【2025年最新】サイクルインジケーターとは?MT4/MT5で使える周期分析ツールの完全ガイド

相場には一定のリズムがあることをご存知でしょうか?FXでは「サイクル理論」という考え方があり、市場が一定の周期で動くパターンを分析することで、より効率的にデイトレードすることができます。

その理論を形にしたのが「サイクルインジケーター」です。このツールを使いこなすことで、初心者でも相場の流れを可視化し、エントリーや決済のタイミングを掴みやすくなります。

本記事では、サイクルインジケーターの基本から応用まで、初心者にも分かりやすく解説します。メタトレーダー (MT4/MT5)での設定方法や、実際のトレードへの活用法まで幅広く紹介しますので、海外FXでの取引をより効率的に進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

サイクルインジケーターとは?サイクル理論を理解しよう

サイクルインジケーターを理解するには、まず「サイクル理論」について知ることが重要です。

サイクル理論の基本概念

サイクル理論とは、市場には一定のリズムや周期があり、それを分析することで相場の動きを予測できるという考え方です。FXの相場では、上昇と下降を繰り返す波動のようなパターンが観測されます。

サイクル理論では、「安値(ボトム)から次の安値までを1つのサイクル」と定義します。その間に必ず高値(天井)を経由するため、チャート上で山のような形が形成されます。

これらのサイクルは、相場全体の流れを把握するための重要な手がかりとなります。例えば、サイクルの長さが一定であれば、次のサイクルの終わりがいつ頃になるかを予測できるようになります。

本稿の分析では、効用関数に貨幣を組み込んだモデルが、変動為替相場制の下で周期的かつカオス的な動学パスを生み出し得ることを示している。将来の為替レートの減価期待は貨幣需要に対し代替効果と所得効果という相反する力を及ぼし、その結果、内生的な為替レートサイクルが生じる。

「Endogenous Exchange Rate Fluctuations under the Flexible Exchange Rate Regime」より引用 2025年5月19日アクセス)

福田慎一

引用元:福田慎一

東京大学大学院経済学研究科教授。国際金融論・金融政策の第一人者で、為替レートの動学モデル研究で著名。

サイクル理論の2つの形:ライトトランスレーションとレフトトランスレーション

サイクル理論には主に2つの形があります。

1. ライトトランスレーション

  • 高値がサイクルの中間より時系列で後方に位置する
  • チャート上では山が右寄りに形成される
  • 上昇トレンドにあり、買いの優位性が高い状態

2. レフトトランスレーション

  • 高値がサイクルの中間より前方に位置する
  • チャート上では山が左寄りに形成される
  • 下降トレンドにあり、売りの優位性が高い状態

この形状を見分けることで、現在の相場環境がどちらのトレンドにあるかを判断でき、適切な取引戦略を立てることができます。

サイクルインジケーターの役割

サイクルインジケーターは、このサイクル理論を視覚的に表現し、分析を容易にするためのツールです。具体的には以下のような役割を果たします。

  • 相場のサイクル(周期)を可視化する
  • サイクルのボトム(安値)とトップ(高値)を特定する
  • 次のサイクル転換点を予測するヒントを提供する
  • トレンドの強さや方向性を判断する材料を提供する

これらの情報は、エントリーポイントや利確・ロスカットのタイミングを判断する上で非常に役立ちます。特に初心者にとって、「いつ買うべきか、いつ売るべきか」という基本的な疑問への答えを得やすくなります。

初心者向けポイント

サイクル理論は一見複雑に見えますが、「波が繰り返す」とシンプルに考えると理解しやすいでしょう。MT4やMT5のチャート上でサイクルインジケーターを使うと、これらの波を視覚的に捉えることができます。

サイクル理論に基づく7種類のサイクル周期

サイクル理論では、時間軸によって異なる複数の周期が存在します。各サイクルの特徴を理解することで、より精度の高い相場分析が可能になります。

サイクルの種類と周期一覧

代表的なサイクルの種類と周期を表にまとめました。

サイクルの種類周期主な活用場面
1dayサイクル1日超短期トレード
4H(アルファ)サイクル5~8日程度デイトレード、スキャルピング
トレーディングサイクル10~18日程度短期~中期トレード
メジャーサイクル20~35日程度中期トレード
プライマリーサイクル18~30週スイングトレード
中間(季節)サイクル12~20か月長期投資
長期サイクル40~100か月超長期投資

