国内銀行送金でのXM口座入金方法

海外FXで人気のXMでは、国内の銀行口座からの振込で簡単に入金できることをご存知でしょうか。
この方法は「国内銀行送金」と呼ばれ、多くのXMユーザーに利用されています
FX初心者の方にも分かりやすく、国内銀行送金の仕組みや手順、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

国内銀行送金の仕組み

XMの国内銀行送金は、日本国内の指定銀行に送金することで、XMの取引口座に資金を入金する方法です。
この方法には以下のような特徴があります。

国内銀行送金の特徴

  1. 海外送金のような高額な手数料がかかりません
  2. 入金までに長い時間を要しません
  3. 面倒な手続きが不要です
  4. 普段使っているネットバンキングやATMから送金できます
  5. 国内のFX業者と同じ感覚で利用できます

XMでは、2社の決済代行会社が入金の窓口となっています。
振込先の銀行口座はXM側がランダムに指定するため、ユーザーが選択することはできません
振込先の銀行情報は、XMの会員ページの入金画面から確認できます。

振込先の銀行情報は変更される可能性があるので、入金のたびに確認することをおすすめします
これにより、間違った口座に送金してしまうリスクを避けることができます。

入金手数料と反映時間

国内銀行送金を利用する際の入金手数料は、以下のようになっています。

入金額手数料
1万円未満980円
1万円以上無料

1万円以上の入金であれば、XM側が手数料を負担するため、ユーザーの負担は実質的にゼロとなります。
ただし、振込元の銀行で発生する振込手数料はユーザー負担となりますので、ご注意ください。

入金した資金がXMの取引口座に反映されるまでの時間は、振込を行った時間帯によって異なります。

  • 平日9時〜15時の間に入金手続きを行った場合:30分〜1時間程度で反映
  • 上記以外の時間帯に入金手続きを行った場合:翌営業日の朝9時〜10時頃に反映

ただし、100万円を超える高額な送金や、氏名と取引口座番号が一致しない場合は、反映までに時間がかかる可能性があります
このような場合は、XMのサポートに問い合わせることをおすすめします。

振込時の重要な注意点

国内銀行送金を利用する際、最も重要なのは振込人名義の変更です
XMでは、振込人名義を機械的に照合して自動で残高を加算するシステムを採用しています。
そのため、振込人名義を正しく入力しないと、入金の反映が大幅に遅れる可能性があります。

振込人名義は以下のように指定する必要があります。

  • XM口座の登録名(アルファベット) + 入金する取引口座番号

例えば、XM口座の登録名が「Kawase Taro」で、入金する取引口座番号が「11223344」の場合、振込人名義は以下のようになります。

  • Kawase Taro 11223344

この振込人名義の指定を間違えると、入金の反映に遅れが生じる可能性があるので、十分注意してください
もし間違えて送金してしまった場合は、速やかにXMのサポートデスクに連絡を取ることをおすすめします。

USD口座やEUR口座への入金

XMでは、USD(米ドル)口座やEUR(欧州ユーロ)口座を開設することができますが、国内銀行送金でこれらの口座に直接入金することも可能です

日本の銀行から送金する際は日本円での送金となりますが、XMの指定する銀行口座に着金後、XMの所定のレートで取引口座の通貨に換算されて反映されます
これにより、わざわざ外貨に両替してから送金する手間を省くことができます。

国内銀行送金のメリット

XMで国内銀行送金を利用するメリットは以下の通りです。

1. 利益分をまとめて出金できる

XMには、入金した金額までは入金した方法と同一の方法で出金しなければならないというルールがあります。
しかし、利益分の出金は銀行送金でのみ可能となっています。
つまり、国内銀行送金で入金すれば、入金額と利益分を一括で出金できる唯一の方法となります。
これにより、出金手続きの手間を大幅に減らすことができます。

2. 1万円以上の入金なら手数料無料

先述の通り、1万円以上の入金であれば、XM側が手数料を負担するため、ユーザーの負担は実質的にゼロとなります。
振込元の銀行で発生する振込手数料は必要ですが、それでも他の入金方法と比べて手数料の負担は小さいと言えます。

3. 個人情報の提供が最小限

クレジットカードやオンラインウォレットでの入金では、カード番号や個人情報を提供する必要がありますが、国内銀行送金ではそれらの情報を開示する必要がありません。
個人情報の漏洩を心配する方にとっては、安心して利用できる入金方法と言えるでしょう。

