算に入れておきたいところですね。取引できる時刻は最新の告知で微調整されることがあるので、週初めに一度確認しておくと確実です。

サーバー時間を日本時間に換算する方法

Vantage Tradingのサーバー時間を日本時間に換算する方法は、覚えてしまえば一度で済みます。取引プラットフォームのMT4やMT5に表示される時刻は、日本時間ではなくサーバー基準の時刻だからです。ここを勘違いすると、指標発表の時刻やメンテ帯を読み違えてしまいます。

サーバー時間は、冬時間の期間がGMT+2、夏時間の期間がGMT+3で運用されるのが一般的です。日本はGMT+9なので、冬は日本時間=サーバー時間+7時間、夏は+6時間、と足し算するだけで換算できます。たとえばサーバー時刻が0:00と出ていれば、冬なら日本の朝7:00、夏なら朝6:00、という具合になります。

覚え方としては「冬は7足す、夏は6足す」とセットで頭に入れておくと、切替期をまたいでも混乱しないかなと思います。チャート上の時間軸を日本時間の感覚で読み替えられるようになると、経済指標のスケジュールや、あとで触れるメンテ帯の把握が一気にラクになります。

メンテナンス時間の扱い

Vantage Tradingのメンテナンス時間は、毎日決まった時間帯に短く入る「取引できない空白」です。この帯に発注しようとすると、プラットフォームに「取引時間外です」といった表示が出てエントリーが通りません。初めて見ると口座やアプリの不具合を疑いがちですが、多くはこの定例メンテに当たっているだけだったりします。

メンテ帯は日々のサーバー切替に合わせて設定されていて、日本が夏時間か冬時間かで前後します。時間としてはごく短いことが多いものの、ちょうどその瞬間に決済したいと焦ると、通らずにヒヤッとすることもある。短期でエントリーと決済を繰り返す人ほど、自分の口座のメンテ帯が日本時間で何時ごろかを一度メモしておくと安全ですね。表示が出ても、まずは今がメンテ帯でないかを疑ってみてください。Vantageの告知でメンテの時間帯を確認しておけば、無用な問い合わせやパニックを一つ減らせます。

銘柄別に異なるVantage Tradingの取引時間

銘柄別に異なるVantage Tradingの取引時間は、「FX通貨ペアと同じ感覚で全銘柄を扱うと事故る」と最初に覚えておくのが大切です。通貨ペアが平日ほぼ24時間なのに対して、ゴールドや株価指数、株式CFDは原資産の市場時間に連動して開閉し、仮想通貨CFDだけは土日も含めて休みなく動きます。つまり「今この銘柄は開いているか」は銘柄ごとに答えが違ってくるわけです。そこで、主要カテゴリの取引時間を一枚に集約した銘柄別・取引時間マトリクスを先に置いておきます。細かい時刻は下の各項目で見ていきますが、まずはこの一覧で「だいたいの開閉」をつかんでおくとラクですね。

銘柄カテゴリ取引できる時間帯(目安)休止・注意点
FX通貨ペア平日ほぼ24時間土日休場・日々の短いメンテ帯
ゴールド・貴金属平日ほぼ24時間毎日決まった時間に短い休止帯
株価指数・エネルギー銘柄ごとに異なる原資産市場の時間に連動
株式CFD各国市場の取引時間内現地の祝日で休場
仮想通貨CFD24時間365日短時間のメンテのみ

マトリクスの使い方

迷ったら「その銘柄の原資産市場が今開いているか」で判断すると外しません。通貨ペアとゴールドは平日フル稼働、株価指数や株式CFDは元になる株式市場の時間、仮想通貨CFDだけは常時稼働、という三分類でおおよそ足りるはずです。

上の表のとおり、Vantage Tradingの取引時間は大きく三つのグループに分かれます。平日フル稼働の通貨ペア・貴金属、原資産市場に連動する株価指数・株式CFD、そして常時稼働の仮想通貨CFD、という色分けですね。以下では、それぞれの時間帯をもう一段細かく見ていきます。

ゴールド・貴金属の取引時間

Vantage Tradingのゴールド・貴金属の取引時間は、FX通貨ペアと近い「平日ほぼ24時間」ですが、毎日決まった時間に短い休止帯が入る点が違います。ゴールド(XAUUSD)やシルバーは、月曜の早朝から土曜の早朝まで取引できる一方、一日一回の区切りでいったん取引が止まる時間があるということですね。