これらのサイクルは入れ子構造になっており、長期サイクルの中に中期サイクル、その中に短期サイクルが含まれています。複数のサイクルを組み合わせて分析することで、より精度の高いトレード判断が可能になります。

ドル円相場を含め、様々な為替レートの変動を分析するにあたっては、基軸通貨ドルの動きを把握することが重要だ。ドル相場の分析には様々な観点からの手法や見方があるが、大局的な方向感を掴む見方の1つとして、市場ではドルスマイル理論が採り上げられる場合がある。

「ドルサイクルとドルスマイル理論」より引用 2025年5月19日アクセス)

橋本将司

引用元:橋本将司

公益財団法人国際通貨研究所 経済調査部 上席研究員。ドルサイクル分析や国際マクロ経済に精通する為替アナリスト。

主要なサイクルの特徴

トレーダーに最もよく使われている3つの主要サイクルについて、詳しく見ていきましょう。

4Hサイクル(5~8日周期)

4Hサイクルは、デイトレーダーに特に人気のあるサイクルです。4時間足チャートでサイクルを確認することから名付けられました。

  • 4時間足で60~80本前後のローソク足が1サイクル
  • 5~8日程度を1周期とする
  • 短期トレードに最適
  • 相場の短期的な転換点を見つけるのに有効

メジャーサイクル(20~35日周期)

メジャーサイクルは、プライマリーサイクルの半分の期間で形成されることから「ハーフプライマリーサイクル」とも呼ばれます。

  • 日足35~45本前後が1サイクル
  • 約1ヶ月を1周期とする
  • 中期トレードに最適
  • 値動きの弱い相場で頻繁に観察される

プライマリーサイクル(18~30週周期)

プライマリーサイクルは、中長期トレーダーに最も重要視されるサイクルです。

  • 週足15~21本前後が1サイクル
  • 18~30週(約4~7ヶ月)を1周期とする
  • スイングトレードに最適
  • 長期的な相場の転換点を予測するのに役立つ

サイクル理論をトレードに活用する際は、自分のトレードスタイルに合ったサイクルを選ぶことが重要です。デイトレーダーであれば4Hサイクル、スイングトレーダーであればプライマリーサイクルが参考になります。

サイクル選びのコツ

トレーダーとしての経験が浅い場合は、まず4Hサイクルから学び始めるのがおすすめです。短い期間で結果が得られるため、学習サイクルを早められます。経験を積んだら、より長期のサイクルに挑戦してみましょう。

サイクル周期の数え方を理解することも重要です。サイクル理論では、ローソク足の本数を使って周期をカウントします。例えば4Hサイクルであれば、4時間足で60~80本のローソク足が1サイクルとなります。この周期に基づいて、次のサイクルの転換点を予測していきます。

MT4/MT5で使えるサイクルインジケーターの種類

MT4およびMT5で使用できるサイクルインジケーターには様々な種類があります。ここでは、代表的なものをご紹介します。

代表的なサイクルインジケーター

1. ZigZag(ジグザグ)

ZigZagはMT4に標準搭載されている基本的なインジケーターで、サイクル分析の基礎となります。

  • ローソク足の高値と安値を線で結び、相場の推移を可視化
  • 高値・安値の「切り上げ・切り下げ」が一目でわかる
  • トレンド状況の分析に非常に有効
  • パラメーターの調整でジグザグの感度を変更可能

ZigZagは単体でもトレンド分析に役立ちますが、より高度なサイクル分析のベースとしても重宝されています。

ジグザグインジケーターはランダムな価格変動の影響を低減し、トレンドやトレンド転換を特定するために用いられる。

「Zig Zag Indicator: Definition, How Pattern Is Used, and Formula」より引用 2025年5月19日アクセス)

James Chen

引用元:James Chen, CMT

Investopedia グローバルマーケットストラテジスト。テクニカル分析の教育・執筆で20年以上の実績を持つ。

2. ZigZagCount(ジグザグカウント)

ZigZagCountは、ZigZagを拡張してサイクルのローソク足の本数を自動表示するインジケーターです。

  • 高値から高値、安値から安値までのローソク足の本数を自動カウント
  • サイクルの視覚化が容易になり、次の転換点の予測に役立つ
  • 全時間足に対応しており、異なる時間足のサイクル比較が可能
  • パラメーター調整で大きなサイクルのローソク足本数も確認可能

