海外FXでのpips(ピップス)とは?1pipsでいくらの損益が発生するのか詳しく説明
公開日:2025.03.12
更新日:2025.03.21
海外FXを始めたばかりの方が、よく耳にする言葉の一つが「pips(ピップス)」です。
この用語は、為替レートの変動を測る最小単位で、利益や損失を把握するのに役立ちます。
しかし、海外FX業者や通貨ペアによってpipsの定義が異なるため、初心者の方には分かりにくいかもしれません。
この記事では、以下の内容を分かりやすく解説します:
この記事で分かること
- 海外FXでpipsが使われる理由
- pipsを日本円に換算する方法
- 1pipsで生じる損益の計算方法
この記事を読むことで、pipsの基本的な使い方が分かり、損益計算がより簡単になります。
最後までお付き合いください。
この記事の見出し
海外FXのpipsとは変動幅を示す指標
海外FXで共通の単位として使われるpipsは、percentage in pointの略で、為替相場の変動幅を表す単位です。
pipsは利益や損失を決める重要な指標で、変動幅に連動して獲得できる金額が変わります。
また、pipsは買値と売値の差(スプレッド)を表す際にも使用されます。
例えば、1ドルの買値が130.00円、売値が130.05円の場合、スプレッドは0.05円で5pipsと表現します。
海外FXの1pipsの価値は?
1pipsの価値は、通貨ペアに円が含まれるかどうかで異なります。
基準となる小数点単位 | 1pips | 代表例 | |
---|---|---|---|
円を含む通貨ペア | 小数点第2位 | 0.01円 | ドル円、ユーロ円、ポンド円など |
円を含まない通貨ペア | 小数点第4位 | 0.0001ドル | ユーロドル、ポンドドル、豪ドル(米)ドルなど |
ドル円の例:
1ドル130.00円で買い、130.60円で売った場合、値幅は0.60円(60pipsの利益)です。
130.60円(決済価格)- 130.00円(新規注文価格)= 0.60円
ユーロドルの例:
1ユーロ1.0200ドルで買い、1.1980ドルで売った場合、値幅は0.178ドル(1,780pipsの利益)です。
1.1980ドル(決済価格)- 1.0200ドル(新規注文価格)= 0.178ドル(1,780pips)
円を含む通貨ペアの1pips = 0.01円
円を含む通貨ペアでは、1pips = 0.01円です。
ユーロ円やポンド円など、円を含む全ての通貨ペアで共通です。
- ドル円の1pips例:1ドル130.00円で買い、130.01円で決済
- ポンド円の1pips例:1ポンド160.00円で買い、160.01円で決済
注意:国内FXでは1pipsを1銭(1円の100分の1)と呼びますが、同じ意味です。
円を含まない通貨ペアの1pips = 0.0001ドル
海外FXでは、円を含まない外国通貨同士のペアも取引可能です。
ユーロドル、ポンドドル、豪ドル(米)ドルなどが人気の通貨ペアです。
これらの通貨ペアでは、1pips = 0.0001ドルです。
例:1ユーロ1.0200ドルで買い、1.0201ドルで決済した場合、値幅は1pipsです。
1.0201ドル(決済価格)- 1.0200ドル(新規注文価格)= 0.0001ドル
1pipsを円に換算する場合は、後ろの通貨と円のレートで計算します。
通貨ペア | 日本円へ換算する際の通貨ペアのレート |
---|---|
ユーロドル | ドル円 |
ポンドドル | ドル円 |
ユーロポンド | ポンド円 |
例:0.0001ドルの損益が発生し、1ドル140円の場合
0.0001ドル × 140円 = 0.014円
海外FXでpipsが使われる理由
海外FX市場では、様々な通貨ペアがリアルタイムで取引されています。
もし「ドル円は50銭の円安」「ユーロドルは0.01ドルのユーロ安」というように表現すると、混乱を招く可能性があります。
そこで、通貨に関係なく変動幅が一目で分かるよう、共通単位として「pips」が採用されました。pipsのおかげで、どの通貨ペアでも簡単に損益計算ができるようになりました。
1pipsあたりの損益理解で投資がしやすくなる
海外FX初心者が最初に覚えるべきは、「1pipsの値幅でいくらの損益が発生するか」です。
他の専門用語よりも、これを優先して覚えましょう。
1pipsあたりの損益計算ができれば、投資効率の良し悪しを判断できるようになります。
海外FXで利益を得るには、エントリー後の価格変動でどれくらいの損益が発生するかを想定しておく必要があります。
1pipsの損益は、値幅だけでなくロット(取引量)によっても変わります。
以下の表を覚えておきましょう:
1pipsの損益 | 10pipsの損益 | 100pipsの損益 | |