この休止帯は、原資産である貴金属市場の清算時間に合わせて設定されているのが一般的で、時間としては短めです。ただ、ゴールドは値動きが速い銘柄なので、休止の前後にポジションを持ち越すと、再開時に値が飛んでいることがあります。短期でロングやショートを回す人は、この一日の区切りの時刻を把握しておくと、想定外の含み損に驚かずに済みますよ。

貴金属は日本が夏時間か冬時間かで休止帯の時刻も1時間ぶん動きます。ゴールドをよく触るなら、通貨ペアの取引時間とは別に、貴金属の休止帯を日本時間で覚えておくのが安全ですね。休止帯を挟んでの持ち越しは、値飛びのリスクとセットで考えたいところです。

株価指数・エネルギー・株式CFDの取引時間

Vantage Tradingの株価指数・エネルギー・株式CFDの取引時間は、原資産の市場時間に連動するため、銘柄ごとにバラバラになります。ここが通貨ペアと大きく違うところで、「FXが開いているから日経225も開いている」とはなりません。

日経225やS&P500といった株価指数CFDは、元になる株式市場の取引時間を軸に、時間外の取引帯が加わる形が一般的です。指数によって開閉の時刻が異なり、現地の祝日には休場や短縮になることもあります。原油や天然ガスといったエネルギーCFDも、対応する先物市場の時間に沿って動きます。エネルギーは在庫統計の発表や地政学の材料で急に動きやすく、しかも取引できる時間帯が指数や通貨ペアと微妙にずれるので、狙う前に一度、その銘柄の取引時間を仕様画面で確かめておくと戸惑わずに済みます。

個別の株式CFDは、さらに市場時間の縛りが強く出ます。米国株なら米国市場の取引時間内、日本株なら東京市場の時間内、というように、その国の取引所が開いている間だけ売買できるのが基本になります。現地が祝日なら、その市場の銘柄は休場になります。株価指数や株式CFDを狙うなら、「どの国の、いつの市場か」を銘柄ごとに確認するクセをつけておくと、開いていない時間に発注してしまう空振りを減らせますね。

仮想通貨CFDの取引時間(24時間365日)

Vantage Tradingの仮想通貨CFDの取引時間は、他の銘柄と設計そのものが違い、土日も含めて24時間365日動き続けます。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨は、そもそも株式市場のような「開場・閉場」を持たず、世界のどこかで常に売買が続いているためです。だから週末に相場が急変しても、仮想通貨CFDなら対応できるわけですね。

この「常時稼働」は便利な反面、油断もできません。土日は通貨ペアやゴールドが止まっているぶん、仮想通貨に材料が集まると値動きが荒れやすくなります。平日の感覚で週末にポジションを持ったまま離れると、月曜に想定外の含み損、ということが起こり得ます。ゼロカット(口座残高を超える損失が請求されない仕組み)があるとはいえ、値飛びのリスクは頭に入れておきたいですね。

なお、常時稼働といっても完全に無停止ではなく、システム更新のための短いメンテナンスが入ることはあります。ここだけは「24時間365日」の例外になります。仮想通貨CFDを週末に触るなら、Vantageのメンテ告知を一度チェックしておくと、いざというときに慌てずに済みます。

夏時間と冬時間で変わる取引時間の注意点

夏時間と冬時間で変わる取引時間は、Vantage Tradingを使ううえで一番つまずきやすいポイントです。日本には夏時間の制度がないので、取引時刻が年に二回、1時間ぶんスライドする感覚に慣れていない人が多いんですよね。この切替を知らないと、「いつもの時刻に発注したのに取引時間外だった」という小さな事故が起きます。まずは冬・夏それぞれの期間と時刻を押さえ、そのうえで切替日そのものに潜む落とし穴を見ていきましょう。

区分適用期間(目安)FXの日本時間目安
冬時間11月第1日曜〜3月第2日曜月7:01〜土6:57
夏時間3月第2日曜〜11月第1日曜月6:01〜土5:57

冬時間(標準時間)の適用期間と時間

冬時間(標準時間)の適用期間は、おおむね11月の第1日曜から翌年3月の第2日曜までです。この間、Vantage Tradingのサーバー時間はGMT+2で運用され、日本時間はサーバー時間+7時間で換算します。上の表のとおり、FX通貨ペアの取引はこの期間、日本時間の月曜7:01ごろ〜土曜6:57ごろが目安になります。