6%のジグザグ設定に基づき、2009年3月から2010年7月までの完全なサイクルが特定された。完全なサイクルは8つの波動、すなわち5つの上昇波と3つの下降波で構成される。

「ZigZag – ChartSchool」より引用 2025年5月19日アクセス)

ChartSchool執筆チーム

引用元:ChartSchool執筆チーム

StockCharts.comが運営する教育コンテンツ部門。実務経験豊富なテクニカルアナリストが指標解説を執筆。

3. Cycle Theory Counter for MT4

サイクル理論に特化したインジケーターで、サイクルをカウントして視覚的に表示します。

4. EDGE# ZigZag_Cycle_Theory

サイクル理論とZigZagを組み合わせた高機能インジケーターで、確定したローソク足のアラート機能なども備えています

  • 検知したローソク足が確定した時にアラートを出す機能
  • 相場状況に応じて対象範囲(日数)を調整可能
  • 平均値表示機能で、サイクルの規則性を把握しやすい

サイクルインジケーターのMT4/MT5へのインストール方法

サイクルインジケーターをMT4/MT5へインストールする手順を説明します。

  1. インジケーターのファイル(.ex4/.mq4/.ex5/.mq5形式)をダウンロード
  2. MT4/MT5を起動
  3. 上部メニューから「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリック
  4. 「MQL4/MQL5」→「Indicators」フォルダを開く
  5. ダウンロードしたインジケーターファイルをこのフォルダに移動またはコピー
  6. MT4/MT5を再起動
  7. 「ナビゲーター」ウィンドウの「インジケーター」から、インストールしたインジケーターを選択してチャートにドラッグ&ドロップ

これでサイクルインジケーターがチャート上に表示され、使用できるようになります。

MT4のメタトレーダーはシンプルな操作性で人気があり、サイクルインジケーターの表示や設定も比較的容易に行えます。MT4の基本的な使い方についての詳細は、MT4の使い方ページをご覧ください。

サイクルインジケーターを使ったトレード手法

サイクルインジケーターを効果的に活用したトレード手法について解説します。

サイクル理論に基づくエントリーポイントの見つけ方

サイクル理論を活用したエントリーポイントには、主に以下のパターンがあります。

ライトトランスレーション(上昇トレンド)でのロングエントリー

  1. 安値(ボトム)の形成を確認する
  2. 直前のサイクルの安値よりも高い位置にあることを確認
  3. 次のサイクルの安値が予想される地点で買いエントリー
  4. 起点となる安値を割り込んだ場合は素早く損切り

レフトトランスレーション(下降トレンド)でのショートエントリー

  1. 高値(天井)の形成を確認する
  2. 直前のサイクルの高値よりも低い位置にあることを確認
  3. 次のサイクルの高値が予想される地点で売りエントリー
  4. 起点となる高値を上回った場合は素早く損切り

いずれの場合も、サイクルの周期性を把握し、次の転換点を予測してエントリーすることがポイントです。また、サイクルインジケーターでローソク足の本数をカウントすることで、転換点の予測精度を高めることができます。

他のインジケーターとの併用方法

サイクルインジケーターは、他のインジケーターと併用することでさらに精度を高められます。特に相性の良い組み合わせを紹介します。

トレンド系インジケーターとの併用

移動平均線との併用は非常に効果的です。

  • 移動平均線の傾きでトレンドの方向を確認
  • サイクルの転換点と移動平均線の位置関係で売買判断
  • グランビルの法則の③と⑦のパターンを活用(移動平均線からの反発をエントリートリガーとする)
  • 移動平均線を損切りラインとして活用

ボリンジャーバンドとの併用も効果的です。

  • バンドの外側にはみ出た価格が戻る力を利用
  • サイクルのボトム・トップと重ね合わせて判断
  • ±2σの範囲内に収まる確率は約95.4%という統計的特性を活用

オシレーター系インジケーターとの併用

オシレーターは「売られすぎ・買われすぎ」を示すため、サイクルの転換点の確認に役立ちます。

MACDの活用:

  • MACDラインがシグナルラインを割った時がエントリータイミング
  • サイクルの転換点と重なるとより信頼性が高い

ストキャスティクスの活用:

  • 売られすぎ(20%以下)、買われすぎ(80%以上)のエリアに注目
  • サイクルのボトム・トップと合致すると強い売買シグナルとなる

このように、サイクルインジケーターを主軸としつつ、他のインジケーターで確認を取る「マルチタイムフレーム分析」が効果的です。これにより、単一のインジケーターだけでは捉えきれない相場の動きを多角的に分析できます。

サイクル理論とトレンド分析を組み合わせたトレード手法について、より詳しく知りたい方は海外FXのチャート分析ページを参考にしてください。

実践!サイクルインジケーターの効果的な使い方

ここでは、サイクルインジケーターを使った実践的な分析方法とトレード例を紹介します。

サイクルの判別方法

サイクルを正確に判別するには、以下の手順が有効です。

  1. 適切な時間足を選ぶ
    • 4Hサイクルなら4時間足
    • メジャーサイクルなら日足
    • プライマリーサイクルなら週足
  2. 最近の安値(ボトム)を特定する
    • ZigZagやサイクルインジケーターで視覚的に確認
    • 少なくとも2つの連続したボトムを見つける
  3. ローソク足の本数をカウントする
    • 安値から次の安値までのローソク足の数を計算
    • ZigZagCountなどのインジケーターで自動カウント
  4. サイクルの形状を確認する
    • ライトトランスレーション(山が右寄り)か
    • レフトトランスレーション(山が左寄り)か

これらの情報から、現在のサイクルの状態と次の転換点の予測が可能になります。

パラメーター設定のコツ

サイクルインジケーターのパラメーター設定は、分析精度に大きく影響します。以下のコツを参考にしてください。

  • ZigZagの感度調整
    • デフォルト設定(12, 5, 3)から始める
    • ノイズが多い場合は感度を下げる(例:24, 5, 3)
    • 細かな動きを見たい場合は感度を上げる(例:6, 5, 3)
  • サイクルカウンターの設定
    • 対象とするサイクルの期間に合わせて調整
    • 4Hサイクルなら60~80本前後を目安に
    • メジャーサイクルなら35~45本前後を目安に

最適なパラメーターは通貨ペアや市場環境によって異なるので、バックテストを行いながら最適値を見つけることが重要です。MT4でのバックテストについて詳しく知りたい方は、MT4でのバックテスト手順解説のページをご覧ください。

サイクルインジケーターを使ったトレード実例

ここでは、サイクルインジケーターを使った具体的なトレード例を紹介します。

4Hサイクルを使った短期トレード例

  1. 4時間足チャートにZigZagCountをセット
  2. 直近の2つのボトムを確認(安値から安値まで約70本のローソク足)
  3. 上昇トレンドを示すライトトランスレーションパターンを確認
  4. 次のボトム形成が予想される70本目付近でエントリーを準備
  5. RSIなどで確認サインを待つ
  6. 確認サインが出たらエントリー、前のボトムを下回ったら損切り
  7. 次のサイクルの天井付近(約35本目)で利確

メジャーサイクルを使った中期トレード例

  1. 日足チャートにZigZagとボリンジャーバンドをセット
  2. 直近のメジャーサイクルを確認(約40本のローソク足)
  3. 下降トレンドを示すレフトトランスレーションパターンを確認
  4. 次の天井形成が予想される20本目付近でショートエントリーを準備
  5. ボリンジャーバンドの上限に近づき、オシレーターが買われすぎを示したらエントリー
  6. 前の天井を上回ったら損切り
  7. 次のサイクルのボトム付近で利確

どちらの例でも、サイクルの周期性を把握し、次の転換点を予測してエントリー・決済するという基本戦略は同じです。重要なのは、サイクルの特性を理解して忍耐強く待つことと、明確なストップロスラインを設定することです。