---|---|---|---|
0.01ロット(1,000通貨) | 10円 | 100円 | 1,000円 |
0.1ロット(1万通貨) | 100円 | 1,000円 | 10,000円 |
1ロット(10万通貨) | 1,000円 | 10,000円 | 10万円 |
例えば、1ドル100円の時にドル円の買いポジションを1ロット保有すると仮定します。
この時、想定価格まで動いて利確と損切りをした場合の損益を把握しておく必要があります:
100.01円に上昇した(利確) | 99.99円に下落した(損切り) |
---|---|
1,000円の利益 | 1,000円の損失 |
つまり、このケースでは1pips動くと1,000円の損益が発生します。
1pipsの損益が分からないと、想定価格になるまで損益が不明になります。
大きいロット(例:1ロット)で取引していた場合、予想外の大きな損失に驚くかもしれません。
このような無謀なトレードのリスクを避けるためにも、1pipsの損益を把握しておくことが重要です。
海外FXでpipsを使った損益計算方法
海外FXの損益は、pipsを基に以下の簡単な式で計算できます:
損益 = 獲得したpips × 0.01(1pips基準値) × ロット数
日本円を含む場合と含まない通貨ペアで、pipsを使った損益計算方法を解説します。
ドル円を1ロット取引して100pips獲得した場合:
100pips × 0.01円 × 10万通貨(1ロット) = 10万円の利益
ユーロポンド(1ユーロ0.9ポンドと仮定)を1ロット取引して100pips獲得した場合:
損益 = 獲得したpips × 1pipsの値段
1pipsの値段 = ロット数 × 0.0001 × 為替レート
1pipsあたりの値段は9ポンドなので:
10万通貨(1ロット) × 0.0001 × 0.9 = 9ポンド
9 × 100pips = 900ポンド
100pips獲得した場合の損益:
100(獲得pips) × 9ポンド(1pipsの値段) = 900ポンド
日本円に換算(1ポンド160円と仮定):
900ポンド × 160円(ポンド円のレート) = 14万4,000円
海外FXでpipsを活用する際の注意点
pipsの性質を理解すれば、即座に損益計算ができます。
しかし、pipsだけに頼ると思わぬ損失を被る可能性があります。
pips活用時の注意点:
・海外FXでは損切りの目安にpipsを使わない方が良い
・毎月の目標利益に執着しない
海外FXでは損切りの目安にpipsを使わない方が良い
FXで大きな損失を避けるために損切りは重要です。
損切りラインの決め方には主に次の2つがあります:
損切りラインの決め方
- pipsで決める(例:100pips下落で損切り)
- 損失額で決める(例:含み損1万円で損切り)
pipsだけで損切りラインを決めるのは危険です。
取引数量によって同じpipsでも損失額が大きく異なるためです。
例:100pips逆行した場合の損失額
ロット | 100pips逆行時の損失額 |
---|---|
1ロット | 10万円 |
10ロット | 100万円 |
損切りラインは、pipsだけでなく取引量も考慮し、自己資金に対して許容できる損失額をベースに設定しましょう。
毎月の目標利益に執着しない
「1000pips獲得」などの月間目標を掲げるトレーダーは多いですが、pipsを目標設定に使うのはおすすめできません。
トレード手法や相場環境によって利益の得やすさは常に変動するため、具体的な数値目標は心理的な弊害を生む可能性があります。
例えば、「目標達成できないとかっこ悪い」という理由で一発逆転を狙うと、正常な判断力を失い、大きな損失を被るリスクが高まります。
1回のトレードで獲得したいpipsを目安として設定するのは構いませんが、あくまでも目安であり、仕事や勉強のような厳格な目標設定は避けましょう。
まとめ:海外FXで利益を得るには1pipsでいくらの損益が発生するか把握しよう
海外FXでは、pips(為替レートの変動幅)によって損益が決まります。
1pipsの値幅でいくらの損益が発生するのかを必ず把握しておきましょう。
基本的に日本円を含む通貨ペアでは、1ロット取引する場合、1pips ≈ 1,000円前後と覚えておくと損益計算がしやすくなります。
損益計算に自信がない人は、少額でも実際にトレードすることで理解が深まります。
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ただし、高レバレッジでの取引は大きな損失のリスクも伴うため、十分な注意が必要です。
初心者の方は、リスク管理を十分に行いながら、少額から始めることをおすすめします。