冬時間は夏時間より開始・終了が1時間ぶん遅い、と覚えておくと分かりやすいですね。夏の感覚のまま月曜6時台に発注しようとすると、まだ週が開いていない、ということが起こります。冬の間は「1時間遅く始まって、1時間遅く終わる」と頭を切り替えておきたいところです。細かい分単位の時刻は告知で前後することがあるので、11月に入ったら一度、自分がよく取引する時間帯が冬時間でどう変わるかを確認しておくと安心できます。

夏時間(サマータイム)の適用期間と時間

夏時間(サマータイム)の適用期間は、おおむね3月の第2日曜から11月の第1日曜までです。この間、Vantage Tradingのサーバー時間はGMT+3になり、日本時間はサーバー時間+6時間で換算します。FX通貨ペアの取引は、日本時間の月曜6:01ごろ〜土曜5:57ごろが目安になります。

夏時間は冬時間より1時間ぶん早い、というのがポイントです。3月と11月の切替で、この1時間がまるごと動きます。とくに欧米の経済指標を狙って取引する人は、指標の発表時刻も日本時間で1時間ズレるので、夏時間に入ったらスケジュールを引き直しておく必要がありますね。「夏は6時間足す、指標も1時間早まる」とセットで覚えておくと、切替直後の混乱を避けられます。

切替日の空白時間と対処法

夏時間と冬時間の切替日には、サマータイム切替の空白時間とでも呼ぶべき、時刻がズレる瞬間が生まれます。ここを知らずにポジションを持ち越すと、想定と1時間ずれた挙動に足をすくわれることがあります。切替は年に二回、春と秋の週末に起こります。

何が起きるかというと、切替のタイミングでサーバー時刻が1時間前後にスライドするため、その前後の短い時間帯だけ、いつもの取引時刻やメンテ帯の感覚が通用しなくなります。切替日をまたぐ週末は、金曜のうちにポジションを整理しておくか、持ち越すなら1時間ぶんの時刻ズレを織り込んで損切りラインを設定しておくのが安全です。

とくに気を付けたいのが、切替直後の月曜の取引開始です。「先週と同じ時刻に開くはず」と思っていると、1時間ずれていて発注が通らない、あるいは逆に思ったより早く開いていた、ということが起こります。慌てて成行で追いかけると、広がったスプレッドで不利な約定になりがちです。切替の週末は、月曜の開始時刻を必ず日本時間で確認してから発注する。この一手間だけで、空白時間のトラブルはほぼ防げますよ。

切替週にやっておくこと

切替をまたぐ週末は、金曜のうちにポジションを整理するのが一番安全です。持ち越すなら、損切りラインを1時間ぶんの時刻ズレを見込んで置き、月曜は開始時刻を日本時間で確認してから発注する。指標を狙う人は、発表時刻も日本時間で1時間動く点をあわせてメモしておきましょう。

年末年始・祝日の取引時間

年末年始・祝日のVantage Tradingの取引時間は、通常の週とは別枠で考える必要があります。年末年始は世界の主要市場が相次いで休みに入るため、取引時間の短縮や休場が銘柄ごとに発生するからです。とくに元旦はほぼ全銘柄が休場になるのが通例で、クリスマス前後や大晦日も短縮取引になりやすいです。

祝日は、その市場がある国の休みに連動します。米国の祝日には米国株CFDや米ドル絡みの流動性が落ち、日本の祝日には日本株CFDが休場になる、といった具合ですね。仮想通貨CFDは24時間365日なので祝日でも動きますが、他の市場が休みだと材料が偏り、値動きが荒れることもあります。年末年始や大型連休をまたぐなら、事前に業者の取引カレンダーを確認し、どの銘柄がいつ休むかを押さえておくのが確実です。ポジションを持ったまま長い休みに入ると、再開時の窓開けで思わぬ損益が出ることもあるので、連休前は整理しておくと安心できますよ。

