【即日取引できる?】スピーディーに海外FXの口座開設を進めるポイント
公開日:2025.01.22
更新日:2025.01.22
海外FXを始めるための口座開設は、初心者が思うほど難しいものではありません。
申し込み自体は短時間で終わりますが、いくつかの基本的な条件を満たす必要があります。
海外FXを始めたいと考えたときに、申し込み前から必須書類の準備などをしておくのは大切なことです。
さらに、口座開設の手順やそのために必要な条件、ブローカーの選び方の目安といった事柄を知っておくと、よりスムーズに口座を作って取引を開始することができるでしょう。
海外FX口座開設の手順とかかる時間
海外FX口座開設の基本的な流れ
海外FXを始めるには、まず口座開設をしなければなりません。
ブローカーによってそれぞれ特徴が違うので、複数のブローカーで開設をしても良いですが、初心者であればまずは1社選んで口座開設することになるでしょう。
口座開設の手順の概略は、口座開設情報の入力を行い、次に本人確認書類を送り、最終的にパスワードなどが郵送で送られてくるというものです。
具体的に手続きの詳細を確認しましょう。
- 口座開設したいブローカーのホームページを開き、口座開設のボタンをクリックします。
- オンライン口座申し込みの画面が表示されます。
- 画面の入力フォームに従って、住所や氏名、生年月日、投資経験や投資資金などの情報を入力します。
- 本人確認書類を提出します。運転免許証などの身分証明書を送る必要がありますが、オンラインアップロードやファックス、郵送など複数の提出方法を提示しているブローカーが多いです。
- 書類の提出が終わったら、郵送で送られてくるログインIDやパスワードが届くのを待ちます。
以上で口座開設手続きは終わりです。
ブローカーを選んだとしても、口座開設手続きの内容自体は大差ありません。
これは、金融商品取引法に定められた本人確認や投資経験確認を行う必要があるため、同じような入力フォームと手順になってくるのです。
口座開設にかかる時間
口座開設にかかる時間は、ブローカーによってかなりばらつきがあります。
「最短翌日」とうたっているブローカーもあれば、完了までに数日かかるケースもあります。
最初の情報入力での所要時間は10分程度ですから、それ以外についてはブローカーが申請を受けてから行う審査の基準や、必要書類の処理手続きに差があるのでしょう。
できる限り早く口座開設を完了し取引を始めるのを重視する場合は、どのブローカーが最短になるかを事前にしっかり調べておく必要があります。
翌日処理に間に合わせるためには、申し込み時間は夕方6時までといった条件をブローカーが設定している場合もあるので注意が必要です。
多少開設までに時間がかかっても良いなら、その分選択肢が広がるので、ご自身の取引スタイルに合ったブローカーをじっくり選んでみるのも良いかもしれません。
海外FXの口座開設ができない主な理由
1. 年齢や居住地などの条件が満たされないケース
海外FXの口座開設ができない1つ目のパターンは、基本的な条件を満たしていないため審査に通らなかったというケースです。
口座開設の審査基準はブローカーによって多少の違いがあり、審査基準は公表されていないので、正確なところはわからない面もあります。
しかし20歳以上など、規定されている最低年齢を満たしていない場合に海外FX口座を開設するのは無理だというのは、基本的な条件です。
また日本のブローカーは、ほとんどが国内居住要件を満たすことを条件としています。
そのため、居住地が日本であることを証明できなければ口座開設は認められません。
そして本人確認書類の住所と入力した住所が違う場合も、審査不合格の理由となります。
これらの基本条件は事前にブローカーのホームページで確認できるので、確認してから申請すると良いでしょう。
2. 金融資産が不足しているケース
2つ目の事例は、金融資産がほとんどないケースです。
金融資産がない場合、いきなり大きな損失を出して追証を求められても、応じられない可能性が高くなります。
財産面でもリスク許容度は低いと見なされ、海外FXには不適当という見方をブローカーにされるのです。
無収入であることも不利になる可能性があるとされていますが、専業主婦や学生でも口座開設に成功している人はいます。
ですから金融資産の金額と比較すると、それほど重大な影響は及ぼさないということです。
3. 投資経験がないケース
3つ目の事例は、投資経験がないケースです。
まったくの投資初心者であればリスクに対する耐性がないと見られてしまい、口座開設の審査に通らないことがあります。
「資産がないから増やすために海外FXをやる!」「誰でも最初は初心者だ!」という反論もあるかもしれませんが、投資家が安全に取引できるようにするのもブローカーの仕事です。
ひとつのブローカーで審査がパスできなかったとしても、別のブローカーでは口座開設できたという例もあるので、あきらめずにトライすることも大切でしょう。
口座開設を短時間ですませるポイント
1. 準備が大切!必要なものをまとめておこう
口座開設を短時間ですませるには、手間のムダを省いて申し込みを行うことが大切です。
そのためには、必要な個人情報や書類についてまとめておくと良いでしょう。
ブローカーに口座開設を申請する際にたいていの場合は、氏名や住所、年収などの個人情報をインターネット上に入力することになります。
そのときに毎回、1から手で打ち込んでいると、かなり時間がかかってしまうものです。
特に複数のブローカーに申し込む場合には、その分だけ余計に時間のロスが重なることになるので、パソコンやスマホ上のメモ帳などに、あらかじめ必要な情報をまとめておくとスムーズに手続きが進められます。
