【早さに注目】海外FXと国内FX:資金の入出金方法の違い
公開日:2025.01.09
更新日:2025.01.22
海外FXの入金方法は、国内FXと比べてとても多様です。
初心者の方でも簡単に理解できるよう、それぞれの方法を詳しく説明していきます。
この記事の見出し
海外FXの豊富な入金方法
国内FXでは主に「クイック入金」と「通常入金」の2種類しかありませんが、海外FXではもっと多くの選択肢があります。
現金がなくてもクレジットカードで取引できたり、銀行口座がなくてもバーチャルマネーで取引できたりするのが特徴です。
主な入金方法
- クレジットカード/デビットカード
- バーチャルマネー(PAYPAL/WebMoneyなど)
- 銀行送金(国内銀行)
- 海外送金(海外銀行)
- 小切手
クレジットカード/デビットカード
これは最も便利で早い入金方法です。
ネットショッピングと同じ感覚で、すぐに口座に反映されます。
主要なカードブランド(VISA、Master、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club)に対応しています。
ただし、注意点もあります:
・ショッピング枠を使うため、枠を超えての入金はできません
・デビットカードの場合は銀行口座の残高内でしか入金できません
バーチャルマネー
PayPal、WebMoneyなどのネット上の仮想通貨を使う方法です。
アカウントの残高内で入金でき、手数料が無料の場合が多いのが魅力です。
入金の反映も比較的早く、リアルタイムから1時間程度です。
既にバーチャルマネーのアカウントを持っている人にとっては、とても便利な方法です。
銀行口座送金(国内銀行)
一部の海外FX業者は、日本のトレーダー向けの銀行口座を用意しています。
早ければ約30分、遅くても翌営業日には入金が反映されます。
この方法には2つのパターンがあります:
- 海外送金で直接入金する方法
- 国内送金で収納代行サービスを経由して入金する方法
海外送金(海外銀行)
国内の銀行窓口から海外FX業者の口座に直接送金する方法です。
しかし、反映まで2~5営業日かかり、送金手数料も高いため、あまりおすすめできません。
小切手
銀行発行の小切手を海外FX業者に郵送して換金する方法です。
入金まで2週間程度かかり、換金手数料も必要なため、日本のトレーダーにはあまり現実的ではありません。
海外FXの入金方法は多様で、自分に合った方法を選べるのが魅力です。
初心者の方は、まずクレジットカードやデビットカードでの入金から始めるのがよいでしょう。
出金の基本ルール
海外FXの出金方法には、いくつかの重要なルールがあります。
これらのルールを知っておくことで、後々慌てることなくスムーズに出金できます。
出金の基本ルール
1. 入金元と同じ方法で出金する必要がある
– これは不正なお金の動きを防ぐためです
2. 名義は全て同じ人物でなければならない
– 入金元、FX口座、出金先の名義が一致している必要があります
ただし、これらのルールは入金した金額までが対象です。
トレードで得た利益分については、FX会社が対応している方法の中から好きな出金方法を選べます。
クレジットカード/デビットカードへの出金
クレジットカードやデビットカードへの出金は、少し変わった仕組みになっています。
クレジットカード/デビットカードへの出金の仕組み
- 入金時のショッピングをキャンセル扱いにする
– これにより、入金した金額分が返金されます - 処理には時間がかかる
– FX会社の処理に1営業日程度
– 実際にカードに返金されるまで2週間程度
急いでお金が必要な場合は注意が必要です。
利益分については、通常、銀行振込で出金することになります。
ただし、銀行振込には数千円の手数料がかかるので、少額の出金は避けたほうが良いでしょう。
その他の出金方法
その他の出金方法
1. 銀行口座への出金
– クレジットカードよりは早く受け取れます
– ただし、海外送金手数料が2000円~3000円程度かかります
2. バーチャルマネー(PayPal、WebMoneyなど)への出金
– 比較的早く反映される
– 簡単に出金できる
– 手数料が定額
海外FXの出金方法を選ぶ際は、これらのルールや特徴を考慮し、自分に合った方法を選びましょう。
特に、入金方法を決める際には、将来の出金のことも考えておくと良いでしょう。
デビットカード(プリペイドカード)のメリット
海外FXブローカーが提供するデビットカード(プリペイドカード)は、便利な選択肢の一つです。
このカードを使えば、FX口座への入金や出金がより簡単になります。
- コンビニATMで入出金可能
– 国内の銀行デビットカードと同じような感覚で使えます - FX口座と直結
– 資金の移動がスムーズです
ただし、各種手数料がかかることには注意が必要です。
手数料の例(AXIORYの場合)
これらの手数料はかかりますが、長期的にそのFXブローカーを利用する予定なら、カードを発行する価値は十分にあります。
海外FXの入出金の特徴
海外FXの入出金方法は、国内のFXとは異なる特徴があります:
海外FXの入出金の特徴
- 多様な入出金方法
– クレジットカード、銀行振込、電子決済など - 即時反映されない
– 入出金に時間がかかることがあります - 手数料が高め
– 数千円程度の手数料がかかることも
特に出金のルールには注意が必要です。
入金した方法と同じ方法でしか出金できないなど、制限があることがあります。
海外FXを始める前に、これらの入出金ルールをしっかり理解しておくことが大切です。
ルールを把握してからトレードを始めれば、後々困ることはありません。