Vantage Tradingで取引できる通貨ペア

Vantage Tradingで取引できる通貨ペアは、40種類以上が用意されているのが目安です。「取り扱っている通貨は?」という疑問に先に答えておくと、米ドルやユーロ、円といった主要通貨を中心に、新興国の通貨まで幅広くカバーしています。数が多いぶん、やみくもに触るより、性格ごとにグループで捉えたほうが選びやすいです。ここでは通貨ペアを、メジャー・クロス円・マイナー/エキゾチックの三つに分けて見ていきます。自分のスタイルに合うグループが分かると、銘柄選びの軸ができますよ。

メジャー通貨ペア

Vantage Tradingのメジャー通貨ペアは、米ドル・ユーロ・円・ポンドといった主要国の通貨を組み合わせた、取引の中心になるグループです。EURUSD(ユーロ/米ドル)やUSDJPY(米ドル/円)などがこれにあたり、世界中で取引量が多いぶん流動性が高く、スプレッドも狭く出やすいのが特徴になります。

メジャー通貨ペアの強みは、値動きが比較的読みやすく、情報も手に入りやすい点にあります。経済指標や要人発言といった材料が豊富で、初心者が最初に触れる銘柄としても扱いやすいです。取引量が多いので、狙った価格で約定しやすく、極端なスベりも起きにくいですね。

一方で、流動性が高いということは、それだけ多くのトレーダーが同じ材料を見ているということでもあります。動きが素直なぶん、大きな値幅を一気に取るのは通貨ペアによっては難しい場面もあります。まずはメジャー通貨ペアで値動きとスプレッドの感覚をつかんでから、次のグループへ広げていくのが、無理のない進め方かなと思います。取引が活発になる時間帯は通貨ペアごとに違うので、そこは後半のスプレッドの章で触れますね。

クロス円通貨ペア

Vantage Tradingのクロス円通貨ペアは、米ドルを介さず円と他通貨を直接組み合わせた、日本人になじみ深いグループです。EURJPY(ユーロ/円)やGBPJPY(ポンド/円)、AUDJPY(豪ドル/円)などがこれにあたります。損益が円で直感的に把握しやすいので、円建ての感覚で取引したい人に向いていますね。

クロス円は、メジャー通貨ペアより値動きが大きくなりやすいのが特徴です。とくにGBPJPYは値幅が出る銘柄として知られていて、短期で利幅を狙うトレーダーに人気があります。ただ、値動きが大きいということは損失方向にも振れやすいということ。ロットを控えめにして、損切りラインを先に決めておくのが安全です。円が絡むぶん、日本の材料と海外の材料の両方に反応するので、動きの背景をつかんでおくと立ち回りやすくなりますよ。

マイナー・エキゾチック通貨ペア

Vantage Tradingのマイナー・エキゾチック通貨ペアは、新興国や取引量の少ない国の通貨を含む、上級者向けのグループです。トルコリラや南アフリカランド、メキシコペソといった高金利通貨がここに含まれます。スワップポイントを狙った取引ができる一方で、独特のリスクも抱えていますね。

このグループの魅力は、金利差から生まれるスワップの受け取りと、大きな値動きです。ただ、流動性が低いためスプレッドが広がりやすく、経済や政治の不安定さから急変動を起こすことも珍しくありません。高いスワップに惹かれてポジションを持っても、為替差損が一気にスワップ益を上回ることがあります。エキゾチック通貨ペアは、値動きの荒さとスプレッドの広さを理解したうえで、余裕資金の範囲でロットを小さく扱うのが現実的です。初心者がいきなり主力にする銘柄ではない、という点は頭に置いておきたいところですね。

通貨ペア以外のVantage Tradingの取引銘柄

通貨ペア以外のVantage Tradingの取引銘柄は、貴金属・仮想通貨・株価指数・株式CFDなどをカバーする、いわゆるCFD(差金決済で値動きだけを売買する取引)商品群です。FXしか扱っていないと思われがちですが、実際にはゴールドや株価指数、ビットコインまで一つの口座で取引できます。取引時間や1ロットのサイズは銘柄ごとに違うので、通貨ペアの感覚のまま入ると戸惑うことになります。ここでは主要なカテゴリを、貴金属・仮想通貨・日本株/株価指数の順に見ていきます。全体像をつかんでおくと、口座を作ったあとに「これも取引できたのか」と取りこぼす場面が減ります。