書類については、運転免許証や住民票といったものを用意しておくことももちろん大切です。
しかし海外FXの場合は、郵送ではなくウェブ上での添付、またはメールでの送付となるため、前もって画像データにして保存しておくと直ちに送ることができます。
申し込みの時間を削減できれば、それだけ早く口座開設を行えるので便利です。
複数のブローカーに申し込む予定があるのなら、画像データを保存したままにしておくと良いでしょう。
2. スピーディーな対応のブローカーを厳選して申し込み
海外FXブローカーの場合、口座開設には時間がかかりそうだというイメージが強いかもしれません。
即日での対応がなかなか難しいのは、大体どこのブローカーも同じですが、ブローカーによって数日から数週間と開設までの日数に差があります。
目安として、どれくらいで口座開設を行えるのか、具体的な時間か日数を挙げているブローカーの中から申し込む相手を選ぶのがお勧めです。
かかる時間がはっきりしないと、早く開設できるかどうかという問題以前に、いつになったら完了するかが気になってストレスになってしまいます。
まずは、明記されているブローカーを選択の基準にすると良いでしょう。
さらに選び出した中でも、よりスピーディーな対応をしているブローカーに注目してみましょう。
しっかりした大手のブローカーは口座開設までの処理がスムーズなので、対応が早めなのです。
海外FXに慣れないうちは、そのようなブローカーから選んでみるのが良いかもしれません。
海外FXでは優良ブローカーかどうかを視野に入れたうえで選ぶことも大切なポイントであるため、スピーディーな対応をしているならどのブローカーでも良いわけではありません。
しかし早めの申し込みや口座開設を目指すなら、ブローカーの厳選も早い段階ですませたいものです。
海外FX口座開設時の注意点
1. 本人確認書類の準備
海外FX口座を開設する際には、本人確認書類の提出が必須となります。
一般的に必要な書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- マイナンバーカード(表面のみ)
- 住民票
これらの書類は有効期限内のものを用意する必要があります。
また、住所変更などがある場合は、最新の情報が記載された書類を提出しましょう。
2. 正確な情報入力
申込フォームに入力する情報は、本人確認書類の内容と完全に一致している必要があります。
住所や氏名のスペルミスなど、些細な違いでも審査に通らない可能性があるので、慎重に入力しましょう。
3. 投資経験と金融資産の申告
多くのブローカーは、申込者の投資経験や金融資産について質問します。
これらの質問に対しては、正直に回答することが重要です。
虚偽の申告は審査落ちの原因となるだけでなく、法的な問題にもつながる可能性があります。
4. 取引条件の確認
口座開設前に、各ブローカーの取引条件をよく確認しておくことが大切です。
以下の点に特に注意を払いましょう。
取引条件のチェックポイント
- 最低入金額
- スプレッド
- レバレッジ
- 取引可能な通貨ペア
- 取引手数料
- 出金手続きと手数料
これらの条件は、ブローカーによって大きく異なる場合があります。
自分の取引スタイルに合ったブローカーを選ぶことが、長期的な成功につながります。
5. セキュリティ対策
海外FX取引では、大金を扱うことになるため、セキュリティ対策は非常に重要です。
強力なパスワードを設定し、二段階認証を有効にするなど、自身でできる対策は必ず行いましょう。
また、公共のWi-Fiなど、セキュリティの低いネットワークでの取引は避けるべきです。
6. デモ口座の活用
多くのブローカーは、実際の資金を使わずに取引を体験できるデモ口座を提供しています。
初心者の方は、実際の口座を開設する前にデモ口座で十分に練習することをおすすめします。
これにより、取引プラットフォームの使い方や市場の動きに慣れることができます。
7. 複数のブローカーの比較
一つのブローカーだけでなく、複数のブローカーを比較検討することをおすすめします。
それぞれのブローカーには長所と短所があり、自分のニーズに最も合ったものを選ぶことが重要です。
以下の点を比較してみましょう。
ブローカーの比較ポイント
- 口座開設にかかる時間
- カスタマーサポートの質
- 教育リソースの充実度
- モバイルアプリの使いやすさ
- 評判や口コミ
8. 信頼できる監督機関の確認
海外FXを始める際は、選ぶブローカーが信頼できる金融監督機関の規制を受けているかどうかを必ず確認しましょう。
これは、あなたの資金を守り、公正な取引環境を確保するために非常に重要です。
日本国内のブローカーであれば、金融庁の監督下にあることが安全の目安となります。
一方、海外のブローカーを選ぶ場合は、以下のような世界的に認められた監督機関の規制を受けているかどうかを確認するとよいでしょう。
- FCA(イギリス金融行為規制機構)
- ASIC(オーストラリア証券投資委員会)
- CySEC(キプロス証券取引委員会)
これらの監督機関による規制を受けているブローカーは、一定の基準を満たしていると考えられます。ただし、監督機関の規制を受けているからといって、必ずしも安全であるとは限りません。
ブローカーの評判や実際のユーザーの声なども合わせて確認することをおすすめします。
また、規制を受けていないブローカーや、規制の緩い地域で運営されているブローカーには特に注意が必要です。
これらのブローカーは、顧客の資金保護や取引の公平性について十分な保証がない可能性があります。
信頼できる監督機関の規制を受けているブローカーを選ぶことで、より安心して海外FX取引を行うことができるでしょう。
ただし、海外FXには常にリスクが伴うことを忘れずに、慎重に取り組むことが大切です。