海外FXのボーナスのクッション機能とは?おすすめの6社を紹介
公開日:2025.01.31
更新日:2025.01.31
海外FXを始める際、ボーナスをもらえる業者があります。でも、ボーナスの良さを最大限に活かすには「クッション機能」がついている業者を選ぶことが大切です。
クッション機能とは、ボーナスを証拠金として使える仕組みのことです。これがあると、自分のお金だけでなくボーナスも含めて取引できるので、ロスカットされるリスクが低くなります。
クッション機能のメリット
- ロスカットされにくくなる
- より大きな取引ができる
- 資金効率が上がる
クッション機能の有無によるロスカット水準の違い
クッション機能があるかないかで、ロスカットされるタイミングが変わってきます。
クッション機能 | ロスカット水準 |
---|---|
あり | (証拠金+ボーナス)×ロスカット基準 |
なし | 証拠金×ロスカット基準 |
クッション機能があると、ボーナスも含めてロスカット水準が計算されるので、より余裕を持って取引できます。
ただし、ボーナスの条件や規約は業者によって異なるので、必ず確認してから取引を始めましょう。
海外FX業者を選ぶ際は、このクッション機能の有無も考慮に入れると良いでしょう。より安心して取引できる環境を整えることができます。
この記事の見出し
海外FXのボーナスについているクッション機能とは?
海外FXを始める時、口座開設や入金の際にボーナスをくれる業者があります。でも、クッション機能付きのボーナスとそうでないものの2種類があるので気をつける必要があります。
ここからは、ボーナスのクッション機能について詳しく見ていきましょう。
クッション機能の特徴
クッション機能とは、ボーナスを証拠金として使える仕組みです。
普通、証拠金維持率は口座残高だけで計算されます。でも、クッション機能があるボーナスなら、口座残高とボーナスの合計で証拠金維持率を計算できます。
そのおかげで、損失が大きくなってもロスカットされにくくなり、価格が戻るまで待てる可能性が高くなります。
保有できるロット数への影響
海外FXのボーナスは、クッション機能があってもなくても、保有できるロット数は変わりません。
なぜかというと、クッション機能がなくても、ボーナスを取引の元手として使えるからです。
だから、ボーナスがもらえない業者で取引するより、少ない自己資金でも利益を得られる可能性が高くなります。
ただし、ボーナスの条件や使い方は業者によって違うので、必ず確認してから取引を始めましょう。
海外FX業者のクッション機能対応状況
主要な海外FX業者のボーナスにクッション機能がついているか比較してみましょう。
海外FX業者 | クッション機能 |
---|---|
BigBoss | あり |
FXGT | あり |
XM | あり |
iFOREX | あり |
FBS※ | 一部あり |
HFM※ | 一部あり |
TradersTrust※ | 一部あり |
IronFX | なし |
AXIORY | なし |
※一部のボーナスのみクッション機能付き
クッション機能付きのボーナスを提供している海外FX業者は多いといえます。
また、口座開設ボーナスはクッション機能あり、入金ボーナスはクッション機能なしの海外FX業者もあります。
ただし、いずれのボーナスもクッション機能がついていない海外FX業者もあるので、必ず事前に調べておきましょう。
ボーナスにクッション機能がついているメリット
クッション機能付きボーナスのある海外FX業者で取引するメリットを2つ紹介します。
- 含み損が増えてもロスカットにかかりにくい
- ボーナスのみで取引できる
それぞれ詳しく解説します。
1. 含み損が増えてもロスカットにかかりにくい
クッション機能があると、ロスカットされるリスクが低くなります。
なぜロスカットされにくいのか、具体例で説明しましょう。口座残高10万円に加えて10万円分のボーナスがある口座を考えてみます。
ボーナスにクッション機能があれば、10万円以上の含み損が出てもロスカットは起きません。
これは、残高とボーナスの合計が20万円あり、含み損を引いても10万円の口座残高が残るからです。
(10万円の残高+10万円のボーナス)-10万円(含み損)=10万円(口座残高)
クッション機能付きのボーナスがあれば、複数のポジションを同時に持ってもロスカットされにくくなります。そのため、スキャルピングやナンピンでの取引にも適しています。
ただし、過度な取引はリスクを高めるので注意が必要です。
2. ボーナスのみで取引できる
海外FXでは、通常、証拠金がないとポジションを持つことができません。
では、クッション機能付きのボーナスが口座にある場合はどうなるのでしょうか?