ゴールドなどの貴金属CFD

Vantage Tradingの貴金属CFDは、ゴールド(XAUUSD)を筆頭に、シルバーなどを取引できるカテゴリです。なかでもゴールドは、値動きの大きさと情報の豊富さから、CFDの中でも人気の高い銘柄になっています。安全資産として買われたり、金利の動きで売られたりと、通貨ペアとは違う材料で動くのが面白いところですね。

取引条件の目安としては、ゴールドはスプレッドが通貨ペアより広めに出やすく、レバレッジは銘柄ごとに上限が設定されています。スワップは買い・売りのどちらもマイナスになりやすい傾向があり、日をまたいで持ち越すとコストが積み上がります。必要証拠金も、ゴールドは価格そのものが高いぶん通貨ペアより重くなりがちです。

ゴールドは値幅が大きいので、短期で利幅を狙いやすい反面、逆行したときの損失も同じ倍率で効いてきます。ドル円のロット感覚のまま入るとゴールドでは損益が想定の何倍にも振れるので、最初はロットを控えめにして値動きに体を慣らすのが安全です。スプレッド・レバレッジ・スワップ・証拠金の四つは、ポジションを持つ前に現在の数値を一度確認しておきたいところです。取引時間の休止帯とあわせて押さえておけば、ゴールドで慌てる場面はぐっと減ります。

仮想通貨CFD銘柄

Vantage Tradingの仮想通貨CFD銘柄は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を中心に、複数の暗号資産を取引できるラインナップです。近年は取り扱う銘柄が増える傾向にあり、主要通貨以外のアルトコインが追加されることもあります。前述のとおり、これらは24時間365日、土日でも取引できるのが最大の特徴です。

仮想通貨CFDの魅力は、値動きの大きさと、いつでも取引できる自由度にあります。株式市場が閉まる週末でも、材料が出れば即座にロングやショートで対応できます。一方で、値動きが荒く、短時間で大きく上下することがあるため、レバレッジを掛けすぎるとロスカットまでの距離が一気に縮まります。

取引できる仮想通貨の顔ぶれは追加や見直しが入りやすいので、狙っている銘柄がある人は、口座を作る前に現在のラインナップを確認しておくと確実です。仮想通貨CFDは、現物の仮想通貨を保有するのではなく差金決済で取引する仕組みなので、そのままウォレットに送るわけではない、という点も押さえておきたいところですね。値動きの荒さとゼロカットの関係を理解したうえで、余裕資金の範囲で扱うのが安心です。

日本株・株価指数などのCFD

Vantage Tradingの日本株・株価指数などのCFDは、日経225やS&P500といった指数から、日本株の個別銘柄までをカバーします。日本株CFDは、東京市場の主要銘柄を中心に、80銘柄前後を取引できるのが目安です。国内証券のように現物株を保有するのではなく、差金決済で値動きだけを取りにいく形になります。

株価指数CFDは、日本株や米国株の全体的な流れに乗りたいときに向いています。個別銘柄の決算に一喜一憂せず、市場全体の方向感で取引できるのが利点ですね。日本株CFDは、なじみのある企業の株価で取引できる手軽さがある一方、レバレッジが効くぶん値動きの影響も大きくなります。

これらのCFDで注意したいのが、配当や権利の扱いです。原資産である株式に配当が出るタイミングでは、ポジションに応じて配当調整額が発生することがあります。買いポジションなら受け取り、売りポジションなら支払い、という形になるのが一般的です。取引時間は各国市場に連動して休場や短縮があるので、日本株なら東京市場、米国株指数なら米国市場のカレンダーを意識しておくと、開いていない時間に発注して戸惑う場面を避けられます。まずは自分の口座で銘柄一覧を開き、狙っている株や指数が並んでいるかを確かめてみると、取引のイメージがつかめますよ。

銘柄で異なる1ロットの大きさと必要証拠金

銘柄で異なる1ロットの大きさは、Vantage Tradingで複数の銘柄を扱うときに必ずつまずくポイントです。1ロットは取引の最小単位のまとまりを指しますが、その中身が何を意味するかは銘柄によって違います。FX通貨ペアの1ロットは通常10万通貨、ゴールドは金の一定重量、株価指数や仮想通貨CFDはまた別の契約サイズ、という具合に、同じ「1ロット」でも取引金額が大きく変わってきます。