サイクルインジケーターを使用する際の注意点

サイクルインジケーターは強力なツールですが、使用する際には以下の点に注意が必要です。

サイクル理論の限界と対策

サイクル理論は100%の精度で予測できるわけではありません。以下のような限界があることを理解しておきましょう。

  • 市場環境による周期の変化
    • ボラティリティが高い時期はサイクルが乱れやすい
    • 重要な経済指標発表時などはサイクルが崩れることがある
    • 対策:複数の時間軸で確認し、他のインジケーターと併用する
  • 過去のパターンが必ずしも将来に当てはまらない
    • 相場は常に変化するため、サイクルも変化する
    • 対策:常に最新の数サイクルを基準に分析する
  • サイクルの形状が明確でない場合がある
    • レンジ相場ではサイクルの判別が難しくなる
    • 対策:トレンドが明確な通貨ペアや時間帯を選ぶ

サイクルインジケーターを使う最適な通貨ペアと時間帯

すべての通貨ペアや時間帯でサイクルインジケーターが同じように機能するわけではありません。より効果的に活用するためのポイントです。

最適な通貨ペア

  • メジャー通貨ペア(USD/JPY、EUR/USD、GBP/USDなど)
    • 流動性が高く、比較的安定したサイクルを形成しやすい
    • チャートパターンが明確に現れやすい
  • ボラティリティが中程度の通貨ペア
    • 過度に激しい値動きや、あまりにも動きの少ない通貨ペアは避ける
    • EUR/JPY、AUD/USDなどが比較的分析しやすい

最適な時間帯

  • 重要な経済指標発表前後は避ける
    • 予想外の動きでサイクルが崩れる可能性がある
    • 特に米雇用統計発表日などは注意が必要
  • ロンドン市場とNY市場の重なる時間帯(22:00-25:00 JST)
    • 流動性が高くチャートパターンが形成されやすい
    • 特に4Hサイクル分析に適している
  • 東京市場の時間帯(9:00-15:00 JST)
    • 比較的安定した値動きでサイクル分析がしやすい
    • USD/JPYなど円絡みの通貨ペアの分析に適している

サイクル分析の精度を高めるためのヒント

サイクル分析の精度を高めるために、以下のポイントを意識しましょう。

  • マルチタイムフレーム分析
    • 複数の時間足でサイクルを確認する
    • 上位時間足のトレンド方向に沿ったトレードを心がける
  • 複数のサイクルを組み合わせる
    • 4Hサイクルとメジャーサイクルの関係性を見る
    • 下位サイクルの転換点が上位サイクルの方向と一致する場合に信頼性が高まる
  • サイクル分析と伝統的なチャート分析を組み合わせる
  • リスク管理を徹底する
    • サイクルが崩れた場合の対策をあらかじめ準備しておく
    • 明確な損切りラインを設定し、厳守する

リスク管理の重要性

サイクル分析に頼りすぎると、サイクルが崩れた時に大きな損失を被るリスクがあります。常に資金の5%以下のリスクに抑え、複数のインジケーターでエントリーポイントを確認する習慣をつけましょう。

サイクルインジケーターが使いやすい海外FX会社の選び方

サイクルインジケーターを活用するには、それに適した取引環境を提供するFX会社を選ぶことが重要です。ここでは、選ぶべきポイントと特におすすめの海外FX会社を紹介します。

サイクル分析に最適なMT4/MT5環境を提供するFX会社

サイクルインジケーターを活用するには、以下のような特徴を持つFX会社が最適です。

  • 高性能なMT4/MT5プラットフォームの提供
    • カスタムインジケーターのインストールが容易
    • チャート機能が充実している
    • サーバー接続が安定している
  • スプレッドと高い約定力
    • サイクルの転換点での素早いエントリーが可能
    • スキャルピング禁止などの制限がない
  • VPSサービスの提供
    • 24時間安定した環境でチャート分析が可能
    • 自動売買ツールとの連携も容易
  • 豊富な通貨ペアとCFD商品
    • 様々な市場のサイクル分析が可能
    • 相関性の低い商品でのリスク分散が可能

これらの条件を満たし、特にサイクル分析に適した海外FX会社をいくつか紹介します。

おすすめの海外FX会社と特徴

1. XM

XMはMT4/MT5の両方に対応した高性能な取引プラットフォームを提供しています。

  • 豊富なチャートツールとインジケーター
  • 無料のVPSサービス(一定条件あり)でサイクル分析に最適な環境
  • スキャルピング可能で、サイクルの転換点での素早いエントリーが可能
  • 初心者向けの豊富な教育コンテンツでサイクル理論も学べる
  • 日本語サポートが充実しており、技術的な質問にも対応

XMのMT4プラットフォームについて詳しく知りたい方は、XMのMT4/MT5インストール方法解説ページをご覧ください。

XMでは無料のVPSサービスも提供しており、24時間安定したチャート分析環境を構築できます。サイクル分析をしっかり行いたい方に特におすすめのFX会社です。

XMの取引口座を今すぐ開設して、サイクルインジケーターを活用したトレードを始めましょう!