この場合、口座残高がゼロでも、ボーナスが残っていればポジションを持つことができます。
ボーナスだけを使って得た利益も出金できるので、クッション機能のある業者を使えば、資金の少ない人にもチャンスがあります。
ただし、ボーナスの条件や出金規則は業者によって異なるので、必ず確認してから取引を始めましょう。
クッション機能がない場合の注意点
クッション機能がない海外FX業者では、口座残高がゼロになった時点でロスカットが起こり、残っているボーナスも全て消えてしまいます。
つまり、口座残高と同じ額の含み損が出ると、ポジションがロスカットされるので注意が必要です。
このため、クッション機能がない業者のボーナスは、取引の元手としてしか使えません。
たくさんのボーナスをくれる海外FX業者を選ぶ前に、必ずクッション機能があるかどうかを確認しましょう。
クッション機能の有無とロスカットの基準の違いとは?
ここでは、クッション機能があるかないかで、ロスカット水準がどれくらい変わるのか、具体例を使って説明します。
以下の条件で考えてみましょう。
- 口座残高10万円
- ボーナス10万円
- USD/JPYのレート133.944円
- レバレッジ2,222倍
- 1ロットの取引
- ロング(買い注文)
- ロスカットされる証拠金維持率は20%
※ドル円のレートは、2022年6月14日9時時点です。
クッション機能がない場合
クッション機能がないと、ボーナスを証拠金に含められません。そのため、ロスカットされるかどうかは残高の10万円だけで考える必要があります。
- 必要証拠金:133.944円(ドル円のレート)×10万通貨÷2,222倍=約6,028円
- ロスカット時の有効証拠金:約6,028円×20%=約1,206円
- 許容される含み損の上限:10万円-約1,206円=約98,794円
したがって、許容される含み損は約98,794円で、132.957円(98.7pips)までの下落に耐えられます。
クッション機能がある場合
クッション機能があると、口座残高の10万円にボーナスの10万円も加えて計算できます。そのため、ロスカットに耐えるための証拠金は20万円になります。
つまり、許容される含み損の上限は約198,794円(20万円-約1,206円)で、131.957円(198.7pips)までの下落に耐えられます。
このように、クッション機能があるかないかで、ロスカットされる水準が1円(100pips)も変わります。
ボーナスにクッション機能がついているおすすめの海外FX業者6選
海外FXを始めるなら、ボーナスにクッション機能がついている業者を選ぶのがおすすめです。
ここでは、クッション機能付きのボーナスを提供している業者を紹介します。
海外FX業者 | クッション機能 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | 取引ボーナスやポイントプログラム |
---|---|---|---|---|
BigBoss | あり | 不定期 | 不定期 | BigBossPoint(1ロット毎に最大16ポイント) |
XM | あり | 3,000円 | 最大500ドルまで100% 4,500ドルまで20% | XMポイントプログラムを実施 |
FXGT | あり | 5,000円 | 最大7万円まで100% さらに240万円まで50% | なし |
iFOREX | あり | なし | 初回のみ1,000ドルまで100% さらに4,000ドルまで25%(初回のみ) | なし |
IS6FX | あり | 2万円 | 当選者には100%分のボーナス | なし |
※記載の情報は2022年6月18日時点
ここで紹介する業者のボーナスは、すべてクッション機能がついているので、もらったボーナスを証拠金として使って取引できます。
また、独自のポイントプログラムがある業者では、貯めたポイントをボーナスに交換できるところもあります。
ただし、ボーナスの条件は業者によって異なるので、必ず確認してから利用しましょう。
これから、おすすめの業者の特徴を詳しく見ていきます。
BigBoss
BigBossでは、取引するたびにBigBossPoint(BBP)という独自のポイントがもらえます。利用口座や取引の種類によってもらえるポイントは異なりますが、1ロットで最大16ポイントを獲得できます。
取引すると自動的にポイントが貯まり、貯められるポイントの上限もありません。
貯まったポイントでガチャを回すと、最大5,000ドルが当たるチャンスがあります。
BigBossには、ボーナス以外にも以下のメリットがあります。
- 最大レバレッジ2,222倍で取引できる