ここを理解しないまま、通貨ペアの感覚で他の銘柄を1ロット発注すると、想定の何倍もの損益に驚くことになります。必要証拠金も、取引金額とレバレッジで決まるため、契約サイズの大きい銘柄ほど重くなります。とくにゴールドや株価指数は、1ロットあたりの値動きが損益に与えるインパクトが大きいので、エントリー前に「この銘柄の1ロットはいくらの取引金額で、必要証拠金はいくらか」を一度計算しておくのが安全です。銘柄を切り替えるたびに、この換算を挟むクセをつけておくと、ロットの取り違えによる事故を防げますよ。慣れないうちは、最小に近いロットから始めるのが無難です。

MT4・MT5で取引時間と銘柄を確認する手順

MT4・MT5で取引時間と銘柄を確認する手順を知っておくと、この記事で触れた時間帯や休止帯を、自分の口座で直接チェックできるようになります。Vantage Tradingには専用の取引アプリもありますが、取引時間や銘柄仕様を細かく確認するなら、MT4やMT5の画面が分かりやすいです。スマホでもパソコンでも確認できるので、環境に合わせて使い分けられますよ。ここでは、パソコンとスマホそれぞれの確認手順を順番に見ていきます。

パソコンのMT4・MT5で取引時間を確認する手順

パソコンのMT4・MT5で取引時間を確認する手順は、気配値表示から銘柄の仕様を開くだけで完結します。まず気配値ウィンドウに、確認したい銘柄を出しておきます。銘柄一覧に出てこない場合は、右クリックから全銘柄表示を選ぶと、扱えるすべての銘柄が並びます。

次に、その銘柄を右クリックして「仕様」を開きます。ここに、取引時間やスプレッド、1ロットの契約サイズといった情報がまとまっています。取引時間の欄を見れば、その銘柄が曜日ごとに何時から何時まで開いているかが分かります。ゴールドや株価指数の休止帯も、この仕様画面で確認できます。表示される時刻はサーバー時間なので、前に触れた「冬は7時間、夏は6時間足す」で日本時間に読み替えます。銘柄を切り替えて仕様を見比べれば、どの銘柄がいつ開いているかを自分の目で確かめられますよ。

スマホアプリで銘柄を追加・確認する手順

スマホアプリで銘柄を追加・確認する手順も、パソコンと考え方は同じです。MT4やMT5のスマホアプリを開き、気配値の画面から銘柄を追加していきます。画面上部の編集ボタンやプラスのアイコンから銘柄検索に進み、ゴールドならXAUUSD、ビットコインならBTC関連の銘柄名を探して追加する流れになります。

追加した銘柄をタップすると、詳細やチャートに進めます。取引時間の細かい仕様までスマホで見られる範囲はアプリによって差がありますが、少なくとも今その銘柄が取引できるかどうかは、発注画面が開けるかで判断できます。外出先で「今このゴールドは触れるのか」を確認したいときに便利ですね。Vantage Tradingの専用アプリとMT4・MT5アプリのどちらを使うかは、使い慣れているほうで問題ありません。まずは自分のスマホに一つ入れて、気配値に主力銘柄を並べておくと、隙間時間の確認がぐっとラクになりますよ。

スプレッドが狭くなる・広がる時間帯

スプレッドが狭くなる・広がる時間帯を知っておくと、Vantage Tradingでの取引コストを、同じ銘柄でも一段軽くできます。スプレッドは固定ではなく、市場の流動性、つまり参加者の多さで刻々と変わるからです。参加者が多い時間帯は狭く、少ない時間帯は広がりやすい。この波を意識するだけで、無駄なコストを避けられます。ここでは、狭くなる時間帯・広がる時間帯、そして持ち越しに関わるスワップの話を順番に見ていきます。

スプレッドが狭くなる時間帯

スプレッドが狭くなる時間帯は、世界の主要市場が重なって動く、流動性の厚い時間です。とくに欧州(ロンドン)市場とニューヨーク市場が同時に開いている時間帯は、参加者が最も多く、通貨ペアのスプレッドが狭く出やすくなります。