XMTrading開設

2. Titan

TitanFXは特に約定力の高さで知られており、サイクルの転換点での正確なエントリーが可能です。

  • 業界最高水準のスプレッドで取引コストを最小化
  • ブレイクアウト時でも約定拒否がほぼない
  • ECN/STP方式で透明性の高い取引環境
  • MT4に対応し、サイクルインジケーターが快適に動作
  • サイクル分析に基づく自動売買も問題なく利用可能

TitanFXのMT4環境について詳しくは、TitanFXのMT4解説のページをご確認ください。

サイクルの転換点で確実にエントリーしたい中上級者の方におすすめです。

TitanFXの口座を開設して、高速約定環境でサイクルトレードを始めましょう!

TitanFX開設

3. Exness

Exnessは特に高レバレッジと低スプレッドが特徴で、サイクルトレードの効率を高められます。

  • 最大無制限レバレッジ(通貨ペアにより異なる)
  • MT4/MT5両対応で多様なサイクルインジケーターが使用可能
  • スワップフリーアカウントでスワップポイントを気にせず長期のサイクル分析が可能
  • 24時間365日出金可能で、資金管理の柔軟性が高い
  • 多彩な取引商品でサイクル分析の幅が広がる

ExnessのMT5プラットフォームについての詳細は、ExnessのMT5解説ページをご覧ください。

多様な通貨ペアでサイクル分析をしたい方や、高レバレッジでサイクルトレードを行いたい方におすすめです。

Exnessの口座を今すぐ開設して、高度なサイクル分析を始めましょう!

Exness開設

4. BigBoss

BigBossは特にボーナスが豊富なため、リスクを抑えながらサイクルトレードを学べます。

  • 100%入金ボーナスでリスクを抑えつつサイクルトレードを練習可能
  • MT4対応で各種サイクルインジケーターが使用可能
  • 日本語サポートが充実しており、技術的な質問にも対応
  • 口座開設ボーナスもあり、少額からサイクルトレードを始められる

初めてサイクルトレードに挑戦する初心者の方におすすめです。

BigBossの口座を開設して、ボーナス資金でリスクなくサイクルトレードを始めましょう!

BigBoss開設

まとめ:サイクルインジケーターを活用してFXトレードを最適化しよう

サイクルインジケーターは、相場の周期性を可視化し、より効果的なトレード判断をサポートする強力なツールです。この記事を通じて、以下のポイントを理解していただけたと思います。

  • サイクル理論は市場の周期性に注目し、安値から次の安値までを1サイクルと定義する
  • サイクルには4Hサイクル、メジャーサイクル、プライマリーサイクルなど複数の種類がある
  • ZigZag、ZigZagCountなどのサイクルインジケーターがMT4/MT5で利用可能
  • ライトトランスレーションとレフトトランスレーションの形状でトレンド方向を判断できる
  • サイクルインジケーターは他のツールと組み合わせることで精度が向上する
  • 複数の時間軸で分析することでより信頼性の高い売買判断が可能になる
  • XMTitanFXExnessなどのサイクル分析に適した海外FX会社がある

サイクルインジケーターを使いこなすには実践と経験が必要ですが、一度マスターすれば相場の流れを読む力が大きく向上します。まずは無料のデモトレード口座で練習し、徐々に実践に移していくことをおすすめします。

相場は100%予測できるものではありませんが、サイクル理論という視点を持つことで、より客観的な判断ができるようになります。リスク管理を徹底しながら、ぜひサイクルインジケーターを活用したトレード戦略を構築してみてください。

今すぐXM Tradingで無料デモ口座を開設して、サイクルインジケーターを使ったトレードを始めましょう!

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