4. 誰でも簡単に利用できる

国内銀行送金は、日本のFX業者でも多く採用されている入金方法です。
そのため、FX初心者の方でも馴染みやすく、安心して利用できる方法と言えます。

5. XMが推奨する安全な送金方法

XMでは、国内銀行送金を最も安全な送金方法として推奨しています。
これは、個人情報の保護や資金の安全性の観点から、信頼性の高い方法だと言えるでしょう。

国内銀行送金のデメリット

一方で、国内銀行送金にはいくつかのデメリットも存在します。

1. 入金反映までのタイムラグ

クレジットカードやオンラインウォレットでの入金が24時間365日リアルタイムに反映されるのに対し、国内銀行送金では30分〜1時間程度のタイムラグが発生します。
さらに、銀行の営業時間外に手続きを行った場合は、翌営業日まで反映されません。
急いで入金する必要がある場合は、このタイムラグが問題になる可能性があります

2. 銀行の営業時間の制限

国内銀行送金は銀行の営業時間に依存するため、夜間や休日に入金したい場合は不便です。
特に、祝日や連休が重なると、入金の反映までに数日かかることもあります。

3. 少額入金時の手数料

1万円未満の入金では980円の手数料が発生します。
少額での取引を頻繁に行う場合、この手数料が負担になる可能性があります

4. 振込人名義の変更が必須

先述の通り、振込人名義の変更が必須となります。
この手順を忘れたり、間違えたりすると、入金の反映に遅れが生じる可能性があります。
慣れないうちは、この手順を忘れないよう注意が必要です。

5. 高額送金時の遅延リスク

100万円を超えるような高額な送金の場合、入金の反映に時間がかかる可能性があります。
大きな金額を取引したい場合は、この点に注意が必要です。

国内銀行送金の入金手順

それでは、実際の国内銀行送金の入金手順を詳しく見ていきましょう。

  1. XMの会員ページにログイン
    まず、XMの公式サイトにアクセスし、会員ページにログインします。
    ログインには、MT4またはMT5の口座番号とパスワードが必要です。
  2. 「資金を入金する」をクリック
    ログイン後、会員ページ内の「資金を入金する」というボタンをクリックします。
  3. 「Local Bank Transfer」を選択
    入金方法一覧から「Local Bank Transfer」(国内銀行送金)の「入金」ボタンをクリックします。
  4. 振込先銀行情報の確認
    振込先の銀行情報が表示されます。
    この情報をメモするか、スクリーンショットを撮っておくと良いでしょう。
  5. 銀行振込で送金
    表示された銀行情報に従って、ご利用の銀行から振込を行います。
    この際、振込人名義の変更を忘れずに行ってください
  6. 入金完了の確認
    振込が完了し、XMの指定銀行に着金が確認されると、入金完了のメールが届きます。
    また、取引口座の残高に入金額が反映されているかを確認してください。

注意:国内銀行送金による入金方法は、日本国内在住者のみが利用できます。海外在住の方や、日本以外の居住地を登録している方には、この入金方法は表示されません。

よくある質問(FAQ)

国内銀行送金に関して、よくある質問をいくつか紹介します。

XM口座への送金額に規定はありますか?

最低金額の規定はありませんが、1万円未満の場合は980円の手数料が差し引かれます。上限額は1,000万円となっており、それ以上の金額を送金する場合は数回に分けて送金する必要があります。

振込名義人欄にXMの口座番号を記入せず、送金してしまいました。どうすればいいですか?

この場合、入金が自動反映されません。XMの会員ページ内の入金ページに表示される決済代行会社の連絡先に連絡し、入金の確認を行ってください。

ゆうちょ銀行からXM口座に送金できますか?

はい、ゆうちょ銀行からの送金も受け付けています。また、2024年7月からは、ゆうちょ銀行を出金先として指定することも可能になりました。

国内銀行送金で入金した場合の出金方法を教えてください。

国内銀行送金による入金履歴がある場合、出金も銀行送金となります。出金にかかる時間は、最短で翌営業日、海外送金の場合は2〜5営業日程度です。

XM口座に入金する際、手数料は発生しますか?

クレジット/デビットカード、bitwallet(ビットウォレット)での入金は手数料無料です。国内銀行送金の場合、1万円以上の入金なら手数料無料、1万円未満の場合は980円の手数料が発生します。