日本時間でいうと、夕方から深夜にかけてがこの重複帯にあたります。EURUSDやUSDJPYといったメジャー通貨ペアは、この時間帯に取引量が集中し、狭いスプレッドで約定しやすくなります。値動きにも方向感が出やすいので、短期でエントリーと決済を回すなら、この時間帯を主戦場にすると効率がいいです。Vantageの通貨ペアで薄い利幅を積み上げるスタイルほど、この時間帯の狭さは効いてきますね。コストを一円でも抑えたいなら、流動性の厚い時間を狙って発注する。これは意識するだけでできる、手軽なコスト対策です。

スプレッドが広がりやすい時間帯

スプレッドが広がりやすい時間帯は、逆に参加者が少なく、流動性が薄くなる場面です。狙って避けるだけでコストを下げられるので、こちらもしっかり押さえておきたいところですね。

まず注意したいのが、日本時間の早朝です。ニューヨーク市場が閉じ、東京市場が本格的に動き出す前のこの時間帯は、参加者が薄くスプレッドが開きやすいです。週明け月曜の取引開始直後も、まだ流動性が戻りきっておらず、窓開けとあわせてスプレッドが広がることがあります。金曜の取引終了間際も、ポジションの手じまいで値が飛びやすい場面です。

もう一つ気を付けたいのが、重要な経済指標の発表前後です。米雇用統計や政策金利の発表など、注目度の高い指標が出る瞬間は、値が一気に動いてスプレッドが一時的にぐっと広がります。指標をまたぐ予定がないなら、発表の前後は少し様子を見るくらいでちょうどいいですね。避けられるコストは、避けたほうが得というだけの話です。

ロールオーバーとスワップ3倍デー

ロールオーバーは、ポジションを翌日に持ち越す際の日付の切り替わりで、このタイミングでスワップポイントが付与されます。Vantage Tradingでも、この切り替わりの時刻をまたいでポジションを保有していると、通貨ペアの金利差に応じてスワップの受け取りや支払いが発生します。日本時間でいうと、早朝のサーバー日付の変わり目がこの区切りにあたります。

ここで覚えておきたいのがスワップ3倍デーです。土日は市場が休みでスワップが付与されない代わりに、その週末ぶんをまとめて特定の曜日に付ける慣習があり、その日はスワップが通常の約3倍動きます。多くの業者では水曜がこの3倍デーにあたることが多いものの、業者や銘柄で異なる場合があります。マイナススワップの銘柄を持ち越すなら、3倍デーはコスト負担が重くなるので、この曜日を避けて決済するかどうかを一度考えておくと、持ち越しコストの読み違いを防げますよ。逆にプラススワップを狙うなら、3倍デーをまたぐ形で持つ戦略もあります。

Vantage Tradingのサポート営業時間

Vantage Tradingのサポート営業時間は、市場の取引時間とは別に押さえておくべき情報です。取引そのものは平日24時間動いていても、困ったときに問い合わせられる窓口の営業時間は限られているからです。入出金でつまずいたり、口座の設定で迷ったりしたとき、いつ日本語で相談できるかを知っておくと安心できますね。ここでは、日本語ライブチャットとメールサポート、それぞれの対応時間を見ていきます。

日本語ライブチャットの対応時間

Vantage Tradingの日本語ライブチャットは、平日の日中を中心に対応しているのが目安です。おおむね平日の9:00〜17:00ごろの時間帯に、日本語で問い合わせられる形が一般的です。リアルタイムでやり取りできるので、入金が反映されない、ログインできないといった急ぎの相談には、この窓口が一番早いです。

ただし、対応時間の範囲や曜日は変更されることがあり、混雑する時間帯にはつながりにくいこともあります。取引が活発になる夕方以降や、週明けの朝は問い合わせが集中しやすいです。急がない用件なら、比較的すいている時間を狙うとスムーズに進みますよ。土日や祝日はライブチャットが休みになることが多いので、週末にトラブルが起きたときは、次の平日まで待つか、メールでの問い合わせに切り替える判断が要ります。

メールサポートの対応時間

Vantage Tradingのメールサポートは、ライブチャットの営業時間外でも問い合わせを送れるのが利点です。送信自体は24時間いつでもでき、担当者が営業時間内に順次確認して返信する流れになります。土日にトラブルが起きたときや、じっくり内容を伝えたいときは、メールのほうが向いていますね。