- スプレッドが狭く取引コストが低い
- ゼロカットシステムがあり、損失は入金額まで
高いレバレッジを活用して取引すれば、より多くの利益を得やすくなります。取引を重ねるほどBBPが貯まり、ボーナスに変換すれば証拠金を増やせます。
また、クッション機能もついているので、万が一含み損が大きくなってもボーナスで耐えられます。
ただし、BigBossのデラックス口座では、保有しているポジションの含み損が現金口座残高を下回った場合のストップアウト時には、ボーナスが全て消滅するので注意が必要です。
入金ボーナスキャンペーンも不定期で開催しているので、早めにBigBossの口座を作っておくと良いでしょう。
XM
XMでは3,000円の口座開設ボーナスと、入金ボーナスキャンペーンを実施しています。
両方のボーナスにクッション機能がついているので、最大888倍のレバレッジを活用しながら取引できます。
また、XMロイヤルティプログラムという、取引ごとにポイント(XMP)を還元する独自のシステムも用意されています。
最低入金額が5ドルと低いため、初心者でも気軽に始められるでしょう。
ただし、XMには以下の点に注意が必要です。
- スプレッドがやや広め
- 口座残高が200万円を超えるとレバレッジが200倍に制限される
GEMFOREX ※サービス終了
GEMFOREXでは1万円の口座開設ボーナスに加えて、入金ボーナスキャンペーンも積極的に実施しています。
さらに、24時間以内に5ロットを超える取引を行うと、入金額の最大10倍のボーナスが得られる可能性があるキャンペーンに参加できます。
また、最大1,000倍のハイレバレッジで取引が可能です。
ただし、スキャルピングや大口取引など禁止事項も多く設定されています。気づかずに違反した場合でも取引停止や口座凍結される恐れがあるので、慎重に取引する必要があります。
FXGT
FXGTは5,000円の口座開設ボーナスの他、2段階の入金ボーナスキャンペーンも開催しています。
7万円分まで100%分のボーナスが受け取れるのに加え、クッション機能がついているので、資金が少ない方でもロスカットされにくい環境で取引可能です。
しかし、以下の点に注意が必要です。
- スプレッドがやや広め
- ストップレベルが高く設定されているため、指値・逆指値注文の際は現行価格から離れた価格を設定する必要がある
スキャルピングをしたい方は特に注意しましょう。
iFOREX
iFOREXでは、初回のみ1,000ドルまで100%、4,000ドルまで25%の入金ボーナスを受け取れるキャンペーンを実施しています。
さらに、初回に1,000ドルを超える入金を行うと、年利3%の利息を受け取れるので、長期間の取引にも適しています。
クッション機能もついており、ロスカットされる証拠金維持率が0%に設定されているため、ボーナスを最大限に活用した取引がしやすいでしょう。
ただし、iFOREXでは世界的に人気の高い取引ツールMT4やMT5に対応していません。最初は独自のプラットフォームに慣れる必要があります。
IS6FX
IS6FXでは、口座開設ボーナスとして2万円分のボーナスがもらえます。さらに抽選で入金額に対して100%のボーナスが付与されるキャンペーンも行っています。
また、最大1,000倍のハイレバレッジで取引可能です。
ただし、ロスカット水準が50%に設定されているので、ロスカットされるリスクに注意しましょう。
まとめ:取引するならクッション機能がついた業者を選ぶのがおすすめ
海外FXを始めるなら、クッション機能がついた業者を選ぶのがおすすめです。クッション機能とは、業者からもらえるボーナスを証拠金として使える機能のことです。
この機能があると、次のようなメリットがあります。
- トレードで利益を得やすくなる
- 含み損が大きくなっても、ロスカット(強制決済)を避けられる可能性が高まる
クッション機能つきの海外FX業者はいくつかありますが、中でもBigBossがおすすめです。BigBossには以下の3つの特徴があります。
- 最大2,222倍のレバレッジで取引できる
- 取引毎にBigBossPointがもらえる
- 約定力が高いSTP/ECN方式を採用
BigBossでは、取引の度にBigBossPointというポイントがもらえます。また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しているので、素早く正確に注文が通る環境で取引できます。
ただし、レバレッジが高いほどリスクも高くなるので、初心者の方は注意が必要です。自分の経験や資金力に合わせて、適切なレバレッジを選びましょう。
海外FXを始めてみたい方は、ぜひBigBossの口座開設を検討してみてください。