返信までの目安は、混雑状況によりますが、営業時間内であれば当日〜翌営業日ごろが一般的です。急ぎでない確認や、スクショを添えて詳しく状況を説明したい場合には、メールが使いやすいです。逆に、今すぐ解決したい急ぎの用件なら、平日日中のライブチャットのほうが早いですね。用件の緊急度で、ライブチャットとメールを使い分けるのが、Vantageのサポートと賢く付き合うコツです。問い合わせの際は、口座番号や登録情報を手元に用意しておくと、やり取りがスムーズに進みますよ。

よくある質問

Vantage Tradingの取引時間や取扱銘柄について、口座を作る前によく寄せられる疑問をまとめました。本文で触れきれなかった細かい点は、ここで拾っておくと安心です。

Q. 通貨ペアとは何ですか?

通貨ペアとは、二つの通貨を組み合わせて、その交換レートを取引する単位のことです。たとえばUSDJPY(米ドル/円)なら、米ドルを円で買ったり売ったりする取引になります。左側が基準になる通貨、右側がその価値をはかる通貨、と覚えておくと分かりやすいですね。

Q. Vantage Tradingは取引所ですか?

Vantage Tradingは取引所ではなく、FX・CFDのブローカー(取引業者)です。株式の証券取引所や仮想通貨取引所のように現物を売買する場所ではなく、差金決済で為替や銘柄の値動きを取引する仕組みを提供しています。仮想通貨CFDを扱っていても、現物のコインを保有・送金するわけではない点は覚えておくと安心ですね。

Q. 入金が反映されないときや、着金までどのくらいかかるか知りたいです

入金の反映時間は、使う入金方法によって変わります。カード(クレカ)やオンライン決済なら比較的早く反映されることが多く、銀行送金は着金までに時間がかかる傾向があります。時間を置いても反映されない場合は、入金方法の選択ミスや金額の下限・上限に引っかかっていることもあるので、まずは手続き内容を見直し、それでも解決しなければサポートへ問い合わせてください。

Q. 仮想通貨で入金・出金できる?

仮想通貨での入金・出金に対応している場合があります。対応している通貨や手続きの流れは変更されることがあるため、利用前に現在の対応状況を確認しておくと安心です。仮想通貨で入金した場合、出金も同じ経路が求められることがあるので、入口と出口の対応関係もあわせて見ておくと、あとで戸惑いませんよ。

Q. 出金できないと表示されました。原因は?

出金できない場合、原因の多くは利用者側の条件にあります。本人確認(KYC)が未完了だったり、入金額に応じた取引条件を満たしていなかったり、ボーナスの出金条件が残っていたり、といったケースだったりします。まずは本人確認の状況と、出金の条件をクリアしているかを確認してください。手続きに問題がなければ、サポートに状況を伝えると解決の糸口が見つかりますよ。

Q. Vantage Tradingの評判は良いですか?

評判は、取引コストや約定、出金のスムーズさといった観点で評価されることが多い一方、感じ方は取引スタイルによって分かれます。良い評価も気になる声も両方あるのが実情なので、口コミは参考程度にとどめ、最終的には自分でデモや少額から試して判断するのが確実です。評判の詳しい中身は別記事でも扱っています。

Q. Vantage Tradingは金融庁に登録されていますか?利用は危険ではありませんか?

Vantage Tradingは、日本の金融庁には登録されていない海外業者です。これは多くの海外FX業者に共通する状況で、無登録であること自体がただちに詐欺を意味するわけではありません。海外の金融ライセンスのもとで運営されているのが一般的です。ただし、日本の投資家保護の枠組みの外にある点は理解しておく必要がありますね。利用する際は、余裕資金の範囲で、出金実績や運営体制を確認したうえで判断するのが無難です。

Q. 口座開設ボーナスだけで取引できますか?

口座開設ボーナスが提供されている時期であれば、そのボーナスを使って自己資金なしで取引を始められる場合があります。ただし、ボーナスで得た利益の出金には条件が付くのが通常で、そのまま引き出せるわけではありません。ボーナスの有無や条件は時期によって変わるため、口座を作る前に現在のキャンペーン内容を確認してください。

Q. 年齢制限はある?

口座開設には年齢の条件があり、一般的には18歳以上が対象になります。上限が設けられている場合もあります。未成年は口座を作れないのが通常なので、対象年齢に達しているかを事前に確認しておくと確実です。詳しい要件は登録時の案内で示されます。

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